
つみたてNISA(ニーサ)など積立投資が推奨されている現在では、仮想通貨を積み立てる人が増えています。しかし、仮想通貨の積立と聞いても仕組みや銘柄の選び方など分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、仮想通貨の積立投資について解説します。
- 仮想通貨の積立投資の仕組み
- 積み立てるときの銘柄の選び方
- 仮想通貨の積立ができる取引所の選び方
- 仮想通貨の積立のメリット・デメリット
- 仮想通貨の積立ポイント
これから、仮想通貨の積立を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
仮想通貨(暗号資産)の積立の仕組みとは?
仮想通貨の積立の仕組みとは、自身で決めた仮想通貨を毎日・毎月決まったタイミングで自動的に購入していくサービスです。
積立するためには、事前に銘柄やタイミング、積み立てていく金額を選んで設定する必要があります。積み立てるタイミングで取引所や口座に残高がないと買い付けできまないため、取り引きできる無理のない範囲で設定しましょう。
仮想通貨(暗号資産)の積立におすすめの取引所3選
Coincheck
- 月々1万円から積立できる
- 購入単価を引き下げ、長期で安定した投資が可能
- 入金から購入まで全て自動で取引できる
- 2つのプランから自分に合ったものを選べる
※2020年12月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ
- 月イチつみたてプラン:月に一度だけ買い付けを行う
- 毎日つみたてプラン:毎日買い付けを行う
対象者 | コインチェックに口座をお持ちの個人、法人の方 |
取扱通貨 | BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, MONA, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, SAND (取扱通貨は、順次追加予定) |
積立金額 | 月々1万円~100万円の範囲で、1,000円単位 |
手数料 | 無料 (口座振替手数料、積立サービス手数料) |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし 法人の方は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行から選択可能 |
bitFlyer
- 1円単位で積立金額の設定が可能
- 自動購入でらくらく取引できる
- 時間分散によるリスク軽減
- 設定完了後、最短翌日から取引可能
対象者 | ビットフライヤーのアカウントを持っている個人、法人の方 |
取扱通貨 | 19種類 ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・シンボル(XYM)・チェーンリンク(LINK)・ポルカドット(DOT)・テゾス(XTZ)・ステラルーメン(XLM)・ネム(XEM)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・イーサリアムクラシック(ETC)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・リスク(LSK)・ポリゴン(MATIC)・メイカー(MKR)・ジパングコイン(ZPG)・フレア(FLR) |
積立金額 | 毎日1円単位、最大100万円 |
手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込、インターネットバンキングで入金、コンビニから入金 |
GMO コイン
-
ワンコインでつみたて投資が可能
-
リスクを抑える分散投資
-
資産計画に役立つかんたん計算シミュレーション
- 東証一部上場企業のGMOグループの信頼性
GMOコインは、東証一部上場企業であるGMOグループが運営する取引所です。ワンコイン(500円)から購入することが可能で、口座に残高があると自動で積立が行われます。
公式サイト上では暗号資産の積立の簡単なシミュレーションが行えるので、参考値を知り、計画的な取引が行えるでしょう。
※おすすめの暗号資産取引所 現物取引(仮想通貨)ランキング・比較 -オリコン顧客満足度
対象者 | – |
取扱通貨 | BTC, ETH, BCH, LTC, XRP, XEM, XLM, BAT, OMG, XTZ, QTUM, ENJ,DOT,ATOM,ADA,MKR,DAI,LINK |
積立金額 | 毎日1円単位、最大100万円 |
手数料 | 無料 |
入金方法 | 銀行振込、インターネットバンキングで入金、コンビニから入金 |
仮想通貨(暗号資産)の積立に向いている人の特徴
仮想通貨の積立に向いている人は以下の通りです。
- レートの急変動にも耐えられる人
- 一撃で逆転を狙っている人
