
FXと同じように、少額資金からでも大きな利益を出せる可能性があるCFD取引。「しかし、どの証券会社を選べばいいか分からない」「どの銘柄に投資すればいいか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
CFD取引は投資できる銘柄が多く、上昇相場・下落相場のどちらでも利益を狙えるため取引チャンスはとても多いです。
そこでこの記事では、CFD取引におすすめの人気銘柄や証券会社を詳しくご紹介。また完全初心者の方に向けて、CFD取引とはどのような取引なのか?メリット・デメリットを解説します。
目次
CFD取引とは
CFDとは「Contract for Difference」の略で、日本語で「差金決済取引」のことを指します。「差金決済取引」とは、実際に現物の受け渡しを行うのではなく、差額だけのやりとりが発生する取引のことです。
たとえば、Aの価格が1,000円だったときに購入して1,100円になったときに売る場合を想定してみましょう。通常なら1,000円で現物を保有し、1,100円の価値になったときに売却することで100円の利益となります。
また差金決済取引という特徴から、CFDでは売り注文から入る(空売り)こともできますし、レバレッジ取引にも対応しています。
CFD取引とFXの違い
普段FX投資をしている方なら、CFD取引とFXはどう違うの?と疑問を持った方もいるかもしれません。どちらの商品も取引方法や特徴はかなり似ていますが、大きく違うのは取引商品です。
FXは「為替」に特化した商品ですが、CFDは「指数、商品、株式」など多数の商品を扱っています。
CFDではスキャルピングが禁止されている、レバレッジの制限が違うなど細かな違いがありますが、いろんな商品を取引できるのがCFDの一番の特徴です。
CFD取引のおすすめ人気銘柄6選
CFD取引のおすすめ銘柄は以下の6つです。
- 原油
- 金
- Apple
- Amazon
- 日経225
- S&P500
原油
原油CFDはCFD取引の中でも人気商品の1つです。「原油」がどのようなものかイメージしづらい方に簡単に説明すると、「油田から採掘したままの状態で精製されていない石油」を指します。
原油は製油所で精製され、灯油やガソリンなどの石油製品となるので貴重な天然資源であり、私たちの生活になくてはならないものです。
原油の価格が高騰すれば、ガソリンや灯油などの製品価格も高騰しますし、製造コストや輸送コストも上昇するため、消費者の物価全体も上昇するのが特徴です。
このように株や為替と比較すると身近な形ある商品のため、イメージしやすいのが原油です。普段から経済についてアンテナを張っている方や、これから学びたいという方に原油CFDはおすすめです。
金
『金』もCFDの人気銘柄ランキングで上位に入る商品です。
金は各国中央銀行の金融政策に影響を受けることなく、また紙幣のように供給量をコントロールできないので、インフレや通貨切り下げのヘッジツールとして使われることも多く、安全資産と呼ばれています。
近年コロナ禍やウクライナ問題の影響で金の価格は高騰しており、2022年4月には金価格1グラムあたり8,969円と過去最高値を更新しています。
出典:金価格1グラム8969円“安全資産”で連日最高値更新 -テレ朝news
Apple
株式CFDでおすすめなのが『Apple(アップル)』です。Appleと言えば、iPhone・iPad・Mac・Apple Watchなどを販売している米国を代表するIT企業。
2022年8月現在、時価総額世界第1位の企業であり、コロナ禍でも巣ごもり需要の拡大から順調に業績を伸ばしています。
Appleなら安定性も高いため、中長期で投資できるのも魅力の1つです。
Amazon
米国のIT関連企業大手4社の頭文字をとって名付けられた「GAFA」の一角を担う『Amazon』も株式CFDの人気銘柄です。2022年8月現在、時価総額ランキングでは世界第5位に位置しており、売上高や営業利益などもここ数年順調に伸ばしています。
サブスクという特徴から、大きく売上を落とすことなく、今後も拡大していく可能性は高いでしょう。
※1 「Amazonプライム」、会員数が2億人を突破 -CNET Japan
出典:YAHOO!JAPANファイナンス|Yahoo!JAPAN
日経225
株価指数CFDでおすすめの銘柄が『日経225』です。日経225とは、東証上場銘柄のうち日本経済新聞社が選ぶ225銘柄をもとに計算された指数のことで、日経平均株価とも言います。
日経225を買えば、225社の企業の株を少しずつ買うのと同等の効果があり、分散投資としての効果が高いです。
S&P500
