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松井証券のメリット・デメリットとは?口座開設する際のポイントを解説

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松井証券は、創業100年を超える老舗のネット証券です。証券会社によって、特徴が異なりますが、松井証券は投資初心者や若年層におすすめの証券会社といえます。

個人投資家が市場に参入しやすいサービスやキャンペーンを頻繁に実施しているのが、松井証券の特徴です。

この記事では、松井証券の特徴や利用するメリット・デメリット、口座開設する際のポイントを解説します。

この記事でわかること
  • 松井証券の概要
  • 松井証券を利用するメリット・デメリット
  • 松井証券以外におすすめのネット証券

どの証券会社で投資をはじめようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修者情報
新井智美

監修者
新井智美


トータルマネーコンサルタント

公式HP:

https://marron-financial.com/

コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。
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松井証券の基礎知識

松井証券

松井証券は、1918年に創立した歴史のある証券会社です。創業した当初は創業者の名前でもある「松井房吉商店」という社名でした。

ポイント
長い間、証券会社として事業を続けている松井証券は、日本ではじめて本格的にネット証券業界に参入した企業です。

1995年からネット証券業を営み、2001年にはインターネット取引企業の証券会社として、はじめて東証1部上場を果たした企業となります。

それでは、松井証券の特徴を見てみましょう。

松井証券の特徴

松井証券は、創業から100年以上経つ老舗ネット証券で、「顧客中心主義」の経営理念にもとづいた取り組み評価されている点が特徴です。

信用取引や先物取引の時間や手数料、売買方法など、さまざまな面で業界初となるサービスを提供しています。

松井証券では、株取引を中心に、投資信託やFX、NISAといった幅広い金融商品を扱っている点も特徴のひとつです。さらに、IPOは事前入金なしで参加できます。

購入代金は当選後に用意すればよいため、手元資金に余裕がなくても松井証券なら問題ありません。

ポイント
1日の約定代金が50万円以下なら、取引手数料がかからないため、投資コストの削減が可能です。

少額での投資でも手数料が発生しないため、投資の感覚を掴みたい初心者でも安心して利用できるでしょう。

松井証券は老舗でありながら時代にあったサービスを提供しており、多くの投資家から信頼を得ている証券会社です。
口座開設数約136万口座(2021年9月末時点)
主な取扱商品
  • 株式現物取引
  • 株式信用取引
  • 投資信託
  • NISA
  • iDeCo
手数料

1注文

  • 10万:0円
  • 50万:0円
  • 100万:1,100円

1日定額

  • 10万:0円
  • 50万:0円
  • 100万:1,100円
米国株取扱数
IPO実績(2020年)18社
投資信託本数1,571本
ポイント投資可能(松井証券ポイント)
NISA対応
iDeCo対応

松井証券を利用する5つのメリット

松井証券を利用する5つのメリット

松井証券で投資をおこなうメリットは、以下の5つです。

松井証券を利用するメリット
  1. 金融商品が豊富
  2. 約定代金が50万円以下なら手数料が無料
  3. 25歳以下の取引手数料が無料
  4. キャンペーンが多数
  5. 情報ツールが豊富

それでは、各メリットをくわしく見ていきましょう。

メリット1.金融商品が豊富

松井証券では、さまざまな金融商品を扱っているため、自分にあった投資方法を見つけられる点は大きなメリットです。

インターネット取引に特化した証券会社では取扱商品が限定的である場合が多いですが、松井証券では下記のような金融商品を扱っています。

松井証券で扱っている金融商品
  • 現物取引
  • 信用取引
  • FX
  • IPO
  • 投資信託
  • 先物取引
  • 立会外分売

取引できる商品が豊富なほど、自分にあった商品を選びやすく、さまざまな商品を組み合わせたポートフォリオを構築できます。

リスクを分散させる意味でも、金融商品の多さは松井証券の大きな強みです。

メリット2.約定代金が50万円以下なら手数料が無料

メリット2.約定代金が50万円以下なら手数料が無料

松井証券は、手数料の安さも魅力のひとつです。投資家に担当者が付かないネット証券は、人件費や設備費用を削減できるため、店舗を持つ証券会社より手数料が低く設定してあります。