- 将来的に大きな資産を確保したいと考えている人
仮想通貨はレートの変動が激しいため、ある程度資金力を持っている人が利用しなければ耐えられない可能性もあります。
また、最終的に積み立てているものを売却する方針を示しているのであれば、一撃で逆転できる要素を持っている状態を作ったほうがいいでしょう。
ここからは、仮想通貨の積立に向いている人を詳しく説明します。
レートの急変動にも耐えられる人
仮想通貨の状況を考えると、レートの急変動には耐えなければなりません。
レートが急変動している状態で積み立てを実施していくことになりますので、ある程度資金を確保して、レートの変動に耐えられる環境が求められます。
レートの急変動によっては、これまでプラスだった利益が損失へと変わっていきます。
仮想通貨の動向に左右されるような環境を踏まえて、資金力で対抗できる人が積立には向いていると言えるでしょう。
一撃で逆転を狙っている人
積み立てた仮想通貨を活かして、一発逆転を狙っている人は向いている傾向があります。
仮想通貨を積み立てることによって、安く手に入れているものを将来的に一気に売却することで多くの利益を出せるようになっています。
逆転したいと思っている人は、銘柄選びをしっかり考えておきましょう。
銘柄がしっかり選べていないような状況になってしまうと、一撃での逆転が難しくなり、思っていたようなレートで売れない状態になってしまいます。
将来的に大きな資産を確保したいと考えている人
将来的に資産を増やしたいと考えている人も、仮想通貨の積立に向いています。
積み立てる際に将来を考慮して、レートが高くなるような銘柄を選んでおけば、いざという時には売却して資金に変えられるなどのメリットを持っています。
積み立てる際は、大きな資産を確保できるような環境をしっかり見ていくことが大事です。
特にレートの変動が激しいもの、元々のレートが非常に高くなっているものなど、しっかり確認しながら銘柄を決めていく必要があります。
仮想通貨(暗号資産)の積立におすすめな銘柄
仮想通貨の積立におすすめできる銘柄は以下の通りです。
- ビットコイン
- イーサリアム
- エイダコイン
全体的に仮想通貨の知名度が高いものを選んでおいたほうが、積立したときにレートが上昇するなどのメリットを得られます。
マイナーな仮想通貨を選んでいく場合は、レートの上昇に期待できる他、安定してレートを維持できるような環境が求められていきます。
ここからは、仮想通貨の積立におすすめできる銘柄を詳しく説明します。
ビットコイン
ビットコインは仮想通貨の代表的な銘柄であり、取引で採用している人も多くなっています。
代表的とされる銘柄を保有しておくことによって、積み立てたときの利益を得られやすくなるメリットを持っています。
取引する際はレートの状況に気をつければおかなければなりません。
レートの変動が非常に激しいこともあり、なるべく安いときに購入して高く売れるようにする状況を作りながら、積立を進めていく必要があるでしょう。

- ビットコインが月々1万円から積立できる
- 購入単価を引き下げ、長期で安定した投資が可能
- 入金から購入まで全て自動で取引できる
- 2つのプランから自分に合ったものを選べる
対象者 | コインチェックに口座をお持ちの個人、法人の方 |
取扱通貨 | BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, MONA, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, SAND (取扱通貨は、順次追加予定) |
積立金額 | 月々1万円~100万円の範囲で、1,000円単位 |
手数料 | 無料(口座振替手数料、積立サービス手数料) |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし 法人の方は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行から選択可能 |
イーサリアム
ビットコインと並んで代表的な通貨として利用されているものです。
現時点で開発が進んでいる他、互換性を持っている別の仮想通貨も登場するようになり、知名度としては2番目に位置するような状況となっています。
イーサリアムもビットコインと似たような性質を持っているため、レートの変動が激しくなっています。
購入の際は安く手に入るような状況を作っておくように心がけて、なるべく積立の際に有利なレートを取れるようにしてください。

- イーサリアムが月々1万円から積立できる
- 購入単価を引き下げ、長期で安定した投資が可能
- 入金から購入まで全て自動で取引できる
- 2つのプランから自分に合ったものを選べる
対象者 | コインチェックに口座をお持ちの個人、法人の方 |
取扱通貨 | BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, MONA, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, SAND (取扱通貨は、順次追加予定) |
