
三井住友カードは、「先進と安心を備えた充実の一枚」がキャッチフレーズのクレジットカードです。
そんな方のために今回は以下の項目について解説します。
- 年会費
- ポイント還元率
- 審査について
- キャンペーン情報
- 三井住友カード(NL)との違い
- 解約方法
目次
三井住友カードの基本情報!締め日・支払日はいつ?
国際ブランドは、Visa・Mastercardを用意しており、日本はもちろん海外でも幅広く活用できます。買い物時の決済に使うと、Vポイントが獲得可能です。
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
年会費 | 1,375円(税込) |
ポイント | Vポイント |
基本ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
締め日・引き落とし日 |
|
キャッシング | 可能 |
出典:公式サイト
申し込み対象者
申し込み対象は、高校生を除く満18歳以上の方です。
ポイント還元率
ポイント還元率は、基本0.5%です。
締め日・支払い日
三井住友カードの締め日・支払い日は次のとおりです。
締め日 | 支払い日 |
毎月15日 | 翌月10日(土日祝日の場合は翌営業日) |
毎月末日 | 翌月26日(土日祝日の場合は翌営業日) |
上記の通り、締め日は2パターンあり支払い日も異なるので、自分にとって都合の良い方を選択しましょう。
三井住友カードがおすすめな理由
三井住友カードがおすすめな理由は以下の通りです。
- 年会費無料に変更され使いやすくなった
- 信頼と安心の会社が運営している
- 海外でも利用できるVISAブランドを採用
以前までは年会費が必要であったことが影響しており、三井住友カードは使いづらいカードの1枚と思われていました。しかし、年会費の変更に加えて、会社側の信頼性なども加わったことで、より安定して使えるカードとなったのです。
ここからは、三井住友カードがおすすめな理由を詳しく説明します。
年会費無料に変更され使いやすくなった
三井住友カードは年会費が必要なカードとして認知されていました。ただ、リニューアルを施したことにより、年会費無料のカードが発行されました。
これまでの年会費負担が軽減されたことにより、使いやすいカードへと変更されるようになりました。
以前は一般カードでも年会費が必要となっていたこともあり、利用している人から不満が出ていたことも事実です。
これが変更されて使いやすくなったことにより、三井住友カードはおすすめできるカードの1枚と言われるようになり、現在は発行している人も増加しています。
信頼と安心の会社が運営している
三井住友は信頼できる会社です。信頼性の高い会社が提供しているカードは、当然信頼性の高さがメリットとして加わります。
カードが勝手に利用されてしまうなどの問題も非常に少ないですし、問題が起きたときに対処してくれるなどの安定感もあります。
これまでよりも使い勝手が良くなったことに加えて、安心して相談できる環境がしっかり整っていることもメリットになります。
海外でも利用できるVISAブランドを採用
海外で自由に使えるVISAブランドを採用している点もおすすめできるポイントです。VISAはほぼ全ての国で対応していることもあり、非常に使いやすいカードの1枚です。
どんな場所でも決済できるようになっているのは安心できるポイントになります。
海外で利用することを前提に考えているのであれば、より世界で使えるカードを利用したほうがいいでしょう。
他社のブランドに比べて世界で使えるようにする取り組みをしっかり整えているVISAであれば、より海外で安心して使えるようになります。
三井住友カードの年会費はいくら?割引特典とは?
