
「生命保険とはどういうもの?」「どの生命保険に加入していいかわからない」という人も少なくありません。生命保険の内容は複雑で難しいと感じ、勧められるままに加入しているケースも多いです。
しかし、生命保険はもしもの時に役立つものなので、基本はしっかり把握しておく必要があるでしょう。そこで今回は、生命保険について種類やメリット簡単にわかりやすく解説します。
目次
生命保険とは
「生命保険」とはあらゆるリスクにおいて、お金が必要になった場合に備えておくものです。
また「収入がない状態で生きるリスク」として老後に備えるものや「学費を準備できないリスク」として教育資金に備える保険もあります。
生命保険の役割は3つ
生命保険で備えられるリスクは、3つに分類できます。
- 万が一に備える
- 病気やケガに備える
- 将来に備える
万が一に備える
人が死亡や高度障害状態になった場合に、葬儀費用や、遺された家族の生活費の不足に備える役割を持つ保険のことを「死亡保険」といいます。
人は病気だけでなく、不慮の事故によって急逝してしまう可能性もゼロではありません。家庭を持つ人は、万が一に備えて死亡保険に加入しておくべきでしょう。
病気やケガに備える
生きていれば、誰にでも病気やケガのリスクがあります。病気やケガをした場合には、以下の費用が必要です。
- 入院費・治療費
- 働けない間の生活費
病気やケガのリスクには、医療保険やがん保険、収入保障保険などに加入して備えます。
将来に備える
ケガや病気をせず健康に暮らしていても、人はいつかは病気になる可能性があります。死亡や病気・ケガ以外にも、「長生きする」ことがリスクとも言えるのです。
日本年金機構によると、令和3年度の年金受給額は以下のとおりです。
国民年金 | 65,075円 |
---|---|
厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) | 220,496円 |
老後資金とあわせて「人生の3大支出」といわれている、教育資金や住宅資金も準備しておくべきでしょう。
生命保険の種類
生命保険は、保障内容によって大きく4つの種類に分けられます。
- 死亡保険
- 生存保険
- 生死混合保険
- 3つの分類以外の保険
死亡保険
死亡保険は「死亡・高度障害のリスク」に対して、生活を共にする家族が困らないように備えておくものです。
また被保険者が死亡・高度障害となった場合に、毎月定額を年金方式で受け取れる「収入保障保険」も加入者が増加してます。
生存保険
生存保険は「生きている状態でのリスク」に対して、大きな出費や収入がないときの生活費に備えておくものです。代表的な保険商品として学資保険、個人年金保険などが挙げられます。
学資保険…将来の学費のために貯蓄しておく保険
個人年金保険…老後働けなくなった場合・年金が足りない場合に備えて貯蓄しておく保険
これらの生存保険を受け取る前に死亡した場合には、死亡保険金が支払われます。
生死混合保険
生死混合保険とは、死亡保険・生存保険を組み合わせた保険です。
代表的な商品として、養老保険が挙げられます。
3つの分類以外の保険
ケガや病気のリスクに備えておく保険もあり、代表として医療保険やがん保険が挙げられます。医療保険は、公的医療保険と民間医療保険の2種類に分類されます。
保険が適用されると費用の7割を負担してもらえ、条件によっては高額医療制度や傷病手当金など制度も受けられます。
また、働けなくなった場合に備える「就業不能保険」もこの分類です。
生命保険に加入するメリット
生命保険に加入するメリットは3つあります。具体的にどんなメリットがあるのか確認してみましょう。
- 思わぬリスクに備えられる
- 節税対策になる
- 相続税の対象になれる
思わぬリスクに備えられる
人は生きている間にさまざまなリスクに遭遇し、多くの人に将来働けなくなる可能性や病気で大きな費用が必要になる日が訪れます。
例えば、死亡リスクを想定すると、生命保険に加入することで葬儀費用や遺族に対して一時的に生活が保障されることもあります。
怪我や病気もリスクが低いわけではありません。入院や治療でも費用はかさんでしまうため、経済的リスクに備えたい方にとって大切な保障です。
節税対策になる
生命保険に加入すると、生命保険料控除の対象となり、税金の控除を受けられます。
生命保険料控除:1年間の払込保険料の一定額を所得税と住民税の対象となる所得税から控除できる制度
保険料控除には一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の3つがあり、所得税や住民税の減額が可能です。
相続税の対象になれる
死亡保険金は契約者と受取人の関係によって、相続税、所得税、贈与税のいずれかが課税対象となります。
これらの3つの税金は非課税限度や控除額があり、一定額を超えると課税されます。
この非課税制度を活用すると、非課税枠を増やしたり、分割できない不動産などの相続税を保険金で支払うこともできるようになります。
生命保険に加入するデメリット
生命保険に加入すると、保険料の支払いがあり普段の生活では負担となります。
掛け捨て型の保険に加入した場合、保険金の受け取りをせず保険期間を終えたときに、払い損だと感じる場合もあるでしょう。
生命保険の選び方
必要な生命保険は、家族構成や収入、ライフステージなどによってさまざまです。ここでは、生命保険の選び方を4つのポイントで解説します。
- 備えるべきリスクを把握
- 保険料予算の設定
- 保険期間の設定
- 保障内容の設定
1.備えるべきリスクを把握
ますはライフステージに合わせて備えるべきリスクを把握しましょう。
また働けなくなっても自己資産で対応できるという場合は、手厚い保障は不要です。病気やケガをした場合の生活費は、約6ヶ月分準備しておくべきだといわれています。