ポイント
特に、松井証券の場合、株式の現物取引なら1日の約定代金の合計額が50万円以下なら取引手数料がかかりません。

手数料が低い分、より多くの利益を残せるため、投資初心者だけでなく、上級者にとっても得られるメリットが大きいといえます。

メリット3.25歳以下の取引手数料が無料

松井証券では、25歳以下の株取引(現物・信用)の売買手数料は無料となっています。

なお、一日信用取引・単元未満株の売却・NISA口座やジュニアNISAの取引・立会外分売の買付け・電話での取引に関しては、別の手数料体系です。

25歳以下で資産形成をおこないたい場合、松井証券を利用すれば気軽に取引できます。

メリット4.キャンペーンが多数

松井証券では、インターネット上でさまざまなキャンペーンを実施しています。

たとえば、口座を開設するとプレゼントがもらえたり、SNSに特定のハッシュタグをつけた投稿をおこなうとAmazonギフト券やQUOカードがもらえたりと、投資家にとってお得なキャンペーンを多数実施。

ほかには、松井証券は主催するセミナーへ参加するとお土産をもらえるなど、取引以外でのリターンも期待できます。

メリット5.情報ツールが豊富

ネット証券は店頭証券と異なり、担当者が付きません。したがって、自分で投資に関する情報を集め、銘柄を決めたり、取引したりする必要があります。

ポイント
松井証券は、株取引を中心とした情報ツールやアプリが豊富です。

優れた発注機能を搭載している「ネットストック・ハイスピード」や登録している銘柄の状況を一目で確認できる「株価ボード」。将来の資産状況を予測できる「松井FP~将来シミュレーター」など、さまざまな情報ツールを提供しています。

さらに、株式投資の銘柄選定や投資判断をサポートしてくれるサポートダイヤル「株の取引相談窓口」も2020年11月に開設しました。

取引面だけでなく、情報収集や資金計画に役立つツールが豊富なため、初心者から上級者まで幅広い層の投資家が利用できる点は松井証券の強みです。

松井証券を利用する3つのデメリット

松井証券を利用する3つのデメリット

松井証券には、数多くのメリットがありますが、反対に以下のようなデメリットも存在します。

松井証券を利用するデメリット
  1. 外国株を扱っていない
  2. 取引額に比例して手数料が高くなる
  3. ツールが独立している

証券口座を開設しようか迷っている方は、メリット・デメリットを把握したうえで松井証券にするか判断しましょう。それでは、松井証券を利用する3つのデメリットを紹介します。

デメリット1.外国株を扱っていない

松井証券では、幅広い金融商品を扱っていますが、外国株には対応していません。さらに、ETFや債券も扱っていないため、これらで投資したい方は別の証券会社を検討するべきといえます。

たとえば、SBI証券や楽天証券では、外国株やETFの種類が豊富で、手数料も業界で最低水準です。

なお、外国株などを扱う複数の証券会社で口座開設する場合、資産の管理や確定申告など手間が増える可能性があるため、投資初心者は自分の投資スタイルにあっているか検討することが大切です。

デメリット2.取引額に比例して手数料が高くなる

デメリット2.取引額に比例して手数料が高くなる

松井証券の現物取引にかかる手数料は、1日の約定代金が50万円以下なら無料です。しかし、50万円以上の場合、100万円までが1,000円。200万円までが2,000円と、100万円増えるごとに手数料が1,000円増えていきます。

ポイント
なお、手数料の上限は10万円です。

この価格は窓口や電話での取引に近い水準であり、ネット証券のなかでは手数料が割高といえる金額です。

とはいえ、初心者や資金力があまりない場合は、手数料の負担は低いため、まずは松井証券ではじめてみるのもよいでしょう。

デメリット3.ツールが独立している

松井証券では、さまざま取引ツールや情報ツールを提供しています。しかし、各ツールが独立しているため、種類の多さが逆に不便に感じる可能性もあるでしょう。

たとえば、取引する際に株価ボートやチャートをみるアプリを開き、投資に関する情報を集めるアプリも開き、オンライン取引用アプリも開いて取引すると、手間がかかります。

特に、急いでいる場合や、ちょっとしたすき間時間に取引したい場合には、不便に感じるかもしれません。

証券会社によっては、ひとつのアプリでこれらすべてを完結できるアプリを提供しているため、ツールが独立している点はデメリットといえます。

松井証券で口座開設する際に抑えておきたいポイント

松井証券で口座開設する際に抑えておきたいポイント

松井証券で口座を開設する際、必要書類や手順を事前に把握しておけば、手続きをスムーズに進みます。口座開設の方法は、オンラインでおこなう場合と郵送でおこなう場合で手順が異なるため、事前に確認しておきましょう。

