
昨今のキャッシュレス化に伴い、いかに活用しやすいカードを選ぶかで生活が左右されるといっても過言ではありません。
楽天ゴールドカードは、年会費やセキュリティ、海外優待サービスなどさまざまな面でメリットがあります。そこで今回は以下の項目をご紹介します。
- 楽天ゴールドカードの特徴
- 楽天ゴールドカードのメリット・デメリット
- 楽天ゴールドカードにメリットがないと言われる理由
- 楽天ゴールドカードの作り方
楽天ゴールドカードに新規入会を考えている方、別の楽天カードからの切り替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください!
目次
楽天ゴールドカードの基本情報と特徴
通常の楽天カードよりワンランク上に位置します。下記に、基本情報をまとめていますので確認しておいてください。
申し込み条件 | 20歳以上 |
年会費 | 2,200円(税込) |
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
付帯保険 |
|
締め日・引き落とし日 | 末日締め翌月27日払い |
キャッシング利用 | 可能 |
出典:公式サイト
楽天ゴールドカードの還元率
楽天ゴールドカードの基本還元率は1.0%です。
なお、効率良くポイントを貯めるには下記の方法があります。
- 楽天のサービスや優待店で決済に使う
- 誕生日月サービスを活用する
- 公共料金の支払いに使う
①楽天のサービスや優待店で決済に使う
楽天が提供しているサービスで決済に使用すると、通常よりも還元率がアップします。
- 楽天市場:通常の3倍
- 楽天トラベル:通常の2倍
- 優待店での使用:通常の最大1.5倍~
なお、楽天の優待店は居酒屋や百貨店、美容室など幅広いためさまざまなシーンで活用可能です。主な優待店は下記となります。
- ENEOS
- SEIYU
- ENEOSでんき
- ENEOS都市ガス
- DAIMARU
- 松坂屋
上記以外にも多くの優待店が全国各地にあります。
②誕生日月サービスを活用する
ゴールド会員の方が、誕生日月に楽天市場・楽天ブックスで買い物をすると通常のプラス1倍となるポイントを獲得できます。
なお、誕生日月の獲得ポイントには月間2,000ポイントまでと上限が設けられています。
③公共料金の支払いに使う
公共料金の支払いに使うことで、特別な使用もなく固定費としてかかるものでポイントを貯められます。
楽天ゴールドカードの8つのメリット
楽天ゴールドカードには、以下のようなメリットがあります。
- 年会費がリーズナブル
- 利用限度額が最高200万円
- 空港ラウンジが利用できる
- トラベルデスクが無料で利用可能
- 海外優待サービスが豊富
- セキュリティや安心制度が充実
- 誕生月にはポイントが貯まりやすい
- ETCカードを発行できる
①年会費がリーズナブル
年会費は2,200円(税込)となるため、比較的リーズナブルな金額でゴールドカードの所持が可能です。参考として、他社のゴールドカードの年会費を下記表にまとめています。
カード名 | 年会費(税込) |
三井住友カードゴールド | 11,000円 |
JCBゴールド | 11,000円 |
dカードGOLD | 11,000円 |
エポスゴールドカード | 5,000円 |
アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード |
31,900円 |
このように、10,000円を超える年会費のゴールドカードと比べてみると、楽天ゴールドカードは手頃な価格設定だと言えるでしょう。
②利用限度額が最高200万円
通常の楽天カードでは、利用限度額が100万円に設定されています。しかし、楽天ゴールドカードなら限度額が200万円と倍にアップするため、さまざまな決済に活用可能です。
③空港ラウンジが利用できる
楽天ゴールドカードを所持していると、下記の国内主要空港と一部海外空港のラウンジが無料で利用できます。
北海道 | 新千歳空港・函館空港・旭川空港 |
東北 |
青森空港・秋田空港・仙台国際空港 |
関東 | 成田国際空港・羽田空港 |
北陸 | 新潟空港・富山空港・小松空港 |
東海 | 中部国際空港セントレア・富士山静岡空港 |
近畿 | 伊丹空港・関西国際空港・神戸空港 |
中国 | 岡山空港・広島空港・米子鬼太郎空港・山口宇部空港・出雲縁結び空港 |
四国 | 高松空港・徳島阿波おどり空港・松山空港 |
九州 | 福岡空港・北九州空港・九州佐賀国際空港・長崎空港・大分空港・阿蘇くまもと空港・宮崎ブーゲンビリア空港・鹿児島空港 |