『S&P500』は、アメリカを代表する500の企業(ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している銘柄)で構成されている株価指数で、前述したAppleやAmazonなども構成銘柄に選出されています。
アメリカ経済に対して分散投資しているのと同等の効果があるので、今後も強い成長力が期待できますし、収益力も期待できるでしょう。
またほぼ24時間取引できるので、会社員や主婦の方でも参入しやすいでしょう。
CFD取引をする証券所を選ぶポイント
cfd取引を行うために利用する証券会社を選ぶ際のポイントは以下の4つです。
- 取引コストが安い
- 取引ツールが使いやすいか
- 取引銘柄が充実している
- サポート対応が厚い
取引コストが安い
CFD取引を行う際に重要視するポイントは売買手数料やスプレッドなどの取引コストが安いかチェックすることです。
スプレッドなどは証券会社によって異なりますが、10倍近く違う場合もあります。
また、日付をまたいでポジションを保有する場合にはオーバーナイト金利が発生することもあります。
信用取引や先物取引、外国為替取引、オプション取引などで未決済のまま残っている約定のことです。
これら手数料などのコストが高いほど、獲得できる利益が下がるのでしっかりチェックするようにしましょう。
取引ツールが使いやすいか
CFD取引は24時間相場が動いています。
使いにくいツールでは、取引に時間がかかってしまいココだ!と思ったタイミングで取引を行えない可能性があります。
取引チャンスを逃さないためにも扱いやすいツールが大切になります。
取引銘柄が充実している
CFD取引は他の投資法に比べ、株や商品など様々な対象に投資することができます。
しかし、証券会社によって投資できる銘柄が異なります。
取引銘柄が多いと、幅広い取引が可能になるので、CFD取引初心者の方でも利益を出しやすくなるといえます。
サポートが充実している
また、電話やメールでのお問合せサポートも充実しているか大切です。
cfd取引はまだ情報が少ないマイナーな投資だといえます。
- 税金や確定申告はどうなるの?
- FXや先物取引とは何が違うの?
- 配当金を再投資したいんだけど、どうすればいいの?
などここには出てきていない疑問も多く出てくるはずです。
情報があまりないからこそ、サポートが充実しているかを公式サイトや評価をチェックしておきましょう。
CFD取引におすすめの証券会社9選
SBIネオトレード証券 | FXプライムbyGMO | 楽天証券CFD | DMM CFD | 岡三オンライン(くりっく株365) | GMOクリック証券 | IG証券 | LINE CFD | トライオートETF |
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取扱銘柄種類/銘柄数 | 株価指数CFD:4銘柄 個別株CFD:28銘柄 |
商品CFD:4銘柄 | 株価指数CFD:7銘柄 商品CFD:3銘柄 |
株価指数CFD:8銘柄 商品CFD:6銘柄 |
株価指数CFD:5銘柄 商品CFD:2銘柄 |
株価指数CFD:31銘柄 商品CFD:6銘柄 株式CFD:80銘柄 バラエティCFD:16銘柄 |
株価指数CFD:約40銘柄 商品CFD:約70銘柄 株式CFD:約12,000銘柄 債券先物CFD:約10銘柄 |
株価指数CFD:29銘柄 商品CFD:5銘柄 株式CFD:152銘柄 バラエティCFD:10銘柄 |
日本上場EFT:4銘柄 米国上場EFT:25銘柄 |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 個別株CFD:5倍 |
商品CFD:20倍 | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 |
株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 |
株価指数CFD:10~100倍 商品CFD:100倍 |
株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 株式CFD:5倍 バラエティCFD:5倍 |
株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 株式CFD:5倍 債券先物CFD:50倍 |
株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 株式CFD:5倍 バラエティCFD:5倍 |
一律5倍 |
