
クレジットカードには、本会員が持てる「本カード」の他に、家族会員が持てる「家族カード」もあります。キャッシュレス化が進んでいるため、家族での所持を検討している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの家族カードに関する以下の項目を徹底解説します。
- おすすめ家族カード6選
- 基本還元率ランキング
- 家族カードを作るメリット・デメリット
- 家族カードを作る際の注意点
- 家族カード発行の流れ
家族カードの利用を検討している方は是非参考にしてみてくださいね!
目次
夫婦にも家族にもおすすめの家族カード6選
多くのクレジットカードの中からおすすめの家族カードを6枚紹介します。どのカードも本会員・家族カードの年会費は無料で、ポイントもたまりやすいです。
JCB CARD W
- 年会費永年無料
- ポイントがいつでも2倍・パートナー店は最大11倍
- 家族カードが発行できる
JCB CARD Wは、WEB申し込み・申し込み年齢が18歳〜39歳限定のクレジットカードです。
家族カードは、本会員と生計をともにする配偶者と親、高校生を除く18歳以上の子どもが発行対象になります。
また、家族会員の利用分は本会員と合算されるため、JCB STAR MEMBERSへの近道となることもメリットです。
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 |
年会費 |
|
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0%※1 |
国際ブランド | JCB |
主な付帯保険 |
|
出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w.html
※1 1,000円につき1ポイント付与、1ポイント=5円相当として何円相当のポイントが付与されるかを基に還元率を算出しております。
楽天カード
- 家族全員年会費永年無料
- クレジットカード・電子マネー・デビットカードに対応
- ポイントアップの特典が豊富
楽天カードはポイントのためやすさ、使いやすさが魅力の一枚です。年会費は本会員・家族会員ともに無料のため、コストをかけずにクレジットカードを持ちたい場合にも適しています。
本カードと家族カード間でポイントの移動もでき、利用明細もまとめられるので家計管理にも役立つでしょう。
申し込み条件 | 年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
年会費 |
|
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB・American Express |
主な付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
締め日・引き落とし日 | 毎月月末・翌月27日支払い |
キャッシング | 可能 |
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/
三井住友カード (NL)
- 年会費永年無料
- 貯めたポイントが会員全員にまとめて付与
- ナンバーレスで安心安全のデザイン
三井住友カード(NL)はナンバーレスな券面であるため、カード番号を知られる心配がありません。家族カードを使い、貯めたポイントは、本会員にまとめて付与されます。
家族カードの申し込みはオンラインで簡単に手続きできます。1回の申し込みで1枚の発行手続きになるので、複数枚の家族カードを申し込む場合には、都度手続きする必要があります。
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
年会費 |
|
ポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
主な付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
締め日・引き落とし日 |
|
キャッシング | 可能 |
出典:https://www.smbc-card.com/index.jsp
三菱UFJカード VIASOカード
- 年会費永年無料
- 貯めたポイントは自動還元
- 最短翌営業日発行
VIASOカードは、三菱東京UFJニコスが発行しているクレジットカードです。券面にカード番号が印字されていないので、セキュリティ性も高いカードと言えます。
家族カードも無料で発行でき、海外旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯サービスも手厚いので、安心してカードを所持できるのもメリットです。
申し込み条件 |
原則として18才以上で安定した収入のある方、または18才以上で学生の方(高校生を除く) ※未成年は親権者同意要 |
年会費 |
|
ポイント | VIASOポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Mastercard |
主な付帯保険 |
|
締め日・引き落とし日 | 毎月15日締め、翌月10日払い |
キャッシング | 可能 |
※出典:https://www.cr.mufg.jp/apply/card/m_viaso/index.html
