
「仮想通貨のエアドロップに興味があるけど仕組みがわからない」「エアドロップのデメリットを知っておきたい」と、仮想通貨のエアドロップに参加したくても、受け取り方やリスクが分からず手を出せないと悩んでいる人も多いでしょう。
エアドロップは、無料で仮想通貨が受け取れるためメリットが多い反面、詐欺もあるので参加方法には注意が必要です。そこで今回は、エアドロップの仕組みや、メリット・デメリット、受け取り方について解説します。
目次
仮想通貨のエアドロップとは?
エアドロップとは簡単に言うと、「企業や取引所などが資金調達のためにトークンを無料で配るイベント」のことを指します。
スナップショットといわれる期間内に対象通貨を保有しておくことで、通貨の保有量に対して新しいトークンが無料で配布されるエアドロップが大半です。
対象通貨を保有しておくだけなので、投資家はほぼリスクなしに無料でトークンがもらえます。またこのトークンが数ヶ月〜数年後にいろんな取引所に上場する可能性があるのです。
取引所に上場すれば、無料だった仮想通貨に価値が生まれます。結果的に価格高騰することが多いので、売却すれば利益となるでしょう。
エアドロップで仮想通貨を受け取る3つのメリット
エアドロップのメリットは以下の2つがあります。
- ほぼノーリスクで仮想通貨が受け取れる
- 将来値上がりして大きな利益になる可能性がある
- 受け取った仮想通貨は取引所で売却できる
ほぼノーリスクで仮想通貨が受け取れる
エアドロップ1つ目のメリットは、無料で仮想通貨がもらえる点です。特定の通貨を保有しておくだけで仮想通貨がもらえるので、リスクがほぼありません。
通常は、ほとんどの人が無料で仮想通貨をもらいたいので、期間中は価格が高騰していく傾向にあります。しかし保有期間が終わると同時に価格が暴落する可能性も高いです。
保有期間が終わったらすぐに売り抜けをする、あらかじめ現物と先物で両建てをしておく(ただし乖離が起こる場合もあります)などの対策を打っておくのも良いでしょう。
将来値上がりして大きな利益になる可能性がある
エアドロップでもらった通貨は、保有しておけば将来価格が上昇する可能性もあります。
例えば、2021年3月XEM保有者にXYMが配布された際には、同年5月に約90円まで上昇しました。仮に1,000XYM配布されていたとしたら、無料で9万円の利益が生まれたことになります。
元々は無価値だった仮想通貨が、大きな利益を生んでくれる可能性があるのもエアドロップのメリットです。
受け取った仮想通貨は取引所で売却できる
エアドロップで受け取った仮想通貨は、自分で利用することもできますが、仮想通貨取引所で売却することもできます。受け取った通貨は、通常取引で入手した通貨と同じ価値を持っています。
通貨によっては受け取った直後は価値が低いこともあります。その場合は、少し時間をおいて価値が出てくるのを待ちましょう。
エアドロップので仮想通貨を受け取る4つのデメリット
エアドロップのデメリットは大きく以下の4つがあります。
メリットよりも多いので危険に思うかもしれませんが、大半は回避できるものや仮想通貨を扱う上で当然のものばかりなので、それほど心配する必要はないでしょう。
- プロジェクト自体が詐欺の可能性がある
- トークンが価格上昇せずコストがかかってしまう可能性がある
- 後に税金がかかる可能性がある
- 個人情報流出の可能性がある
1.プロジェクト自体が詐欺の可能性がある
1つ目はエアドロップを行っているプロジェクトが詐欺の可能性があることです。
個人情報を収集するためにメールアドレス入力を求めたり、お金を奪うためにウォレットの情報を投資家から聞き出したり、保有している通貨をロックして出金できないようにしたりなど、詐欺の手口は様々です。
エアドロップを行っている企業は、本当に信頼できる企業・団体なのかをあらかじめ確認しておく必要があります。
2.トークンが価格上昇せず損失が出てしまう可能性がある
エアドロップでもらったトークンが価格上昇しないパターンには注意が必要です。信頼できる企業や発行しているトークンでも、需要がなければ価値は生まれず価格も上昇しません。
エアドロップのために該当の仮想通貨を購入した時より価格が下がってしまうと、売却時に損失となり事実上のコストとなります。
3.後に税金がかかる可能性がある
価値が上がり利益が出れば、その仮想通貨の所持に対して税金が発生します。他の仮想通貨と同様で、20万円以上の利益(扶養されている方は33万円以上の利益)が発生すると所得税がかかります。
いつの間にか価格が上昇しており税金を納める必要があったというケースもあるので、税金のルールはしっかり把握しておきましょう。
なお仮想通貨の税金がかかるタイミングは、利益が確定したタイミングとなります。
4.個人情報流出の可能性がある
4つ目が個人情報流出の可能性があることです。「メールアドレス」や「名前などの個人情報」を入力させ、情報収集が目的のエアドロップもあるので注意しましょう。
対策としては、エアドロップに参加する際に必要になるメールアドレスは、エアドロップ用の捨アカウントにする、受け取りに利用するイーサリアムアドレスも専用のものにするなどが有効です。
エアドロップの安全性は?
