三井住友銀行カードローンの特徴と借入・返済方法|審査通過のコツ
芸能人を起用したCMなどにより、昔よりも身近な存在になったカードローン。カードローンの種類は数多く、どのカードローンを利用すれば良いのか悩んでいる方も多いでしょう。
そのなかでも「三井住友銀行に口座があるけど、カードローン利用時にメリットはある?」「三井住友銀行カードローンの審査に通過するコツを知りたい」と、借入先に三井住友銀行カードローンを検討している方もいるかと思います。
三井住友銀行カードローンは銀行ならではの金利で借入可能な点や、借入・返済方法の利便性が高い点などが魅力です。そこで本記事では三井住友銀行カードローンの基本情報や審査通過のコツ、審査に落ちる人の特徴などを解説します。
監修者情報 | |
監修者
公式HP: | |
コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。 |
【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】 |
目次
三井住友銀行カードローンの基本情報
- 年1.5%〜14.5%と銀行ならではの金利
- 返済は月々2,000円からOK※1
- 全国の三井住友銀行ATM・および提携コンビニATMの手数料0円
『三井住友銀行カードローン』は、三井住友銀行が提供する個人向けの融資サービス。三井住友銀行のキャッシュカードやカードローン専用のカードを使用し、限度額の範囲内で借入ができます。
申し込みはPCやスマホで完結でき、三井住友銀行の普通預金口座がなくても申し込みできます。最短当日※2に審査が完了する点も魅力のひとつです。
※1:毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます。 ※2:申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
基本情報
金利 |
|
---|---|
融資限度額 | 10〜800万円 |
融資スピード | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
WEB完結 | ◯ |
申し込み条件 |
|
金利一覧表
契約限度額 | 借入利率 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超 200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超 300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超 400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超 500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超 600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超 700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超 800万円以下 | 年1.5%~4.5% |
三井住友銀行カードローンの借入・返済方法
借入方法
三井住友銀行カードローンの借入方法には、次の3つが利用できます。
- 現金での借り入れ※
- SMBCダイレクト/インターネットでの借り入れ
- 自動融資(バックアップ)でのカードローン借り入れ
「現金での借り入れ」はATMを利用する方法で、三井住友銀行ATMや提携金融機関ATM、コンビニATM(イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM)、ゆうちょATMなどが利用できます。※
口座残高が足りず引き落としができない場合に、不足金額を自動融資(バックアップ)する借り入れにも対応しています。公共料金や各種クレジットカード利用代金の未納を防げる、便利な借入方法です。
返済方法
返済方法としては、次の3種類が利用できます。
- ATMでの返済※
- インターネットでの返済
- 口座振替による返済
「ATMでの返済」は借入時と同様に、三井住友銀行のATMをはじめ、セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソン銀行ATM、ゆうちょATMなどの提携ATMの利用が可能です。※
「インターネットでの返済」は、SMBCダイレクトのインターネットバンキングを使い、カードローン口座へ振込返済を行う方法です。
口座振替による返済も可能です。指定の約定返済期日までにカードローン口座へ入金がなかった場合、登録口座から自動引き落としによる返済となります。
利用者に聞いた!三井住友銀行カードローンを利用して良かった点は?
利用して良かった点 | 割合 |
三井住友銀行ATM・提携コンビニATMの手数料が無料 | 36.7% |
金利が低い | 30% |
最低2,000円から返済できる | 13.3% |
申し込みが簡単 | 13.3% |
利用がバレにくい | 3.3% |
返済日が選べる | 3.3% |
【3問のみ】三井住友銀行カードローンに関するアンケート>>
三井住友銀行カードローンの申し込み・審査の流れ
三井住友銀行カードローンで融資を受ける手順は、次の4ステップです。
- 申し込み
- 書類提出
- 審査
- 契約・ご利用開始
1.申し込み
まず、三井住友銀行カードローンに申し込みをしましょう。申し込み方法は「パソコンやスマートフォンからの申し込み」「ローン契約機からの申し込み」「電話からの申し込み」の3つがあります。
「パソコンやスマートフォンからの申し込み」は、本人確認書類の提出もオンラインでできるので、Web完結が可能です。
「ローン契約機からの申し込み」は、三井住友銀行の本支店内に設置されている契約機から手続きする方法です。申し込みから受け取りまでをその場でおこなえるので、近所に三井住友銀行の本支店内がある人に向いています。
「電話での申し込み」も可能です。オペレーターの質問に回答し、確認書類を郵送かWebにて提出しましょう。
2.書類提出
申し込み時には、審査に必要な「本人確認書類」と「収入証明書類」を提出する必要があります。