Orico Card THE POINT
- 年会費無料
- 還元率は常に1.0%で100円につき1オリコポイント
- 入会後6ヶ月は還元率2,0%に
Orico Card THE POINTは、年会費が無料なだけでなく、入会をしてからの6ヶ月間は還元率2.0%にアップします。コスパに優れた一枚で、家族で所持すると生活が豊かになるでしょう。
家族利用分のポイントは本会員にまとめられるので、家族みんなで利用したほうが効率よくためられます。
申し込み条件 | 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
年会費 |
|
ポイント | オリコポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard・JCB |
主な付帯保険 | 紛失・盗難保障 |
締め日・引き落とし日 | 毎月末日締め翌月27日払い |
キャッシング | 可能 |
出典:https://www.orico.co.jp/creditcard/list/thepoint/
セブンカード・プラス
- 年会費永年無料
- nanacoが一体化したカード
- 毎月8の付く日はイトーヨーカドー全品5%引きで買い物できる
セブンカード・プラスはnanacoポイントがためられるクレジットカードです。電子マネー「nanaco」が一体となっているため、nanacoカードを発行する必要がありません。
クレジットチャージでたまったポイントもnanacoポイントとして利用できます。普段からセブン-イレブンを利用するなら、ポイントがためやすいので持っておくと便利な一枚でしょう。
申し込み条件 | 18歳以上(高校生は除く) |
年会費 |
|
ポイント | nanacoポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・JCB |
主な付帯保険 | 海外ショッピングガード保険 |
締め日・引き落とし日 | 毎月15日締め翌月10日払い |
キャッシング | 可能 |
出典:https://www.7card.co.jp/
夫婦や家族におすすめ家族カード基本還元率ランキング
本記事内で紹介した家族カードの中から、基本還元率の高いものを上位にランキングで紹介します。どのカードにしようか迷ったら、還元率の高さで選ぶのもおすすめです。
※ポイント還元率が同率の場合は最大還元率を比較しています。
1Orico Card THE POINT:1.0%(オリコモール利用で最大16.5%)
- 入会後6ヶ月間は還元率2.0%
- 家族カードは年会費無料で3枚まで発行できる
- 保険は本会員と同様の保障内容
2JCB CARD W:1.0%(Oki Dokiランド利用で最大10.0%)
- 基本還元率がJCB一般カードの2倍
- 家族カード専用のキャンペーンが用意されている
- 保険内容は本会員と同じ
3楽天カード:1.0%(楽天市場利用で3倍)
- ポイントが貯めやすく使いやすい
- 家族カードは5枚まで発行できる
- 楽天関連のサービス利用で還元率アップ
夫婦や子供が家族カードを作るメリットは?
「家族カードでなくても、別々のクレジットカードを作成すれば良いのでは?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。しかし、夫婦や子供が家族カードを作るメリットは大きいです。
家族カードを作成するメリットは、主に以下の4点が挙げられます。
- 家計管理がしやすい
- ポイントを効率よくためられる
- 家族カードの審査は主に本契約者が対象
- 本会員と同じ特典サービスを受けられる
1家計管理がしやすい
家族カードを利用すると、請求は本契約者にされます。別々のカードを夫婦や家族で利用していると、引き落とし日や口座がバラバラのため、全体を把握しにくいです。
しかし、家族カードなら引き落とし日も口座も本契約者と同じものなので、毎月の利用金額が明確になります。明細が家計簿のような役割を果たしてくれるため、家計管理も楽になるでしょう。
2ポイントを効率よくためられる
家族カードを利用すると、ポイントがたまります。家族カードを利用してたまったポイントは本会員のものと合算されるケースがほとんどのため、ひとりでためるよりも効率よくポイントをためられます。
たまったポイントは、キャッシュバックできたり商品と交換できたりするので、家計の助けになるでしょう。
3家族カードの審査は主に本契約者が対象
家族カードの申し込みの際にも審査がありますが、審査対象は主に本契約者になります。本契約者は一度クレジットカードの審査に通っているので、家族カードもスムーズに発行される場合がほとんどです。
家族カードは通常のクレジットカードとほぼ同じことができるので、クレジットカードの審査に落ちてしまう家族のために家族カードを発行するのも良いでしょう。
4本会員と同じ特典サービスを受けられる
家族カード会員も、本会員と同様の特典サービスを受けられます。そのため、年会費が有料でも特典が手厚いクレジットカードを選べば、結果的に非常にお得に活用できる可能性があります。
年会費の有無だけで判断せず、付帯サービスが充実しているかどうかもクレジットカードを作成する際に着目しておくと良いでしょう。
夫婦や子供が家族カードを作成するデメリットは?
