
「仮想通貨『MATIC』に投資しようか考えているけど、将来的に値上がりするのか不安」「そもそもMATICは他の暗号資産とどんな違いがあるのか?MATICの特徴を知りたい」とお考えの方も多いでしょう。
そこでこの記事では、仮想通貨ポリゴン(MATIC)の3つの特徴を紹介。また、過去の値動きや現2022年の値動きから、MATICの将来性についても解説します。
はじめに結論を述べると、ポリゴンはイーサリアムの抱える問題を解決する可能性のある非常に優れたブロックチェーンで、将来性も明るく期待されている通貨です。そのため、この記事でポリゴンについて確認しましょう。

- ポリゴンを直接購入できる!
- 各種手数料無料
- 最短10分で口座開設が可能
取扱仮想通貨(暗号資産) | 17種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ※簡単取引所の売買手数料 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】
3 万円未満のご出金:220 円 【三井住友銀行以外への出金】 3 万円未満のご出金:550 円 |
取引ツール | bitFlyer Lightning、bitFlyer仮想通貨取引ウォレット |
目次
ポリゴン(MATIC)とは?
Polygon(ポリゴン)はイーサリアムが抱える問題を補完する目的とイーサリアムのシェアを更に広げる目的で、サイドチェーンとして作られたブロックチェーンです。
イーサリアム開発者の「Jaynti Kanani」「Sandeep Nailwal」「Anurag Arjun」らによって設立され、誕生した2017年当初は『Matic Network』と呼ばれていました。
なお、ポリゴン上で使用するネイティブ通貨を『MATIC』と呼び、取引手数料の支払いやネットワークの合意形成の参加に利用します。
通貨名 | ポリゴン |
通貨単位 | MATIC |
時価総額 | ¥1,382,830,284,331 |
時価総額ランキング | 10位 |
発行上限枚数 | 100億枚 |
現在の価格 | ¥157.01 |
扱っている取引所 | bitFlyer、bitbank、SBI VCトレードなど |
出典:Polygon -CoinMarketCap
※2022年11月時点
ポリゴン(MATIC)の特徴
ポリゴンには大きく以下3つの特徴があります。
- レイヤー2ソリューションの活用
- コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用
- 速度が速く手数料が安い
レイヤー2ソリューションの活用
イーサリアムのブロックチェーンはすでに確固たる地位を築いており、さまざまな分野で活用されています。
しかし、ブロックの容量は限られており、トランザクションが増えると処理に時間がかかってしまうので、遅延や手数料の高騰などが起こることも事実です。このような問題をスケーラビリティ問題と呼び、イーサリアムでは問題視されています。
そこで、レイヤー1が抱えているスケーラビリティ問題を解消するためにレイヤー2が登場しています。そして、ポリゴンはイーサリアムのブロックチェーンと一緒に動作するレイヤー2ソリューション(サイドチェーン)として誕生しました。
そのため、ポリゴンを活用することで、イーサリアムの長年抱えているスケーラビリティ問題の解消が期待されています。
コンセンサスアルゴリズム「PoS」を採用
ポリゴンはコンセンサスアルゴリズム「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用しています。
ほとんどの暗号資産は非中央集権的な通貨であるため、取引や送金が行われた際、「これが本当に正しいデータなのか」をユーザーが承認し、ブロックチェーンにブロック(データ)を繋がなければなりません。
このようなブロックチェーン仕組みのことをコンセンサスアルゴリズムと呼び、コンセンサスアルゴリズム『PoS』は、その暗号資産の保有量が多いほど承認の役割を得やすくなるという特徴を持っています。
つまり、ポリゴンのコンセンサスアルゴリズム『PoS』では、トークン『MATIC』の保有量が多いほど報酬を得やすくなるのです。
速度が速く手数料が安い
先に述べたように、ポリゴンはイーサリアムのレイヤー2ソリューションとして活用されるので、取引を高速処理できる点は特徴の1つです。
イーサリアムは通常1秒あたり15件の取引処理が可能とされていますが、ポリゴンは1秒あたりに約65,000件の処理ができます。また、取引時にかかる手数料もポリゴンは安く済むことも嬉しいポイントでしょう。
しかし、ポリゴンならイーサリアムとの互換性もあり、コストを抑えることができるのです。

- ポリゴンを直接購入できる!
