
老後2000万円問題の影響もあり、現在では株式投資をはじめる人が増えています。とはいえ、株式投資にはまとまった資金が必要、リスクが大きいなどと思っている方も多いのではないでしょうか。
したがって、初心者でも投資をはじめやすい環境といえるでしょう。この記事では、株式投資を少額ではじめるメリットや、おすすめの証券会社を5つ紹介します。
少ない資金で多いなリターンを狙っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

- 1株から購入できる
- LINEアプリから取引できる
- 最短翌日営業日から取引できる
口座開設数 | – |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
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外国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | – |
投資信託本数 | 33本 |
ポイント投資 | 可能(LINEポイント) |
NISA | つみたてNISAに対応 |
iDeCo | 対応 |
目次
株式投資はいくらから取引できる?
株式投資は、日本株と米国株で取り引きできる最低売買単位(株数)が異なります。
それでは、株式投資で必要な資金がいくらになるのか解説します。
日本株は100株からしか購入できない
日本株は現在、100株からしか購入できません。つまり、日本株で取り引きするには、1株あたりの株価×100株が最低購入額となります。
2021年12月時点でいうと、ソフトバンクの株価は約1,442円のため最低購入額は約144,200円。一方で、任天堂の株価は約55,380円のため最低購入額は約5,538,000円となります。
米国株は1株から購入できる
日本株と異なり、米国株は1株から購入が可能です。2021年12月時点でいうと、Appleの株価は約176ドルで、Amazonの株価は約3,421ドルとなります。
例に出したAmazonの株価は比較的高いですが、多くの米国株は数万円から購入できます。
日本でも少額投資は可能
日本株は基本的に100株からしか購入できませんが、証券会社によっては単元未満株に対応している場合があり、銘柄ごとに決まっている最低売買単位に満たなくても購入できます。
つまり、日本株でも1株単位や10株単位で取引できるため、投資初心者でも安心です。
少額投資は意味がない?
少額投資は意味がないと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?確かに、普通の投資に比べて利益は下がるものの、リスクを軽減できるため投資初心者には少額投資がおすすめです。
それでは、少額投資は意味がないといわれる理由と、少額投資が向いている人・向いていない人の特徴を紹介します。
少額投資は意味がないといわれる理由
少額投資は意味がないとささやかれる大きな理由は、利益が少ないためです。元金が少ないため、1回あたりで得られる利益も少なくなります。
利益が少ないため、少額投資をするなら仕事を頑張った方が稼げると考える方もいるでしょう。しかし、経済が不安定な現在では、大手企業でも倒産する可能性があるため、個人での資産形成が大切といえます。
少額投資は意味がないと考えるよりも、個人で稼ぐ力を身につける一貫として挑戦してみることをおすすめします。
少額投資が向いている人・向いていない人
少額投資は、以下のような人に向いています。
- 投資初心者
- 大きな資金がない
- 将来に向けて資金を貯めたい
- 資産が十分にある
- 早くリターンを得たい
投資をおこなう目的は、人それぞれです。したがって、自分の目的や現状にあった投資方法を選びましょう。次は、投資初心者に少額投資をおすすめする理由を解説します。
少額投資で稼ぐコツ
少額投資で稼ぐためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 利益が出やすい銘柄を狙う
- ニュースなどの情報をしっかり確認する
- 短時間での売買を検討する
少額投資はあまり利益を積み上げることができないため、基本的に利益が出やすい銘柄に絞って勝負するような形で利用していく必要があります。
少額投資を成功させるためには、取引以外にも利益を出すために必要な要素を考慮していく必要があるでしょう。
ここからは、少額投資で稼ぐコツを詳しく説明します。
利益が出やすい銘柄を狙う
一番簡単な方法として、利益が出やすい銘柄に狙いを絞り、購入する方法があります。
少額投資でも利益を出しやすい銘柄が色々と揃っていますので、対象となる株式を購入して保有しておけば、将来的に上昇してしっかりした利益を出してくれます。
利益をしっかり出してくれる銘柄を保有していれば、将来的に株価が上昇して簡単に利益を出せるようになります。