本人確認書類
三井住友銀行カードローンの申し込み時に提出する本人確認書類には、以下のものが利用できます。いずれかの書類を用意しておきましょう。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
2020年2月4日以降に申請したパスポートは所持記入欄がないため、現住所が記載されている本人確認書類の提出も追加で必要になります。
PCから申し込みする場合には「書類提出サービス」でWebから、ローン契約機から申し込みの場合は「ローン契約機のスキャナー」で読み込み、電話から申し込みの場合は「Webまたは郵送」で提出しましょう。
スマホでの本人確認に使用できる書類は、上記4種類に加え「住民基本台帳カード」「特別永住者証明書」も利用可能です。
収入証明書類
収入証明書類は、限度額50万円を超える申し込みをする場合に必要になる書類です。本人の収入を証明できる書類として、下表の書類が対応しています。対応書類でも有効期限を過ぎているものは使用できないので、注意しましょう。
収入証明書類は、PC、スマートフォン、ローン契約機、FAXなどから提出できます。
収入証明書類 | 備考 |
---|---|
源泉徴収票 | 申込が1月の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの。 2月から12月の場合は、証明する年度が前年度のもの。 |
税額通知書、納税証明書、所得証明書 | 申込が1月から6月の場合は、証明する年度が前々年度以降のもの。 7月~12月の場合は、証明する年度が前年度のもの。 |
確定申告書 | 証明年度が前年分のもの(お申込が1月から3月の場合は、証明年度が前々年分のものも受付可能)。 |
給与明細書(賞与明細書と一緒に提出) | 発行日が3ヵ月以内のもの |
賞与明細書(給与明細書と一緒に提出) | 発行日が直近1年以内のもの |
3.審査
必要事項への入力と本人確認の提出が完了すると、三井住友銀行で審査がおこなわれます。審査完了は最短当日※となり、即日融資には対応していないので注意しましょう。
申し込み者が反社会的勢力に関係しているかをチェックするには、警察庁のデータベースに照合する必要があります。照合の回答が届くのが最短当日になるため、審査結果を受け取れるのも最短当日です。
出典:反社会的勢力との関係遮断に向けた対応について-全国銀行協会
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
4.契約・ご利用開始
審査結果の連絡が入り、無事に審査に通過していればカードローンの利用が可能です。提携ATMから借入したい場合には、手元にローン専用カードが届くまで待つ必要があります。
※三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能
三井住友銀行のキャッシュカードを所有していない場合でも、ローン専用カードなしでの借入も可能です。「オンライン本人確認」の場合には、指定口座への振込による融資を受けられます。
ローン契約機で申し込んだ場合には、申し込み時にローン専用カードを受け取っているので、すぐに提携ATMで借入可能です。審査通過後、すぐに借入したい場合は、下表の方法がおすすめです。
以下の表はスクロールできます。>>
三井住友銀行のキャッシュカードがある場合 | 三井住友銀行のキャッシュカードで提携ATMにて借入可能 |
---|---|
三井住友銀行のキャッシュカードがなく、 オンライン本人確認での申し込みの場合 |
※ローン専用カードは、通常、後日郵送で届きます |
三井住友銀行のキャッシュカードがなく、 ローン契約機での申し込みの場合 | 申し込み時に付与されたローン専用カードで提携ATMにて借入可能 |
三井住友銀行のキャッシュカードがなく、 電話申し込み | ローン契約機か郵送にてローン専用カードを受け取り後、借入可能(プロミス自動契約機でも受け取り可能) |
三井住友銀行カードローンの審査通過のコツ4つ
三井住友銀行カードローンの審査に通過するために、以下の4点に注意しましょう。
- 簡易診断でチェックする
- 必要書類を事前に用意しておく
- 在籍確認をスムーズに済ます
- 複数に借入があるならまとめておく
1.簡易診断でチェックする
三井住友銀行カードローンに申し込み手続きをする前に、簡易診断で審査に通過できるかチェックしておきましょう。三井住友銀行カードローンでは、借入可能かどうかを簡易的にチェックする『お借り入れ10秒診断』があります。
「ご利用可能かどうか判断できませんでした」と表示された場合は、他社の借入額が多い、借入額に対して年収が低いなどが原因で借入できないと考えられます。
2.必要書類を事前に用意しておく
必要書類は、利用者の本人確認や収入状況を確認するために大切な資料です。事前に必要書類を用意しておくけば、スムーズに審査へと進めます。
限度額50万円を超える申し込みをする場合は、年収が確認できる書類が必要になります。源泉徴収票、税額通知表、所得証明書、確定申告書、給与明細書+賞与明細書のいずれかを用意しておきましょう。
3.在籍確認をスムーズに済ます
カードローンの審査では「利用者が申告した勤務先で本当に働いているのか」をチェックする「在籍確認」が行われます。在籍確認は基本的に電話で行われ、勤務先にかかってきた電話に申込者本人が応対すれば在籍確認完了です。
本人が対応しなくても「◯◯は今席を外しています」のように、在籍していることを証明する回答が確認できれば、在籍確認完了となります。
4.複数に借入があるならまとめておく
すでに複数社から借入をしている人は、返済能力がないと判断され、審査に落ちる可能性があります。特に4社以上から借入をしている場合には注意が必要です。複数社の借入をひとつにまとめておくよう、対策をしておきましょう。
会社によって名称は多少異なりますが、返済専用のおまとめローンを提供している消費者金融や金融機関も多いです。
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴5つ
三井住友銀行カードローンの審査に落ちた人の共通点として、主に以下の5つが挙げられます。
- 申し込み条件をクリアしていない