積立金額 | 月々1万円~100万円の範囲で、1,000円単位 |
手数料 | 無料(口座振替手数料、積立サービス手数料) |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし 法人の方は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行から選択可能 |
エイダコイン
知名度こそあまり高くありませんが、エイダコインも積立に向いている銘柄です。
マイナーな銘柄として提供されているものの、将来性が非常に高いとされている要素がありますので、安心して取引できるメリットを持っています。
エイダコインの場合はレートの変動が他の仮想通貨の動向に影響する傾向があります。
ビットコインやイーサリアムについてしっかり見ておき、レートの変動があまり行っていないタイミングで積立を実行していくといいでしょう。

- エイダコインが月々1万円から積立できる
- 購入単価を引き下げ、長期で安定した投資が可能
- 入金から購入まで全て自動で取引できる
- 2つのプランから自分に合ったものを選べる
対象者 | コインチェックに口座をお持ちの個人、法人の方 |
取扱通貨 | BTC, ETH, ETC, LSK, XRP, XEM, LTC, BCH, MONA, XLM, QTUM, BAT, IOST, ENJ, OMG, SAND (取扱通貨は、順次追加予定) |
積立金額 | 月々1万円~100万円の範囲で、1,000円単位 |
手数料 | 無料(口座振替手数料、積立サービス手数料) |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし 法人の方は、楽天銀行、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行、PayPay銀行から選択可能 |
仮想通貨(暗号資産)の積立ができる取引所の選び方
まずは、積み立てていく取引所を選ぶことから始めます。しかし、積立設定できる仮想通貨の取引所は多数あるため、選ぶときに悩むこともあるでしょう。
では一体、どのような点をチェックして仮想通貨を積み立てる取引所を選べば良いのでしょうか。
- 手数料で選ぶ
- 取り扱い銘柄の多さで選ぶ
- セキュリティの高さで選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
手数料で選ぶ
仮想通貨の取り引きには、手数料がかかりますが、手数料は各取引所によって異なります。また、取引手数料だけでなく買い付けるための入金に手数料がかかることも珍しくありません。
1回の取り引きあたりの手数料は少額になっていることがほとんどですが、積み立てでは長期的に何度も買い付けるタイミングが訪れます。
よって、なるべく手数料の安い取引所を選ぶのがおすすめです。
取り扱い銘柄の多さで選ぶ
積立設定時に欲しい銘柄がある場合、目的の銘柄の有無で取引所を決めてしまいがちですが、長い目で見ると取り扱い銘柄が多い取引所が良いでしょう。
取り扱い銘柄が多いと、相場の変化にも柔軟に対応することができます。
仮想通貨の積み立ては長期投資になるため、なるべく長期で保有できる安定した銘柄を最初に選んでおくことも重要です。
セキュリティの高さで選ぶ
仮想通貨の取引所を選ぶとき、セキュリティの重要さを目にすることが多いでしょう。仮想通貨の取引所は、それぞれ独自のセキュリティを導入しているところも多く、内容は各取引所によって異なります。
なお、過去には国内でもハッキング事件が起こっており、2011年にはビットコインの価格が不正操作される事態となりニュースでも大々的に報じられています。
そのほかにも、2014年にはハッキングにより取引所がストップしてしまうなど、ハッキングによる被害は莫大なものとなっているのです。
仮想通貨(暗号資産)の積立のメリット
仮想通貨は積み立てる以外にも都度自身で買っていくこともできます。では一体、なぜ積立投資が人気を集めているのでしょうか。仮想通貨の積み立てがおすすめの主な理由は、4つあります。
- 少額から始められる
- 決まった時間や日時に自動で積立ができる
- リスクの分散ができる
- 設定しておけばあとは自動的に行ってくれる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
少額から始められる
仮想通貨の積み立ては少額から始められるため、初めて資産運用する人も初めて仮想通貨を購入する人も、スタートさせやすいのがメリットです。
積立設定できる金額は取引所によって異なりますが、1円から始められる取引所もあります。
そのため、最初のハードルが下げやすいのが魅力でしょう。積立投資は長期間続けることで利益が出しやすいのが特徴です。長期間積み立てても問題ない金額から始めてみてください。