三井住友カードの年会費は、通常1,375円(税込)となります。インターネットから入会をすると初年度の年会費が無料となるため、オンラインでの申し込みがおすすめです。
また、次の年会費割引特典が用意されています。
- WEB明細の利用で550円(税込)割引
- マイ・ペイすリボの申し込み&利用で翌年度無料または半額
WEB明細利用割引
WEB明細を利用することで、翌年度の年会費が550円(税込)割引となります。
WEB明細とは、紙の利用明細書に代えてEメールで送られてくるサービスになり、次のようなメリットがあります。
- 年会費割引が受けられる
- 郵送より早く明細を確認できる
- 最大15ヶ月分の明細を確認でき印刷も可能
- 個人情報を捨てる必要がなく安心
なお、WEB明細の利用方法は次のとおりです。
- Vpassに登録
- WEB明細利用規約を確認して問題なければ同意
- メールアドレスとハンドルネームを入力
- 申し込み完了
マイ・ペイすリボの申し込み&利用割引
マイ・ペイすリボの申し込みをして、年に1回以上利用(リボ払い手数料の支払)をすることで年会費が半額または無料になります。
半額または無料の利用条件は次のとおりです。
前年度支払い累計金額 | 割引 |
100万円以上300万円未満 | 次回年会費が半額 |
300万円以上 | 次回年会費が無料 |
三井住友カードの還元率・ポイントの貯め方
上述した通り、三井住友カードの基本還元率は0.5%です。ここでは、還元率をアップさせる方法について順番に解説していきましょう。
- 対象コンビニとマクドナルドで決済に使う
- 特定加盟店を3店選んで登録する
- ポイントUPモールで買い物をする
- ココイコ!を活用する
①対象コンビニとマクドナルドで決済に使う
下記の対象店舗で決済に利用すると、いつでも基本還元率の2倍となるポイントを獲得できます。
- セブンイレブン
- ローソン
- マクドナルド など
全国展開している身近な店舗での利用で効率良くポイントを貯められます。積極的に活用していきましょう。
なお、対象店舗ではカード決済だけでなく次の支払い方法も対象です。
- Visaタッチ決済
- Mastercardコンタクトレス
- iD
- Apple Pay
- Google Pay
②特定加盟店を3店選んで登録する
対象加盟店を3つ選び登録し、支払いに三井住友カードを使うといつでもプラス0.5%還元が受けられます。
主な対象加盟店には、次のような店舗があります。
- ライフ
- すき家
- デイリーヤマザキ
- ドトールコーヒー
- マツモトキヨシ
- イズミヤ
- 平和堂
- ココカラファイン
- スターバックスカードオンラインチャージ
- モスバーガー
上記はあくまでも一例です。
③ポイントUPモールで買い物をする
ポイントUPモールで買い物をすると、プラス0.5%から9.5%の還元が受けられるため大変お得になります。
ポイントUPモールには、主に次のショップが入っています。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!Japanショッピング
- ふるさと納税
- DHC
- ビックカメラ.com
- Apple公式サイト
- Joshin Webショップ
- GAP
- AOKI公式オンラインショップ
上に挙げたもののほかにもさまざまなショップが加盟しているため、ぜひサイトにアクセスして検索してみてください。
④ココイコ!を活用する
ココイコ!とは事前にエントリーをすると、街で買い物をした際にポイント増量やキャッシュバックが受けられるサービスです。主なショップとして次のものがあります。
- ヤマダデンキ
- タカシマヤ
- 大丸・松坂屋
- ビックカメラ・ソフマップ
- Joshin
- びっくりドンキー
- 紀伊国屋書店
- 洋服の青山
三井住友カードの審査基準
三井住友カードを発行するにあたり、必ず審査が実施されます。
しかし、申し込み条件から推測するに決してそこまで厳しいものではないと予想できます。改めて、三井住友カードの申し込み対象となる人の条件は次のとおりです。
- 満18歳以上の方(高校生は除く)
- 未成年の場合は親権者の同意が必要
上記の通り、特に収入に関しての記載がないため、幅広い方を対象にしていることが分かります。
三井住友カード(NL)との違い
三井住友カードでは、券面に番号が記されていない「ナンバーレス」のカードが提供されています。
三井住友カード(NL)とは
三井住友カード(NL)の主な特徴は次のとおりです。
- カード番号がないため盗み見を防止できる
- カード情報はアプリに集約
- 年会費が永年無料
- 最短5分で即時発行が可能
- タッチ決済でプラス2.5%還元が受けられる