口座開設に必要な書類

松井証券で口座を開設する際には、本人確認書類かマイナンバーカードが必要です。

ポイント
本人確認では、マイナンバー登録番号や本人確認用の写真、成年月日や住所といった身分証明がわかる書類が必要となります。

写真が付いているマイナンバーカードがあれば簡単に口座開設を申し込めますが、持っていない場合は本人確認のために、写真付きの身分証明書のコピーなどの提出が必要です。

証券口座の開設は本人である必要があるため、本人確認をおこないます。

Web上で口座開設する手順

Web上で口座開設する手順

Web上で口座開設の手続きをおこなう場合、まずは松井証券の公式サイトから口座開設専用ページに進み、個人口座の開設画面から必要事項を入力する必要があります。

入力する際、「同時口座開設の申し込み」という項目があり、現物取引に加えて信用取引や先物取引、オプション取引口座を同時に作成可能です。

必要事項を入力後、マイナンバーカードや本人確認ができる書類のアップロードをおこないます。

ポイント
入力情報とアップロードした書類の内容が異なると口座開設ができないため、住所などが相違していないか確認しましょう。

Web上で手続きを終えたら、取引に必要な情報とともに口座開設の完了通知が簡易書留で届きます。

封入してあるログインIDとパスワードで松井証券サイトにログインすると、取引が可能です。

郵送で口座開設する手順

郵送で口座開設する場合も、Web上での手続きと同様に、まずはWeb上で必要事項を入力します。

株取引以外に、自分が利用したい金融商品の申し込みも同時におこないましょう。

Web上で手続きが完了したら、入力した住所に松井証券から申込書が届きます。届いた申込書に誤りがないか確認後、申込書に署名。

ポイント
マイナンバー確認書類と本人確認書類も用意し、必要書類を返送用封筒へ入れ松井証券へ送ります。

数日後、取引に必要な情報と口座開設の完了通知が簡易書留で入力した住所に到着。封入してあるログインIDとパスワードで松井証券サイトへログインしたら、取引を開始できます。

松井証券の利用が向いている人

松井証券の利用が向いている人

ここまで、松井証券の特徴やメリット・デメリットを紹介しました。ネット証券の種類は多く、各証券会社によって特徴が異なるため、向き不向きがあります。

松井証券をおすすめする人の特徴は、以下です。

松井証券の利用がおすすめな人の特徴
  • 25歳以下
  • 投資資金があまりない
  • 夜間取引がしたい

それでは、松井証券の利用が向いている人の特徴を把握し、自分にあっているか確認してみましょう。

25歳以下

松井証券は、25歳以下の投資家に向いている証券会社です。

松井証券では、NISA手数料や1日50万円まで株取引の手数料が無料となりますが、25歳以下の方に関しては約定代金に関わらず株取引のボックスレート手数料がかかりません。

若年層の方が将来に向けて、資産形成しやすい環境といえます。

25歳以上の方でも、1日の約定代金の合計額が50万円以下なら手数料がかかりませんが、取引額が大きくなるほど手数料も大きくなる仕組みです。

ポイント
一方で、25歳以下なら約定代金が大きくなっても、手数料が無料のため、投資コストを気にする必要がありません。

投資資金があまりない

投資資金があまりない

前述したとおり、松井証券では1日の取引合計額が50万円までなら、取引回数にかかわらず手数料が無料です。

ポイント
さらに、つみたてNISAを利用できるため、毎月少額から積み立て投資をはじめられます。

取引合計が50万円を超える場合、ほかのネット証券に比べて手数料が割高ですが、少額投資をおこないたい方には松井証券はおすすめです。

証券口座は複数開設できるため、取引額が50万円を超えそうな場合には、ほかの証券会社を利用すれば、手数料を抑えることができます。

夜間取引がしたい

松井証券では、PTS取引と呼ばれる夜間取引は可能です。ジャパンネクスト証券株式会社が運営するJ-Marketを使用し、東京証券取引所が閉まっている時間帯でも取引できます。