決まった時間や日時に自動で積立ができる
積立設定をしていない場合、買い付けのたびに自身で購入手続きをしなければいけません。購入自体は難しい作業ではないため簡単にできるだろうと思いがちですが、毎月買い付けるとなると難しいでしょう。
また、自身で買い付けを行う場合、その時々の銘柄の価格が気になってしまい、感情的に買い付けを行ってしまったり、あえて買い付けをしないでおいたりすることが考えられます。機械的に積み立てていく精神力と手間がある人以外は、積立設定をしておくことをおすすめします。
リスクの分散ができる
投資においてリスクは避けて通れないため、自身で許容できる範囲内でリスクを負う必要があります。しかし、投資におけるリスクは減らすことが可能です。
資産の分散は、名前の通り資産を分散させることでひとつの銘柄が下落してもその他の銘柄でカバーすることです。時間の分散は、一定額を決まったタイミングで購入することで平均買い付け額を抑えることができるものです。
積立投資は、この時間の分散に該当します。また長期投資をすることで、短期的には下落することのある相場でも長い目で見て値上がりに期待できるというものです。
また、積み立てる銘柄を複数選んでおくと、資産の分散も取り入れることができます。リスクの分散ができるのが仮想通貨を積み立てるメリットといえるでしょう。
設定しておけばあとは自動的に行ってくれる
仮想通貨を購入する場合、自身でタイミングや購入金額、銘柄を購入する都度決めなければいけません。あらかじめ積立設定をしておくことで、その手間が省けます。
購入したあとは、売却まで特に自身が行う作業がないため、最初の設定以外の手間がかかりません。設定後は放っておいて良いのが魅力といえるでしょう。
そのほかにも家計の状況によっては投資金額を増やせる場合も、減らした方がいい場合もあるため、見直しはしておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)の積立のデメリット
メリットが多い仮想通貨の積立投資ですが、デメリットもあるため把握しておかなければいけません。
- 大きなリターンは望めない
- 資産が減ってしまうリスクがある
- 利益が一番乗っているタイミングでの利確が難しい
具体的にどのような点がデメリットになるのか確認していきましょう。
大きなリターンは望めない
積立投資は長期間運用することで利益が出やすいことがメリットです。反対に、短期間では利益が出にくく、長期的に見ても大きな利益を出すことは難しいのが特徴です。
そのため、短期間で利益を出したい人や大きなリターンを望む人には向いていない投資スタイルといえるでしょう。
大きなリターンを求めたい人は、仮想通貨の積み立てとは別に自身でも都度売買していくのがおすすめです。
資産が減ってしまうリスクがある
仮想通貨に限らず、為替や株式なども含めた投資は、価格が上下するのが当たり前です。そのため、購入した金額より評価額が下がってしまうことも珍しくありません。
その場合、一時的に大幅なマイナスとなることがあります。
仮想通貨の積立をする際は、短期的に見た値下がりに一喜一憂せず、ある程度放置して様子を見ながら積み立てするのがおすすめです。
利益が一番乗っているタイミングでの利確が難しい
仮想通貨の積み立ては、一時の価格を見て売買するわけではないため、底で購入し天井で売ることができません。そのため、利益が最も乗った状態での取り引きが難しいのが特徴です。
ただし、その時々が最も利益が乗るタイミングであるかどうかは誰も判断できないため、細々と売買するより成績が良いことも少なくありません。
仮想通貨(暗号資産)の積立におすすめな銘柄の選び方
仮想通貨は銘柄が多いため、どのような通貨を選べばいいのか迷ってしまうでしょう。購入する前に、どのような点から銘柄を選べばいいのか確認しておくのがおすすめです。
- 時価総額で選ぶ
- 流動性の有無で選ぶ
- 信頼性で選ぶ
- 将来性で選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
時価総額で選ぶ
時価総額とは発行株数に価格を掛け合わせて算出される数字です。株式の場合では、一般的に大企業になるほど時価総額は大きくなっていきます。
時価総額が小さい銘柄だと流通している量も少ないため、思ったように売買できないことがあるほか、値動きの乱気流に飲み込まれる可能性もあるでしょう。
安定した運用が求められる積立投資では、最低でも時価総額100億円以上の銘柄を選ぶのがおすすめです。
流動性の有無で選ぶ
銘柄の人気は、流通量にも影響してきます。人気がない銘柄は流通量が少なく、人気の銘柄は流通量が多くなるのが特徴です。
流通量が多いかどうかは、出来高を確認すればわかります。出来高は、売買が成立した数を表しています。売買が成り立っている数が多いほど、自身の買い付けの際も希望の取り引きができる可能性が高いと推測できるでしょう。
なお、出来高に波があるより、安定して出来高が発生している銘柄を選ぶのがおすすめです。
