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FX初心者におすすめの通貨ペア6選|種類・選び方・おすすめ口座

FX初心者におすすめの通貨ペア6選|種類・選び方・おすすめ口座-アイキャッチ
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FXを始めたいけど、どの通貨ペアを選んでいいかわからない」「できるだけ手堅く難易度が低い通貨ペアを選びたい」と考えるFX初心者は多いでしょう。通貨ペアは数十種類あるので、FXを始めたばかりでは選ぶのは難しいですよね。

そこで今回は、FX初心者におすすめの通貨ペア6選を紹介します。なぜその通貨ペアが初心者に向いているのか、選び方、種類も解説し、最後に初心者におすすめのFX取引所も紹介しています。ぜひ参考にしてください。

この記事を読めば、FXの通貨に関する知識が深まり、初心者から1歩先に進めますよ。
監修者情報
新井智美

監修者
新井智美


トータルマネーコンサルタント

公式HP:

https://marron-financial.com/

コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。
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【円と相性が良い】FX初心者におすすめの通貨ペア3選!

初心者におすすめの通貨ペアを3つ紹介します。はじめは日本で馴染みのある「円」を組み合わせた方が分かりやすいので、3ペアとも円の通貨ペアを選んでいます。

初心者におすすめな通貨ペア
  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ポンド/円

ここからは詳しく解説していきます。

米ドル/円

米ドル/円の特徴
  • 日本円との組み合わせて最も安定した通貨ペア
  • スプレッドが狭い
  • 1日に数銭〜1円前後動く

米ドル(USD)は「世界の基軸通貨」ともいわれており、為替市場では中心的な存在です。「米ドル/円」も日本円との組み合わせる通貨ペアで最もメジャーなものとなっています。

国際決済銀行(BIS)が発表しているデータでは、「米ドル/円」の取引量は世界第2位の通貨ペアで、安定しているのが特徴です。

ポイント
「1日数銭〜1円前後の値動き」で、大きく動くことはほとんどありません。そのため初心者でもリスクを最小限に抑えながら取引ができるでしょう。

ほとんどのFX口座で、米ドル/円のスプレッドは0.2銭となっているので、コストもかかりません。アメリカの情報は日本でもリアルタイムで入手できるので、非常に取引しやすいでしょう。

大きく利益を出したい人には不向きですが、取引するロット数の調整やレバレッジのかけ方を学ぶのにも最適です。

ユーロ/円

ユーロ/円の特徴
  • 規則的な動きが多いため予想をしやすい
  • トレンドがでやすい
  • 円の組み合わせで3番目に取引量が多い

ユーロ(EUR)は、EU(欧州連合)の19ヶ国と非EU加盟国6ヶ国で使用されている通貨で、為替市場では米ドルの次に取引量の多い通貨です。

一般社団法人金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」2022年2月データを参考にすると、「ユーロ/円」の通貨ペアは円との組み合わせでは3番目に取引量の多い通貨ペアとなります。

ポイント
流動性が高いため値動きは少なく、安定した取引をしたい人におすすめの通貨ペアです。

また規則性のある推移をするため、「ドル/円」に比べると予想をしやすいのもメリットでしょう。スプレッドも狭く設定されており、大半のFX会社では0.5銭で取引ができます。

ユーロ/米ドルが最も多い取引量のため、ユーロが買いのときは米ドルが売り、ユーロが売りのときは米ドルが買いとも言われます。

※出典:一般社団法人金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」2022年2月データ

ポンド/円

ポンド/円の特徴
  • ボラティリティ大きいため利益が出しやすい
  • 円の組み合わせで2番目に取引量が多い
  • 短期売買に向いている

国際決済銀行(BIS)が発表しているデータによると、ポンド(GBP)は世界で4番目に取引量の多い通貨で、円との組み合わせでは2番目に取引量が多い通貨ペアです。

ボラティリティの高さが魅力で、値幅の変動率が高いためハイリターンを狙えるのが特徴です。

ポイント
ロンドン外国為替市場が日本時間の21時頃からであり、変動率が高いことからもデイトレードに向いています。

大きな利益を出せる反面、予想と反対に動いた場合には大きな損失を出してしまう可能性があります。完全初心者にはあまりおすすめできませんが、FXに少し慣れてきた頃に、少額から始めてみるのがおすすめの通貨ペアです。

「米ドル/円」や「ユーロ/円」で物足りなさを感じてきたときにトレードするとよいでしょう。

出典:一般社団法人金融先物取引業協会「店頭FX月次速報」2022年2月データ

【円以外の組み合わせ】FX初心者におすすめの通貨ペア3選!