タッチ決済については、還元率がアップする対象コンビニなど(セブンイレブン・ローソンなど)とマクドナルドにて使用するとプラス2.5%還元が受けられます。
つまり、基本還元率0.5%に対象店舗での利用2%がプラス、さらに2.5%が加算され最大5%還元となるのです。
基本還元率 | 0.5% |
対象店舗での利用 | +2.0% |
タッチ決済 | +2.5% |
合計 | 最大5% |
違い①年会費
三井住友カード(NL)の年会費は永年無料です。家族カードも永年無料であり、人数制限もありません。
三井住友カード(NL)と三井住友カードの年会費比較は次のとおりです。
三井住友カード(NL) | 三井住友カード | |
初年度年会費 | 無料 | 無料 ※インターネット申込の場合 |
通常年会費 | 無料 | 1,375円(税込) ※年会費割引制度あり |
家族カード年会費 | 無料 | 440円(税込) ※1人目は初年度無料 |
違い②ショッピング補償
三井住友カードには、年間100万円までのお買い物安心保険が付帯しています。ただし補償の対象となる利用が限定されていて、次に該当する利用のみが補償の対象となります。
- 海外での利用
- 国内でのリボ払い・3回以上の分割払い
一方で、三井住友カード(NL)にはショッピング補償は付帯しません。しかし、三井住友カードと三井住友カード(NL)は2枚持ちが可能です。2枚持ちをすることで、両方のカードの特典を受けられます。
違い③カード情報の確認方法
三井住友カード(NL)は、カード番号だけでなく有効期限やセキュリティコードも券面に記載がありません。三井住友カード(NL)の券面に記載される情報は次のとおりです。
- 表面:記載なし
- 裏面:カード名義人、発効日、サイン欄、QRコードのみ
三井住友カード(NL)の場合、カード情報は専用アプリ”Vpass”にて確認します。そのため、ネットショッピングで利用する場合はVpassアプリのダウンロードが必須です。
三井住友カードの個人カードと法人カードの違いは?
三井住友カードの個人カードと法人カードの違いは以下の通りです。
- 法人向け口座での支払いが可能になっているかどうか
- 提供されるサービスが法人向けに作られているかどうか
- 事業主に対して提供されるカードかどうか
三井住友カードの個人カードは、一般人向けに提供されているカードとなります。
一方で法人カードというのは、三井住友カードが法人業者に向けて提供しているカードのことで、サービスは法人向けに設定されているものが多くなっています。
ここからは、三井住友カードの個人カードと法人カードの違いを詳しく説明します。
法人向け口座での支払いが可能になっているかどうか
三井住友カードの法人カードでは、法人向け口座での支払いが可能になります。
個人向けカードでは個人用の口座以外で支払えないようにしていますが、法人口座を利用することによって法人口座を利用して支払うことが可能になります。
個人向けに提供されている口座を利用するより、法人向け口座を利用したほうが支払いやすいときもあります。
法人であれば法人向け口座を有効に利用して、金銭管理等をしっかり実施していくのが望ましいでしょう。
提供されるサービスが法人向けに作られているかどうか
提供されるサービスについては、法人カードは法人向けに設定されているものが多くなります。
個人カードは個人向けにサービスを提供するだけにとどまっていますが、法人カードは法人が安心して利用できるようなサービスを提供する方針に切り替えられています。
法人カードを持っている人は、法人としてサービスを受けられるようになります。
個人カードではできなかったことが、法人カードではできるようになっているなど、メリットを受けられるところが多くなるのはいいところでしょう。
事業主に対して提供されるカードかどうか
三井住友カードの法人カードは事業主に対して提供されます。
一方で個人カードは一個人に対して提供される方針となるため、法人カードと違い年齢制限等を満たせば誰でも手に入れられるようになっています。
個人カードは入手難易度がそこまで高いものではありませんが、法人カードは色々な調査によって証明させる必要があります。
場合によっては思っていたような形でカードを受け取れない可能性もあるので注意しておく必要があるでしょう。
三井住友カードのキャンペーン
三井住友カードのキャンペーン情報を見ていきましょう。いくつか代表的なキャンペーンを紹介します。
- 新規入会キャンペーン
- タッチ決済新規入会キャンペーン
- マイ・ペイすリボ登録キャンペーン
新規入会キャンペーン
三井住友カードを発行し、クレジットカードを利用することで8,000円相当を支給するというサービスです。
キャンペーンの条件として、新規カードを発行していることと、クレジットカードで買い物をしていることが確認される必要があります。