メリットが大きい家族カードですが、デメリットもあります。ここでは主に以下2つのデメリットを紹介します。
- 家族カードの利用者は秘密の買い物ができない
- 利用限度額は本会員と共有
1家族カードの利用者は秘密の買い物ができない
家族カードで利用した分の請求は、本契約者にされます。そのため、請求書を見れば家族カードでどのような買い物をしているかがはっきりとわかってしまいます。
例えばサプライズプレゼントを家族カードで支払った場合、明細でどのようなもので価格がどれほどのものかも分かってしまうので、注意が必要です。
2利用限度額は本会員と共有
家族カードを発行しても、家族カードに対して利用限度額は付与されません。利用限度額は本会員と共有されるので、家族カードで利用しすぎてしまうと、本カードで決済するはずだった大切な支払いができなくなる可能性があります。
家族カードを作る際に気をつけたい注意点
家族カードを作る際は、以下の注意点を確認してから実施しましょう。
- 年会費
- 未成年には渡せない
- カード利用状況の確認
- 家族カードの名義人
こうした注意点をしっかり確認してください。
基本的に本会員の負担が大きくなる家族カードは、発行しても大丈夫なのか判断した上で作成してもらうこととなります。安心して利用できる状況なのか十分に検討してください。
ここからは、家族カードを作る際の注意点を詳しく説明します。
年会費
年会費は家族カードによっては負担するように求められる場合があります。
ゴールドカード以上の場合、基本的に家族カードの年会費はほぼ発生します。
ただ、1枚だけ家族カードは無料としている場合もあるため、1人のためにカードを発行するのであれば負担が発生しない場合もあると判断し、何枚カードを発行するべきか判断しておきましょう。
未成年には渡せない
家族カードという名目で提供されているものの、未成年にクレジットカードを渡してはいけません。
未成年はクレカが利用できないルールとなっていますので、勝手に渡して買い物をさせてはいけないのです。
年齢を偽るなどしてカードを提供していた場合、本会員が処分されてしまいます。
処分はカードの利用停止や解約といったものが中心であり、解約されてしまうと利用金額を即時で支払うように求められるなど、厳しい状況に置かれてしまいます。
カード利用状況の確認
カードの利用状況については、定期的に利用明細等を確認して把握してください。
利用明細を見ていなかった場合、家族カードで大きな買い物をされてしまい、自分が持っている限度額が不足している可能性もあります。
先程も説明したとおり、家族カードの限度額は本会員と共有する形で提供されています。
限度額や支払いの負担なども考慮し、家族カードの利用明細はしっかり確認したほうがいいでしょう。家族に対してもできる限り利用した情報を伝えるように求めるなどの対応が必要です。
家族カードの名義人
家族カードの名義人は、家族カードの利用者本人です。それぞれのカードごとに設定されます。クレジットカードを利用できるのは名義人のみなので別途個人名義が必要になります。
その際は別途審査を受ける必要があるので注意しましょう。
夫婦や家族の方向け!家族カードの発行の流れ
ここでは、家族カード発行の流れを紹介します。
- 本会員が家族カードの申込ページで登録
- 必要事項の入力
- 審査
- 発行
1. 本会員が家族カードの申込ページで登録
2. 必要事項の入力
申し込み手続きを進め、必要事項を入力します。記入漏れやミスがあると審査に通らないことがあるため、慎重に記入しましょう。
- 家族の氏名・続柄
- 生年月日
- 暗証番号
- 家族情報 など
3. 審査
- 本会員の利用・支払い状況に問題がある
-
本会員が過去に問題を起こしている
- 申込内容に不備がある
- 申し込み条件を満たしていない
- 本会員がカード会社のブラックリストに入っている