取引ツール | Webブラウザ版取引ツール/スマホアプリ版ツール | ブラウザ/ハイスピード注文/PRIMEアプリS | MetaTrader4/MT4 Web取引/MetaTrader4 | DMMCFD STANDARD/DMMCFD PLUS/プレミアチャート/スマホアプリ | WEB版/リッチクライアント/スマートフォンアプリ/RSS 365CFD/e-profit 株365/シンプルチャート/Chart Plus/Chart Plusサヤチャート | GMOクリックCFD/ブラウザ版取引/はっちゅう君CFD/PLATINUM CHART/FX TOOLBAR | Webブラウザ版取引システム/IG証券トレーディング/アプリ | LINE CFDアプリ/LINE CFD Pro | パソコン版/スマートフォンアプリ |
デモ取引 | – | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | × | × |
取引期限 | なし | なし | 銘柄により異なる | 4種類から選択可 | 約15か月 | なし | なし | 銘柄により異なる | なし |
最低入金額 | 株価指数CFD:各建玉の対価の額の10% 個別株CFD:各建玉の対価の額の20% |
取引金額の5% | なし | なし | なし | なし | なし | なし | マニュアル注文の場合:10口自動売買注文の場合:1口 |
取引手数料 | 無料 | インターネット取引手数料:無料/ロスカット手数料:1枚あたり50円/強制決済手数料:1枚あたり50円 | 無料※スプレッドあり | 無料※スプレッドあり | 片道1枚156円(日経225の場合) | 無料※スプレッドあり | 無料※スプレッドあり | 無料※スプレッドあり | 無料 |
SBIネオトレード証券
- 個別株CFDなら「売り」から取引を始められる
- 米国株全28銘柄保有
- 個別株CFDは5倍・指数CFDは10倍のレバレッジ
取扱銘柄数 | 32銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料 |
出典:公式サイト
FXプライムbyGMO
- 厳選された4銘柄から始められるから初心者にもおすすめ
- 2,000円以下の保証金で取引できる
- 高機能で使いやすい取引ツール
FXプライムbyGMOは、「金スポット」「銀スポット」「原油」「天然ガス」の4種類のみを取り扱っている証券会社です。この4銘柄はどれも人気銘柄なので、初心者でも失敗なく始められます。
最小取引単位は1枚、保証金も2,000円以下で取引を始められるところでも初心者のおすすめなポイントです。銀スポットの価格が25ドル、米ドル/円140円の場合、1,750円の保証金で取引できます。
「ぱっと見テクニカル」は最大約12年分の過去チャートの中から、「過去の値動き」を参考にして「将来の値動き」を予測してくれるので、初心者の方はまず「ぱっと見テクニカル」で取引をスタートしましょう。
「プライムチャート」のテクニカル指標は移動平均線・一目均衡表・RSI・ボリンジャーバンドなど全54種類に対応しています。
取扱銘柄数 | 4銘柄 |
最低入金枚数 | 1枚 |
レバレッジ | 最大20倍 |
取引手数料 |
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出典:公式サイト
楽天証券CFD
- 取引手数料が何回でも無料
- MT4が使用できる
- オンラインセミナーが充実
『楽天証券CFD』は原油、金、銀、日経225,S&Pなど全10種類の銘柄に投資できる証券会社。何度取引しても取引手数料は無料なので、コストを気にせず取引が可能です。
初めてCFDを始める方向けに「基礎から学ぶはじめてのCFD」のコラムページで、取引方法や報告書の確認方法を見ることもできます。
また定期的に勉強会やセミナーを無料開催しているので、初心者の方のレベルアップにも最適の証券会社です。
取扱銘柄数 | 10銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料※スプレッドあり |
出典:楽天証券CFD
DMM CFD
- 充実の13銘柄で取引できる
- 最短即日取引開始可能
- スプレッドが狭い
DMM CFDは、充実の13銘柄で取引できるCFDで、2022年12月には新たに「ドイツ40」「ユーロ50」「イギリス100」「大豆」「コーン」「天然ガス」の6銘柄が追加されました。
ヨーロッパ経済や、地球温暖化による資源問題などで特に注目されている銘柄のため、今後価格が上昇する可能性も高まります。
各種手数料も無料で利用でき、口座開設は郵送物なしで完結します。最短即日から取引開始できる手軽さも魅力の1つです。
スプレッドはかかってしまうため、完全無料でCFD取引ができるということはありませんが、DMM CFDはスプレッドが狭く設定されているため、初心者の方でも始めやすい環境です。
