
「おまとめローン」は複数の借金があり、返済管理が大変になってしまった場合にぴったりの商品です。おまとめローンを使えば、複数のローンを一本化できるため、返済日の管理も一気に解決してくれるでしょう。
しかし、おまとめローンを扱っている消費者金融や銀行は数多くあり、どこがいいのか迷う人も少なくありません。そこで今回は、おすすめの人気おまとめローンを7つご紹介します。
目次
おまとめローンとは?
おまとめローンとは、複数の借金を1つにまとめて返済していくサービスで、主に銀行が提供しています。
複数の借金を抱えており、金利面で厳しい状況に置かれている人が利用することで、返済を有利にできるメリットを持っています。
おまとめローンを利用するためには、事前に他社から借金をしており、まとめられるような金額が確保されていることが影響しています。
まとめられないような金額であった場合は銀行などから断られることになりますので、基本的には利用金額の範囲内で収めておく必要があります。
おまとめローンを利用するための条件
おまとめローンを利用していく場合は、以下の条件が適用されます。
- 金利は元々借りている数字よりも抑えられる
- 借金は1つにまとめられる
- 返済はおまとめローンを利用する会社のみ実施する
- 基本的に利用した後は完済まで切り替えができない
金利については現時点で融資を受けている数字を参考にしながら、更に低い金利が適用されているケースが多くなっています。
消費者金融のように金利が高くなっている業者を利用すると、おまとめローンによって金利を抑えられる可能性が十分あります。
更に返済はおまとめローンを利用する会社のみに実施することになり、今まで借りていた会社の返済義務はなくなります。
1つにまとめられたことで、利息を減らせるメリットを得られるようになりますので、今までよりも返済しやすい環境が生まれることでしょう。
おまとめローンを勝手に切り替えることは難しい
おまとめローンを利用して1つに借金をまとめたとしても、気に入らないので別の会社へ切り替えていく方法は取りづらくなっています。
契約しているおまとめローンから別の会社に切り替える方法が難しくなっている他、まとまった金額を借り換えることが相当難しい状況でもあるためです。
何とかして借入先を変更したいという気持ちがある人でも、おまとめローンを1度利用すると変更しづらい点には気をつけておきましょう。
なるべく理想的な返済ができるような業者を利用することによって、安心して返済できる環境を整備しておく必要があります。
【低金利】おすすめおまとめローン7選
今回は、以下の7つのおまとめローンをご紹介します。どのおまとめローンも使いやすく、上限・下限金利も比較的低い設定となっています。
- プロミス(年6.3~17.8%)
- 三井住友カードカードローン(カードありの金利:1.5〜15.0%)
- アイフル(年3.0~17.5%)
- アコム(年7.7~18.0%)
- 横浜銀行(年1.5〜14.6%)
- オリックス・クレジット(年3.0~14.5%)
- 東京スター銀行(年9.8%・12.5%・14.6%)
- 楽天銀行(年1.9~14.5%)
※()内は金利です。
※情報は2021年8月13日現在のものです。
プロミス「おまとめローン」
- 金利は大手消費者金融の中で最低である年17.8%
- 初回利用時から30日間無利息サービス
- Web契約なら、郵送物なし
プロミスが提供する「おまとめローン」は、条件を満たせば誰でも申し込みができるため、初めての方でも試しやすいのが特徴です。
最大借入額は300万円までとおまとめローンにしては低めの設定ですが、おまとめ前のローン返済をプロミス側で行ってくれるので、おまとめ前のローンが多い人に特におすすめです。
基本情報
借入限度額 | 300万円 |
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金利 | 6.3%~17.8% (実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
※マイナンバーの記載がある本人確認書類や収入証明書類等を提出する場合には、マイナンバーが記載されている所を見えないように加工して提出する必要があります。 |
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。※出典:https://cyber.promise.co.jp/Pcmain/APD67Control/APD67008
※こちらのリンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングのお申し込みページになります。
プロミスでおまとめ&借り換えする流れ
プロミスで借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- 自動契約機、店頭窓口、電話のいずれかで申し込みを行う
- プロミスからの審査結果を待つ
- 審査通過後、自動契約機および店頭窓口であればその場で必要書類を提出・電話の場合は郵送にて提出し、契約を締結
- プロミスによっておまとめ前のローンの返済が行われる
