
さまざまな優待や付帯サービスが受けられるゴールドカード。年会費が高いイメージの強いゴールドカードですが、実は条件を満たすことで年会費が無料になる場合があるのはご存知ですか?
そこで今回は、年会費無料のゴールドカードのおすすめを厳選してご紹介します。
初年度年会費無料 | |
条件クリアで年会費無料 | |
年会費永年無料 |
初年度無料や条件付きで年会費か無料になるゴールドカードは、年会費が無料にならないケースがありますが、その代わりに特典や優待が豪華なものが多いです。
「ゴールドカードに切り替えたいけど年会費が気になる」「高い年会費は払いたくない」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
また、今月のおすすめのゴールドカードは以下の通りです。
年会費無料で作れるゴールドカードはこちら!JCBゴールド
- 初年度の年会費が無料
→翌年以降11,000円(税込) - 最短5分で作れる
- 対象のコンビニやショップで利用するとポイントが最大20倍
- 空港ラウンジを無料で利用できる
→国内の主要空港およびハワイのホノルル国際空港のラウンジ利用が可能 - コンサートやイベントなど優待付きチケットの配布や、全国の有名ゴルフ場を予約
目次
年会費無料のゴールドカードには種類がある
年会費無料のゴールドカードといっても、主に以下の3つに分かれています。
- 条件付きで無料になるもの
- 初年度が無料になるもの
- インビテーションを受けて申し込むもの
ゴールドカードを選ぶ際に注意して確認すべきポイントでもあるので、しっかり確認しておきましょう。
条件付きで無料になるもの
ゴールドカードにはあらかじめ年会費の額が設定されていますが、条件を満たすことで翌年以降の年会費が無料になるものがあります。
金額だけを聞くとなかなか難しそうと感じるかもしれませんが、普段の固定費をクレジットカードで支払っていたり、お買い物全般をクレジットカードで支払っていたりする場合は、自然と条件をクリアしてしまう可能性があります。
初年度が無料になるもの
オンライン入会をした方やキャンペーン期間中に申し込んだ方を対象に、ゴールドカードの年会費を初年度無料にしているという会社も少なくありません。
ただし、この場合は翌年以降に決められた額の年会費がかかるので注意しましょう。
インビテーションを受けて申し込むもの
普段使っているクレジットカード会社から、ゴールドカード入会へのインビテーションが届くことがあります。インビテーションとは招待状のこと。
インビテーションの条件は公表されていないものがほとんどですが、年間の使用額が一定額以上の場合や利用回数が多い場合に届くようです。
【年会費】初年度・条件付き無料のゴールドカードおすすめ7選
ここからは、ゴールドカードの優待やサービスをそのままなのに年会費が無料で発行できるゴールドカードを紹介します。
初年度無料や条件付きで無料になるゴールドカードなど合わせて7選紹介します。
JCBゴールド
- 初年度年会費無料(2年目以降税込11,000円)
- 優待サービスの充実
- 上位カードのインビテーションあり
- 家族カードは1名分永年無料
「JCBゴールド」は、オンライン入会をすると初年度年会費が無料になるゴールドカードです。家族カード会員は1名分永年無料になるのもポイント。モバイル即時入会サービスなら、最短5分の即時発行が可能です。
JCBゴールドでは、国内の主要空港やホノルル国際空港内のラウンジを無料で利用できる空港ラウンジサービス、全国250店舗のグルメ優待サービス、予約困難な名門ゴルフコースの手配など、充実したサービスが受けられます。
年会費(税込) | 11,000円 オンライン入会で初年度年会費無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
申し込み条件 | 20歳以上で本人に安定継続収入のある人 |
出典:JCB
三井住友カード ゴールド(NL)
- 条件達成で年会費永年無料(通常税込5,500円)
- 安心安全のナンバーレス
- 毎年10,000ポイントプレゼント
- 家族カードは1名分年会費初年度無料
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、カード番号や有効期限などのカード情報が印字されていないナンバーレスタイプのカードです。
セブンイレブンやローソンなど大手コンビニ2社などでポイントが最大5%還元されるのも魅力。対象のお店からポイントがプラス0.5%還元されるほか、「家族ポイント」では、登録した家族の人数%のポイントが還元されるなど、ポイントが溜まりやすいゴールドカードです。
最大2,000万円の海外・国内旅行傷害保険や選べる無料保険、年間300万円までのお買い物安心保険、最短30秒の即時発行、ホテルや旅館の宿泊予約サービス、空港ラウンジの無料利用など手厚いサービスも自慢です。
年会費(税込) | 5,500円 年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料 |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
ポイントの種類 | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
申し込み条件 | 満20歳以上で本人に安定継続収入のある人 |
出典:三井住友カード株式会社
JCB GOLD EXTAGE
- 初年度年会費無料・2年目以降も年会費3,300円
- 優待店でポイント大幅アップ
- 入会後は3ヶ月間はポイントが3倍・4ヶ月以降は1.5倍
- 国内主要な空港ラウンジが無料で利用できる
年会費(税込) | 3,300円(税込) 初年度年会費無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.75~5.25% |
申し込み条件 | 20歳以上29歳以下(学生の申し込み不可) |
イオンゴールドカード
- ゴールドカードなのに年会費無料!
