カードローンとキャッシングの違いは?審査と金利を比較して解説!

ネットの広告でも見られるようになったカードローン。同じく見かける機会の多いキャッシング。これらはお金を貸しているサービスという観点では同じ商品です。

しかし、2つの商品には違いがあり、金利や利用までの難易度、更に融資を受けるまでの時間などが変わります。

2つのサービスの違いがよくわからない人も多いでしょう。

この記事では、カードローンとキャッシングの違いについて説明します。

この記事でわかること
・カードローン、キャッシングの違い
・2つのサービスを利用する際の審査難易度
・使い分けるポイント
・利用する際の注意点

2つのサービスの違いをしっかり理解して、今後の申込みに活かしましょう。

カードローンとキャッシングの違いとは?

カードローンとキャッシングの違いとは?

カードローンやキャッシングは、以下の要素で大きな違いがあります

カードローンとキャッシングの違い
・金利
・借入限度額
・融資を受けられるまでに必要な時間
・審査の難易度
・サービスを運営する会社

こうした内容が異なります。特に違いがあるポイントとして、金利や融資を受けられるまでにかかる時間に気をつけておきましょう。

ここからは、カードローンとキャッシングの違いについて詳しく説明します。

金利

金利は2つのサービスで違いが鮮明となるポイントです。融資を受けた際、年間でどれくらいの利息を支払うのか、割合として表示したものが金利となります。

基本的にカードローンは金利が低く、キャッシングは高くなっています。

 ただ、利息制限法のルールに違反している融資は双方とも行っていませんので、適用される金利はどれだけ高くても20%までになります。

カードローンは銀行が低金利とするケースも多くなっており、一番高い金利で10%を下回っている商品も存在します。ただ、ネット銀行のサービスには、18.0%に近い金利で融資をしているカードローンもあります。

カードローンは銀行によって異なりますが、低金利で提供されています。

一方でキャッシングについては、運営している会社側の利益を確保するため、高い金利が適用されています。上限の金利は18.0%の会社がかなり多く、用意された限度額が高くても高金利が適用されやすくなります。

 カードローンは低金利、キャッシングは高金利の傾向があります。

借入限度額

借入限度額は利用者が借りられる金額を示した数字です。カードローンの方が多く、キャッシングは少ないケースが多くなっています

カードローンは大きな借入に対応した商品も数多くあり、1,000万円近くの借入を認めている場合があります。一方でキャッシングは800万円を上限としている商品が主体で、500万円程度の商品も多くあります。

また、カードローンは総量規制の対象外であり、収入が少なくても限度額が高くなるチャンスがあります。一方でキャッシングは、総量規制の影響で限度額が収入の3分の1までに制限されます。

カードローンは総量規制も適用されないため、低収入でも高い限度額が期待できます。

ただ、2つのサービスに共通しているポイントとして、限度額決めるのは会社です。会社によって限度額の判断は変わりますので、場合によってはかなり低い金額で限度額が決められてしまいます。

 カードローンは限度額が高くなる傾向があります。

融資を受けられるまでに必要な時間

融資を受けられるまでの時間は、利用するサービスによって大きな違いがあります。

キャッシングは即日で審査を完了し、即日融資も可能にしているほどスピード感のある融資が受けられます。キャッシングが短い審査時間を実現できる背景には以下の要因があります。

キャッシングの審査が早い理由
・プログラムによる自動審査
・審査基準の緩和
・確認する項目の簡略化

プログラムを活用して短時間での審査を行っている他、審査時に融資を決めるための項目を厳しく見ていません。同時に確認している項目についても減らしており、少ない情報で融資の判断をしています。

キャッシングは自動審査などを駆使して、短時間の審査が可能です。

一方でカードローンは、サービスを提供する銀行が厳しい審査対応を行っています。手作業による確認も行っている他、審査で確認している項目はかなり多くなっています。他にも銀行側が慎重に作業を進めていることも影響しています。

 キャッシングは短時間で審査を完了させているものの、カードローンは審査にかなりの時間がかかり、場合によっては融資を受けるまでに1週間以上の時間がかかってしまいます。借入に急いでいる時はキャッシングを検討したほうがいいでしょう。

なお、銀行は土日祝日の審査を行っていないケースが多いため、長期休暇前に申し込むと審査完了までに2週間以上時間がかかる場合もあります。

 キャッシングは審査対応が早く、土日祝日でも審査を行います。

審査の難易度

先程も少し説明しましたが、審査の難易度はキャッシングの方が簡単で、カードローンは厳しいケースが多くなっています。

キャッシングは少しでも融資をさせる方向で審査しますので、限度額が10万円でも設定できるようなら融資を受けられる状況にしています。キャッシングは収入に自信のない人でも融資を受けられる可能性があります。