新規発行ではなかった場合、またはカードを利用していないと確認されている場合は、対象外としてポイントは支給されません。
タッチ決済新規入会キャンペーン
三井住友カードへ新規入会した後、タッチ決済を利用することが確認できれば、最大5,000ポイント分のギフトコードが入手できます。
提供されるギフトコードは、Vポイントとして提供されるものとなっていますので、いきなり大量のVポイントを手に入れられる状態となります。
条件としてタッチ決済を利用する必要がありますので、必ずタッチ決済を利用するように心がけてください。
また、三井住友カードへ新規入会していない人は対象外となりますので、過去に利用している人は該当しないことに注意しておきましょう。
マイ・ペイすリボ登録キャンペーン
三井住友カードが提供しているマイ・ペイすリボに登録し、条件を達成している人にVポイントを3,000ポイント支給するというキャンペーンです。
配布されるポイント数が非常に多くなっているところにメリットを持っていますが、条件を満たさなければ配布されない点に気をつける必要があります。
条件については3つ存在します。
- ネットから対象カードを発行し、マイ・ペイすリボの金額を3万円以下に設定している
- 三井住友カードを6万円以上利用している
- ポイント配布時期にマイ・ペイすリボの金額が3万円以下である
3つの条件を満たすことによって、三井住友カードから3,000ポイントが支給されます。
1つでも条件を満たせないようになっている場合は対象外となってしまうため、対象になるように調整しておく必要があるでしょう。
三井住友カードの申込み方法
三井住友カードの申込方法は、現在インターネットを利用する方法が主流となっています。
以前は他の方法でも対応していましたが、ネットの発達によりインターネットによる申込方法を重視しており、それ以外の方法をあまり採用することがなくなりました。
申込方法はホームページにアクセスし、必要事項を記載していく方法となります。
公式ホームページには入力フォームが用意されており、必要なフォームに情報を記載していくだけで申込が完了するように作られています。誰でも正しい申込ができるようにしているのはいいところでしょう。
申込が完了した後、ネット上で支払先の口座を設定できるようであれば、更にカード発行までにかかる時間が短縮されます。
ネットで設定することにより、審査後の支払先口座設定の対応が事前に行えるようになり、カード利用までにかかる手間が短縮されるのです。
申込がすべて完了すると審査を受けることになり、審査結果で問題なくカードを発行できると判断された場合はカード発行に移行します。
ナンバーレスであれば最短5分で利用可能に
現在発行されているナンバーレスカードの場合、カードに番号が記載されていません。番号はメールで送信される方法に切り替えられているため、審査通過後すぐにカードの番号が送信されるようになります。
そのため、申込から最短5分でカードを手に入れることが可能です。
最短5分というのは非常に早いため、すぐにカードを利用したいと考えているならナンバーレスカードを検討してもいいでしょう。ナンバーレスでもカードの機能に変わりはありませんし、安心して使える分だけ保有しやすい点もあるでしょう。
三井住友カードの解約方法
三井住友カードを解約する際は、WEBから手続きをしてください。
なお、解約前は次の注意事項にも目を通し、確認しておきましょう。
- 公共料金などの自動引き落とし設定の変更をする
- 本会員カードを解約すると家族カードも解約となるため所持者への確認
- iD・WAONなど電子マネーも同時に解約となる
- Apple Pay・Google Payに登録している場合はカード情報を削除する
- ETCカード利用がある場合は同時に解約となる
- 交通系ICのPiTaPaもあわせて解約となる(Suica・nimoca・PASMOは大会後も有効期限までは現金チャージで利用可能)
- 各種保険サービスが利用できなくなる
- 三井住友カード発行のVポイント対象カードを持っていなければ、解約するカードのポイントは利用できなくなる
また、解約手続きの際はカード番号と有効期限、セキュリティコードも必要となります。
よくある質問
毎月15日締めの場合は翌月10日払い、毎月末日締めの場合は翌月26日払いです。2パターンから選択できるため、自分の給料日に合わせるなどライフスタイルに寄り添った使い方ができます。
まとめ
この記事では、三井住友カードについて年会費やキャンペーン情報、締め日、カードローンなどを幅広く解説しました。
基本還元率は0.5%ですが、プラス還元を受けられる対象店舗もあるため、日々の支払いに使えばより効率的にポイントが貯まるでしょう。
また、セキュリティ面を考慮した三井住友カード(NL)も提供されているため、カードの不正利用や盗難のリスクを押さえたい方はぜひチェックしてみてください。