FX取引に慣れてきた方は、円以外の組み合わせでも取引をしてみたいという方も多いでしょう。

ここからは、円以外で相性が良い通貨ペアを紹介します。

初心者におすすめな通貨ペア
  • ユーロ/米ドル
  • ポンド/米ドル
  • 豪ドル/米ドル

ユーロ/米ドル

ユーロ/米ドルの特徴
  • 世界で最も取引される通貨のため、流通性が高い
  • スプレッドが狭い
  • スワップポイントが高い

ユーロ/米ドルは世界でも最も取引される通貨として有名なため、知っていたという方も多いでしょう。
国際決済銀行(BIS)が発表しているデータでは、「ユード/米ドル」の取引量は世界第1位の通貨ペアで、流通性が高く、値動きが緩やかです。

ポイント
スプレッドが低く設定されているため、コストを抑えてFX取引を進めたいという方にはおすすめの通貨ペアです。
値動きが小さいことも特徴で、短期間で大きな利益を生むことは難しいですが、一度出ると継続しやすい傾向を持っているため、長期的な取引に長けています
ただ、アジアとロンドン市場で異なる値動きを見せたり、アメリカとヨーロッパの経済状況の影響を受けやすいため、取引をする場合は経済動向や金融政策を注目しておく必要があります。

ポンド/米ドル

ポンド/米ドルの特徴
  • 個人投資・投資目的で人気の通貨ペア
  • 短期間で大きな利益を狙える可能性あり
  • スプレッドが狭い

国際決済銀行(BIS)が発表しているデータでは、ポンドは世界で4番目に取引量が多く、米ドルは世界で最も取引量が多い通貨同士のペアです。
ユーロや円と比較すると、流動性が低くなってしまい、値動きが荒くなりやすい傾向にあります。

ポイント
しかし、日本時間16時ごろからはボラティリティが急速に高まり、突発的に絵動きが大きく跳ね上がることもあります。
また、ポンド/米ドルのスプレッドが徐々に狭くなってきており、短期トレードで頻繁に取引する場合でも、コストが抑えやすく、値動きの荒さに合った取引がしやすいです。

短期間で大きな利益を狙いたい方にとってはメリットとなるでしょう。

豪ドル/米ドル

豪ドル/米ドルの特徴
  • 短期・中期で見ると値動きが激しい通貨ペア
  • スキャルピング・デイトレードでは利益を出しやすい
  • 日本時間でも取引しやすい

豪ドル(AUD)と米ドルの通貨ペアも多くの投資家から人気の通貨ペアです。トレンドに沿った動きをするため、長期的に見ると緩やかな値動きを見せます。

ポイント
一方で、短期・中期で見ると値動きが激しいため、スキャルピング・デイトレードでは利益を出しやすいです。
さらに、豪ドルの時間軸が日本時間と重なっているため、東京市場の時間帯でも変動しやすく、ニューヨーク市場では東京やオーストラリアが夜中でも売買が活発に行われています。

オーストラリア経済は中国経済の影響を受けやすいため、中国経済の問題はオーストラリア国内以上に豪ドルの変動要因となりやすいです。

FXの通貨の種類と用語

FX通貨は、以下のような用語を使用して分類されることが多いです。FXを始めたら度々耳にする言葉なので、この機会に覚えておくとよいでしょう。

FX通貨の分類方法
  • メジャー通貨とマイナー通貨
  • 基軸通貨と決済通貨
  • ストレート通貨とクロス通貨

メジャー通貨とマイナー通貨とは

通貨ペアには大きく分けてメジャー通貨とマイナー通貨の2種類があります。初心者は安定しているメジャー通貨を選ぶほうがよいでしょう。

メジャー通貨とマイナー通貨のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メジャー通貨マイナー通貨
通貨
  • 米ドル(USD)
  • ユーロ(EUR)
  • 円(JPY)
  • 英ポンド(GBP)
  • 豪ドル(AUD)
  • カナダドル(CAD)
  • スイスフラン(CHF)
  • トルコリラ(TRY)
  • 南アフリカランド(ZAR)
  • メキシコペソ(MXN)
  • 中国人民元(CNH)