- 以後はプロミスのみに返済を行う
審査に通り契約を締結したら、あとはプロミスへの返済を開始するだけなので、手順は非常にシンプルです。
※こちらのリンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングのお申し込みページになります。
三井住友カード カードローン
- 返済実績に応じて年々金利が引き下がる
- 返済日を10日または26日から選べる
- 最短5分でお借入可能※1
※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
②三井住友カード カードローンは総量規制対象です。
三井住友カード カードローンは、借入希望額が50万円以下であれば、最短5分で審査・融資が可能※1です。審査完了後にVpassアプリに登録すれば、すぐに利用できます。
また、カードあり・カードレスで金利が異なりますので、使い勝手の良い方を選びましょう。
- カードありの金利:1.5〜15.0%
- 振り込み専用カードレスの金利:1.5〜14.4%
※1 最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
※2 Webから0:00~23:20に申請すれば最短で即時振込可能。
ATM・口座振込両用と口座振込専用の借り入れ方法を選べます。返済実績に応じて翌年度の利用残高分より毎年0.3%ずつ、最大1.2%金利を引き下げてくれるサービスがあるので、利用が長期になればなるほどお得。
毎月の返済日は10日または26日から選べ、余裕のある月は臨時の返済※3も可能。
※3 担保/保証人:不要 返済方法:元金定額返済 返済期間・回数:最長15年1ヵ月・181回(新規契約利用枠900万円、実質年率1.5%、毎月返済額5万円、900万円を利用の場合)
※当商品は新販・クレジットカード系カードローンです。
※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
金利(実質年利) | 1.5%~15.0% 1.5%~14.4%(振込専用の場合) |
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利用限度額 | 900万円 |
申込条件 | 満20歳以上69歳以下 |
審査スピード | 最短5分で即時発行可能※4 |
融資スピード | 最短5分でお借入れ可能※4 |
アプリ対応 | 〇 |
WEB完結 | 〇 |
遅延損害金利率 | 20.0%(実質年率) |
※4 最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※4 最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
出典:https://www.smbc-card.com/nyukai/loan/index.jsp
・社名:三井住友カード株式会社
・登録番号:近畿財務局長(13)第00209号
・お問い合わせ先:入会案内デスク 電話番号:0120-956-000 受付時間:10:00~17:00 年中無休(12/30~1/3除く)
※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」
- 最短30分で審査結果通知!1時間融資にも対応
- スマホローン対応!増額手続きもアプリで完結
- 困ったことがあればチャットサービスで解決できる
アイフルが提供する「おまとめMAX・かりかえMAX」は、金利が年3.0%~17.5%となっています。本記事で紹介するおまとめローンの中では、下限金利が比較的低くなっています。
また、WEB完結での申し込みができるため、24時間365日手続きが可能で手間がかからない点もメリットです。
基本情報
借入限度額 | 1万円~800万円 |
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金利 | 3.0%~17.5%(実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
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※出典:公式サイト
アイフルでおまとめ&借り換えする流れ
アイフルで借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- Webもしくは電話、店頭窓口にて申し込みを行う
- アイフルからの審査結果を待つ
- 審査通過後、アイフルのマイページにログインし、契約を締結
- アイフルから借り入れたお金を使い、自身でおまとめ前のローンを返済
- 以後はアイフルのみに返済を行う
おまとめ前のローンについては、アイフル側で返済してくれる訳ではないためご注意ください。アイフルからお金を借りられたら、各自で各ローンの一括返済手続きを進めましょう。
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」
- 電話で申し込み、自動契約機で手続きすると、その場で審査結果がわかる
- 返済日は毎月1回!