- 信用情報に傷がある
- 他社に借入がある
- 多重申し込みしている
- 申し込み内容に虚偽がある
1.申し込み条件をクリアしていない
三井住友銀行カードローンには「満20歳以上満69歳以下の方」「原則安定した収入のある方」「保証会社SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方」の、大きく3つの申し込み条件があります。
安定した収入を継続的に得ているなら、パートやアルバイトでも申し込みは可能です。ただし、年金収入のみの場合は申し込み対象外になるので、注意しましょう。
2.信用情報に傷がある
信用情報に傷がある場合も、審査に落ちる可能性が高いです。
申し込みを受け付けたカードローン会社は、審査時に信用情報を確認し、過去にローンの支払いの延滞をしていないか、債務整理や自己破産を起こしていないかなど、信用情報に傷がついていないかをチェックします。
信用情報に傷がついていると、審査に落ちる可能性が高いです。申し込みは、信用情報が回復するのを待ちましょう。なお、支払いや契約に関するクレジット情報は、傷の回復までに5年ほどの期間が必要です。
3.他社に借入がある
他社にすでに借入がある場合も、審査に落ちやすいので注意しましょう。特に銀行カードローンは、2017年以降、金融庁から過剰融資の防止を求められています。
他社ですでに巨額の借入があるなら、審査落ちする可能性が高いでしょう。3〜4社からすでに借入をしている人も、審査落ちしやすい傾向にあります。
出典:カードローン、9割の銀行が融資上限 金融庁調査 -朝日新聞DIGITAL
4.多重申し込みしている
多重申し込みをしている人も、審査落ちする可能性は高いでしょう。多重申し込みとは、短期間の間に複数のカードローンに申し込みをすることです。
1社に申し込んだ後「審査に落ちていたらどうしよう」との不安から、一度に複数社へ申し込みしたくなりますが、審査に不利になるので避けましょう。
5.申し込み内容に虚偽がある
申し込み内容に虚偽が書かれている場合も、審査に落ちやすいです。少しでも審査を通過しやすくしたいと思い、年収を多めに書いたり、会社の勤続年数を増やしたりすると、嘘がバレて審査に通りません。
正直に書いていれば問題なかった内容でも、心証が悪くなり審査落ちしてしまうケースもあります。必ず本当の内容のみを記入するようにしましょう。
おすすめ カードローン | アコム | アイフル | SMBCモビット | プロミス |
---|---|---|---|---|
金利 | 貸付利率(実質年率):年3.0~18.0% | 年3.0~18.0% | 年3.0~18.0% | 年4.5〜17.8% |
審査完了 | 最短20分 | 最短20分 | 最短30分 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資完了 | 最短20分※当日契約(融資)の期限は21時です。 | 最短20分 | 最短60分 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間※アコムでの契約が初めてのお客さま | 最大30日間 | -(なし) | 最大30日間 |
限度額 | 〜800万円 | 〜800万円 | 〜800万円 | 〜500万円 |
WEB完結 | ○ | ○ | ○ | ○ |
その他 | ・郵送物原則なし | ・自宅・勤務先への連絡は原則なし | ・勤め先を確認できる書類があれば原則職場への電話連絡なし ・自宅郵送物なし可能 | ・原則、職場への電話確認なし ・自宅郵送物なし可能 |
公式サイト | アコム公式サイト | SMBCモビット公式サイト | プロミス公式サイト | |
- 提携ATM約120,000台※1で借入・返済に便利!
- 電話連絡・送物なし!申し込みはWEB完結!
- 多機能型モビットカード「Tカード プラス」発行可能
SMBCモビットは、申し込み〜借入まですべてWEB完結で行えるカードローンです。電話連絡や郵送物は一切なく、周囲にバレる心配もないため安心してカードローンを利用することができます。
カードレスにも対応しているため、スマホがあれば24時間いつでもどこでも全国のセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで、自分のタイミングで取引が可能です。
また多機能型モビットカード「Tカード プラス」が発行可能で、「クレジットカード」「Tカード」「モビットカード」の機能を1枚に集約することができ、財布の中身もスッキリさせることができます。
※1 2022年4月現在
金利(実質年率) | 3.00%〜18.00% |
---|---|
審査スピード | 最短30分※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。 |
融資スピード | 最短即日※申し込みの曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。 |
利用限度額 | 800万円 |
借入方法 |
|
返済方法 |
|
WEB完結・カードレス融資 | ○ |
申し込み条件 | 20歳以上74歳以下※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
出典:公式サイト
プロミス
- はじめての契約なら30日間無利息!
- 申し込み借り入れまでアプリで完結!
- 銀行・コンビニから借入・返済可能
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンスが提供するカードローンです。アプリローンは100万ダウンロードを突破しており、申し込みから借り入れまで簡単に行えます。
アプリローンであればスマホから24時間いつでも借り入れが可能であるほか、自宅への郵送物もないため周りにバレずに使いたい方は嬉しいポイントでしょう。
また近くの銀行やコンビニでもいつでも借り入れ・返済をすることができ、銀行であれば手数料が無料、コンビニであれば土日祝日も借り入れができるなど利便性に優れています。
まとめ
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。