仮想通貨(暗号資産)のレンディングとは?メリット・稼ぎ方・おすすめ取引所

「トレードのようなリスクが高いものでなく、コツコツと資産を積み上げたい」「トレードをする時間はないけど、仮想通貨には触れてみたい」と、低リスクで手軽に仮想通貨で利益を出したいと考える人も多いでしょう。

仮想通貨にはさまざまな稼ぎ方がありますが、そのひとつに「レンディング」という方法があります。レンディングなら時間がない人や仮想通貨に不慣れな人でも手軽に仮想通貨を扱えるので、メリットが大きいです。

そこでこの記事では、仮想通貨(暗号資産)のレンディングの基本知識や、メリット・デメリット・稼ぎ方について紹介します。

レンディングができる取引所やその特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

仮想通貨のレンディングとは?稼げる仕組みを解説

仮想通貨のレンディングとは?稼げる仕組みを解説

仮想通貨のレンディングとは「貸暗号資産」とも呼ばれるもので、取引所に一定期間仮想通貨を貸し、利息を受け取る仕組みのことをいいます。トレードとは全く異なる稼ぎ方です。

例えば、Aさんが取引所に仮想通貨を貸し、Bさんが取引所からその仮想通貨を融資してもらうとしましょう。すると、Aさんは間接的にBさんに仮想通貨を貸したことになるので、貸した分の利息を受け取れる状態となります。

 レンディングは、利息分でもらえる利益を積み上げていくことが可能な仕組みです。

数々の取引所でレンディングシステムが導入されており、年率は1〜5%程度を目安として受け取れます。

コツコツと資産を積み上げていきたい人や、仕事で忙しくて仮想通貨の情報を追えない人でも、預けておくだけで稼げる手軽さがメリットです。
仮想通貨のレンディングをするならCoincheck
コインチェック
  • レンディングとしては最大の年率5%
  • 貸し出しの期間を短期(14,30,90日)長期(180,365日)の5通りから選べる
  • ビットコインだけでなく、対応しているすべての暗号資産でレンディングができる
Coincheckの詳細
取扱通貨 17種類

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リスク(LSK)
  • ファクトム(FCT)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)
レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
出金手数料 407円(税込)

仮想通貨のレンディングを利用する4つのメリット

仮想通貨のレンディングを利用する4つのメリット

仮想通貨のレンディングを利用するメリットは以下の4つです。

仮想通貨のレンディングを利用するメリット
  1. チャートを追いかける必要がなく時間がいらない
  2. 難しいスキルや知識がいらない
  3. 簡単に申込みが可能
  4. 年率が高い

1.チャートを追いかける必要がなく時間がいらない

レンディング1つ目のメリットは、チャートを追いかける必要がないことでしょう。一度取引所に仮想通貨を貸し出しすれば、基本的にそのまま放置しておけば良いので相場を見る必要がありません。

 「今が買い時なのか、もっと調べてからじゃないと分からない」「どのタイミングで売ればいいのか分からない」と迷って、機会損失をする心配がありません。

レンディングなら、お仕事や家事が忙しく、チャートを確認するためになかなか時間が取れない人でも参加可能です。

チャートを一切見る必要がないので、投資の精神的なストレスからも解放されるでしょう。
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Coincheckの詳細
取扱通貨 17種類

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  • イーサリアム(ETH)
  • リスク(LSK)
  • ファクトム(FCT)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
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  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
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取引所手数料 無料
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  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
出金手数料 407円(税込)

2.難しいスキルや知識がいらない

レンディングは、難しいスキルや知識が必要ないことも非常に大きなメリットです。

仮想通貨取引で稼ぐ場合には、チャートに線を引いて分析する『テクニカル分析』や、仮想通貨に関するニュースやイベント、各国の経済情報などを収集して予想をつける『ファンダメンタルズ分析』などを行います。

 レンディングは、仮想通貨を取引所に預けておくだけなので、相場がどのように動いても関係がなく、スキルも知識も不要です。

ただし、価格の暴落によって損をする可能性があるので、レンディングを始めるタイミングだけは意識しておくと良いでしょう。

価格が高い時に始めるよりは、価格が安い時に始めるほうが利益が出る可能性が高いですよ。

3.簡単に申込みが可能

3.簡単に申込みが可能

レンディングは簡単に申し込みが可能な点も、手軽に仮想通貨を触れるメリットといえるでしょう。ほとんどの取引所で、手続きは5分程度で完了します。

例えばコインチェックなら、以下の3ステップでレンディングが可能です。

レンディングの手順(コインチェック)
  1. 貸し出しをしたい仮想通貨を【取引アカウント】から【貸暗号資産アカウント】に振り替え
  2. 【コインを貸す】より、「貸し出し期間」「貸出数量」を入力
  3. 【貸すボタン】をクリック