審査に落ちてしまった方や審査に通過するか不安な方は、「信用情報機関」に問い合わせて本会員のクレヒスを確認することをおすすめします。
4. 発行
無事審査に通過すると、カード会社からカードが発行されます。
郵送の場合やカード会社によって一か月ほどかかることもあるので、発行期間はあらかじめ確認しておきましょう。
よくある質問
まとめ
この記事では、夫婦におすすめの家族カードについて解説しました。支払いは本会員の口座にまとめられるため、家計を管理しやすくなり、ポイントもひとりでためるよりもたまりやすいというメリットがあります。
また、家族カードの審査対象は本会員のため、審査に通りにくい主婦(夫)でも家族カードなら所持できる可能性があります。
ポイント還元率の高いおすすめのクレジットカードも紹介しました。どのカードにしようか迷ったら、ぜひ参考にしてください。
関連記事
- 【ジャンル別】人気おすすめクレジットカード比較ランキング
- 審査落ちが通りやすい?おすすめクレジットカード5選を紹介
- 無職でも作れた?即日発行クレジットカードや審査通過のコツを紹介
- 【陸マイラー向け】ANAカードおすすめ比較ランキング!最強候補はどれ?
- おすすめマスターカードランキング!年会費無料の人気6選を徹底比較!
- 楽天ゴールドカードのメリットとは?切り替えはあり?年会費・評価も解説!
- キャッシュバックありのおすすめクレジットカード!お得なキャンペーンも紹介!
- クレジットカードの使い方!レジ端末機・引き落としなどを徹底解説!
- 最強クレジットカード候補はこれ!2枚、3枚持ちの組み合わせもご紹介!
- ライフカード徹底解説!ポイント還元率・口コミ・デポジットタイプは?
- 【2021年最新】個人事業主おすすめクレジットカードカード7選!
- 【徹底比較】三菱UFJニコスカードおすすめ6選!種類や年会費など解説!
- ガソリン代がお得になるおすすめクレジットカード7選!選び方・特徴など解説
- 【最短即日融資可能】キャッシングおすすめ10選を徹底比較!
- ネットキャッシングとは?おすすめカード8選と審査について徹底解説!
- おすすめ空港ラウンジカードを比較!年会費・同伴者無料も紹介!
- 三井住友カードのポイント還元率・年会費は?キャンペーンもご紹介!
- 年会費無料おすすめETCカード14選&還元率ランキング!選び方のポイントも紹介!
- おすすめの法人クレジットカード7選!還元率ランキングも紹介
- 人気のプラチナカードおすすめランキング!厳選6枚を徹底解説
- JCBクレジットカードの種類・おすすめカード一覧をご紹介!
- 年会費無料のおすすめクレジットカード8選!ランキングで徹底比較!
- 年会費無料・おすすめのETCカード7選!選び方やランキング紹介
- 1番お得なクレジットカードランキング!おすすめカードとお得な使い方も紹介!
- 【徹底比較】おすすめ高還元率クレジットカードランキング
- 主婦(夫)でも作れる!おすすめのクレジットカード7選
- 「JCB CARD W」ポイント還元率の仕組みを解説!審査基準も紹介
- コンビニでのクレジットカード決済を解説!使い方やおすすめのクレジットカードをご紹介!
- 【2021年5月・6月最新】新規入会キャンペーン・特典がお得なクレジットカード9選
- ゴールドカードおすすめ11選と還元率ランキング!審査通過の年収は?
- クレジットカードを即日発行するには?ランキングでおすすめカードを紹介!
- 海外旅行保険付帯おすすめクレジットカード8選!自動付帯も紹介
- Amazonの支払いはクレジットカードがお得?おすすめカード6選
- クレジットカードの審査に通らない?即日審査可能なカード6選
- 楽天カードの特徴・メリット・ポイント還元率など徹底解説!
- JAL・ANAマイルが効率的に貯まる!おすすめクレジットカード8選