株価が上昇しやすい、安定している銘柄などを中心に検討していけば、少額投資でもじっくりと利益を出して稼げるようになります。
ニュースなどの情報をしっかり確認する
株式はニュースの情報に敏感であり、ニュースが発表されている銘柄については一気に値段が上昇する場合もあります。
ニュースを確認し、いい情報が発表されている銘柄に狙いを絞って取引する方法も有効です。少額投資でもニュース次第では一気に値上がりが期待できます。
株式市場はニュースによる情報を中心に取引を進めている人も多くなっています。
ニュースが大量に発表されている銘柄であれば、ニュースの内容を整理して銘柄を購入、利益を出すという手段が可能になります。
短時間での売買を検討する
株式は一定時間保有しなければならないというルールが整備されているわけではありません。
どのタイミングで購入しても構いませんし、売却するタイミングはいつでも構いません。保有している株式に興味がなければ、早々に売却して利益を出していくような方法も有効です。
短時間での売買は、利益を確定させるために有効な方法です。
短時間で利益を出し、出てきた利益が手数料を超えていると判断していれば売却するという方法で簡単に利益を出せるようになります。

- 1株から購入できる
- LINEアプリから取引できる
- 最短翌日営業日から取引できる
口座開設数 | – |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
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外国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | – |
投資信託本数 | 33本 |
ポイント投資 | 可能(LINEポイント) |
NISA | つみたてNISAに対応 |
iDeCo | 対応 |
少額投資のメリット
少額投資のメリットは以下の通りです。
- リスクを軽減できる
- 少ない金額でもしっかり利益を出せる
- 初期投資を減らして誰でも挑戦できる
一番のメリットはリスク軽減になるでしょう。リスクを抱えている株式投資という観点を楽にしてくれるため、余裕を持って取引できるようになります。
他にも利益を追求しやすくなるなどのメリットがありますので、少額投資について有効に使えるか検討していくといいでしょう。
ここからは、少額投資のメリットについて詳しく説明します。
リスクを軽減できる
少額投資によって、株式に関連しているリスクを軽減できるようになります。
株式は大きな金額を投じることによるリスクが生じており、失敗すると多額の損失を生み出してしまいすが、少額投資であればリスクは軽減され、あまり損失を出さなくなります。
投資している金額を減らしていることにより、投資金額による利益はあまり出てこない傾向もあります。
ただ、投資している金額に対して、損失を出しづらいという観点では非常に有効です。
少ない金額でもしっかり利益を出せる
少額投資でも利益を出せるようになっています。少額投資に成功している人は、少ない金額でも大きな利益を叩き出しており、有効な利益を次々と生み出しています。
大きな利益を生み出せる可能性もある少額投資は、上手に利用すれば大きなチャンスを生み出します。
株式を大量に保有していたほうが利益を得られる可能性は高くなりますが、1株だけ保有するという方法でも構いません。
どちらにしても利益を出すために必要な行為をしっかり検討していくことが重要であり、少額で稼げる手法を確立していく必要があるでしょう。
初期投資を減らして誰でも挑戦できる
少額投資は初期投資を減らせるという利点があります。初期投資は株式にとって非常に厳しいところとなっており、投資額が多すぎて厳しいと感じてしまう初心者も多くなっています。
初期投資が減らせるようになれば、少額投資によって株式を購入するための敷居を減らせるようになりますので、安心して取引できるようになります。

- 1株から購入できる
- LINEアプリから取引できる
- 最短翌日営業日から取引できる
口座開設数 | – |
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主な取扱商品 |
|
手数料 | 1約定
|
1日定額
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外国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | – |
投資信託本数 | 33本 |
ポイント投資 | 可能(LINEポイント) |
NISA | つみたてNISAに対応 |
iDeCo | 対応 |
少額投資のデメリット
少額投資にはデメリットもあります。
- 利益を確保するのが難しい