申込み手続きが終われば、コインチェック側で承認作業に入ります。承認作業が完了すればレンディングスタートです。「誰でも」「今すぐ」「簡単」に申し込めます。

複雑な手続きは一切必要ありません。「仮想通貨は難しそう」となかなか手を出せなかったという人でも安心ですね。

4.年率が高い

レンディングは年率が高いことも非常に大きなメリットでしょう。多くの取引所では年率はだいたい1%〜5%程度です。

コインチェックでは最大年率が5%、BITPOINTでは新しいアルトコインが上場したタイミングで年率100%キャンペーンなども実施しています。

取引所 年率
コインチェック 1%〜5%
GMOコイン 1%〜3%
BITPOINT 案件によって異なる(1%〜3%程度)

※2022年2月10日現在

2022年現在、銀行の年利が0.002%〜-0.170%程度なのを考えると、かなり高利率といえます。

銀行にお金を預けているなら、レンディングのほうがお得ですね。
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取扱通貨 17種類

  • ビットコイン(BTC)
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レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
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  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
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仮想通貨のレンディングを利用する2つのデメリット

仮想通貨のレンディングを利用する2つのデメリット

仮想通貨のレンディングを利用するデメリットは以下の2つです。

仮想通貨のレンディングを利用するデメリット
  1. 基本的には解約できない
  2. 大きな暴落が起こると損をする可能性がある

1.基本的には解約できない

レンディングは基本的には解約できません。価格が高騰しているときに売ったり、価格が下落しているときに損切りしたりすることができないのはデメリットでしょう。解約できる取引所もありますが、解約手数料がかかり高額です。

取引所 解約の可否と手数料
コインチェック 不可
GMOコイン 償還時に受取予定の貸借料の10%
BITPOINT 不可

※2022年2月10日現在

基本的には、満期まで貸しておくと考えておくほうがよいでしょう。

2.大きな暴落が起こると損をする可能性がある

2.大きな暴落が起こると損をする可能性がある

レンディングする際に最も注意しなければならないデメリットは、大きな暴落があると損をする可能性があることです。レンディングは基本的に解約ができません。

預けている仮想通貨に大暴落が起こると、利息分のもらえる枚数は増えても、円に換えたときに損をしている可能性があるのです。ただしレンディングのひとつの魅力に、いろんな通貨で貸し出しができることが挙げられます。

マイナーで流動性の低いアルトコインで貸し出しするのではなく、ビットコインやイーサリアムなど安定性の高いコインを貸し出せば、暴落リスクを回避できるでしょう。
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  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
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  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
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レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
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レンディングを行うには?やり方を紹介

ここではGMOコインを例にレンディング(貸暗号資産)のやり方を紹介します。まず、GMOコインにログインしたら画面左側にある【貸暗号資産】をクリックしましょう。

GMOの貸暗号資産のやり方

次に貸出したい銘柄を選択しましょう。

GMOの貸暗号資産のやり方

最後に【貸出数量】と【貸出期間】を入力しましょう。貸出期間は長くすると年率が上がり、BTCなら貸出期間1ヶ月で年率1%、3ヶ月で年率3%となっています。

GMOの貸暗号資産のやり方

最後に【確認画面へ】をクリックしましょう。以上で、GMOコインでのレンディング申請が完了します。

出典:貸暗号資産 -GMOコイン

レンディングを行う際の3つの注意ポイント

レンディングを行う際の3つの注意ポイント

レンディングは必ず貸出できるわけではありません。各取引所では審査があり、対象外となれば貸出できないこともあります。また、借り入れる側も借入総額制限を超えていると、借り入れできません。

その他、以下の3つのポイントに注意しましょう。

レンディングを行う際の注意ポイント
  1. 取引所が経営破綻する恐れがある
  2. レンディングにも税金はかかる
  3. 貸し出した通貨以外では受け取れない

1.取引所の経営破綻

あまり多い例ではありませんが、取引所の経営破綻の可能性があるのはデメリットの1つでしょう。

取引所が経営破綻すると、貸し出し中の仮想通貨が返ってこない可能性もあります。できるだけ大手の取引所を利用すること、実績が豊富で歴の長い取引所を選ぶようにすればリスクを低く抑えられます。