沖縄 | 那覇空港 |
韓国 | 仁川国際空港 |
アメリカ | ダニエル・K・イノウエ国際空港国際線ターミナル(旧ホノルル国際空港) |
なお、利用する際は楽天ゴールドカードと当日の航空券、もしくは半券を提示してください。家族カード会員についても、本会員と同様に無料で利用できます。
ラウンジで利用できるサービス
ラウンジで提供されている主なサービスは下記となります。
- ソフトドリンクの提供
- Wi-Fi・無線LANサービス
- 新聞の閲覧
- テレビの視聴
- お子さま用の絵本・おもちゃの貸し出し
- マッサージ機(有料)
- アルコールの提供(有料)
④トラベルデスクが無料で利用可能
ニューヨークやパリ、ホノルルなど世界38拠点にある現地デスクを無料で利用できます。現地デスクでは、下記サービスを提供しているためチェックしておきましょう。
- パスポートやカードを紛失・盗難に遭った際の案内
- 病気やケガに遭った際の案内
- 現地情報の紹介
- 各種予約手配
内容によっては手数料がかかる場合や、実費となる場合があるため事前に問い合わせてご確認ください。
⑤海外優待サービスが豊富
海外旅行に出かけた際、下記の優待サービスが受けられます。
- 海外レンタカー10%オフ
- 携帯・Wi-Fiルーターレンタル20%オフ
- 手荷物宅配優待
- 楽天会員様専用ハワイラウンジの利用
海外に行く機会が多い、あるいは今後行く予定のある方はぜひチェックしておいてください。
⑥セキュリティや安心制度が充実
大切な情報を守るための、下記のセキュリティ機能が備わっています。
- 不正検知システムによる24時間365日体制のモニタリング
- 悪質なスパムメールの受信を未然に防ぐ
- 安全に管理する取り組み(ISMS認証)を取得
- ICチップを搭載し偽造やスキミング防止
- 犯罪による収益の移転防止
- ネットショッピング時の本人認証サービス(3Dセキュア)
- カード利用お知らせメールによる不正使用の早期発見
- 第2パスワードの設定
- 指紋認証ログインによる第三者の悪用防止
クレジットカードは便利なサービスですが、発展するにつれて悪質な犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性は否めません。
⑦誕生月にはポイントが貯まりやすい
上記でも解説したように、ゴールド会員が誕生月に以下の店舗でショッピングをすると、通常のプラス1倍でポイントを獲得することができます。
- 楽天市場
- 楽天ブックス
⑧ETCカードを無料で発行できる
通常ランクの楽天カードの場合、ETC年会費は楽天会員ランクが「ダイヤモンド」もしくは「プラチナ」以外は550円(税込)となります。
しかし、ゴールドカードを持っていれば無料でETCカードを所持可能です。
楽天ゴールドカードの3つのデメリット
楽天ゴールドカードは多くのメリットがある魅力的なカードですが、一方でデメリットとなる点はどういった部分なのでしょうか。ここでは、楽天ゴールドカードのデメリットを3つ解説します。
- 空港ラウンジは利用制限がある
- 付帯保険は通常カードと同じ
- アメックスは発行されていない
①空港ラウンジは利用制限がある
国内主要空港・海外の一部空港ラウンジが無料利用できますが、回数は年間で2回までと制限されています。
ただし、韓国の仁川国際空港ラウンジは回数制限の対象外です。
②付帯保険は通常カードと同じ
海外旅行傷害保険が付帯されていますが、内容は一般ランクとゴールドカードで同じです。下記が補償項目と保険金額になります。
補償項目 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円(自動付帯4,000万円・利用条件1,000万円) |
傷害治療費用 | 300万円(自動付帯) |
疾病治療費用 | 300万円(自動付帯) |
賠償責任 | 3,000万円(自動付帯) |
携行品損害 | 50万円(自動付帯30万円・利用条件20万円) |
救援者費用等 | 200万円(自動付帯) |
盗難保険について
カードの紛失あるいは盗難後に不正使用された場合、楽天が連絡を受理した日から60日前以降に発生した被害額を、保険会社の判断に基づいて免除されます。
- 紛失盗難専用ダイヤル「0120-86-6910」に連絡
- 楽天側から内容のヒアリング
- 保険申請書類を楽天に提出※
- 問題なければ楽天から保険会社に書類を提出
- 保険会社が保険の適用可否を判断
- 適用と判断された場合は支払い免除手続き
※保険申請書類の追加・ヒアリングが必要な場合は再度楽天側から連絡が入ります。
③アメックスは発行されていない