など

メリット
  • 取引量が多い
  • 流動性が高く動きが安定している
  • スプレッドの幅が狭いことが多い
  • 値動きが大きいため利益を出しやすい
  • スワップポイントが高いことが多い
デメリット流動性が高いため動きにくい取引量が少なく流動性が低い

基軸通貨と決済通貨とは

『基軸通貨』とは、通貨ペアの左側に記載されている通貨のこと、『決済通貨』は右側に記載されている通貨のことを指します。

例えば「USD/JPY(米ドル/日本円)」なら、USD(米ドル)が基軸通貨でJPY(日本円)が決済通貨です。

ポイント
基軸通貨は取引をする通貨で、決済通貨は売買をする通貨と考えると分かりやすいでしょう。

つまり「USD/JPY」の場合、売買するのは基軸通貨であるUSDで、売買した結果の損益は決済通貨であるJPYで発生する、という意味となります。

なお、米ドルは取引量がとても多く金融での基準となっていることから、「世界の基軸通貨」とも呼ばれています。

ストレート通貨とクロス通貨とは

世界の基軸通貨とも呼ばれて米ドルは、取引量や流通量が多く安定した取引に向いているといわれています。米ドルを取引に組み込んだペアを『ストレート通貨』と呼びます。

ポイント
例えば「米ドル/円」「豪ドル/米ドル」「ユーロ/米ドル」「英ポンド/米ドル」「スイスフラン/米ドル」などはすべてストレート通貨です。

一方、米ドルが組み込まれていないペアのことを「クロス通貨」と呼びます。「ユーロ/豪ドル」「NZドル/英ポンド」などは、米ドルが入っていないので「クロス通貨」に含まれます。

クロス通貨の中でも円が含まれるペアのことを「クロス円」と呼ぶので、あわせて覚えておきましょう。

FXの始め方を解説

FXの始め方は以下の方法を参考にするといいでしょう。

FXの始め方
  1. 業者の比較を行う
  2. 業者の口座開設を行う
  3. 業者の口座に入金する
  4. 希望する通貨ペアを購入する
  5. 必要なタイミングで売却する

始める際はどの業者を利用するのか、しっかり考えていかなければなりません。何も考えずに業者選びをしていると失敗する恐れがあります。安心して利用するためにも、業者間の比較をしっかり行っていくための対策が必要です。

しっかり比較していくことで安心できる業者選びが可能です。

1業者の比較を行う

業者の比較を行い、どの部分が優れているのか確認しておきましょう。確認すべき項目は多数ありますが、できる限り以下の項目を見て判断していくのが望ましいでしょう。

業者選びの参考情報

取引しやすい環境をどれだけ作っているかによって、安心して取引できる状況が作られるか変化します。

また、取引しやすい環境の中にはスプレッドなど、取引時に発生している手数料も関係しています。数字の比較もしっかり行いましょう。

2業者の口座開設を行う

1つの業者に限定して、業者の口座開設を済ませおておきましょう。口座開設は必要な情報を入力し、送信するだけでほぼ完了します。

後は必要な書類を送付し、業者側の確認作業が完了すれば問題なく口座が手に入ります。

FXの審査に落とされる人は、それだけ収入等の情報に問題を抱えている人です。

3業者の口座に入金する

業者の口座に入金手続きを実施します。入金しなければFXの取引ができないため、必要な金銭を入金しておきましょう。

ポイント
入金する金額は取引数量によって異なりますが、1,000通貨であれば最低でも5,000円程度、10,000通貨であれば50,000円程度の入金を行う必要があります。