- 投資に失敗すると大きな損失に繋がる
- 投資の選択肢が狭い
デメリットとして一番大きく挙げられるのは、得られる利益が制限されている部分です。
得られる利益をしっかり確保できる状態にしておくためには、それなりに大きな投資を検討していく必要もあります。
ここからは、少額投資のデメリットを詳しく説明します。
利益を確保するのが難しい
少額投資は利益を確保しづらくなっており、大きな利益を確保するためには相当な投資が必要です。
場合によっては微妙な利益しか出てこなくなり、投資している意味が薄れていくような状態になってしまいます。
利益をしっかりと確保したいのであれば、少しでも多くの投資を検討したほうがいいでしょう。
少額投資は損失を抑えることによって安定した取引を検討していく方法であり、利益を追求していくためには相当な金額が必要になります。
投資に失敗すると大きな損失に繋がる
少額投資と言っても、投資に失敗すると大きな損失が待っています。
場合によっては損失の幅が広くなってしまい、思っていた以上に投資で大きな失敗をしているケースも生まれてきます。
投資の失敗をしないために、どのような方向で投資をしていくのかしっかり検討していく事が重要になるでしょう。
投資の方向性などを間違えてしまうと、どれだけ少額投資を実施したとしてもかなりの金額を失ってしまいます。
投資の選択肢が狭い
少額投資は投資の選択肢を狭める恐れがあります。
FXなどの取引ができるようにしているのはいいことですが、株式などは投資の選択肢にならないケースがあるなど、投資できるサービスが少なくなっています。
ユーザーが利益を出すためには、投資先の選択肢を考えていくことが大事です。
選択肢を間違えてしまうだけで、大きな損失を生み出してしまう他、場合によっては投資の方法すらわからないようなサービスを選択する恐れもあります。
投資初心者が株式投資を少額からはじめるべき理由
投資初心者が株式投資を少額からはじめるべき理由は、以下の3つです。
- 必要な資金が少ない
- リスクを軽減できる
- 経験を積める
必要な資金が少ない
株式投資をはじめるには、一般的に数十万円ほどのまとまった資金が必要になりますが、少額投資サービスを利用するなら数万円ほどの資金で取引できます。
有名企業で100株価単位の金額は高くても、1株~10株で購入できる少額投資サービスを利用すると、気軽に投資できます。
リスクを軽減できる
株式投資は、購入額が高いほど、株価が下落した際の損失も大きくなります。初心者で投資に関する知識が浅い場合、下手に購入額を上げてしまうと大きな損失を生む可能性もあるでしょう。
さらに、少額での購入なら複数の銘柄に分散投資しやすいため、リスクヘッジが可能です。
少額投資では、長期的な視点で取引を続け、リスクを軽減しつつリターンを狙えます。
経験を積める
株式投資はギャンブルではないため、勘や運だけでは勝ち続けることはできません。株式投資で結果を出すには、株の仕組みや取引のコツを学ぶ必要があります。
少額投資なら、少ないリスクで経験を積めるため、投資のノウハウ本や有料セミナーよりも、スキルが身につきやすいといえます。
株式投資を少額ではじめる方法
株式投資をはじめる流れは、以下のとおりです。
- 証券口座を開設する
- 証券口座に入金する
- 購入したい株を選ぶ
- 株を購入する
- 株を売却する
株式投資は比較的簡単にはじめられるため、初心者でもスムーズに取引できるでしょう。それでは、株式投資をはじめる手順を解説します。
手順1.証券口座を開設する
株式投資は銀行で取引するわけではないため、まずは証券口座を開設する必要があります。証券口座は、インターネット上での手続きで開設可能です。
申し込み時には、必要事項を記入し、本人確認書類を提出します。
証券会社によって異なりますが、基本的には申し込みから5日ほどで口座を開設できます。審査に通過すれば、メールや郵送でIDとパスワードが届くため、取引サイトへログインできます。

- 1株から購入できる
- LINEアプリから取引できる
- 最短翌日営業日から取引できる
口座開設数 | – |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
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外国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | – |
投資信託本数 | 33本 |
ポイント投資 | 可能(LINEポイント) |
NISA | つみたてNISAに対応 |
iDeCo | 対応 |
手順2.証券口座に入金する
証券口座を開設できたら、銀行口座から証券口座へ入金する必要があります。
手順3.購入したい株を選ぶ
証券口座に入金したら、自身が購入したい株を選びます。各証券会社では、さまざまな基準から株を探せる機能を提供しているため、ツールを利用した銘柄選びが大切です。