一般ランクとなる楽天カードは下記4つの国際ブランドを提供しています。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
しかし、ゴールドカードではアメックスは発行されていません。
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替えるメリットは?損益分岐点はどこ?
楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替える場合には、どのようなメリットがあるのでしょうか。楽天ゴールドカードが向いている方や、損益分岐点についても併せて見ていきましょう。
楽天ゴールドカードへ切り替えるメリット
楽天ゴールドカードに切り替えるメリットは、利用可能額が倍になることです。楽天カードの利用可能上限額は100万円です。
一方、楽天ゴールドカードに切り替えをすると、利用可能上限額が2倍の200万円にアップします。よって、メインカードとしても活用できるようになるでしょう。
利用可能上限額については、審査の際個別に設定される点に注意が必要です。
楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめな人
楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめなのはどのような人なのか、順に紹介していきます。
- ダイヤモンド会員・プラチナ会員以下でETCカードを利用している人
- 飛行機を利用する機会の多い人
- 海外旅行に行く予定のある人
- 利用可能額を増やしたい人
①ダイヤモンド会員・プラチナ会員以下でETCカードを利用している人
先ほどもお伝えした通り、楽天カードでダイヤモンド会員・プラチナ会員以下の方はETCカードの年会費が550円(税込)かかってしまいます。
楽天市場を利用する機会の少ない方にとっては、ETCカードを長年利用するほど損をしてしまうでしょう。
年会費がネックでETCカードの申し込みを控えていた方は、切り替えのタイミングで申し込むことがおすすめです。
②飛行機を利用する機会の多い人
楽天ゴールドカードは国内の主要空港と海外の一部の空港ラウンジを年間2回まで無料で利用できます。
空港ラウンジでは静かに時間を過ごすことができるので、パソコンで仕事をしたい方もはかどります。なお、家族カードをお持ちの場合は家族も空港ラウンジが利用可能です。
家族旅行の際にも便利に活用することができるでしょう。
③海外旅行に行く予定のある人
楽天ゴールドカードではトラベルデスクが利用できるので、海外旅行に行く予定のある方におすすめです。
パスポート・カード紛失盗難・病気やケガなど、トラブルに遭遇した時も心強い味方となってくれるでしょう。
④利用可能額を増やしたい人
楽天市場を利用する機会が多い方や、楽天カードをメインで使いたい方は、楽天ゴールドカードがおすすめです。利用可能額の上限が2倍にアップするので、高額な買い物も気にせず行うことができます。
損益分岐点について
これまでは、楽天ゴールドカードを楽天市場で利用した際のポイント還元率は5%以上でした。しかし、2021年4月より、楽天カードと同じ3%以上に変更されています。
その他、誕生月に高額な買い物をする予定がある方もお得であると言えます。
メリットがないと言われる理由
楽天ゴールドカードには今までと変更された部分があり、中には「メリットがない」という声も挙がっています。変更した事項は下記です。
- スーパーポイントアップ(SPU)の還元率変更
- 公共料金の還元率変更
①スーパーポイントアップ(SPU)の還元率変更
今までメリットであったスーパーポイントアップ(SPU)について、2021年の4月1日(木)より倍率が4倍から2倍に変更となっています。
楽天ゴールドカード・プレミアムカードはともに4倍でしたが、ゴールドのみ一般ランクと同じ2倍に下がっています。
②公共料金の還元率変更
今まで公共料金の支払い100円(税込)につき1ポイントを獲得できていましたが、2021年6月利用分より500円(税込)利用で1ポイント進呈に変更となっています。
- 東京電力エナジーパートナー
- 関西電力
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 日本ガス
- 東京都水道局
- 大阪市水道局
- 神戸市水道局
- 自動車税
- 固定資産税
- 住民税
- 国民年金保険料
上記以外にも変更になった事業者があるため、公式ホームページで調べておきましょう。
楽天ゴールドカードの審査は厳しい?