- 各種手数料無料
- 最短10分で口座開設が可能
取扱仮想通貨(暗号資産) | 17種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ※簡単取引所の売買手数料 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】
3 万円未満のご出金:220 円 【三井住友銀行以外への出金】 3 万円未満のご出金:550 円 |
取引ツール | bitFlyer Lightning、bitFlyer仮想通貨取引ウォレット |
【2022年】ポリゴン(MATIC)の最新ニュース
2022年ポリゴンの最新ニュースは以下の3つです。
- 海洋保護「OCEEF」と提携
- SBI VCトレードに上場
- 新たなロールアップ「zkEVM」を発表
海洋保護「OCEEF」と提携
2022年10月6日にポリゴンが、海洋保護の探査や教育を行っている『OCEEF』との提携を発表しました。
プラットフォーム上でNFTの発行も予定しており、プロジェクトの支援も可能です。そのため、人々が海洋保護に関心を持つようになり、保護の意識を高めることも期待されています。
出典:Polygon and OCEEF Bring Deep Sea Exploration to Web3 -polygon
SBI VCトレードに上場
2022年10月26日に、国内取引所『SBI VCトレード』にポリゴン(MATIC)が上場しました。
しかし、SBI VCトレードに上場するMATICは、ポリゴン上で発行されたネイティブトークンで、国内初の上場です。
出典:新規銘柄の取扱い開始のお知らせ -SBI VC Trade

- ポリゴン『MATIC』が上場
- SBIグループ提供のため信頼性が高い
- 各種手数料が無料
取扱仮想通貨(暗号資産) | 14種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
出金手数料 | 無料 |
新たなロールアップ「zkEVM」を発表
2022年7月20日に新たなロールアップ「zkEVM」を発表しました。
つまり、イーサリアムのレイヤー1ネットワークの負荷を軽減して取引速度を上げ、コストは下げながら、イーサリアムのレイヤー1を使用しているのと変わらない体験ができるようになります。
さらに、イーサリアムバーチャルマシーンとの互換性も確保されているので、同様のコードを利用することが可能です。
出典:The Future is Now for Ethereum Scaling: Introducing Polygon zkEVM -polygon
ポリゴン(MATIC)の現在価格と過去の値動き
ポリゴン(MATIC)の過去の値動き
MATICの過去の値動きは上記画像のように変動しています。2019年にローンチされたMATICは、2021年頃まで1円〜2円の間で推移していましたが、2021年の4月下旬から価格が高騰しました。
また、5月27日には241円まで上昇しており、半年間で120倍以上に高騰しています。
その後、テスラ社のビットコイン決済の停止や中国のマイニング禁止令などの影響で、ビットコインやイーサリアムが下落。MATICも同様に下落し、2021年7月には約75円まで落ち込んでしまいます。
しかし、2021年12月23日にはポリゴン上にDEX(分散型取引所)大手のUniswapがサービス提供を開始。これに伴い、328円まで上昇して過去最高値を更新しました。
ポリゴン(MATIC)の現在価格
2022年2月にはロシアのウクライナ侵攻、5月にはステーブルコイン『テラUSD』がドルとの連動性を失ったことで、暗号資産全体が価格下落し、2022年6月には46円まで下落しました。これは過去最高値の約7分の1です。
2022年7月からは少しずつ価格上昇しており、11月現在は約150円前後で推移しています。しかし、間近で大手取引所の破綻・出金停止などもあり、暗号資産市場は先行きが不透明です。
ポリゴン(MATIC)の今後|将来性を分析
2022年に入ってから、ポリゴンのブロックチェーン上で開発されているdAppsは増え続けており、8月時点では年始から400%増加の37,000件を超えています。
イーサリアムのブロックチェーンはNFTやメタバース、DEXなどとも相性がよく、今後拡大していく可能性は高いので、MATICの価値・価格も上昇が期待できるでしょう。
また、海外の暗号資産ニュースサイトの予測でも将来的に価格上昇すると結論づけているメディアは多いです。実際に海外メディア「BITNATION」では、2023年には平均2.30ドル、2025年には4.14ドルになるだろうと予測しています。
出典:Polygon (MATIC) Price Predictions -BITNATION
ポリゴン(MATIC)の価格が上がるポイント
ポリゴンの価格が上がるポイントとしては以下の内容が考えられます。
- 仮想通貨全体の価値が上昇していく
- ポリゴンを利用したゲームなどが開発されていく
- ポリゴンに関連する最新ニュースが発表される
一番の良さとして考えられる点は、ポリゴン以外の仮想通貨にも影響を及ぼすような上昇が期待できる可能性を持っている点です。
また、ゲームなどが開発されていくことが考えられるため、ポリゴンを利用しているゲームなどが増えていくことによって、価格が上昇していくのは間違いないでしょう。
ここからは、ポリゴンの価格が上がるポイントを詳しく説明します。
仮想通貨全体の価値が上昇していく