証拠金が多くなる場合、必要とされる金額をしっかり入金しなければ取引できなくなります。

取引数量によって必要な証拠金が変化します。

4希望する通貨ペアを購入する

希望する通貨ペアを購入します。通貨ペアは自分が気に入っているものを購入しても構いませんが、それ以外に以下の項目を重視して選ぶ方法があります。

通貨ペア選びの参考になる情報
  • 通貨の変動が激しいもの
  • スワップポイントが高いもの
  • 方向性がわかりやすいもの

利益を出す方向性であれば変動の激しい通貨ペアを狙ったほうが無難です。

安定したレートを狙うのであれば、スワップポイントがどれだけ受け取れるかしっかり見ておきましょう。

場合によっては損失を拡大させる恐れもあるため、しっかり確認しておきたい項目です。

5必要なタイミングで売却する

ある程度のタイミングで売却手続きを実施します。売却することにより、ポジションを失う代わりに差額の金額を受け取れるようになります。

差額がプラスであれば利益を得られるようになり、マイナスであればその分お金を失っている状況になります。

FX初心者必見!通貨ペアの選び方

FX初心者が通貨ペアを選ぶ際には、以下の3点に着目してみましょう。

通貨ペアの選び方
  • 取引量が多く安定している通貨ペアを選ぶ
  • スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ
  • 慣れてきたら変動幅がある通貨ペアを選ぶ

取引量が多く安定している通貨ペアを選ぶ

FXを始めたばかりの初心者は、取引量が多く安定している通貨ペアを選ぶことから始めましょう。世界で取引量の多い通貨ペアは以下のようになっています。

1位米ドル/ユーロ(USD/EUR)
2位米ドル/日本円(USD/JPY)
3位米ドル/英ポンド(USD/GBP)
4位米ドル/豪ドル(USD/AUD)
5位米ドル/カナダドル(USD/CAD)
6位米ドル/人民元(USD/CNY)
7位米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
8位米ドル/香港ドル(USD/HKD)
9位ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)
10位米ドル/ウォン(USD/KRW)

出典:Triennial Central Bank Survey – Foreign exchange turnover in April 2019 ※2019年4月

上表は、国際決済銀行(BIS)が3年ごとに行っている調査です。これらの通貨ペアを選べば安定した取引ができるので、大きな損失を出す可能性は少ないでしょう。

最新の2019年のデータですが、10位中9つの通貨ペアに米ドルが入っています。これが「ストレート通貨」と呼ばれる理由で、いかに安定した通貨であるかが分かるでしょう。

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

スプレッドの狭さにも着目して選ぶと利益を出しやすいです。

スプレッドとは?
通貨ペアを売るときの価格と買うときの価格の差のことを指します。売るときの価格を「Bid」、買うときの価格を「Ask」とも呼びます。

スプレッドは変動性であり、一定ではありません。通貨ペアの種類やFX業者によっても異なりますが、利益を出すためにはできるだけスプレッドが狭いものを選ぶのがおすすめです。

基本的には流動性が高いものはスプレッドが狭くなる傾向にあるので、メジャー通貨を選ぶほうが良いでしょう。

スプレッドは実質手数料のようなもの。手数料負けしないためにも、差額を抑えて取引するようにしてみましょう。

慣れてきたら変動幅がある通貨ペアを選ぶ

FXに少し慣れてきたら変動幅がある通貨ペアを選ぶのもおすすめです。「ユーロ/米ドル」や「米ドル/日本円」などの取引量の高い通貨は安定していますが、動きがなめらかのためロットの数を上げないと大きく稼げません

ポイント
変動幅があるマイナー通貨やボラティリティの高いポンドなどを選べば、少ないロットでも利益を大きく出せる可能性があるでしょう。

ただし損失も大きくなる傾向があるので、レバレッジは低くし、大きな額で取引しないようにするのがおすすめです。

初心者は扱いにくい通貨ペア

初心者では扱いづらいとされている通貨ペアは以下の通りです。

初心者が扱いづらい通貨ペア
  • トルコリラ/円
  • 南アフリカランド/円
  • ロシアルーブル/円

こうした通貨ペアが扱いづらい代表的な銘柄になります。

いずれも銘柄としては知名度こそありますが、実際に取引してみると扱いづらいと感じられるポイントが多数存在しており、なかなか保有するのは難しいでしょう。初心者にとっては厳しい現状も待っています。

安定して利益を得られる銘柄ではない点に気をつけておきましょう。

ここからは、初心者では扱いづらいとされる通貨ペアを詳しく説明します。

トルコリラ/円

トルコで発行されているリラと円の組み合わせで、スワップポイント狙いで主に利用されている傾向があります。

スワップポイントを得られるという点では優秀な銘柄となりますが、一方で変動が非常に激しくなっており、保有している間にロスカットの対象になりやすいデメリットがあります。