通常の取引でもいえることですが、信頼できる取引所を選ぶのは仮想通貨を扱ううえで非常に重要なポイントですよ。
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  • ビットコイン(BTC)
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  • リスク(LSK)
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  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)
レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
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2.レンディングにも税金はかかる

2.レンディングにも税金はかかる

他の仮想通貨と同様、レンディングでの儲けは税金がかかります。仮想通貨は雑所得に扱われ、利益が確定した段階で税金がかかります。

 レンディングの場合は、貸し出していた通貨が返却され、利子を受け取ったタイミングで税金が発生します。時価は受け取った時点のものです。※

例えば1BTCを年利3%で1年間貸出していた場合、0.03BTCが利息分です。1BTCが500万円だった場合、15万円の利益となり、15万円に税金がかかります。

仮想通貨の税金計算はGtaxが利用できます。自分では分からない人は税理士に相談するとよいでしょう。

ビットコインなどの仮想通貨レンディングにかかる税金と計算方法を解説 -AERIAL PARTNERS

3.貸し出した通貨以外では受け取れない

受け取り時には、貸し出した通貨以外で受け取ることはできません。つまり、ビットコインを貸し出した場合に受け取れるのはビットコインのみとなります。

貸し出した時は主にビットコインで取引をしていたけれど、今はイーサリアムを使っているのでイーサリアムで受け取りたい、ということはできません。

受け取れる年率も貸し出したコインのみとなるので注意が必要です。
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取扱通貨 17種類

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  • ネム(XEM)
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  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
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レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
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  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
出金手数料 407円(税込)

仮想通貨のレンディングにかかる税金はある?

お金が貯まっていく

仮想通貨のレンディングには、雑所得と呼ばれる税金がかかってしまい、所得税を納めなければ追徴課税の対象になってしまいます。

レンディングはお金を得ている行為として認められているため、仮想通貨で得た利益はしっかり申告しなければなりません。

 レンディングによって得られる利益については、雑所得のルールに沿って累進課税制度が採用されることとなります。

累進課税が採用されているレンディングは税率が大幅に上昇する可能性がありますが、申告を行わなければ最悪の場合は大きな損失を出してしまう恐れもあるため気をつけなければなりません。

レンディングを行う際には、雑所得として申告が必要であること、確定申告によって支払いが必要であることをしっかり理解しておきましょう。

場合によってはレンディングサービスをあまり利用せず、税金申告の金額を抑えるなどの方法を利用して支払いを制限する方法も有効です。

上手にレンディングすれば、税金として請求されるような金額を抑えられるようになります。

レンディングは雑所得以外の税金は対象外となる

レンディングに適用されるのは雑所得による所得税だけですが、それ以外の税金については対象外としています。

仮想通貨によって発生している税金というのは、海外FXと同じように採用されている雑所得として認められているため、他の税金制度が採用されないルールとなります。

 税金を支払うことになるルールを理解しておかないと、大きな問題に直面する場合もあるため気をつけたほうがいいでしょう。

提供されているサービスの中には、レンディングによってなかなか利益が出てこないようなものもあります。

あまり利益が出てこない場合は、一定の税金までは支払いが免除されるような状況が作られていますので、利益を制限して税金を回避する方法を検討しましょう。

税金を回避できるようになれば、得られた利益はすべて自分の手元に残る形になります。

レンディングができる仮想通貨取引所を選ぶポイント

仮想通貨

レンディングできる仮想通貨取引所を選ぶポイントとしては以下の通りです。

レンディングできる仮想通貨取引所を選ぶポイント
  • 得られる利益がしっかりしている
  • 取引所として信頼性が高い
  • 手順が簡単にできる

利益がしっかりしていることにより、レンディングをしていることのメリットを得られやすくなっているため、まずは利益の部分を検討したほうがいいでしょう。

他にもレンディングできる仮想通貨取引所として信頼性が高く、ユーザーから信頼されているところを利用していくのが一番いい方法です。

使い勝手と信頼性を踏まえて選択するのがいい方法です。

ここからは、レンディングできる仮想通貨取引所を選ぶポイントを詳しく説明します。

得られる利益がしっかりしている

レンディングによる利益がしっかり得られるようになっている仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。