- 家族カードもゴールドカードで発行できる
- 国内主要都市空港ラウンジが無料で利用可能
- 万が一の保険も充実付帯
年会費(税込) | 無料 |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
ポイントの種類 | ときめきポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~1.33% |
申し込み条件 | 一般カード利用年間100万円以上 |
出典:公式サイト
エポスゴールドカード
- 年会費永年無料でゴールドカードを発行できる!
- 月々の支払いやお気に入りショップでポイント最大3倍貯まる
- 貯まったポイントは有効期限なし
- 国内/海外旅行傷害保険付帯
年会費(税込) | 永年無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.50%~1.25% |
申し込み条件 | 18歳以上 |
出典:公式サイト
三菱UFJカード ゴールド プレステージ
- 初年度年会費無料(2年目以降税込み11,000円)
- コンビニでいつでも5.5%相当ポイント還元
- 最大12,000円相当のグローバルポイントプレゼント
- 家族カードは何名でも年会費永年無料
「三菱UFJカード ゴールド プレステージ」は、オンラインで入会することで初年度の年会費が無料になります。
さらに家族カードは、何名分でも年会費永年無料で利用できるのも嬉しい特徴です。
セブンイレブンやローソンでのお買い物で、いつでも利用金額の5.5%相当のポイント還元があるのも大きな魅力。1ヶ月で10万円以上利用すると基本ポイントの50%分が加算されるなど、使えば使うほどポイントが貯まるのも嬉しい特徴です。
また、レストランでのコースメニューが1名分無料になったり、厳選されたホテルの優待予約サービスがあったり、国内主要空港とホノルル空港ラウンジが無料で使えるなどの手厚いサービスも充実しています。
年会費(税込) | 11,000円(税込) Web入会対象で初年度年会費無料 |
国際ブランド | Mastercard、Visa、JCB、American Express |
ポイントの種類 | グローバルポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~5.5%※ |
申し込み条件 | 20歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある人(学生を除く) |
出典:三菱UFJニコス
※グローバルポイントの金額相当額表記は、1ポイントあたり5円相当の商品に交換した場合です。交換商品により、換算額が異なります。
dカード GOLD
- ポイント還元キャンペーン利用で年会費無料
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジが無料で利用できる
- ドコモケータイ/「ドコモ光」の支払いは10%還元される
- ドコモ特約店では還元率アップ
dカードゴールは、通常年会費11,000円かかってしまいますが、入会&利用で還元されるキャンペーンを実施しています。30歳以上の方は最大16,000ポイント、20歳〜29歳までの方は最大21,000ポイントがもらえるので、実質初年度無料で発行できます。
最大ポイントをもらうためには、入会後翌々月までに73,334円利用&WEBエントリーが条件となります。
毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」の支払いで10%還元されたり、dカード特約店では還元率かアップするので、ドコモユーザーはよりお得に活用できます。
年会費(税込) | 11,000円 入会・利用・WEBエントリーで年会費無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard |
ポイントの種類 | dポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~4.50% |
申し込み条件 | 18歳以上 |