ポイント
トルコリラは安定している通貨ではありません。延々と変動を繰り返して大きな損失を招く恐れもある通貨です。

円との組み合わせによってわかりやすくなっている点はいいところですが、円と組み合わせても変動は激しくなっているため安定して利益を得られません。

また、スワップポイントも特定の方向を購入しなければ得られないという問題もあるなど、扱いづらい銘柄と言えるでしょう。

南アフリカランド/円

トルコリラと同じくスワップポイント狙いで有名な銘柄です。

南アフリカランドは安く手に入るという観点では非常に優秀なように思われますが、銘柄が変動しやすいという観点ではトルコリラ以上に厳しい状態となっており、延々と変動して利益が安定して得られない傾向があります。

ポイント
スワップポイントは大きく設定されている銘柄ではありますが、スワップポイント以外の要素を加味すると初心者には厳しい銘柄と言えます。

スワップポイント狙いであれば保有しても構いませんが、スワップポイント以外の方向で検討している場合は他の銘柄を検討したほうがいいでしょう。

また、1回の取引で大量に保有しなければ利益を出せない傾向もあるなど、それなりに多くの取引数量を求められる点も気になるところです。

ロシアルーブル/円

現時点で非常に扱いづらいとされている銘柄の1つです。ロシアは情勢不安などの影響によってルーブルの価値が不安定となっており、急激な勢いで変動している傾向もあります。

ポイント
中には急激に暴落しているタイミングが見られるなど、初心者が手を出すのは難しく、情勢による変動要素が大きすぎて手を出しづらい銘柄です。

上級者でも勝負するのは難しいとされているタイミングが存在するなど、本当に狙っても良い銘柄なのか不安に感じている人もいます。

最近では上級者ですら避けるような状態となっていますので、なるべく初心者は避けて考えていくことが望ましいでしょう。

【始める前に確認】FXのリスクとは

FXは損失を出す可能性が非常に高い取引方法であり、少しのミスで暴落して回収できないほどの損失を出す恐れがあります。

FXのリスクとして挙げられるのは以下のポイントです。

FXのリスク
  • 損失を出してしまう
  • 保有している銘柄が突然暴落する
  • ロスカットの危険性がある

安定している銘柄を利用している場合でも損失は発生しますが、不安定な銘柄を保有しているときの問題は非常に大きくなります。

保有している銘柄が暴落するなどの状況に陥り、突然プラスとなっていたものがマイナスに転じるなど、利益を得られない状況も生まれます。

ポイント
一番回避しなければならないのはロスカットです。ロスカットは一定の証拠金割合まで取引をしていた場合、これ以上は厳しいと判断されて自動的に取引を終了させられる問題です。

リスクを取って取引しているのはいいことですが、リスクを取りすぎて失敗というケースも多くあります。

ロスカットの内容によっては追証を請求される場合があります。追証は追加のお金を支払わなければ口座のマイナスが解消されない厳しい状態を指します。

不安定な状況を生み出してしまう前に、対応できることがあればしっかり行いましょう。

FXのリスクは事前に把握しなければならない

FXのリスクは事前に把握して、問題がないことをしっかり理解する必要があります。

リスクを知らないまま取引をしているというのは危険なことですし、場合によっては損失を回避できないまま取引を終了させてしまうような状況も起こりやすくなります。絶対に事前のチェックを行いましょう。

ポイント
FXのリスクを知っていることは、将来的に安心して取引できる環境を得られるという意味にもつながっています。

FXを成功させるためには、取引しやすい銘柄を知っていること、そしてリスクについてしっかり考え、安定して取引できる銘柄に狙いを絞って取引することなどを覚えておくことです。

覚えているだけでも安心して取引できる環境を作れるようになります。

初心者におすすめのFX会社5選

※おすすめ一覧は、当サイトが独自に調査したアンケート及び口コミ投稿フォームcrowdworks.jpの口コミ募集ページより寄せられた利用者の声をもとに基準を作成し、客観的・多角的な評価をした上で選定しています。ランキングを決定づける基準や得点は、ランキングの根拠をご参照ください。

GMOクリック証券

GMOクリック証券のココに注目!
  • 業界最低水準の取引コスト※1
  • PC・スマホどちらも充実した取引ツール
  • 「安さ」および「使いやすさ」を意識したサービス