アコムが提供する「貸金業法に基づく借換え専用ローン」は、スムーズなおまとめローンが組めるサービスです。
電話で申し込み、店頭窓口・自動契約機(むじんくん)で手続きすれば、その場で審査結果が判明する可能性があります。
借入限度額は300万円が上限なのでそれ以上のローンはまとめられませんが、一本化できれば非常にスムーズに支払いが可能になるでしょう。
基本情報
借入限度額 | 1万円~300万円 |
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金利 | 7.7%~18.0%(実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
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※出典:公式サイト
アコムでおまとめ&借り換えする流れ
アコムで借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- 電話で申し込みを行う
- 店頭窓口、もしくは自動契約機に出向く
- 審査結果を待つ
- 審査通過後、その場で必要書類を提出し、契約を締結
- アコムによっておまとめ前のローンの返済が行われる
- 以後はアコムのみに返済を行う
審査結果がその場でわかり、おまとめ前のローン返済はアコムが代行してくれるので、非常にスムーズに借り換えが可能です。
横浜銀行「カードローン」
- アルバイト・専業主婦も利用できる
- 銀行カードローンならではの低金利
- インターネットバンキングでの借り入れ・返済の手数料が無料
基本情報
借入限度額 | 10万円~1,000万円 |
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金利 | 1.5%~14.6%(実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
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出典:公式サイト
横浜銀行でおまとめ&借り換えする流れ
横浜銀行で借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- パソコン・スマホから手続きを行う
- 横浜銀行からの審査結果を待つ
- 審査通過後、横浜銀行からSMSが届き、WEB上で契約を締結
- 郵送されるキャッシング用のカードを受け取る
- 横浜銀行から借り入れたお金を使い、自身でおまとめ前のローンを返済
- 以後は横浜銀行のみに返済を行う
横浜銀行カードローンは、消費者金融カードローンのように自動契約機でカードを受け取ったり、カードレスでの契約はできないので予め理解しておきましょう。
オリックス・クレジット「VIPフリーローン(貸金業法に基づくおまとめローン)」
オリックス・クレジットが提供する「VIPフリーローン(貸金業法に基づくおまとめローン)」は、最大800万円までの借入が可能なおまとめローンです。
※本記事内で紹介した商品内での比較
申し込みはWEBからでき、手続きは必要書類を返送するだけなので、自宅にいながらに借金をまとめられます。
基本情報
借入限度額 | 100万円~800万円 |
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金利 | 3.0%~14.5%(実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
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※出典:公式サイト
オリックスVIPでおまとめ&借り換えする流れ
オリックス・クレジットで借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- Webにて申し込みを行う
- オリックス・クレジットからの審査結果を待つ
- 審査通過後、必要書類を郵送にて提出し、契約を締結
- オリックス・クレジットから借り入れたお金を使い、自身でおまとめ前のローンを返済
- 以後はオリックス・クレジットのみに返済を行う
オリックス・クレジットでは借り入れたお金を使い自分でおまとめ前のローン返済をする必要があるので、注意しましょう。
楽天銀行「スーパーローン」
楽天銀行が提供する「スーパーローン」は、一般的なカードローンでおまとめ専用のローンではありません。あくまでも一般的なカードローンのため、おまとめ前のローン返済は自分自身で行う必要があります。
楽天銀行の口座を受け取り口座にすれば、24時間365日即時での振り込みが可能なので、すぐに金利を見直したいという場合にもおすすめです。
※公式サイトより
基本情報
借入限度額 | 10万円~800万円 |
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金利 | 1.9%~14.5%(実質年率) |
申込条件 |
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必要書類 |
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※出典:https://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/
楽天銀行で金利や借入先の見直しをする流れ
楽天銀行で金利や借入先の見直しをする方法は、以下の手順です。
- Webにて申し込みを行う
- 楽天銀行からの審査結果を待つ
- 審査通過後、必要書類をWeb、もしくは郵送にて提出し、契約を締結
- Web・ATM・電話にてキャッシングを行う
- 楽天銀行から借り入れたお金を使い、自身で今まで借りていたローンを返済
- 以後は楽天銀行のみに返済を行う
WEB完結ではありませんが、WEBからの申し込みや書類の提出が可能なのはメリットでしょう。
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」
東京スター銀行が提供する「スターワン乗り換えローン」は、金利が年9.8%・年12.5%・年14.6%の3種類のみのおまとめローンです。金利は3種類から東京スター銀行の審査により選ばれます。
来店不要でWEBで手続きが完結します。本人確認書類や必要書類も写真を撮影してWEBにアップロードするだけなので、手間がかかりません。
基本情報
借入限度額 | 30万円~1,000万円 |
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金利 | 9.8%・12.5%・14.6%(実質年率) |
申込条件 |
※自営業者・パート・アルバイトはNG |
必要書類 |
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※出典:https://www.tokyostarbank.co.jp/products/loan/unsecured_refinance/
東京スター銀行でおまとめ&借り換えする流れ
東京スター銀行で借金をまとめる方法は、以下の手順です。
- Webにて申し込みを行う
- 仮審査通過後、必要書類をWebにて提出する
- 東京スター銀行からの本審査結果を待つ
- 審査通過後、東京スター銀行のマイページにログインし、契約を締結
- マイページから「ローン振込先登録」を行うことで、東京スター銀行によっておまとめ前のローンの返済が行われる
- 以後は東京スター銀行のみに返済を行う
マイページから「ローン振込先登録」をする必要がありますが、おまとめ前のローン返済も行ってくれるので、手間がかかりません。
【下限金利比較】おすすめおまとめローンランキング
これまでにご紹介したおまとめローンの中から、下限金利の低いものを順に3つご紹介します。なお、下限金利が同等の場合は、上限金利で比較しています。
※情報は2021年8月13日現在のものです。最新のものとは異なる可能性があります。
第1位|楽天銀行「スーパーローン」
- 10万円から借り入れができる
- 担保、連帯保証人が不要
- 楽天会員は審査に優遇サービスあり
第2位|オリックス・クレジット「貸金業法に基づく借換え専用ローン」
- 100万円から借り入れができる
- 昨年度の年収が400万円以上あるならおすすめ!