出典:公式サイト
年会費無料のゴールドカードを持つ5つのメリット
社会的地位の証明になる
ほとんどの人が一般的なクレジットカードを利用しているため、ゴールドカードを所持しているということで社会的地位を証明することになります。なぜなら、ゴールドカードは一般カードに比べ、より安定した収入がある人でないと審査に通らないからです。
ゴールドカードは海外では身分証明書代わりにもなるので、海外旅行や出張の際にはぜひ携帯しておきましょう。
利用限度額が高い
クレジットカードは一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの順で利用限度額が高くなります。利用限度額とは、ひと月に利用できる合計利用金額のこと。
一般カードよりも利用限度額が高いゴールドカードにすることで、上限を気にせずたくさん利用できるようになります。
空港ラウンジが利用可能
ほとんどのゴールドカードには、国内や海外の指定空港ラウンジが利用できる特典がついています。
各ラウンジでサービス内容は異なりますが、ドリンクや軽食の提供、充電器やパソコンの貸し出し、Wi-Fiの利用のほか、マッサージチェアやシャワー室などが備わっていて、その多くは無料で使用できます。
付帯保険が付いている
付帯保険は一般のクレジットカードにも付いていることが多いですが、ゴールドカードならより充実した付帯保険が備わっています。
たとえば、「JCB一般カード」の付帯保険は、カード決済をした場合のみ国内海外の旅行傷害保険が最高3,000万円保証されます。(※1)
一方「JCBゴールド」では、国内海外最高5,000万円の保険が自動付帯されますが、海外旅行代金をカード決済した場合は、最高補償額は1億円になります。(※2)
※1出典:JCB一般カード|株式会社ジェーシービー
※2出典:JCBゴールド|株式会社ジェーシービー
対象店舗での割引優待がある
ゴールドカードには他にもさまざまな優待サービスが備わっています。内容はクレジットカード会社ごとにそれぞれ特色があるので、見比べてみると良いでしょう。
- グルメ優待サービス
- ゴルフ場優先手配サービス
- ショッピングでの割引やポイント還元サービス
- スマホ修理代金保証サービス
- 旅行時の荷物配送サービス
- ドリンクチケットサービス
- ファッションレンタル優待サービス
ゴールドカードの提示で優待が受けられるサービスや、カード決済が条件になる場合もありますが、よく利用する施設や店舗がお得に利用できるようになるのは大きなメリットです。
年会費無料のゴールドカードの失敗しない選び方
年会費が無料のゴールドカードなら、気軽に申し込みたいと思う方も多いでしょう。しかし、無料だからといって気軽に申し込んでも、結局支払いが必要になってしまったり、思ったようなサービスを受けられなかったりする可能性もあります。
そこで、後悔しないためにも選び方のポイントをチェックしておきましょう。
実際の年会費がいくらかかるのか
年会費が無料といっても、初年度のみ無料になるのか、永年無料になるのかは必ず確認しておきましょう。
永年無料の場合は、インビテーションが必要だったり、年間利用額などの条件をクリアする必要があったりするので、その条件もチェックおきましょう。
年会費が支払えずに退会してしまうと希望のサービスが受けられなくなり、ポイントもなくなってしまうので注意しましょう。
付帯保険が自分にとって必要か
ゴールドカードには一般カードよりも充実した付帯保険が付いているのがメリットですが、そもそもその付帯保険が自分にとって必要かどうかを考えてみましょう。
手厚い付帯保険があったとしても、旅行に行くのは数年に1度、ショッピングはあまりしないという方には不要かもしれません。
特典や優待を使う機会があるかどうか
ゴールドカードの充実した特典や優待を使う機会があるかどうか、希望する店舗やサービスの優待があるかどうかも確認しておきましょう。
例えば、空港ラウンジの無料利用についても、クレジットカード会社によって利用できる空港は異なります。反対に、よく行くお店のポイント還元率が高い場合は、意識しなくてもどんどんポイントが溜まっていくでしょう。