利益があまり得られないように作られている仮想通貨取引所を選んでしまうと、大きな利益を確保できない状態になってしまいます。

 提供している利益の金額は非公開としているケースもありますが、ある程度記載している業者も存在しています。

レンディングの信頼性を決めるのは、本当に提供している利益がしっかりしているのかどうかです。

利益が明らかになっていない業者を利用していくよりも、明らかにしている業者を利用している方が圧倒的に安心できるのは間違いありません。

提供されている利益が多ければ多いほど、レンディングを利用するメリットは当然生まれていきます。

取引所として信頼性が高い

ルールを決める

取引所の信頼性が高くなっているのも、信用のためには重要視されます。

信頼できないようなところで利用していくのは、レンディングの信頼性が得られなくなってしまうため、本当に大丈夫なのか不安に感じてしまいます。

 不安な状況を作らないためにも、取引所の信頼性は事前にチェックしておくことがおすすめです。

信用できるところでレンディングできれば、利益についてもある程度確保されるものと判断できます。

一方で信頼できないようなところを利用していると、本当にレンディングによって利益が出ているのか不安視されるため、不安な状況で取引を続ける必要があります。

レンディングサービスが信頼できるかどうかは、取引所の信頼性によって変わっていくのです。

手順が簡単にできる

レンディングまでの手順が簡単で、すぐに実行できるのも選ぶ際のポイントです。

手順が簡単に作られていることによって、誰でもレンディングできるような環境を作っていれば、投資しやすいように感じられるでしょう。

 レンディングは難しいように思われていますが、提供されているサービスさえわかってしまえば簡単にできるケースがあります。

取引所によってレンディングの難易度が変わってくるため、簡単にできるところを選んだほうが無難です。

少しでも手順を簡単にできるところを選んでいくことにより、レンディングの難易度を下げ、すぐにでも利益を出せる環境を作っていくのです。

レンディングの難易度を決めるのは基本的に取引所の方針であることを理解しておきましょう。

レンディングができる仮想通貨(暗号資産)取引所4選

※2022年2月時点の情報です。取り扱い通貨や手数料などは変動する可能性があります。正確な情報は、各公式サイトをご参照ください。

コインチェック

コインチェック

コインチェックの特徴
  • 最大年率5%のサービスを提供
  • 貸出期間が5通りから選択可能
  • 貸出数量下限は1万円相当以上から可能

マネックスグループが運営するコインチェックは、仮想通貨の取り扱い種類が17種類ある取引所。『Coincheck貸暗号資産サービス』は全ての暗号資産に対応しているので、他社のレンディングと比べて選択肢が多いのも特徴です。

 レンディングの年率も高く、最大年率は5%となっています。

貸出期間は14日・30日・90日の短期から、180日間・365日の長期まで5通りから選択可能です。

すでにコインチェックに登録している人なら、5分程度で申請が可能です。
取扱通貨 17種類

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リスク(LSK)
  • ファクトム(FCT)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)
レバレッジ 不可
取引所手数料 無料
入金手数料
  • 銀行振込:無料(振込手数料の負担あり)
  • コンビニ:770円(税込・3万円未満時)
  • クイック入金:770円(税込・3万円未満時)
出金手数料 407円(税込)

出典:Coincheck ※2022年2月現在

GMOコイン

GMOコイン

GMOコインの特徴
  • すべての銘柄が最大年率3%
  • 最低額10万円相当額から貸出可能
  • 1ヶ月年率1%コースと、3ヶ月年率3%コースから選べる

GMOインターネットグループが運営するGMOコインは、20種類の仮想通貨を取り扱っている取引所です。すべての銘柄でレンディングが可能で、最大年率は3%となっています。

 最低貸出額は10万円相当額と少し高いものの、最短1ヶ月のみの貸出もできるので気軽に利用しやすいです。

また他社のレンディングと違い、途中解約も可能となっています。償還時に受取予定の貸借料の10%が差し引かれますが、暴落が続いている相場などでは活躍できるでしょう。

GMOコインなら、最短10分で口座開設が可能。レンディング申請も5分程度です。
取扱通貨 20種類

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • オーエムジー(OMG)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • テゾス(XTZ)
  • ポルカドット(DOT)
  • コスモス(ATOM)
  • シンボル(XYM)
  • モナコイン(MONA)
  • カルダノ(ADA)
  • メイカー(MKR)
  • ダイ(DAI)
  • リンク(LINK)
レバレッジ 2倍
取引所手数料 Maker:-0.01%
Taker:0.05%
入金手数料 無料
出金手数料 無料

出典:GMOコイン ※2022年2月現在

BITPOINT

BITPOINT

BITPOINTの特徴
  • サイトで賃借料のシミュレーションが可能
  • 募集案件によって貸出期間や賃借料率が異なる
  • 上場記念で年率100%のキャンペーンを行うことが多い