取扱銘柄数 | 13銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料※スプレッドあり |
出典:公式サイト
岡三オンライン(くりっく株365)
- 人気の情報分析ツール『e-profit株365』が使用できる
- スマホアプリ『岡三オンライン株365』が使いやすい
- 岡三証券のリサーチ部門の情報が無料で利用
『岡三オンライン』のCFD『くりっく株365』は、日経225、金ETF、原油ETFなど計7種類の銘柄に投資できる証券会社。取引手数料が1枚あたり片道30円からとなっており、日経225の場合は片道1枚156円からなので低コストで取引が可能です。
CFD取引がはじめての方にはアドバイスを受けながら取引ができる「サポートコース」も用意されているので、初心者でも迷うことなく始められるでしょう。
取扱銘柄数 | 7銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ | 10倍〜100倍 |
取引手数料 | 片道1枚156円(日経225の場合) |
出典:岡三オンライン
GMOクリック証券
- 高機能取引ツールを用意
- 幅広い銘柄ラインナップ
- 取引手数料が0円
『GMOクリック証券』は、株価指数、米国株・中国株、金・原油、ETF・ETN・REITなど、約140銘柄の幅広いラインナップを取り揃えている証券会社。
GMOクリック証券のCFDは取引手数料が発生しないので、好きなときに好きなだけ取引が可能です。
取扱銘柄数 | 約140銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料※スプレッドあり |
出典:GMOクリック証券
IG証券
- 業界最低水準のスプレッド※1
- 17,000以上の銘柄を取扱い
- 分析ツール、マーケットレポートなど役立つツールが豊富
『IG証券』のCFDは、株価指数CFD、株式CFD、FX、商品CFD、債券先物CFDなど17,000以上銘柄を提供している証券会社。
初心者から上級者までレベル別に活用できる学習コンテンツや取引戦略レポート、ニュース&分析レポートも充実しており、役立つコンテンツが盛りだくさんです。
取扱銘柄数 | 約17,000銘柄以上 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料※スプレッドあり |
出典:IG証券
※1 公式サイトより
DMM CFD
- 原油・金・日経225がCFDで取引できる
- 「トレンド系」「オシレータ系」などが使える充実のチャート機能
- 取引に便利な取引ツール搭載
DMM CFDは、原油・金・日経225を含む13銘柄がCFDで取引できる証券会社で、便利な機能と操作でCFD取引がしたい方におすすめです。
機能に優れているDMMが CFDですが、特にチャート機能は注目です。多数のテクニカル指数を備えた高機能チャートが搭載され、チャートから新規注文(指値・逆指値)もできます。
- トレンド系:単純移動平均線/指数平滑移動平均線/加重移動平均線/一目均衡表/ボリンジャーバンド/ピボットポイント/エンベロープ/パラボリックSAR/スパンモデル/スーパーボリンジャー
- オシレータ系:MACD/RSI/RCI/スローストキャスティクス/ヒストリカル・ボラティリティ/移動平均乖離率/モメンタム/ATR/DMI/ADX
同一チャート画面上に複数の銘柄情報を表示できる比較チャートや描画機能も利用できるのは、高性能チャートが魅力的なDMM CFDならではの嬉しいポイントです。
取扱銘柄数 | 13銘柄 |
最低入金額 | なし※クイック入金の場合:5000円以上 |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料 |
出典:公式サイト
LINE CFD
- 全194銘柄に投資可能
- 500円以下から投資が可能
- 各種手数料が無料
『LINE証券』のCFD『いちかぶチャレンジコース』は原油や金、外国・日本株式、世界主要国の株価指数など全194銘柄への幅広い金融商品に投資ができる証券会社です。
人気の米国株「テクノロジー」「グローバル」「イノベーティブ」などの幅広いカテゴリから探すこともできますし、商品や日本株も豊富に取り扱っています。
取引手数料やロスカット手数料など各種手数料が0円のため、安心して取引ができるでしょう。
取扱銘柄数 | 194銘柄 |
最低入金額 | なし |
レバレッジ |
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取引手数料 | 無料※スプレッドあり |
出典:LINE CFD
トライオートETF