選ぶ基準は、株価以外に、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、出来高などいくつもの指標がありますが、投資初心者は自分が知っている企業や応援したい企業の株を購入してみてもよいでしょう。
手順4.株を購入する
株の購入方法には、指値注文と成行注文の2種類あります。
指値注文では、自分で購入額を決められるため、事前に必要な金額を把握できる反面、株価が上がり続けると購入できない可能性があります。
手順5.株を売却する
株の購入後は、日々の値動きや投資した企業の動向をニュースなどで確認しましょう。悪いニュースが出ていなくても突然株価が下がる場合があるため、なぜ株が下がったのか原因を探す作業が大切です。
株式投資をはじめるならネット証券がおすすめ
株式投資をはじめるには、証券会社の口座を開設する必要があります。証券会社には、店頭証券とネット証券がありますが、株式投資をはじめるならネット証券がおすすめです。
ネット証券には、以下のような特徴があります。
- 少額投資が可能
- 手数料が低い
- 手軽に取引できる
少額投資が可能
株式投資は、不景気や金融危機がおこると、大きな損失を生む可能性が高まります。そのような場合に備えて、少額投資でリスクを軽減しつつ、投資経験を積むことが大切です。
少額から投資をはじめたい方には、ネット証券がおすすめです。
投資先がひとつだと、その会社にトラブルが発生すると大損につながるため、投資先を複数に分散すればリスクの軽減が可能です。
手数料が低い
ネット証券は店頭証券に比べて、手数料が比較的低いといえます。なぜなら、ネット証券には担当者がいないため、その分の人件や設備費用を削減できるためです。
少額投資で手数料を抑えられれば、初心者でも安心して取引できるでしょう。さらに、1日に取引を繰り返すデイトレーダーにとってもコストを削減できる点は大きなメリットといえます。
手軽に取引できる
ネット証券では、取引する際に店頭へ行く必要がなく、オンライン上ですべて完結できます。インターネット環境さえあれば、パソコンやスマートフォンを使用してどこでも株や投資信託の取引が可能です。
ネット証券では、基本的に自分で判断して取引するため、営業マンから電話がかかってくることが、ほとんどありません。
少額投資向けの証券会社の選び方
少額投資向けの証券会社を選ぶ方法として、以下の手法があります。
- 取引数量が少ない業者を選ぶ
- 初期投資の少ない投資商品を持っている業者を選ぶ
- 信頼性の高い業者を中心に検討する
少額投資向けと言っても、基本的に取引数量の下限を知らないことにはなかなか取引ができないでしょう。
また、信頼性は少額投資でも重要になっていますので、信頼できる業者から選んでいく方法が有効になります。
ここからは、少額投資向けの証券会社を選ぶ方法を詳しく説明します。
取引数量が少ない業者を選ぶ
取引数量が少ない業者を選ぶことは、取引しやすい環境を手に入れられることになります。
数量が少ない業者を選んでいくことによって、本来であれば少額投資ができない商品でも簡単に取引できるようになっていきます。
特にFXのように、1通貨から取引できるようになっていると少額取引には向いています。
通貨単位がかなり小さいものになっていると、取引しやすい環境がしっかり整備されていると判断できるため、取引に関連する問題が起こりづらいと判断できます。
初期投資の少ない投資商品を持っている業者を選ぶ
初期投資の少ない商品を選ぶ方法も有効になっています。
一部の投資商品については、投資するために多くの費用が必要とされている場合もありますので、少しでも使う金額を抑えられるのはいいところです。
ユーザーが投資にかかる費用をしっかり計算していくように心がけていくのも重要になります。
投資にかかる費用が高いものと判断している場合には、少額投資に向いていないと判断し、別の商品を検討するなどの対応が必要です。
信頼性の高い業者を中心に検討する
どのような状況であっても、信頼性の高い業者を中心に検討するのは有効です。
信頼性の高い業者を利用することによって、より安心して少額投資を実現できるようになっている他、信頼できる業者で長く取引できる良さが生まれます。
信頼性がない業者を利用すると、投資した金額が返ってくるのかわからなくなります。
少額投資ができると言っても、明らかに怪しい業者に近づかないようにして、信頼できる業者から選ぶようにしておきましょう。
ネット証券で少額投資を利用する際のポイント
ネット証券で少額から投資をはじめる際には、以下のポイントを抑えておきましょう、
- 投資スタイルで選ぶ
- 手数料を比較する
- 利用しやすいか確認する
それでは、数万円以下で取引できる少額投資サービスを利用する際のポイントを見ていきましょう。
ポイント1.投資スタイルで選ぶ