- 担保、連帯保証人が不要
第3位|アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」
- 1万円から借り入れができる
- 申し込みがWebで完結する
- 担保、連帯保証人が不要
【銀行or消費者金融】どちらのおまとめローンがおすすめ?
一般的に、金利の低さと審査難易度は比例すると言われているため、金利の低いカードローンの審査は厳しい傾向にあります。
銀行系カードローンである「楽天銀行」と消費者金融カードローンの「アイフル」をの金利を比較してみましょう。
- 楽天銀行…(年1.9~14.5%)
- アイフル…(年3.0~17.5%)
上限金利・下限金利どちらも楽天銀行のほうが低いことがわかります。しかし、金利が低いほうが審査が厳しくなる傾向があるので、楽天銀行のほうが審査に通りにくいリスクがあると言えます。
逆にアイフルのほうが、金利は高くても審査に通りやすく利用しやすい可能性があります。ここで注意が必要なのは、「数打てば当たるだろう」と、複数のおまとめローンに連続で申し込むことです。
おまとめローンのおすすめの選び方
おまとめローンを選ぶ時は、以下のポイントを確認しておくといいでしょう。
- 金利
- 融資までの時間
- 融資の上限額
これらのポイントをしっかり確認しておきましょう。特に金利は最も重要なポイントですので、他社と比較してでも理想的なローンを見つけてください。
ここからは、おすすめの選び方として確認しておきたいポイントを詳しく説明します。
金利
何よりもおまとめローンでは金利が重要視されます。理由としては、金利が低ければ低いほど支払う金額を減らせるためです。
低金利で借りて、現在借りているローンよりも利息を減らしていけるようなら、ローンを一本化するメリットがあります。
利息が増えるような会社に依頼しないように心がけ、少しでも低金利で借りられる会社を狙いましょう。返済額を増やしてしまうローンを利用するのは、まとめる意味がありません。
銀行が提供しているおまとめローンを利用すれば、大半の場合は低金利を実現できるでしょう。ただ、銀行によって提供している金利が異なるため、細かい数字までしっかり見ておきましょう。
融資までの時間
融資を受けるまでの時間は、ローンを早くまとめて返済の負担を軽減できるメリットがあります。
おまとめローンは会社によって審査にかかる時間が変わります。また、審査後の対応についても会社によって大きく変わります。審査後の手順などについてもしっかり確認しておくといいでしょう。
融資の上限額
おまとめローンの融資額については、現時点で借りている金額を基にして考えていくといいでしょう。
少額の借入であれば上限は気にしなくてもいいですが、かなり多くの借入を持っているなら上限額はしっかり見ておく必要があります。
おまとめローンにも融資の限度額が設定されているので、最大で借りられる金額は見ておきましょう。後は金利などを考慮して、一番理想的な商品を選んでいくのがおすすめです。
おまとめローンの審査は厳しい?審査を解説
おまとめローンの審査は厳しい傾向があります。一般的なローンの審査に加えて、現時点で借りている金額や融資先についての確認が入るので、他のローン審査に比べると厳しい対応を取られるのです。
おまとめローン審査で確認されている項目は以下の通りです。
- 個人情報
- 勤務情報
- 収入
- 借入額や件数
- 返済状況
- 信用情報
こうした内容を確認されます。一般的なローンと異なり、借入先や件数については確認が義務付けられています。
普通のローンと同じ審査項目も多々ありますが、おまとめローンにおける重要なポイントは借入額と件数です。
借りている金額がおまとめローンの融資額を超えていれば審査に落とされますし、件数が多すぎる場合はまとめられない可能性があるため審査に落とされます。
おまとめローンは、収入に関連する項目も通常より厳しい判定をしているケースが多く、確実に返済できる能力がないと判断されれば審査落ちの可能性が高くなっています。
安定した収入に加えて、どれくらいの期間で返済できるかなどを含めて、融資先が厳しい審査対応を行っています。
借入先によっては確実に審査落ちとなる事例も
おまとめローンではまとめられない債務が存在します。その借入先は以下の通りです。
- 個人間の借金
- 闇金からの借入
- 借入先が証明できない借金
基本的に個人間の借入は確認できないため、闇金は危険な借入であることを考慮しておまとめローンの対象外となります。