エアドロップは仮想通貨を提供するサービスの1つとなっていますが、安全性については確保されているので利用しやすいでしょう。
安全性を確保している背景には、提供している仮想通貨の信頼性がしっかりしていることで、安心してサービスを提供できる状況が作られているためです。
エアドロップの安全性を確保できることで、すべてのユーザーが平等に参加できるサービスとして期待できるようになります。
新しいサービスを提供してもらえるなどのメリットを得られることによって、将来的に今までにない利益を得られる可能性があります。
どうしてエアドロップは安全性が確保されている?
安全性がしっかり確保されていなければ、そもそもエアドロップ自体開催できない部分もあります。
安全に仮想通貨を提供していないことがわかってしまうと、処罰を受けるケースもあるため、仮想通貨の信頼性が大幅に失われ、レートも落ち込んでしまいます。
すべてのエアドロップは安全性を確保した上で、ユーザーに新しいものを提供しようという動きをしっかり見せているのです。
今後も安全性はしっかり担保されている仮想通貨によって実施されるため、問題なくサービスを利用できるものと判断しておきましょう。
エアドロップへの参加は仮想通貨購入が条件になっている
エアドロップへ参加するためには、元々信頼されている仮想通貨を購入しなければなりません。
信頼されている仮想通貨を購入して、トークンを得るチャンスを得ていなければ、エアドロップが開催されていても何もできない状態になってしまいます。
信頼されていないような仮想通貨では、そもそもエアドロップは開催されていないのです。
開催されているというのは、それだけ知名度と安全性を確保して、問題なくトークンを配布できるような状況を作り出せるようにしているのです。
【2022年開催】仮想通貨のエアドロップ
ここからは2022年に開催される最新のエアドロップ情報を紹介します。この記事を参考にぜひ参加してみてください。
開催中のエアドロップ
- TRON
- クリエイターによるNFTエアドロップ
- LEGION NETWORK(LGX)
TRON
暗号資産プロジェクトAPENFTが、仮想通貨TRXの保有者にAPENFTのエアドロップを行います。スナップショットは2023年6月10日までの毎月10日(日本時間21:00)で、100TRX以上の保有者が対象となります。

- 各種手数料無料なのでランニングコストを抑えられる!