- ETFの自動売買ツール!取引はプログラムを選ぶだけだから初心者でも安心
- 新規口座開設後、条件達成で最大1万円がゲットできるキャンペーン実施中
- 自動売買なのでライフスタイルを崩すことなく深夜帯の取引ができる
トライオートETFは世界中の銘柄を自動売買で取引できるツールです。ETF(上場投資信託)はApple・Amazonなどアメリカの大企業に投資できる現在注目されている資産運用です。
また、米国株の取引は日本時間の深夜帯に行われます。自動売買であれば、ライフスタイルを崩すことなく米国株の取引をすることができます。
取扱銘柄数 | 29銘柄 |
最低入金額 | マニュアル注文の場合:10口
自動売買注文の場合:1口 |
レバレッジ | 5倍 |
取引手数料 | 無料 |
CFD取引のメリット
CFD取引のメリットは以下です。
- 投資できる銘柄が豊富にある
- レバレッジ取引が可能
- 買いからも売りから入れる
- 取引手数料が安い
- 銘柄によってはほぼ24時間取引が可能
- デモ口座で体験ができる
CFD取引のメリットは投資できる銘柄が豊富にあることでしょう。個別株式や株価指数などの「証券CFD」、金や銀、原油などの「商品CFD」「FX」、ETFやETNなどの「バラエティCFD」など取引対象は幅広いです。
またこれらの商品にレバレッジを効かせて取引できるので、少額からでも大きな利益を得られます。
また商品にもよりますが、取引時間が長く、平日ならほぼ24時間取引できるものも多いです。日中は忙しいビジネスパーソンの方や主婦の方でも、夜・すき間時間に取引ができるでしょう。
CFD取引は取引手数料無料としているケースが多いので、コストを気にせず取引できるのも魅力の1つです。
CFD取引のデメリット
CFD取引のデメリットは以下です。
- 損失が大きくなる可能性がある
- 追証の可能性がある
- 長期投資に不向き
レバレッジ取引は少額から大きな利益を得られる可能性がある一方で、リスクが大きいのがデメリットです。レバレッジをかけすぎた状態で予想と逆の動きをすれば大きな損失となってしまいます。
また証拠金維持率が規定より下回った場合、追証が発生する可能性もあります。自己資金以上の損失となる場合もあるので、レバレッジのかけすぎなどには十分注意しましょう。
CFDはレバレッジを活用して取引をするため、長期投資よりも短期投資に向いている投資法です。
CFD取引のやり方
CFDは実際に金融商品の売買は行わずに、書庫金を証券会社に預けて取引を行います。
価格は世界の主要市場の株価指数・債権先物・株価指数先物などの数値を参照し決定されます。
一般的な売買が成立すると、商品の受け渡しが行われ、それに対して対価の支払いが行われます。
その後、買主は商品の保有を続けることや処分することを決められます。
ですが、CFD取引では売買取引による利益を得ることを目的とした取引であるため、決済を前提に行い商品の受け渡しは行われません。
その代わり、CFDでは証拠金をいれ取引を行います。
CFD(差金決済取引)の証拠金について
先ほど説明したように、CFD取引を行う際は取引金額に応じて証拠金を入れておく必要があります。
証拠金とは取引を行うために必要になる一定割合のお金のことです。
証拠金を預け入れておくことで、CFD取引を行うことができます。
CFD取引初心者の注意点
CFD取引は世界中の資産に投資することができることや、レバレッジをかけることができるなどの魅力がありますが、注意するべき点があります。
ここからは、CFD取引を初めて行う方が気をつけるべき点をご紹介します。
- 初めから高いレバレッジをかけないようにする
- 損切りなどのルールを決めておく
初めから高いレバレッジをかけないようにする
CFD取引はレバレッジをかけることができ、少ない資本で高い利益を狙えることが特徴的な投資手法です。
しかし、元本以上の損失が出る可能性もあり、自分の抱えきれる範囲外の負債が発生すると多額の借金を抱えることになります。
損切りなどのルールを決めておく
CFD取引は短期取引が中心であり、値動きが激しいことが特徴です。
投資を長年経験されている方でも、利益が出ていたらすぐに決済したい、損失が出ているときは利益に変わるまで待ちたい。といった気持ちになります。
よくある質問
まとめ
今回の記事は、CFD取引におすすめの人気銘柄や証券会社をご紹介しました。CFD取引は取引できる銘柄が多く、上昇相場・下落相場でも利益を狙えます。取引できる時間も長くチャンスが多いので、今まで株式投資のみだった方はぜひ一度利用してみてください。
「原油」「金」「Apple」「Amazon」「日経225」「S&P500」などの銘柄は人気が高いものばかりで安定性は高いので、今からはじめる初心者の方にはおすすめですよ。