上記に該当しているローンについては、正規の借入ではないと判断されれば対象から外されます。
他のローンは確認できた上で、返済能力に問題がなければ審査を通過できる可能性もありますが、該当しているローンを保有していると審査で不利になります。
反社会的勢力と思われる借入は、どれだけ返済能力が確保されていても審査を通過できません。借りている場合は債務整理等で処分しましょう。おまとめローンでの対応は基本的に不可能です。
おまとめローン利用のメリットを解説
おまとめローンのメリットは以下の通りです。
- 複数の借金を1つにまとめて返済できる
- 金利を下げられる
- 返済額を抑えられる
おまとめローンはすべての借金をまとめていく方法を採用していますので、これまで分割して返済していたものについては1つにまとめられるようになります。
また、返済条件などが変更されることで、これまでよりも返済に余裕をもたせられる可能性があります。
ここからは、おまとめローンを利用するメリットを詳しく説明します。
複数の借金を1つにまとめて返済できる
一番のメリットとして、複数の借金を1つにまとめられるようになります。
これまで1つ1つの会社に分割して返済していたものを1つにまとめられるため、毎月の返済は1回だけに抑えられます。何度も返済しなければならない問題から解放されるようになります。
同時に複数の会社に支払っている利息を軽減できるメリットを得られます。
別々の会社に返済している場合、それぞれの会社に金利が適用されてしまい、多くの利息を取られてしまいます。1つの会社にまとめてしまえば、発生する利息は1つに抑えられるため、最終的に支払う金額が減ります。
金利を下げられる
おまとめローンを利用すると金利を下げられます。おまとめローン契約時に、現在の金利より基本的に低い数字を提示されるため、これまで支払っていた利息を更に減らせる可能性があります。
利息に困っている時はおまとめローンを利用したほうがいいでしょう。
金利を引き下げてもらうことにより、おまとめローンで支払っていく利息の減少、そして返済スピードの上昇が期待できます。
返済額を抑えられる
毎月の返済額を抑えられる可能性も高まります。
別々の業者に毎月返済している返済額より、おまとめローンと契約して返済している状況は返済額を減らしやすいのです。同じような状況で契約しても、1万円程度安く返済しても同じスピードで返済できる場合があります。
別々の業者に返済している場合、その業者の最低返済額以上で返さなければならず、返済状況によってはかなりの金額を積まなければ返済が終わりません。
おまとめローンの利用のデメリットを解説
一方でおまとめローンには以下のデメリットもあります。
- 審査が厳しい傾向にある
- 毎月の返済額が上昇する恐れもある
- 契約できる業者が制限される可能性もある
おまとめローンは審査が厳しい傾向にあり、一般的な審査に比べると確認する項目が変更されます。
また、業者との契約次第では毎月の返済額が増えてしまうなどのデメリットが発生する他、審査に落とされ続けたことによる影響も起こりやすくなります。
ここからは、おまとめローンを利用するデメリットを詳しく説明します。
審査が厳しい傾向にある
おまとめローンを提供している業者は銀行が主体で、消費者金融系のおまとめローンは少なくなっています。その影響で審査が厳しい傾向にあり、銀行がこの状況では契約できないと判断し、まとめてくれない状況が起こりやすくなっています。
審査が厳しい理由として、借金をまとめたとしても返済されない可能性が残されているためです。
まとめた借金が返済できず、債務整理等によって減額されると銀行側が大きな損を出します。損失を避けるためにも審査は厳しくしています。
毎月の返済額が上昇する恐れもある
これまでより毎月の返済額が上昇する可能性があります。最低限の返済で進めていた人にとって、おまとめローンが提示している返済額があまりにも多すぎて、毎月の返済がスムーズに進まない可能性は十分考えられることです。
毎月の返済額が増えていくと、どうしても家計への負担は避けられません。また、あまり収入を持っていない人にとって、返済額の増加は大きな負担となり、返済を優先したことで生活が成り立たないなどの問題が起きてしまいます。
契約できる業者が制限される可能性もある
契約できる業者の選択肢が足りず、消費者金融系のローンしか利用できない場合があります。
銀行系の審査に落とされてしまうため、契約しやすい消費者金融系を利用したところ、返済しなければならない利息が増えて苦しむケースがあります。