2.保険料予算の設定
備えるべきリスクを把握できたら、毎月支払える保険料の予算を決定しましょう。途中で保険料の支払いができなくなり解約すれば、損をしてしまう商品もあります。
保険に加入する前に収入と支出のバランスを把握して、負担できる保険料を概算しておくと良いでしょう。
3.保険期間の設定
「保障を受けられる期間」を設定しましょう。保険期間によって「定期保険」と「終身保険」に分類され、それぞれの特徴は以下のとおりです。
定期保険 |
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---|---|
終身保険 |
|
それぞれの特徴を理解して、保険期間を選択しましょう。たとえば20代などの若いうちは定期保険のほうが安いです。しかし、更新によって年々保険料は上がっていきます。
保障内容だけでなく、「保険料予算」で設定した金額と相談して決定するのがおすすめです。
4.保障内容の設定
保険期間が設定できたら、保障内容も細かく検討しましょう。保障内容とは、「死亡したらいくらもらえるのか」「がんで入院したらいくらもらえるのか」などの契約内容です。
保障が手厚いほど保険料は高くなるので、設定した予算と相談しながら保障内容を決めると良いでしょう。
生命保険を見直すタイミング
生命保険の保障内容は、ライフステージによって随時見直す必要があります。その理由としては、大きく2つ挙げられます。
- 収入・支出のバランスが変わるから
- 備えるべきリスクが変わるから
つまり「いつどんなリスクがあっても、困らないように準備しておく」という心がけが重要です。ここでは、生命保険を見直すべきタイミングをご紹介します。
就職
大学を卒業して就職したときが、最初の見直しタイミングだといえます。
20代ではがんのリスクは低いですが、若くてもかかる病気はありますし、骨折などのケガもいつ起こるかわかりません。
若いうちは収入もそこまで多くないので、持病がなく健康なら保険料を3,000円程度に抑えておくと良いでしょう。
結婚
結婚して家庭を持った場合には、医療保険に追加して死亡保険の加入も検討しましょう。
どちらかが働ける状態にあれば、生活には困らないからです。
妊娠・出産
妊娠や出産のタイミングでは、必ず生命保険の見直しをする良い機会です。子どもが生まれると、生活費や教育費などこれまで以上にお金が必要となります
夫婦のどちらかが死亡・高度障害になった場合や病気・ケガをした場合、収入が減少すると生活に大きく影響します。毎月負担できる範囲内で、医療保険や死亡保険をこれまで以上に手厚く設定しましょう。
妊娠中だと医療保険に加入できない場合があるので、なるべく早いタイミングで見直しましょう。
マイホーム購入
マイホームを購入した場合には、死亡保障をこれまでより薄くしてもよいでしょう。
ただし「解約返戻金を教育費・老後に充てたい」という場合には、そのまま継続して加入しておくのもひとつの方法です。
子どもの独立
子どもが就職して独立した場合は、死亡保障や収入保障保険の保障をこれまでより薄くしてもよいでしょう。また子ども名義の医療保険は解約するなどして、貯蓄を増やし老後のために備えておくのがおすすめです。
国の制度改正
時代によって、年金に関する保障制度・子どもの保障制度は変化します。制度改正には敏感に対応し、改悪した場合には備えを厚くしておかなければなりません。
自営業・フリーランスになったとき
会社を退職し自営業やフリーランスで働き始める場合にも保険の見直しが必要です。自営業やフリーランスが加入する国民健康保険は、会社員の健康保険よりも保障が薄いからです。
就業不能保険や医療保険をこれまで以上に手厚くしておくと安心です。
保険料の更新
定期保険には更新があり、年齢とともに保険料は上がります。
保険商品によっては自動更新の場合もあるので、注意しておきましょう。
生命保険の加入前に必ずすること
生命保険の加入前にはまず、保険相談窓口に相談しましょう。保険相談窓口では、生命保険を検討する際に、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーが無料で保険の相談乗ってくれます。
契約手続きや保険の内容が複雑だと感じる方にとって役立つサポートが充実しています。
保険相談窓口を利用するメリット
保険窓口を利用するメリットは主に以下の6つがあります。
- プロから専門的なアドバイスがもらえる
- 各会社の保険を比較してもらえる
- 申し込み手続きから契約後のサポートまで充実
- 何回でも無料で相談可能
- 全国に750以上の店舗数
- オンライン相談も可能
検討中の方は是非利用しましょう。
保険相談窓口の選び方
保険相談窓口を選ぶ際は以下のポイントをチェックしておくと良いでしょう。
- 専門性の高い相談員であるか
- 取り扱い保険会社数が多いか
- 自分のエリアに対応しているか
- アフターフォローが充実しているか
- オンライン相談が可能か
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受付時間
10時~20時(GW・夏季休業・年末年始以外)
店舗数
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オンライン面談
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まとめ
今回は、生命保険とはどのような保険なのか、種類やメリット、選び方のポイントについてわかりやすく解説しました。ライフステージによって、人はさまざまなリスクに備えておく必要があります。
必要な生命保険に適切なタイミングで加入・見直しをし、万が一に備えておくと安心です。