
急な出費が重なり「今月どうやって生活しよう……」と、お金に困った経験がある人も多いのではないでしょうか。急な出費は、友達・会社などの人付き合いや、家族や自分に関わる生活面で意外と積み重なるものです。
普段から急な出費が必要になったときに備えていれば、いざというときも安心できるでしょう。そこでこの記事では、急な出費の事例や理由を紹介し、具体的な対処法を解説します。
目次
急な出費の5つの事例・理由
急な出費の事例・理由には、主に以下の5つが考えられます。
- 医療費
- 住まいに関する修繕
- 結婚や出産祝い
- 車検や家賃
- 保険料の支払い
1.医療費
病気やケガは、急な出費の代表格です。予期せぬタイミングで起こり、手術や入院となれば大きな金額がかかります。国民健康保険や全国保険組合協会などに加入していれば、自己負担額は一般的に3割負担となります。
また、高額療養費制度を利用すれば、月の支払額を大きく抑えることも可能です。しかし、保険が適用されない出費もあるので注意が必要です。
入院時の食事は原則1食460円です。1日3食で1,380円になり、ギリギリの生活費でやりくりしている人には大きな負担となるでしょう。
2.住まいに関する修繕
トイレやキッチンなどの水回り、屋根や外壁の劣化など、住まいに関するトラブルは突発的に発生します。
生活に必要な洗濯機や冷蔵庫などには耐用年数があり、長期的に使用しているといつ故障するか分かりません。ある程度の期間使い込んだ家具や生活家電などの故障による買い替えで、急な出費となることもあるでしょう。
3.結婚や出産祝い
結婚や出産の祝いは嬉しい反面、急な出費につながり、重なると生活が困窮する可能性も否定できません。結婚式への出席は、ご祝儀や交通費、二次会の費用など、数万円単位の出費となります。
20代、30代は特に結婚式への出席や、友達や親戚の出産祝いを贈る機会も多いです。お祝い事での出費で困ると、心から幸せを喜べません。
4.車検や家賃
車を持っていたり家を借りていたりすると、車検や家賃の更新料として2〜3年に1度まとまった金額を支払わなければいけません。
車検や家賃の更新時期は決まっており、年単位で貯蓄計画をすれば備えられるものです。
5.保険料の支払い
生命保険や死亡保険、医療保険などに加入している場合は、月に1度または年に1度など契約した保険会社によって払込方法があります。年払いにしているとその分、支払い金額も大きくなります。
年払いにしている場合は、支払いのタイミングが他の出費と重なり、余計に家計を圧迫してしまうリスクもあるため注意が必要です。
急な出費に備えてやっておくべき3つのこと
急な出費に備えてやっておくべきことを3つ紹介します。
- 貯蓄しておく
- 臨時収入になるお金の稼ぎ方を検討しておく
- 年間の出費スケジュールを把握しておく
1.貯蓄しておく
急な出費に備えて、今日からコツコツ貯蓄するのが良いでしょう。すぐにお金を引き出さないために、生活にかかるお金とは別で貯蓄専用の銀行口座を作っておくと便利です。
普段なかなか貯蓄できない人は、毎月の支出を把握できていない傾向があります。家計簿をつけて収支を明確にすることで、具体的な対策もできるでしょう。
2.臨時収入になるお金の稼ぎ方を検討しておく
副業や投資などで臨時収入を作り収入を増やせば、貯蓄に回せるお金ができます。現在では、クラウドソーシングサービスやスキルの出品サービスなどがあり、スキルを活かしてスキマ時間にお金を稼ぐ方法があります。
投資や副業は難しいと感じる場合には、イラストが得意ならアイコンを作成する、手芸が得意なら作品を売るなどの方法もあります。
3.年間の出費スケジュールを把握しておく
月々にかかる家計簿とは別に、年間の出費スケジュールを把握しておくと、大きなお金の流れが把握でき「予測できる急な出費」に備えやすくなります。
1月から12月まで年間の出費スケジュールを立てることで、お金が必要になる時期を把握しやすくなります。
急な出費時に活用できる6つの対処法
急な出費時に活用できる対処法を6つ紹介します。
- カードローンを利用する
- 友人や家族から借りる
- 公的融資制度を活用する
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- フリマアプリなどで不用品を売る
- 日雇いバイトを活用する
1.カードローンを利用する
カードローンは、消費者金融やクレジットカード会社などの金融機関が取り扱っている融資サービスです。消費者金融は、お金を貸すことを目的にサービスを提供しています。
スマホやパソコンを使ってWEB申込をすれば、在籍確認や郵送物が自宅に送られてくる心配がないため、家族や会社にも気付かれずにお金を借入できる点がメリットといえるでしょう。
2.友人や家族から借りる
友人や家族など、自分の周りにいる人たちがお金を貸してくれることもあります。たqだし、いくら親しい関係でも、お金の貸し借りによってトラブルになるリスクもあるため注意が必要です。
また、家族からお金を借りる場合は、年間に受け取った金額が110万円を超えると贈与税がかかることもあるので、借用書の用意などの対策をしておくと安心でしょう。
3.公的融資制度を活用する
急な出費により生活が苦しい場合は、国や市町村から借入できる公的融資制度を活用することがおすすめです。
失業や減収などにより生活を維持できるだけの収入がない場合は、「緊急小口資金」や「総合支援資金」といった制度の対象になることもあります。
「緊急小口資金」は最大10万円までの融資、「総合支援資金」は単身世帯は月15万円×3カ月分、2人以上の世帯は月20万円×3カ月分の融資が受けられます。