BITPOINTは、12種類の通貨を取り扱う仮想通貨取引所です。『貸して増やす』では、募集案件によって貸出期間や賃借料率が異なりますが、90日間で年率3%程度を受け取ることができます。

 貸借料シミュレーションが可能で、受取貸借料と日本円に換算した金額がすぐに表示されるので、イメージがつかみやすいでしょう。

また、新しいコインが上場したタイミングで、年率100%のレンディングキャンペーンが行われることが多いのも特徴のひとつ。定期的にチェックしておくとよいでしょう。

BITPOINTは各種手数料が無料なので、お得に取引ができますよ。
取扱通貨 12種類

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • トロン(TRX)
  • エイダ(ADA)
  • ジャスミー(JMY)
  • ポルカドット(DOT)
  • チェーンリンク(LNK)
  • ディープコイン(DEP)
レバレッジ 2倍
取引所手数料 無料
入金手数料 無料
出金手数料 無料

出典:BITPOINT ※2022年2月現在

PBR Lending

PBR Lending

PBR Lenidingの特徴
  • 国内最高峰の貸借料率
  • 5種類の仮想通貨レンディングに対応
  • 各種手数料が無料
  • 1カ月から貸し出し可能

PBR Lendingは、国内最高峰の貸借料率を実現している仮想通貨レンディングのプラットフォームです。

「BTC」「ETH」「ADA」「USDT」「USDC」の5種類の仮想通貨レンディングに対応しており、その全てが年利10%と、他の国内仮想通貨取引所と比べても高い年率になっています。

 通常の年利は10%、プレミアムプランでは業界最高値の12%となっています。

また1か月ごとの自動更新の際の手数料や返還手数料は無料であるため、受け取れる収益が減ってしまう心配もありません。

1ヶ月からの運用が可能で返還もいつでも可能なため、お試しで1ヶ月始めてみるのも良いでしょう。

※公式サイトより

取扱通貨 5種類

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エイダ(ADA)
  • テザー(USDT)
  • ユーエスディーコイン(USDC)
更新料 無料
返還手数料 無料
年率 通常:10%
プレミアムプラン:12%
最低賃借期間 1か月

出典:PBR Lending

よくある質問

レンディングサービスを行っている仮想通貨の取引所はどこですか?
コインチェックGMOコインBITPOINTなどで行っています。コインチェックは最大年率5%のサービスを提供しており、貸出期間14日間〜365日から選択可能です。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングとは何ですか?
「貸暗号資産」と呼ばれるもので、取引所に仮想通貨を貸して、利息を受け取る仕組みのことをいいます。取引所を通して第三者に仮想通貨を貸し、利息を受け取る仕組みです。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングのメリットは何ですか?
チャートを追いかける必要がなく時間や手間がかからないこと、難しいスキルや知識が必要ないこと、簡単に申込み可能なこと、銀行などと比較して年率が高いことなどが挙げられます。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングのデメリットは何ですか?
大きな暴落が起こると損をする可能性があること、基本的には解約ができないことです。取引所によっては解約できることもありますが、割高の解約手数料がかかります。
仮想通貨(暗号資産)のレンディングをする際の注意点を教えてください
レンディングにも税金がかかること、取引所に承認されなければ貸出ができないこと、取引所が経営破綻する恐れがあること、貸し出した通貨でしか受け取れないことです。実績が豊富な取引所を選ぶようにしましょう。
レンディングができるのはビットコインだけですか?
ビットコイン以外のアルトコインでもレンディングは可能です。大半の取引所では、取り扱っているすべての通貨でレンディングに対応しており、コインチェックなら17通貨となっています。
レンディングのやり方は難しいですか?
【通貨選択】【通貨の数量選択】【期間選択】をして申請をするだけなので、非常に簡単です。通常5分程度で完了するでしょう。ただし申請後に取引所の審査があります。

まとめ

今回は、仮想通貨のレンディングの特徴やメリット・デメリット、レンディングができるおすすめの仮想通貨取引所について解説しました。

仮想通貨のレンディングは、リスクを抑えつつ仮想通貨で利益を出せるので長期保有がメインの人に向いています。

最初の申請も5分程度しかかからず、相場を追う必要もないので、忙しい人や仮想通貨を始めたばかりで取引するのは不安という人でもすぐに活用できるでしょう。

まずはレンディングができるコインチェックやGMOコインなどに登録し、レンディングを試してみましょう!
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