証券会社によって株の購入方法が異なるため、自分の投資スタイルにあった証券会社を選びましょう。たとえば、SBI証券やLINE証券では、1株単位で株を購入できるため、銘柄によっては数万円から株式投資をはじめられます。
一方で、1,000円から金額指定で購入する証券会社もあるため、自分の予算にあった投資が可能です。各証券会社に購入方法を確認し、自分にあった証券会社を見つけてみましょう。
ポイント2.手数料を比較する
各証券会社によって、株取引にかかる手数料体系が異なります。取引を繰り返すと、その分だけ手数料もかかるため、手数料の比較も大切です。
したがって、少額での取引を繰り返す場合、店頭証券は向いていないといえます。
ポイント3.利用しやすいか確認する
少額投資をはじめる際には、利用する証券会社の使い心地も重要なポイントです。
よって、取引しやすい証券会社を選ぶことが大切です。たとえば、LINE証券の場合は、LINEアプリで簡単に口座開設から取引までおこなえます。
ネット証券で株式投資をはじめるなら、利用しやすいか確認しましょう。
初めての株式投資でよくある失敗とその対処法
初めての株式投資でよく失敗するポイントとして、購入する株式を適当に選んでしまい、利益が出ないで売却するというものがあります。
ただ知名度があるという理由から株を選んでしまったことで、その後の利益に繋がらないケースが多くあります。
株式は知名度の高いものは上昇しやすいように思われますが、企業の業績や最新情報、更には多くのユーザーが購入したいと感じているものかなど、様々な情報を基に株価は決まります。知名度だけでは株の動き方というのはわからないのです。
知名度だけで決めた株式を保有し続けていたとしても、結果的に値動きが悪い方向に動いてしまい、株を持っているだけで損をするような状況が起きてしまう場合もあります。
株は利益を出すために保有するものですから、利益を出さないような状況を作ってはいけません。
まずは株式を知名度だけで決めないようにするなどの対策が必要です。本当にこの株式は値上がりするのか、利益になってくれるのかなどの情報を整理することにより、最終的に本当に優れている株を見つけることができるでしょう。
失敗へのいい対処法
株式投資の失敗を避けるためには、現在上昇基調になっている株式を探すように心がけることです。
ただ株式の知名度高い、今後期待が持てるなどの理由だけで保有するのではなく、将来的に優れている株式を見つけるための情報収集を行うのです。
また、世界情勢などの株式に左右する情報を多数見つけておくといいでしょう。景気にとってマイナスの情報を提供しているものがあれば、株価は下落してしまいます。
このタイミングで株を保有すると失敗するため、マイナスの情報が多い時は株を買わないなどの対策が必要です。
安定して利益を出すためには、情報収集と購入する株式をどのように考えていくかが重要になります。株式で利益を出すため、まずは時間をかけていろいろな情報を手に入れていくように心がけていきましょう。
少額から株式投資ができるおすすめネット証券
ネット証券の種類は多いため、どこにしようか迷うことでしょう。証券会社によって、扱っている金融商品や手数料、ポイント利用の有無が異なるため、自分の投資スタイルにあった証券会社を見つけることが大切です。
ここでは、少額から株式投資ができるネット証券を5つ紹介します。
LINE証券
- 1株から購入できる
- LINEアプリから取引できる
- 最短翌日営業日から取引できる
LINE証券では、1株単位で株式を購入できるため、少額から投資をはじめたい人におすすめのネット証券です。多くの銘柄が3,000円以下で購入でき、現物取引の取引手数料に関しては無料となります。
ポイント投資ができるため、頻繁にLINEサービスを利用している方にはLINE証券が適しています。
口座開設数 | – |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
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外国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | – |
投資信託本数 | 33本 |
ポイント投資 | 可能(LINEポイント) |
NISA | つみたてNISAに対応 |
iDeCo | 対応 |
楽天証券
- 楽天ポイントで投資できる
- 100万円まで手数料が無料
- 便利な取引ツールを無料で使用できる
楽天証券は、SBI証券と同様に高い人気を誇ります。楽天市場や楽天モバイル、楽天ひかりで利用できる楽天ポイントを投資にも活用できる点が、楽天証券の大きな強みです。
楽天ポイントは、他社が提供しているポイントに比べて貯まりやすいため、投資に利用すれば効率的な資産運用が可能です。