年会費無料のゴールドカードを持つデメリット
年会費無料のゴールドカードを持つデメリットも存在しています。
- 一般のゴールドカードに比べて補償が充実していない
- ゴールドカードでも利用可能枠が少ない
- 保有するまでの難易度が高すぎる
一般のゴールドカードは充実した補償などで安心感が得られるようにしていますが、年会費無料となれば制限をしているケースが多くなっています。
他にもゴールドカードを保有するまでに相当な時間がかかってしまうケースもあるため、若いうちに保有できないことも。
ここからは、年会費無料のゴールドカードを持つデメリットを詳しく説明します。
一般のゴールドカードに比べて補償が充実していない
年会費無料のゴールドカードは、一般的に発行されているゴールドカードに比べて、何らかの補償が制限されているケースがあります。
具体的には旅行傷害保険が減額されているパターンが多く、本来であればより高い金額が適用されるはずが、制限されてしまうのです。
旅行傷害保険を適用しないのであれば問題ありませんが、何らかの理由で適用しなければならない事情が生まれた場合はデメリットになります。
補償される金額が多ければ多いほど安心できるケースが多くなっているため、できる限り補償される金額は増やしておきましょう。
ゴールドカードでも利用可能枠が少ない
ゴールドカードとして発行されるのはメリットですが、利用可能枠が一般カードと変わらないケースがあります。
年会費無料になってしまうと、年会費を請求しているカードに比べて、利用可能枠を制限する傾向があります。
より高い利用可能枠を確保したいと考えている方は、年会費がかかるゴールドカードを選ぶほうが良い場合もあります。
年会費を負担することで、初期の状態から利用可能枠がしっかり確保されるようになり、クレジットカードを利用しやすくなります。
保有するまでの難易度が高すぎる
年会費無料のゴールドカードは、保有するまでの難易度が非常に高くなっています。
簡単に保有できるように思われていますが、実際には保有するまでに必要な難易度が高いもので、主に一般カードを利用しなければなりません。
発行するまでに待つ場合もあるため、他の選択肢を検討したほうが良いカードと出会える可能性があります。
早くゴールドカードを手に入れたいと思っている人なども含めて、少しでも視野を広げてカードを見ていくことが重要になっていくでしょう。
年会費無料のゴールドカードを申し込む際の注意点
年会費無料の条件を確認すること
年会費無料のゴールドカードに申し込む前には、無料になる条件をきちんと確認しておくことが大切です。例えば、オンライン入会が条件の場合やキャンペーン期間のみの場合、年間利用額の条件などがある場合がほとんどです。
各クレジットカード会社には、専用のお問い合わせダイヤルがある場合がほとんどなので、不明な点があればきちんと問い合わせて確認しておきましょう。
翌年以降の年会費もチェック
年会費無料のゴールドカードは、初年度のみが無料というタイプが多いです。
条件を満たすことで翌年以降も年会費が無料になるゴールドカードもあるので、条件をクリアできそうならそういったカードを選ぶと良いでしょう。
ゴールドカードは審査が厳しい
ゴールドカードは一般カードよりも審査が厳しいのが現実です。希望したゴールドカードの審査が通らないといったこともあり得ます。
ただしクレジットカード会社ごとに審査基準は異なるので、1件ダメだったからといってゴールドカードを持てないわけではありません。
よくある質問
まとめ
年会費が高いイメージのあるゴールドカードですが、条件次第で年会費が無料になるケースがあります。無料になる条件を確認しながら、自分に合ったゴールドカードを選んでみましょう。
ゴールドカードを選ぶ際は、翌年度以降の年会費の金額を確認し、付帯保険や優待サービスが自分のライフスタイルにマッチしているかどうかもしっかりと確認しておくことが大切です。
一般カードに比べ審査は厳しい一方で、社会的信用を得ることにもなるので、今までゴールドカードを持っていなかった人はこの機会に一度考えてみてはいかがでしょうか?
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