ポリゴンの価値を上昇させるためには、仮想通貨全体の価値を上昇させるような動きがなければいけません。
仮想通貨全体の価値が上昇していくことによって、連れて価値を上昇させるような形でポリゴンの価値を上昇させる方法が用意されているのです。
ポリゴンも仮想通貨の1つとして提供されているものであり、所持していることで価値を上昇させられる可能性を持っています。
仮想通貨全体の動きが良くなっていけば、ポリゴンの価値を上昇させられる可能性も十分にあると判断していいでしょう。
ポリゴンを利用したゲームなどが開発されていく
ポリゴンはゲームに使われている部分もあります。
ゲームに利用されることで価値を上昇していくことが期待できますが、開発の動きが強くなっていけば価値を更に高められる可能性があります。
価値を高めるためには、ゲームを利用して貰う必要があるため、ポリゴンを使っているゲームを増やしていく必要があります。
ゲーム数が増えていくことによって、ポリゴンの存在についても理解してもらえますし、価値も高められる可能性が高いのです。
ポリゴンに関連する最新ニュースが発表される
ポリゴンのニュースが発表されると、ニュースに対してレートの上下動が行われています。
ニュースがいいものと判断されればレートは上昇する方向に動き、悪いニュースであればマイナス方向に動くことになります。
レートを上昇させられるニュースが発表されていくようであれば、ポリゴンの価値は高くなっていくでしょう。
開発がしっかり進んでいるなどの対応に加えて、より多くのユーザーが期待できるとされる内容のニュースが発表されていけば、価格上昇への期待値が高まります。

- ポリゴンを直接購入できる!
- 各種手数料無料
- 最短10分で口座開設が可能
取扱仮想通貨(暗号資産) | 17種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ※簡単取引所の売買手数料 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】
3 万円未満のご出金:220 円 【三井住友銀行以外への出金】 3 万円未満のご出金:550 円 |
取引ツール | bitFlyer Lightning、bitFlyer仮想通貨取引ウォレット |
ポリゴン(MATIC)を購入できる国内取引所3選
bitFlyer
- 直接ポリゴンを購入できる!
- 各種手数料無料
- 最短10分で口座開設が可能
『bitFlyer』は、株式会社bitFlyerが運営する暗号資産取引所で、MATICやポルカドット、チェーンリンクなど17種類の暗号資産を取引できます。
また、スマホからのクイック本人確認を利用すれば最短10分で口座開設できるので、すぐに取引スタートできます。
取扱仮想通貨(暗号資産) | 17種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) ※簡単取引所の売買手数料 |
出金手数料 | 【三井住友銀行への出金】
3 万円未満のご出金:220 円 【三井住友銀行以外への出金】 3 万円未満のご出金:550 円 |
取引ツール | bitFlyer Lightning、bitFlyer仮想通貨取引ウォレット |
出典:bitFlyer
※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
bitbank
- 全暗号資産取引所中、取引量国内No.1※1
- 直接ポリゴンを購入できる!
- 21種類の暗号資産を取り扱い
- 第三者機関に国内No.1と認められたセキュリティ※2
『bitbank』は、ビットバンク株式会社が運営する国内取引所で、MATIC・AVAX・ASTRなど21種類の暗号資産を取り扱っています。
さらに、bitbankのスマホアプリは60以上のテクニカル分析ができる高機能を備えているため、本格トレードも可能です。
取扱仮想通貨(暗号資産) | 21種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% ※2022年12月8日までAVAXは0% |
出金手数料 | 550円/770円(3万円以上) |
取引ツール |
PC・タブレット・スマホ |
出典:bitbank
※1 2021年2月14日 CoinMarketCap調べ
※2 2018年10月3日 ICORating調べ
SBI VCトレード
- ポリゴン『MATIC』が上場
- SBIグループ提供のため信頼性が高い
- 各種手数料が無料
『SBI VCトレード』は、ポリゴンネットワーク上のネイティブトークンMATICが上場している取引所で、その他SOLやAVAXなど14種類の暗号資産を取り扱っています。
また、出金手数料・入金手数料・ロスカット手数料などの各種手数料無料で利用できます。
取扱仮想通貨(暗号資産) | 14種類
|
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
出金手数料 | 無料 |
出典:SBI VCトレード
よくある質問
まとめ
今回の記事は、仮想通貨ポリゴンの3つの特徴とMATICの将来性について解説しました。
冒頭でも述べたように、ポリゴンはイーサリアムの抱えるスケーラビリティ問題を解決する可能性のある期待値の高いブロックチェーンです。
そして、ポリゴンを利用したdAppsは増え続けており、今後もシェアを拡大していく可能性が高いので、MATICの価値もきっと上昇するでしょう。そのため、購入を検討している方は、今のうちに先行投資しておく方法もおすすめです。