GMOクリック証券は、東証一部上場企業であるGMOが運営するFX口座です。GMOクリック証券の「FXネオ」は業界最低水準の取引コストを誇っています。

ポイント
シンプルで直感的に操作できるスマホアプリ、高機能かつ多機能なPCツールと取引ツールにも定評があり、初心者〜上級者まで満足できるでしょう。

サポートは電話・メールともに月曜日8:00~金曜日17:00まで問い合わせ可能なので、迷うことなく進められます。

「FXネオ」ではデモ口座も無料で利用可能。本番と同じ環境で練習できるので、初心者は試してみましょう。
通貨ペア数20通貨ペア
取引手数料無料
基準スプレッドドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
ポンド/円:0.9銭
※原則固定
最小取引単位1,000通貨
※例外の通貨ペアもあり
デモ取引可能
レバレッジ最大25倍

※1 公式サイトより
出典:GMOクリック証券

DMM FX

DMM-FX-ロゴ

DMM FXのココに注目!
  • FX口座開設は80万口座以上※1
  • 取引まで最短で1時間
  • 電話、メール、LINEで問い合わせが可能

DMM FXは、DMM Bitcoinや動画配信サービスなどを運営するDMMグループが提供しているFX口座です。大手運営のため安心感も高く、口座開設数は80万口座以上※1となっています。

ポイント
DMMグループは取引ツールに力を入れており、スマホ版ツールでもPCに匹敵する機能性を持っています。しっかりテクニカル分析をしたい人にもおすすめできます。

出金手数料やロスカット手数料など各種手数料はすべて無料。余計なコストをかけずに取引したい人にもぴったりでしょう。

電話、メール、LINEで問い合わせが可能なので、電話対応も営業日ならほぼ24時間※2受け付けているので、安心ですね。
通貨ペア数21通貨ペア
取引手数料無料
基準スプレッドドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.5銭
ポンド/円:1.0銭
※原則固定
最小取引単位10,000通貨
デモ取引可能
レバレッジ最大25倍

※1 2020年8月31日時点。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値
※2 電話受付時間:【冬時間】月曜日 07時00分〜土曜日 06時50分【夏時間】月曜日 07時00分〜土曜日 05時50分
出典:DMM FX

外為どっとコム

外為どっとコム200×113

外為どっとコムのココに注目!
  • 多くの手数料が0円でコスパが高い
  • レポートやニュースなど情報量が豊富にある
  • みんかぶ調べ2024年FX会社比較部門別ランキング「総合」部門で1位※1

外為どっとコムは、みんかぶで行われた「みんかぶ調べ2024年FX会社比較部門別ランキング「総合」「取引ツール」「配信情報」「取引ルール」の4部門で1位」に輝いた実績のあるFX口座※1です。

ポイント
全くの初心者でも、外為どっとコムのコンテンツを見れば大きくレベルアップできるので、初心者にこそおすすめしたい口座です。

今までFX一筋で運営をしており、FXに関する情報発信も他社と比べて充実しているのが特徴となります。

多くの手数料が0円、スプレッドも業界最狭水準なので、コストを抑えて取引したい人におすすめですよ。
通貨ペア数30通貨ペア
取引手数料無料
基準スプレッドドル/円:0.2銭
ユーロ/ドル:0.3pips※キャンペーンスプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
ポンド/円:0.9
※原則固定(例外あり)
最小取引単位1,000通貨
※例外の通貨ペアもあり
デモ取引可能
レバレッジ最大25倍(個人の場合)
※口座開設月から翌月末まで※2023年7月1日(土)午前6時00分開始

※1 2024年版 FX会社年間ランキング
出典:外為どっとコム

GMO外貨

GMO外貨

GMO外貨のココに注目!
  • どれだけ取引しても取引手数料が無料
  • 業界最狭水準スプレッド※1
  • FXレポートなどが充実

GMO外貨は、GMOインターネットグループが運営するFX口座です。24時間即時入金、手数料無料、電話サポート※2などトレーダーが取引しやすいよう業界最高水準の取引条件を提供しています。

ポイント
GMO外貨は業界最狭水準のスプレッドを提供しており、1,000通貨単位から取引できるのであまりお金をかけたくない方に最適でしょう。

デモ口座もあるので、スマホ・PCで本番さながらの体験が可能。初心者はまず、デモ口座で取引の練習をするのもおすすめです。

GMO外貨では、FX初心者から深く学びたい方まで全ての方を対象としたFX講座も用意されているので活用してみてはいかがでしょうか。
通貨ペア数24通貨ペア
取引手数料無料
基準スプレッドドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.4銭
ポンド/円:0.9銭
※原則固定
最小取引単位1,000通貨
デモ取引可能
レバレッジ最大25倍