- 初心者でも扱いやすい取引ツール
- ビットコインや将来性の高いアルトコイン合わせて13種類を取扱中
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
クリエイターによるNFTエアドロップ
NFTが無料でもらえるエアドロップも多数あるので、参加してみるのもよいでしょう。企業・イラストレーター・俳優・アーティスト・クラブチームなど、様々なクリエイターがエアドロップを行っています。
これらクリエイターによるエアドロップの条件は通貨を保有ではなく、SNSでの投稿が一般的です。
仮想通貨トークンのエアドロップとは違い、価値がつくかどうかは分かりませんが、保有しておけば将来的に利益になる可能性もあるでしょう。
LEGION NETWORK(LGX)
LEGION NETWORK(LGX)は、ドバイ発のスーパーブロックチェーンシステムが搭載された暗号資産プロジェクトです。
LEGION NETWORK(LGX)のエアドロップで稼ぐ方法は「Arcadia」「Reward」「Empower」の3種類用意されています。
- Arcadia:ブロックゲームで稼ぐコンテンツ
- Reward:運営からのミッションをこなすことで稼ぐコンテンツ
- Empower:動画視聴で稼ぐコンテンツ
Rewardの運営からのミッションは運営からのミッションが主なものとなっており、1人紹介すると34LGXがプレゼントされます。
Empowerは1回の動画視聴で3LGXプレゼントされます。
【2023年開催予定】最新の仮想通貨のエアドロップ
今後開催される予定となっている仮想通貨のエアドロップについて紹介します。
- トロンのエアドロップ
- フレアのエアドロップ
トロンのエアドロップ
DMM Bitcoin限定でサービスを提供しているものですが、トロンを保有している人に対してエアドロップが開催されています。
現在も開催されているサービスではありますが、2023年についてもトロンのサービスは提供されるようになっており、今後もトークンを受け取ることが可能になります。
受け取るためには、毎月のトークン配布状況を確認した上で、参加しなければなりません。
エアドロップの参加条件
開催されているエアドロップに参加できるのは、現時点でDMM Bitcoinでトロンを保有しており、なおかつDMM Bitcoinが開催するエアドロップを利用することです。

- 取引手数料無料!
- メジャーな通貨を多数取り扱いあり
- 安心のセキュリティ対策
- トロン(TRX)の取り扱いあり!
取扱銘柄 ※レバレッジ取引 |
24種類
|
取引手数料 | 無料(一部有料あり)※BitMatch取引手数料を除く |
注文方法 | 現物取引
レバレッジ取引(レバレッジ最大2倍) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
フレアのエアドロップ
フレアという仮想通貨も2023年の1月9日にエアドロップを開催することを発表しています。2週間以内に対応している仮想通貨取引所によって実施されます。
参加している仮想通貨取引所の中には、ある程度有名なバイナンスが含まれているため、参加するならバイナンスを利用することがおすすめです。
バイナンスでフレアを購入し、保有しているだけでエアドロップに参加できるようになり、トークンを手に入れることが可能です。
開催されている期間はあまり長くありませんが、色々な仮想通貨取引所を経由して参加できるメリットを持っているサービスです。
どうしてもフレアのトークンを希望している場合には、仮想通貨取引所でフレアを購入し、保有するようにしましょう。

- 各種手数料無料なのでランニングコストを抑えられる!
- 初心者でも扱いやすい取引ツール
- ビットコインや将来性の高いアルトコイン合わせて13種類を取扱中
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
過去に開催されたエアドロップ
ここでは過去に開催されていたエアドロップについて紹介します。
- 2021年12月 XRP保有でSOLOの配布
- 2021年11月 OMG保有でBOBAトークンの配布
- 2021年9月 IOST保有でDONトークンの配布
- 2021年3月 XEM保有でSymbol(XYM)の配布
- 2023年6月(予定) 20年12月にXRP保有でSpark(FLR)トークンの配布
上記は国内取引所で取り扱いがあったエアドロップの一例ですが、海外取引所では2021年だけでもこの数十倍以上のエアドロップが開催されました。
エアドロップはトレード知識やテクニックなどはあまり必要なく、情報収集が占める割合が大きいので、普段からアンテナを張っておくようにしましょう。
エアドロップの参加方法(やり方)と受け取り方
エアドロップにはどうやって参加すれば良いのでしょうか?ここでは参加方法と受け取り方について解説します。
エアドロップに参加するのに、登録や本人確認情報の入力などは必要ありません。参加方法は仮想通貨によって少し異なりますが、大きくは以下の3つです。
- 対象通貨を保有する(スナップショット時に対象通貨を保有)
- SNSで決められた投稿を行う
- マーケットプレイス・分散型取引所(DEX)・ウォレットで一定以上の取引を行う
対象通貨を保有する(スナップショット時に対象通貨を保有)
最もオーソドックスなのが、対象通貨を保有しておくことでもらえるエアドロップです。特別な登録は必要なく、『スナップショット』と呼ばれるタイミングに、対象通貨を保有しておくだけでエアドロップの対象者となります。
スナップショットの日時は、エアドロップを行うプロジェクト側が設定しています。例えば1月10日の朝10時スナップショットと書かれていれば、同時刻に対象通貨を保有しておけば自動的にスナップショットが撮影されます。
極端な例だと、1月10日の朝9時59分に対象通貨を保有して朝10時1分に売却しても対象です。ただし10秒〜30秒程度の誤差が起こる場合もあります。

- 現在開催中のトロンのエアドロップに対応!