信頼性で選ぶ
仮想通貨にはメジャーではない銘柄もたくさんあるため、中には詐欺などに利用されることも少なくありません。
国内の取引所で取り扱っている銘柄のうち、信用できる銘柄のみ選定されたホワイトリストと呼ばれるリストの中から選ぶのがおすすめです。
マイナーな銘柄だと突如上場廃止になる可能性もあるため、信頼性は重視したいポイントです。
将来性で選ぶ
数年~10年以上の単位で長期保有する前提の積立投資は、銘柄の将来性に期待できるものを選ぶのもひとつの手です。
将来が期待できそうな銘柄は、今は時価総額が大きくなくても数年後に伸びている可能性もあります。資産の分散として、ポートフォリオに少し組み入れることもおすすめです。
仮想通貨(暗号資産)の積立をする方法
仮想通貨の積立をする方法としては、以下の手法があります。
- 一度に欲しい仮想通貨を購入して保有する
- コツコツと同じ仮想通貨を購入して積み立てる
- 分散して積立を実施する
仮想通貨も投資ですので、リスクという部分をしっかり考えて行う必要があります。
リスクを回避する場合は分散していくのが一番いい方法となりますが、分散しておくことのリスクもあります。安定感を取るか利益を取るか考えて積立を検討するといいでしょう。
ここからは、仮想通貨の積立をする方法を詳しく説明します。
一度に欲しい仮想通貨を購入して保有する
一度に欲しい仮想通貨を大量に購入し、積立をすべて完了した状態で保有する方法があります。1回で購入しておけば手間がかからないというメリットを得られます。
少しでも手間を掛けずに購入を完了させておきたいと思っているなら、1回で積立を完了させましょう。
方法としては効率を重視するタイプとなります。デメリットとして積立をすぐに終えてしまうため、現在のレートで購入しなければならない問題が生じます。
また、価格が下落していくとリスクが高まってしまい、損失が増えてしまいます。
コツコツと同じ仮想通貨を購入して積み立てる
次にコツコツと積み立てる方法があります。同じ仮想通貨を購入していくという視点は変わりませんが、分散して購入する方法を採用することでリスクを軽減していくというものです。
1回で購入していくのではなく、分散して購入していくことで損失の発生を防ぐ狙いがあります。
メリットとしては分散して購入していくことで予算を節約できる他、レートが安くなっているタイミングを狙って購入できる点があります。
一方で同じ仮想通貨に投資していることに変わりはありませんので、暴落するタイミングに遭遇すると厳しい状況に追い込まれやすくなります。
分散して積立を実施する
最後に紹介するのは分散して投資するという方法です。積み立てる仮想通貨を分散させることで、投資のリスクを軽減していくのです。
投資のリスクを軽減するために知名度の高い仮想通貨に分散して投資していくことにより、安定して投資ができる状況を作ります。
一方で分散している投資でも失敗すると大きな損失に繋がる場合があるため、投資のタイミングは重要になります。
仮想通貨(暗号資産)の積立をする際のポイント
仮想通貨の積立投資は、投資初心者の人も始めやすいので、仮想通貨未経験者に選ばれやすい投資スタイルです。しかし、気を付けたいポイントを押さえていないと、積立投資が失敗する可能性があります。
- リスクの分散を意識する
- 生活余剰金を投資する
- 長期的に行う
3つのポイントを理解して、火葬通貨の積み立てを行いましょう。
リスクの分散を意識する
先述した通り、仮想通貨にはリスクがつきものです。そのため、成果として現れるのは数か月先なのか何年も先なのかは誰にもわかりません。
そのため、時間分散や資産分散をしてリスクに備えておく必要があります。
また、都度積み立て内容は確認できるため、自身のリスク許容度が変わったタイミングなどで見返しましょう。
生活余剰金を投資する
仮想通貨の積み立ては長期的に保有しておくことが目的であるため、一時的に価格が下落していることも少なくありません。そのため、生活費を運用に回してしまうと、お金が必要になったタイミングでマイナスとなる可能性があります。
投資に回すお金は生活費からではなく、余剰金から行うのがベター。余裕がない場合は、まずは貯金を始めてみたり固定費を抑えて生活費を抑えたりしてみてください。
長期的に行う
積立投資は、時間を味方につけた投資ができるのが魅力です。失敗しないためには、積立を止めず長期的に行うのがいいでしょう。
積み立てる銘柄を再考したり金額を調整したりすることはあっても、長期投資をやめないようにしましょう。
よくある質問
まとめ
仮想通貨の積立投資は、最初の設定時こそ手間や考える時間が必要になるものの、いざ設定してしまえば、あとは放っておいても自動で運用してくれます。
仕事が忙しい会社員や、育児にあわただしい主婦など、投資に割く時間がとりにくい人に向いている方法といえるでしょう。
また、運用している銘柄は年に一度は見直してアップデートするのがおすすめです。ぜひ参考に、仮想通貨の積立投資を初めてみてください。