楽天ゴールドカードの審査基準は、他のゴールドカードに比べると厳しくありません。他のゴールドカードは年会費が10,000円を超えているものも多数あり、その分特典が充実しています。
しかし、楽天ゴールドカードは2,200円で、さほど特典を充実させない方向を取っているため審査は厳しくありません。
年会費の高いカードは審査基準が厳しく、代わりに特典内容が非常に充実しています。
一方でゴールドカードの年会費が安いものは、特典内容を一部削除する代わりに安い年会費で保有できるように調整しているなど、保有しやすい環境を作っています。
こうした年会費の調整をしていることにより、楽天ゴールドカードは審査基準を他社のゴールドカードに比べて緩和している点があります。
ただ、緩和していると言っても最小限のレベルはクリアしておかなければなりません。具体的には以下のポイントです。
- 収入の安定性
- カードの利用状況
- クレヒスの安定性
安定した収入を保有し、カードの利用状況もそれなりに優秀と判断されれば審査は通過できるでしょう。やや収入面で安定性が確保されていない人も、クレヒスの安定感が存在していれば問題なく審査を通過できる可能性が高まります。
審査基準は厳しくない楽天ゴールドカードですが、不安定な状況と判断されれば審査に落とされてしまうケースが多くなってしまいます。
安定して審査を通過するためにも、まずはクレジットカードに必要な項目だけでも安定させるように心がけましょう。
楽天カードからの切り替えでも審査基準は変わらない
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替える方法も用意されています。よりワンランク上のカードを利用したいと考えている場合や、ゴールドカードの特典を得ておきたいと考えているなら切り替えを検討してもいいでしょう。
こちらの場合、楽天カードから切り替える際に審査を受ける必要があります。審査基準については基本的に変わらないため、新規に楽天ゴールドカードを発行する際と同じように対策しておかなければなりません。
楽天カードから切り替え手続きには審査も含まれていますので、その審査をどのように通過していくか、しっかり検討した上で情報を整えておくようにしましょう。
楽天ゴールドカードの作り方をご紹介
楽天ゴールドカードはゴールドカード申し込みページから申込み、審査を受けて発行してもらい、カードを受け取れば利用可能となります。一部のゴールドカードが採用している、招待者限定の申込みではありません。
ゴールドカードは申込から審査完了、発行までにかかる時間が大体1週間程度で、すぐに手にできるカードではありません。
すぐに発行できないため計画を立てて申込む必要があります。なお、以下の条件に該当している人はゴールドカードの審査に落とされてしまいます。
- 過去に楽天カードの利用で問題を起こしていた
- 収入不足で返済に支障をきたすと判断された
- 申込内容に虚偽記載が確認された
審査に落とされるような記載等をしないように気をつけてください。
また、収入等が不足している状況であれば、まずは収入アップ等を検討し、それでも厳しいようであれば一般の楽天カードへ申し込んだほうがいいでしょう。
楽天カードを持っている人が楽天ゴールドカードへ切り替える方法