- 各種手数料無料なのでランニングコストを抑えられる!
- 初心者でも扱いやすい取引ツール
- ビットコインや将来性の高いアルトコイン合わせて13種類を取扱中
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
SNSで決められた投稿を行う
2つ目がSNSで決められた投稿を行うことです。
エアドロップは、企業がプロジェクトを知ってもらうためのマーケティングの一環として行われることも多いです。いろんな人にSNSで投稿してもらい、そのお礼としてトークンが無料配布されます。
よくあるパターンとしては、「公式アカウントをフォロー」「特定の投稿をリツイート」「投稿のスクリーンショットと、ウォレットアドレスをサイトに入力」などです。
マーケットプレイス・分散型取引所(DEX)・ウォレットで一定以上の取引を行う
国内ではメジャーではありませんが、海外で多いのが「マーケットプレイス・分散型取引所(DEX)・ウォレット」などで一定以上の取引を行うものです。
このパターンは事前発表がないものも多く、過去に一度でも取引(または一定以上の取引)をしていた人に対して、エアドロップが行われるものとなります。
最近ではエアドロップが行われるかもしれない取引所を予想し、前もって1度だけ取引を行っておく人も多いです。ただし、詐欺やトラブルが起こりやすいパターンでもあります。
本人確認書類を求められたり、個人情報を求められるものは詐欺の可能性があるので、できるだけ参加しないようにしてください。

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- 初心者でも扱いやすい取引ツール
- ビットコインや将来性の高いアルトコイン合わせて13種類を取扱中
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
エアドロップで仮想通貨を得るための情報はどこで仕入れる?
エアドロップの情報は以下で仕入れましょう。
- 国内取引所の公式サイト
- 企業運営の仮想通貨サイト
- 個人運営の仮想通貨ブログ
- SNS(Twitter、Instagramなど)
- YouTube
- Telegram
- discord
一番安全な情報を発信しているのは、国内取引所や企業が運営している仮想通貨サイトです。情報の取捨選択をしているので、おかしなプロジェクトを紹介していることは少ないでしょう。
これらは情報密度が高く新鮮なものも多いです。ただし詐欺情報が混ざっている場合もあるので、くれぐれも注意してください。

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- 各種手数料無料なのでランニングコストを抑えられる!
- 初心者でも扱いやすい取引ツール
- ビットコインや将来性の高いアルトコイン合わせて13種類を取扱中
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
エアドロップにおすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所「BITPOINT」
- 「TRX」のエアドロップを受け取れる
- レンディングにも対応
- 各種手数料が無料
BITPOINTは2022年2月現在、国内の仮想通貨取引所のなかで数少ないエアドロップが受け取れる取引所です。取扱通貨は12種類で、2022年2月現在に参加できるエアドロップである「TRX」を保有できます。
エアドロップは受け取れませんがレンディングにも対応しており「いきなり仮想通貨の取引をするのは抵抗がある」という人でも始めやすいです。
取扱通貨 | 13種類
|
レバレッジ | なし |
取引所手数料 |
無料 |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 法定通貨(JPY)出金:振込手数料のみ |
※出典:BITPOINT
エアドロップに関するよくある質問
まとめ
今回は、エアドロップの特徴やメリット・デメリット、2022年最新のイベントについて解説しました。エアドロップは売りタイミングを間違えず、両建てのような対策を取れば、ほぼノーリスクで仮想通貨が貰えます。
まずは現在開催中の「TRX保有でもらえるAPENFTエアドロップ」に参加してみてはいかがでしょうか。TRXは日本国内ではBITPOINTのみ取り扱っていますので、まずはBITPOINTに口座を開設してみましょう。
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