キャッシングは低収入でも柔軟な審査対応で審査を通過できる可能性があります。

一方でカードローンは、返済されるかどうかを重点的に見ています。返済されないような申込内容や過去の利用状況と判断されれば審査に落とされます。

たとえ収入が多かったとしても、安定した返済が続かないようなら審査落ちもありえます

 キャッシングの方が審査を通過しやすく、カードローンよりも借りられる可能性が高くなります。

提供している会社

キャッシングを運営しているのは、消費者金融と呼ばれる貸金業者です。貸金業者は金融庁へ登録し、認められた会社が融資を行うもので、お金を貸すことによって会社の経営を続けている業者となります。

消費者金融は貸金業専門の会社です。

一方でカードローンを運営しているのは基本的に銀行です。銀行は本業として貸金を行っているわけではありませんが、ローンの一環としてカードローンを準備しています。本業ではないこともあり、利息による収益はあまり重視していません。

 キャッシングは貸金業者、カードローンは銀行と覚えておきましょう。

カードローンとキャッシングで審査に関連する情報に違いがある?

カードローンとキャッシングで審査に関連する情報に違いがある?

カードローンとキャッシングでは、審査で確認している情報に違いがあります。最大の違いはカードローンに設けられている警察のデータベース確認作業です。

 以前までは双方が同じ審査方式を採用していました。その影響もあり、カードローンも短時間で審査を完了させ、融資を提供する方法が可能でした。しかし、その状況は2019年頃から変わりつつあります。

カードローンを提供する銀行は、警察のデータベースにアクセスし、本人に問題がないことを確認しなければなりません。本人に問題があると判断された場合、他の情報に問題がなかったとしても審査に落とす必要があります。

警察のデータベース確認は審査の重要な項目となりました。

警察のデータベースで落とされる人は以下の情報が確認できる人です。

警察のデータベースで落とされる人
・過去の犯罪行為が確認される
・反社会的勢力に属している

こうした情報が確認される人は融資を受けられません。銀行は暴力団など、反社会的勢力への融資が認めらないため、審査を厳格化して融資を受けられないようにする必要があります。

一方でキャッシングは警察のデータベースへアクセスする必要がないため、従来どおりの融資を可能にしています。ただ、反社会的勢力への融資は止めなければならず、職業などから危険と判断された人は融資を受けられない場合があります。

 カードローンは警察のデータベースアクセスにより、審査難易度や時間にもかなりの影響があります。

カードローンが向いている人とは?

カードローンが向いている人とは?

カードローンが向いている人は以下の条件に当てはまっている人です。

カードローンが向いている人
・安定した収入を確保している人
・過去の借り入れで問題を起こしていない人
・遅くてもいいので信頼性の高い銀行で借りたい人
・低金利で借りたい人

カードローンは安定した収入が無ければ審査を通過できません。また、過去の借り入れ等で問題が発生している人も通過できないため、あらゆる情報に問題がないと確認できる人が望ましいでしょう。

ここからは、カードローンが向いている人を詳しく説明します。

安定した収入を確保している人

カードローンは安定した収入を持っている人が利用する商品です。収入が不安定の状態である人、または収入が明らかに不足している人は審査を受けないほうが無難です。

カードローンの審査では、キャッシング以上に収入の安定性や金額を求められます。返済できる余裕をしっかり確保していないのであれば、キャッシングを検討したほうが借りやすくなります。

収入があまり多くない人はカードローンの審査を通過できません。

ただ、カードローンは一般の会社員でも安定した収入を持っていれば利用できますので、利用するまでの難易度が極端に高いわけではありません。普通に仕事をしていれば、限度額は低いものの融資を受けられる可能性はあります。

 安定した収入は審査通過のために重要な項目です。

過去の借り入れで問題を起こしていない人

過去の借り入れで問題を起こしていない人

過去にローンを利用している人で、問題を起こしていないのであればカードローンで融資を受けるほうがいいでしょう。

カードローンは過去の利用情報である信用情報を厳格に見ています。多少の問題が確認されている場合でも、銀行は返済されないものと判断して審査に落とす可能性があります。

過去に融資を受けている人は、返済状況に問題ないことを確認しておきましょう。過去の利用状況はカードローン審査に大きく影響します。

返済遅延などが近況で確認できる人は、カードローン審査はほぼ通過できません。近況で問題を起こしている人はキャッシングに切り替えたほうが無難です。

 過去の借り入れで問題を起こしているとカードローン審査は通過できません。

遅くてもいいので信頼性の高い銀行で借りたい人

カードローンは融資を受けられるまでにかなりの時間がかかります。ある程度余裕を持って審査を受けられる人に向いているでしょう。

理由としては、カードローンは以下の流れに沿って審査を実施するため、時間がかかってしまうためです。

カードローンの審査手順
・申込内容の審査(1営業日程度)
・仮審査終了の電話(申込内容確認の当日か翌日)
・本人確認書類等の確認(1営業日程度)
・信用情報確認(本人確認と同日実施)
・在籍確認(本人確認後に実施)
・警察のデータベース確認(最短1営業日程度)

審査完了までには3営業日程度の時間がかかるケースも多く、この後融資を受けるために必要なローンカードの発行や発送、利用者の受け取りまでを考慮すると1週間以上の時間がかかります。