さらに、株取引に必要な機能が豊富なアプリ「iSPEED」やリアルタイムかつ豊富な投資情報と充実した機能を搭載した「マーケットスピード2」を無料で使用できる点も人気の理由といえます。
口座開設数 | 約624万口座(2021年6月末時点) |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
|
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外国株取扱数 | 約4,651銘柄 |
IPO実績(2020年) | 38社 |
投資信託本数 | 2,664本 |
ポイント投資 | 可能(楽天ポイント) |
NISA | 対応 |
iDeCo | 対応 |
SBI証券
- 少額からの投資が可能
- 100万円以下の取引手数料が無料
- 取引できる金融商品が豊富
SBI証券は、業界でも高い人気を誇るネット証券です。利用者数が多いほど、質の高いサービスを提供している証券会社といえるでしょう。
利用者数だけでなく、幅広い金融商品を扱っている点もSBI証券の特徴です。
外国株式に関しては、米国や中国株、韓国株など計9カ国の株式を扱っている点が特徴です。100万円以下の取引なら手数料がかからないため、投資初心者でも利用しやすい証券会社といえるでしょう。
口座開設数 | 約771万口座(2021年9月末時点:SBIモバイル証券・SBIネオトレード証券・FOLIO口座数を含む) |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
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1日定額
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外国株取扱数 | 約4,802銘柄 |
IPO実績(2020年) | 85社 |
投資信託本数 | 2,633本 |
ポイント投資 | 可能(Tポイント等) |
NISA | 対応 |
iDeCo | 対応 |
マネックス証券
- 扱っている外国株が豊富
- IPOが平等抽選
- 1株から購入できる
マネックス証券では、約4,600銘柄の米国株を扱っており、中国株と合わせると外国株の種類は約7,000 銘柄にも及びます。
ほかには、マネックスのミニ株サービス「ワン株」の買付手数料が無料である点や、IPOの抽選が完全平等である点なども特徴といえます。
口座開設数 | 約170万口座(2021年11月末時点) |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
|
1日定額
|
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米国株取扱数 | 約4,663銘柄 |
IPO実績(2020年) | 50社 |
投資信託本数 | 1,234本 |
ポイント投資 | 不可 |
NISA | 対応 |
iDeCo | 対応 |
auカブコム証券
- KDDIとMUFJが提供するネット証券
- 25歳以下は現物手数料が無料
- Pontaポイントでの投資が可能
auカブコム証券は、KDDIと三菱UFJが提供するメガバンク系列のネット証券です。分析力や情報力がほかのネット証券より優れており、Pontaポイントが貯まる・利用できる点が特徴といえます。
さらに、発注機能やカスタマイズは優勝な「kabuステーション」や、細かい分析が可能なチャートソフト「EVER」を利用できます。
口座開設数 | 約135万口座(2021年11月末時点) |
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主な取扱商品 |
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手数料 | 1約定
|
1日定額
|
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米国株取扱数 | – |
IPO実績(2020年) | 19社 |
投資信託本数 | 1,497本 |
ポイント投資 | 可能(Pontaポイント) |
NISA | 対応 |
iDeCo | 対応 |
よくある質問
まとめ
この記事では、株式投資を少額ではじめるメリットや、おすすめの証券会社を5つ紹介しました。初心者は少額から投資をはじめれば、リスクを軽減しつつ、投資の経験を積めるため長期的にみたら得るメリットが大きいといえます。
株式投資をはじめるなら、ネット証券がおすすめです。ネット証券なら、オンライン上でいつでも、どこでも取引できるため、スキマ時間を有効活用できます。さらに、店頭証券より手数料が安いため、投資初心者でも安心して利用できるでしょう。
ネット証券は種類が豊富なため、自分の投資スタイルにあった証券会社選びが大切です。