楽天カードを持っている人は、楽天カードを手放してゴールドカードへ切り替える方法があります。この場合は楽天カードのマイページである楽天e-NAVIへログインし、カード切り替えのページに進んでください。
後は申込内容を確認し、問題なければ申込を完了します。基本的に楽天カードで使われていた申込内容がそのまま利用され、審査を受ける形になります。
審査を通過すれば楽天ゴールドカードが発送されます。カードは切り替えとなりますので、従来の楽天カードは自分で破棄してください。また、到着するまでの時間は通常の申込と変わりません。
楽天ゴールドカードを2枚目のカードとして発行する方法も可能
楽天カードを持っている人で、どうしても一般カードは残したいと思っているなら、楽天ゴールドカードを2枚目のカードとして申し込む方法があります。この場合は通常の楽天ゴールドカードの申込手続きを済ませれば発行できます。
審査方法や発行されるまでにかかる時間は通常の方法と変わりませんが、楽天カードを利用していることによる履歴等を審査で確認します。
プラスとなる場合もあれば、マイナスとなる場合もあるため、利用状況には気をつけておきましょう。
楽天ゴールドカードに切り替える際の注意点
楽天ゴールドカードに切り替える際の注意点は以下の通りです。
- 年会費がかかる
- 楽天市場でのポイントボーナスが変更されている
- 切り替えには審査が必要
楽天ゴールドカードは一般カードではありません。当然ですが年会費という要素が必要になってしまいます。
また、これまでサービスをしていたものが削除されているなどの理由により、ゴールドカードのメリットが少し減っている点に気をつけておきましょう。
ここからは、楽天ゴールドカードに切り替える際の注意点を詳しく説明します。
年会費がかかる
楽天ゴールドカードは年会費が必要です。年会費は2,200円とさほど高い金額ではありませんが、それでも一般カードに比べれば負担は増加します。
年会費を無料にする方法が用意されているわけでもないため、必ずこの金額は支払わなければなりません。
一般カードの場合、保有しているだけなら負担はありません。あまりカードを利用していない人でも安心して保有できましたが、楽天ゴールドカードは保有しているだけなら損を出してしまいます。
楽天市場でのポイントボーナスが変更されている
これまで楽天ゴールドカードは、楽天市場での買い物でポイントが更に増える特典が用意されていました。
しかし、ゴールドカードに関連する変更が行われたことにより、これまでのポイントボーナスが消滅し、一般カードと同じ扱いになってしまっています。
今までは楽天ゴールドカードを保有していることにより、楽天市場で買い物をすれば更にポイントを貯められる環境が手に入っていました。
切り替えには審査が必要
楽天ゴールドカードは審査を受けなければ発行されません。一般カードから切り替える場合でも、収入等の状況を判断して最終的に発行するか決断されます。
審査を受けなければならない点に注意し、審査に落とされそうな状況であれば切り替えは検討しないほうがいいでしょう。
審査に落とされてしまえば、クレヒスに記載されている情報が怪しいと判断され、いいカードの発行ができなくなってしまいます。
楽天ゴールドカードは便利なものではありますが、審査を受けて落とされないようにする対策も同時に進める必要があります。
楽天ゴールドカードとプレミアムカードの違いとは?