日中は忙しく、夜間で取引したい方にも松井証券はおすすめです。

デイタイム・セッションは8:20~15:30、ナイトタイム・セッションは17:30~23:59で現物取引のみ利用できます。信用取引は9:00~11:30、12:30~15:00ですが、ナイトタイム・セッションはありません。

松井証券の利用が向いていない人

松井証券の利用が向いていない人

反対に、以下の特徴に当てはまる人は、松井証券が向いていないといえます。

松井証券の利用をおすすめしない人の特徴
  • 外国株で投資したい
  • 26歳以上で1日信用取引を利用しない

それでは、松井証券が向いていない人の特徴を紹介します。

外国株で投資したい

松井証券では、外国株の個別銘柄やETFを扱っていません。よって、外国株で投資したい方には松井証券は向いていないといえます。

ただし、つみたてNISAの投資信託で外国株に投資する方法もあります。

国内株での取引を主体に、投資信託で外国株に投資したい方は、松井証券を検討してみてください。

26歳以上で1日信用取引を利用しない

松井証券がほかの証券会社より優れている点は、25歳以下の取引手数料や1日信用取引の手数料が無料であることです。

逆にいえば、26歳以上の投資家で、1日信用取引(デイトレード)を利用しない方にとっては、松井証券で得られるメリットが少ないといえるでしょう。

合わせてチェックしたいネット証券

合わせてチェックしたいネット証券

証券会社によって、扱う商品や手数料、ポイント利用の有無が異なります。よって、複数の証券会社から、自分にあったものを選択することが大切です。

ここでは、松井証券以外におすすめするネット証券を3つ紹介します。

SBI証券

SBI証券の概要と取引手数料

SBI証券のおすすめポイント
  • 100万円まで手数料が0円
  • 国内株式の個人取引シェアがNo.1
  • IPO実績がネット証券のなかでトップクラス

SBI証券は、700万以上の口座開設数を誇る大手ネット証券です。利用者数が多いことは、高い人気と信頼できる証券会社であることを表しています。

多くの投資家に支持されるSBI証券は、初心者にもおすすめのネット証券です。

ポイント
現物取引や信用取引は、約定代金の合計が1日100万円まで手数料がかかりません。

さらに、米国株や中国株、韓国株など合計で9カ国もの外国株を扱っているほか、IPO実績はネット証券のなかでもトップクラスを誇ります。

資産管理ツール「My資産」といった取引ツールをも充実しており、ほかの証券会社に比べても高いサービスを提供しているのがSBI証券です。

Tポイントを利用した投資ができ、三井住友カードで積立投信をおこなうとVポイントが付与される点もSBI証券の魅力といえます。
口座開設数約771万口座(2021年9月末時点:SBIネオモバイル証券を含む)
主な取扱商品
  • 国内株式
  • 外国株式
  • 投資信託
  • NISA
  • iDeCo
手数料

1約定

  • 10万円:99円
  • 50万円:275円
  • 100万円:535円

1日定額

  • 10万円:0円
  • 50万円:0円
  • 100万円:0円
外国株取扱数約4,802銘柄
IPO実績(2020年)85社
投資信託本数2,633本
ポイント投資可能(Tポイント)
NISA対応
iDeCo対応

楽天証券

楽天証券

楽天証券のおすすめポイント
  • 楽天ポイントを投資に活用できる
  • 約定代金が100万円まで手数料がかからない
  • 楽天カード決済なら、積立投信の買い付けでもポイントが貯まる