※1 公式サイトより
※2電話サポート営業時間は、平日・祝日午前8:00~午後5:00(土日休み)となっています。
出典:GMO外貨

LINE FX

LINE FX

LINE FXのココに注目!
  • 充実のサポート体制
  • 経済指標や急変動などの通知をLINEで通受け取れる
  • 最小取引単位が1,000通貨単位から

LINE FXは、コミュニケーションアプリLINEやLINE証券などを提供するLINEグループが運営するFX口座です。すでにLINE証券口座を開設済みなら、最短1分でFX口座開設手続きができるスピーディさが魅力となります。

ポイント
LINEならではのメリットとして、経済指標や急変動などの通知をLINEで受け取り、すぐにアプリへアクセスできるアクセシビリティの高さが挙げられるでしょう。

また最小取引単位は1,000通貨単位からなので、少額から取引をはじめたい初心者にもおすすめです。

サポート体制も充実!LINEでのAIチャットは原則24時間受付しており、お問い合わせフォームを利用すれば取引を無料でサポートしてくれますよ。
通貨ペア数23通貨ペア
取引手数料無料
基準スプレッドドル/円:0.2銭
ユーロ/円:0.5銭
ポンド/円:1.0銭
最小取引単位1,000通貨
デモ取引不可
レバレッジ最大25倍

出典:LINE FX

よくある質問

米ドル円が通貨ペアの主要として利用されているのはなぜ?
他の通貨ペアに比べてわかりやすいことに加えて、基軸通貨として利用されているものの組み合わせになるため全体に影響しやすい点もあります。スタンダードな通貨ペアとして注目されている観点もあり、多くの場合米ドル円による比較が行われやすくなります。
ユーロ円は米ドル円とどのように違いは?
レートの変動しやすさに違いがあります。米ドル円が安定している時に、ユーロ円は変動している場合があるなど、細かいところで違いが見えやすくなっています。また、ユーロ円は取引に必要な証拠金が多くなる傾向にあり、多めに入金しなければ取引できません。
ポンド円はリスクが高いと聞きました。
ポンド円は変動しやすい通貨ペアのため、場合によっては急激な変動でロスカットまで持っていかれる可能性があります。ロスカットは損失確定の状態になりますので避けなければなりません。このリスクがあるためポンド円はやや難しい通貨ペアとなります。
マイナー通貨とメジャー通貨のどちらが利益を出せる?
状況によって変わりますが、メジャー通貨のほうがわかりやすい利益の出方が期待できます。マイナー通貨は急激な落ち込みなどが発生しやすくなるなど、安定しないところに問題があります。利益を出しやすいのはメジャー通貨の方でしょう。
スプレッドの広い通貨ペアを利用するメリットは?
変動の激しい通貨ペアであれば、スプレッド分の損失を利益で回収できる可能性があります。ただ、変動の激しい通貨ペアほど、損失に陥る可能性も非常に高くなっています。安定して取引をするためにはスプレッドの狭い通貨ペアを選んだほうがいいでしょう。
取引業者によってどのような違いがある?
スプレッドの違いは当然存在しますし、ロスカットをどのように行っているかなどの違いもあります。また、取引できる通貨ペアの違いも存在します。同じような取引をしているように見えて、微妙に異なる部分を持っているのがFXです。
初心者はテクニカル分析を行くべき?
初心者はテクニカル分析を知ったほうがいいでしょう。知ることによって分析力が高まり、どの方向性で取引していけばいいのか判断しやすくなります。知識として覚えておくことは非常に重要なポイントであると言えるでしょう。

まとめ

今回は、FXにおすすめの通貨ペア3選と通貨ペアの選び方・種類を解説し、おすすめのFX口座を紹介しました。FXをこれから始める人には、まず安定して値動きの小さい「ドル/円」「ユーロ/円」での取引がおすすめです。

スプレッドが狭く、手数料が安いFX口座を選ぶことで無駄なコストをかけずに利益をあげられます。取引に慣れてきたら、「ポンド/円」にチャレンジするのもよいでしょう。

本記事でおすすめした3つの通貨ペアやFX口座を参考に、FX取引にチャレンジしてみてくださいね。

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