カードローンは審査以外にもローンカード発送などに大きな時間がかかります。

審査対応が遅い業者などは、審査にかかる時間はさらに必要となります。また、休日を挟むと審査対応が行われないため、大幅に審査時間が延びる可能性もあります。余裕を持って申し込む必要があるでしょう。

短時間で融資を受けたい人はキャッシングを利用したほうが安心ですが、審査に時間がかかっても低金利や高い限度額を狙っているのであればカードローンがおすすめです。

 カードローンは融資までに1週間以上かかる場合もあります。

低金利で借りたい人

低金利で借りたい人

カードローンは低金利で借りたい人に向いています。キャッシングは金利が高く、18.0%の金利が適用される人も多くなっています。しかし、カードローンであれば、上限金利が低く、低金利で借りられる可能性があります。

カードローンは低金利の業者が多数存在します。

ただ、業者によって金利の数字は異なるため、低金利になるカードローンを選ばないと多くの利息を支払う可能性があります。高金利のカードローンはキャッシングと同レベルと金利が適用されます。

 低金利で借りたい人はカードローンを検討しましょう。

キャッシングが向いている人とは?

キャッシングが向いている人とは?

一方でキャッシングが向いているのは以下の条件に当てはまっている人です。

キャッシングが向いている人
・すぐにお金を借りたい人
・収入に自信がない人
・何度も審査に落とされている人

このような人に向いています。すぐにお金を借りたい人収入に自信がなくてカードローンは厳しいと感じている人は、キャッシングを検討したほうがいいでしょう。

ここからは、キャッシングが向いている人について詳しく説明します。

すぐにお金を借りたい人

キャッシングは短時間で審査を終えてくれるため、すぐに借りたいと考えている人に向いています。スムーズに審査が進めば、即日で審査が完了して融資まで受けられますので、すぐに必要なお金を借りられます。

キャッシングは基本的に即日で審査を完了させます。

ただ、キャッシング業者によって審査の進め方や時間には違いがあります。場合によってはかなり時間がかかる場合もありますので、利用する業者の審査時間はしっかり確認してください。

 審査にかかる時間が短いキャッシングは、すぐに借り入れが必要な人に向いています。

収入に自信がない人

収入に自信がなく、カードローンの審査に落とされる可能性が高い人はキャッシングを利用したほうがいいでしょう。キャッシングは低収入でも審査を通過できる可能性を秘めています。

キャッシングは10万円程度の限度額設定が可能となっています。また、業者によっては10万円未満の限度額も設定できるため、かなり小さい限度額で審査を通過して借り入れる方法もあります。

カードローンでは実現できない限度額もキャッシングでは可能です。

限度額は収入や利用状況次第で引き上げが可能となっていますので、最初の限度額が少なくても将来的な増額に期待できます。

 収入があまり多くない人はキャッシングのほうが借りやすくなります。

何度も審査に落とされている

審査に何度も落とされている人は、信用情報の内容があまりいい状態になっていません。カードローンは信用情報も厳格に見ていますので、キャッシングのほうが審査を通過できる可能性もあるでしょう。

業者はお金を貸したいため、多少甘めの判断をしています。

過去にカードローン審査に落とされている人など、借入がなかなかできずに苦労している人は、キャッシングへ切り替えて審査を受けるといいでしょう。

 カードローン審査に落とされる時はキャッシングに切り替えてみましょう。

カードローンやキャッシングを利用する際の注意点

カードローンやキャッシングを利用する際の注意点

カードローンやキャッシングを利用する場合、注意すべきポイントがいくつかあります。特に虚偽の申込で審査に落とされる問題を避ける必要があります。また、対応の悪さは審査に影響するため気をつけてください。

これからキャッシングやカードローンを利用する人は、以下のポイントに気をつけてください。

カードローンやキャッシングの注意点
  • 虚偽の申込みをしない
  • 電話対応にしっかり応じる
  • 書類の提出は速やかに

カードローンやキャッシングは信用という部分が大きく影響しますので、虚偽の申込をすると信用がなくなってしまいます。虚偽の記載は審査に落とされるため絶対しないように気をつけましょう。

また、電話対応についてはすぐに応じてください。電話対応が遅れてしまうと、借入の意思がないと判断されて審査に落とされます。確実に審査を通過するために電話にしっかり出ておきましょう。

対応が悪いと判断された申込者は審査に落とされます。

最後に、必要な書類は速やかに提出してください。書類の不足によって審査に落とされる可能性があるのはカードローンとキャッシングの両方にあります。早めに書類を提出して審査を進められるように整えるのです。

 カードローンとキャッシングに共通している注意点をしっかり守りましょう。

まとめ

ここまでカードローンとキャッシングの違いについて説明しました。

カードローンとキャッシングの違いを理解していただけたでしょうか。

カードローンは銀行の借入商品、キャッシングは消費者金融の借入商品と覚えておきましょう。どちらが自分に向いているか考えた上で、最終的に利用する商品を決めるといいでしょう。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
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