楽天証券は、SBI証券とともに高い人気を誇る証券会社です。楽天といえば、楽天市場などで使用できる楽天ポイントが有名ですが、投資でも利用できます。

ポイント
投信信託やつみたてNISA口座で楽天カード決済をおこなえば、楽天ポイントが付与され、買付けにポイントを使用できる点は楽天証券の強みです。

貯まりやすい楽天ポイントを投資に活用できるため、少額から投資をはじめたい方でも利用しやすいといえます。

さらに、「iSPEED」や「マーケットスピード2」といった取引アプリやツールを無料で利用できる点も楽天証券が人気である理由のひとつです。

口座開設数約624万口座(2021年6月末時点)
主な取扱商品
  • 国内株式
  • 外国株式
  • 投資信託
  • NISA
  • iDeCo
手数料

1約定

  • 10万:99円
  • 50万:275円
  • 100万:535円

1日定額

  • 10万:0円
  • 50万:0円
  • 100万:0円
外国株取扱数約4,651銘柄
IPO実績(2020年)38社
投資信託本数2,664本
ポイント投資可能(楽天ポイント)
NISA対応
iDeCo対応

LINE証券

LINE証券

LINE証券のおすすめポイント
  • 数百円から投資できる
  • 口座開設や取引をスマートフォンで完結できる
  • 大手企業だから安心感がある

国内株は基本的に100株単位での購入しかできないため、有名企業に投資したくても資金が足りない場合があります。そこで、単元未満株を利用できるLINE証券では、普通なら数万円の資金が必要な銘柄を数百円での購入が可能です。

よって、資金力があまりない方や、投資の感覚を掴みたい初心者におすすめの証券会社といえます。

ポイント
取引の回数が多くなるほど、取引手数料が多く発生するため、なるべく安い方が負担を軽減できます。

LINE証券では、信用取引の売買手数料や投資信託の買付け手数料はすべて無料です。

馴染みがあるLINEアプリから簡単に口座を開設できる点もLINE証券の特徴といえます。
口座開設数
主な取扱商品
  • 国内株式
  • 投資信託
手数料

1約定

  • 10万:99円
  • 50万:275円
  • 100万:535円

1日定額

  • 10万:0円
  • 50万:0円
  • 100万:0円
外国株取扱数
IPO実績(2020年)
投資信託本数32本
ポイント投資可能(LINEポイント)
NISA未対応
iDeCo未対応

よくある質問

松井証券は投資初心者でも利用できる?
投資の知識や経験がない初心者にこそ、松井証券はおすすめです。50万円以下の少額投資なら手数料がかからず、25歳以下なら取引額に関係なく手数料が無料となっています。取り扱っている金融商品や投資サポートも充実しているため、投資の感覚や経験を積みたい方に松井証券は向いている証券会社です。
松井証券で注意すべきことは?
松井証券で提供しているツールやアプリは豊富ですが、それぞれ独立しているため利用する際に手間がかかります。また、取引額が50万円を超えると手数料が他社に比べて割高であるため、大口投資家によっては、注意が必要です。
外国銘柄も扱っている?
松井証券では、外国株の個別銘柄やETFを取り扱っていません。よって、利回りが良い米国株などに投資したい方は、別の証券会社を検討すべきでしょう。証券会社は複数利用できるため、日本の金融商品が豊富な松井証券と、SBI証券や楽天証券といった外国株が豊富な証券会社を併用して利用するのもおすすめです。
確定申告は必要?
特別口座の「源泉徴収あり」であれば、所得税と住民税の源泉徴収を松井証券が納税するため、投資家が確定申告する必要はありません。ただし、損失を翌年以降に繰り越す場合や、譲渡損失と配当金などを損益通算する場合、一般口座やほかの証券会社で取引した損益を通算する場合は、確定申告すると税金が安くなります。

まとめ

この記事では、松井証券の特徴や利用するメリット・デメリット、口座開設する際のポイントを解説しました。松井証券は、少額投資や25歳以下の手数料が無料であったり、金融商品が豊富だったりと、投資初心者が利用しやすい証券会社です。

将来の資金形成に向けて、投資をはじめようと検討している方が増加している近年。投資をはじめるうえで、証券会社選びは非常に重要です。

特に、ネット証券では扱う商品や手数料体系などが各証券会社で大きく異なります。ネット証券で投資をはじめる際には、扱いたい金融商品や手数料を考慮し、自分にあった証券会社を選ぶことが大切です。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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