楽天にはゴールドカードとプレミアムカードが用意されています。楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違いは主に以下の要素です。
- 年会費
- ポイント還元率
- 対応しているブランド
- 保険
- 付帯特典
5つの要素で違いがあります。基本的に楽天プレミアムカードの方がサービスは優れていますが、年会費の負担がより多くなる点に気をつけてください。楽天ゴールドカードでも優れている部分はいくつかあります。
ここからはゴールドカードとプレミアムカードの違いを詳しく説明します。
年会費
楽天ゴールドカードの年会費は2,200円ですが、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円となります。年会費の負担は圧倒的にプレミアムカードのほうが多くなりますが、その分特典や保険などの利便性が向上しています。
ポイント還元率
ポイント還元率は両方とも1.0%ですが、楽天市場で利用した際のポイント還元率に違いがあります。楽天プレミアムカードを利用した場合、最大で5倍のポイントが受け取れますので、より多くのポイントを稼げるでしょう。
対応しているブランド
楽天プレミアムカードはAMEXブランドで発行可能です。楽天ゴールドカードにはAMEXがないため、AMEXを利用したい人はプレミアムカードを検討することとなるでしょう。ブランドに拘りがあればプレミアムカードがおすすめです。
保険
付帯保険ですが、最大の違いは国内旅行傷害保険です。楽天プレミアムカードには国内旅行傷害保険が付与されており、国内での旅行でも安心考えられます。楽天ゴールドカードには国内旅行傷害保険が無く、海外旅行傷害保険のみ採用されています。
付帯特典
楽天ゴールドカードは国内空港ラウンジを2回まで無料としている特典があります。
一方で楽天プレミアムカードはラウンジを無制限で利用できる他、プライオリティ・パスの利用も可能となります。より多くの特典を希望しているなら楽天プレミアムカードを使ったほうがいいでしょう。
楽天ゴールドカードと比較!おすすめクレジットカード3選
JCBゴールド
- 初年度年会費無料
- 優待店での利用でポイントが最大20倍
- 国内の主要空港、ハワイ ホノルルの国際空港内にあるラウンジが無料
JCBゴールドカードは、旅行や保険などのサービスが豊富なワンランク上のクレジットカードです。
また、国内、海外旅行傷害保険が充実しているため、旅行が趣味の方におすすめです。
さらに、コンビニやコーヒー店など、優待店での利用でポイントが最大20倍還元。お得にポイントを利用することができます。
年会費 | 11,000円(※初年度無料) |
---|---|
国際ブランド | JCB |
ポイントの種類 | OkiDokiポイント |
ショッピング還元率 | 0.50%~1.50% |
電子マネー(還元率)※不明な場合は空欄 | モバイルSuica(0%) nanaco(0%) 楽天Edy(0%) QUICPay(0.5%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 18歳以上 |
三井住友カードゴールド
- 申し込み条件は30歳以上から
- 初年度年会費無料
- 特定店舗での利用はいつでもポイント+2%
三井住友カードゴールドは、初年度の年会費が無料なゴールドカードです。
還元率は0.5%〜2.5%と高いため、お得にポイントを貯めることができるでしょう。
最大11,000円キャッシュバックキャンペーンも実施中です。
年会費 | 11,000円(初年度無料) ※翌年度以降も条件付き無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA/Mastercard |
ポイントの種類 | Vポイント |
ショッピング還元率 | 0.50%~2.50% |
電子マネー(還元率)※不明な場合は空欄 | モバイルSuica(0%) nanaco(0%) 楽天Edy(0%) iD(0.50%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 30歳以上 |
アメックスゴールド
- 年会費31,900円
- メンバーシップ・リワード®で貯めたポイントはANAやJAL等のマイルに変換可能
- 家族カード1枚目無料
アメックスゴールドカードは、年会費31,900円と他のゴールドカードより比較的高いことが特徴です。
また、メンバーシップ・リワード®で貯めたポイントはANAやJAL等のマイルに変換することもできます。
さらに、600以上のホテルでアップグレードや館内施設を楽しむことができます。
年会費 | 31,900円 |
---|---|
国際ブランド | アメックス |
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード |
ショッピング還元率 | 0.50% |
電子マネー(還元率) | モバイルSuica(-) nanaco(-) 楽天Edy(-) iD(-) QUICPay(-) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 20歳以上 |
よくある質問
まとめ
この記事では、楽天ゴールドカードのメリットを詳しく解説しました。
空港ラウンジの利用や限度額の増額など、通常の楽天カードよりも特典が手厚くなったものもあります。
一方で、保険内容は通常カードと同じであることなど、年会費が有料になったにも関わらず通常カードと変わらない部分がある点はデメリットと感じる方もいるかもしれません。
しかし、記事内で例に挙げた他社と比べても比較的手頃な年会費で所持できるゴールドカードなので、ぜひ入会を検討してみてはいかがでしょうか。
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