消費者金融系と契約しても返済できるならいいですが、銀行カードローンと契約している人が消費者金融系と契約する場合、金利の上昇を招く恐れがあります。
おまとめローンがおすすめな人の特徴
おまとめローンがおすすめできる人の特徴は以下の通りです。
- 複数の借金を抱えて苦労している人
- 金利を下げたいと考えている人
- 返済する会社を固定したい人
おまとめローンを利用することによって、今まで抱えていた多重債務は解消されるようになり、1つの会社に支払うことで問題は解消されます。
また、金利についても負担が軽減されるようになりますので、これまで返済に苦労していた環境から一気に脱却できる可能性があります。
ここからは、おまとめローンがおすすめな人の特徴を詳しく説明します。
複数の借金を抱えて苦労している人
借金を複数抱えており、返済に苦労しているならおまとめローンを利用したほうがいいでしょう。
複数の借金をそのまま支払っていくのは負担が大きすぎるため、1つにまとめて返済しやすい環境を作ったほうが有利に返済は進められます。
借金をまとめられることは、心の余裕を生み出せるメリットもあります。
今まで借金に追われているような生活を続けていた状況から、返済すればいい回数が1回に減少することにより、安心感のある生活が得られます。
金利を下げたいと考えている人
金利を下げることによって、より返済しやすい状況を作りたいと考えている人にも向いています。
おまとめローンを利用することにより、金利は基本的に以前借りている会社よりも下げてくれるため、返済しやすい状況が生まれます。
金利は返済を考えている人にとって、できる限り下げておきたいものです。
金利が高い状態を続けないようにするためにも、借金を複数抱えて困っているときはおまとめローンを利用したほうが無難です。
返済する会社を固定したい人
多数の借金を抱えているようでは、返済する会社を固定できない問題があります。
返済する会社を1つに固定していくことによって、毎月の返済日を固定する、毎月の返済額を固定するなどの対応が取れるようになります。
毎月の返済を同じ会社にだけ実施していれば、負担は大きく軽減されていきます。
返済日を覚える日数も減少していくようになりますので、毎月の生活に安心感も生まれるようになり、返済しやすい状況が作り出せるでしょう。
「絶対通る」はない!?おまとめローンの注意点
おまとめローンを利用する前に理解しておきたい注意点が3つあります。
- 審査に通りやすいおまとめローンは存在しない
- おまとめローンでは新規借入はできない
- 借金返済が難しいなら債務整理も検討しよう
1.審査に通りやすいおまとめローンは存在しない
ローンに申し込む上で、一番心配なことは審査結果でしょう。それため、審査が甘いローンや絶対通るローンを探そうとしてしまいがちです。
そして、返済能力が基準以下だと見なされると審査には通りません。返済能力のない人物にお金を貸して返済が滞れば、ローン会社の経営に影響を及ぼします。
もしも「審査が甘い」「確実に貸します」などのうたい文句を並べるローン会社があれば、悪徳業者である可能性が高いでしょう。
2.おまとめローンでは新規借入はできない
おまとめローンは、借金を完済するためのローンです。そのため新規でお金を借り入れることはできません。
また、おまとめローンを利用していることで、他社の一般的なローン審査には落ちやすくなる恐れがあります。
3.借金返済が難しいなら債務整理も検討しよう
「おまとめローンをしなくてはいけないほど借金がある、しかしさらに新規借入もしなくてはやっていけない……」という状況であれば、おまとめローンだけでなく、債務整理を検討してみましょう。
債務整理は人生の再スタートを切るために用意された国の借金救済制度です。
借金により生活面や精神が追い込まれているのであれば、まずは一度、最寄りの法律事務所で弁護士に相談をしてみてください。
よくある質問
まとめ
今回は、おすすめのおまとめローンを6つ紹介しました。紹介したどのおまとめローンも低金利で利用しやすいです。
どれがいいか迷ったら、ぜひ本記事内で紹介している6つのおまとめローンの中から検討してみてください。
おまとめローンは、複数のローンを一本化できる商品です。返済日や支払先を一本化できるだけでなく、支払う利息も減らせる場合があります。返済額が減れば早く借金から解放されます。
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