4.クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードに付帯したキャッシング枠を利用すれば、お金の借り入れも可能です。
クレジットカードのキャッシング枠はカードローンと比べ、借入できる限度額が低く、金利が高く設定されているため、その時々の状況や生活スタイルを考えて利用することが大切です。
5.フリマアプリなどで不用品を売る
フリマアプリなどで不用品を売ってお金に変えるのも、急な出費に対応する方法です。購入者は新品よりも低価格で買えて、出品者は不用品を換金することできます。
梱包や発送の手間はかかりますが、出品物の値段を自分で決めることができるのが大きなメリットです。リサイクルショップや中古販売店で買取をしてもらうよりも、高く売れる可能性があります。
6.日雇いバイトを活用する
急な出費で困ったら、日雇いバイトを活用するのも良い手段でしょう。
一般的に求人サイトなどに登録し、自分の希望や条件に合う仕事を探すところから始めます。日雇いバイトを募集している企業によっては面接なしの場合もあるため、スピード感を持って進められることが特徴です。
急な出費に対応できる貯金方法
急な出費に対応できる貯金方法として、以下の方法を検討しておきましょう。
- 毎月同じ金額を別の口座に入れておく
- 無駄遣いをせずにお金を残す
- 目標を立てて行動する
貯金方法は目先を変えることによって、しっかりとお金を貯められるようになっていきます。
とにかく無駄遣いを避けるようにしておかないと、貯めたい時にお金が残っていないような状況が生まれることもあるため気をつけてください。
ここからは、貯金方法について詳しく説明します。
毎月同じ金額を別の口座に入れておく
貯金方法の1つとして、毎月同じ金額を別の口座に移動させておき、貯金しておくという方法があります。
普段利用している口座ではお金を利用してしまうため、お金を使わないようにしている口座に移動して貯金しておくというものです。
貯金方法としては理想的な手法でもありますが、問題は金額をどうするかになります。
金額をしっかり設定しておかないと、貯金額が減ってしまう恐れもありますし、生活に支障を来す可能性もあります。
無駄遣いをせずにお金を残す
とにかく無駄遣いを減らして、1円でも多くお金を残して貯金する方法があります。
無駄遣いをしているとお金を使ってしまうことによって貯金できなくなり、いざという時に対応できるお金を持っていないこともあります。
無駄遣いをしている人は、お金の管理がしっかりできていないため、将来的に更に厳しい状況に置かれる可能性があります。
普段の生活にもマイナスの影響を与えるケースがあるため、余計なものを買わないようにするなどの対応が重要です。
目標を立てて行動する
目標を作っておくことによって、貯金をしっかり作れる可能性があります。
自分がほしいと感じているものに対して、どれくらいの金額を貯めれば購入できるのか見ておけば、目標を立てて貯金できるようになります。
目標に到達したとしてもお金を使わず、そのまま残しておけばいざという時に対応できるようになります。
急な出費が必要となっているときでも、目標にしていた資金を崩して対応できるようになれば、安心感がしっかり得られるのです。
急な出費での利用が便利!カードローンの利用の流れを解説
カードローンは以下の流れで利用します。
- 業者を選ぶ
- カードローンへ申込
- 必要書類の提出
- 電話による確認
- 審査結果通知
- 契約とカード発送手続き
- カード到着と借入
手順としては一般的なローンと変わりませんが、カードローンは審査にかかる時間が短く設定されています。その影響もあり、1つ1つの確認作業がスムーズに進み、すぐにお金を借りられる場合があります。
ここからは、カードローン利用の流れを詳しく説明します。
業者を選ぶ
どの業者を選ぶか決めましょう。カードローンを提供している銀行や消費者金融は多数ありますので、どのカードローンが優れているのか見ておきましょう。以下の項目を参考にして選ぶといいでしょう。
- 借りる際の方法
- 金利
- 融資までのスピード
すべての情報を参考にして、最終的に1つの業者に絞りましょう。2つ以上の業者を選ぶと審査に落とされるため気をつけてください。
カードローンへ申込
選択した業者に対して申込みます。申し込む際の方法としては以下の方法が用意されています。
- WEBサイト
- 電話
- 店頭窓口
多くの場合、WEBサイトを利用して申し込む方法が主体となっています。近年はスマホでも申し込みが可能となっており、どこからカードローンへ申し込んでも大丈夫です。
どうしても店員に相談したい時は店頭窓口を利用するといいでしょう。
必要書類の提出
必要書類の提出を行います。必要書類は以下の2つです。
- 本人確認書類
- 収入証明書
収入証明書は提出が必要とされる金額が記載されています。この金額を超えていない場合は提出不要です。
電話による確認
電話による確認作業を行い、本人であることを業者が確認します。同時に入力されている情報が正しいものか判断し、問題なく融資をさせてもいいか判断しています。確認作業は短時間で完了します。
審査結果通知
電話確認の後、在籍確認によって会社で仕事をしているか確認し、問題がなければ審査結果が通知されます。審査結果で利用可能額が提示されていれば、カードローンが利用可能になります。
契約とカード発送手続き
カードローン業者と契約し、実際にカードローンを発行してもらう手続きをします。
問題がなければ業者側がカードを発行します。
カード到着と借入
カードが到着するまでにはかなりの時間がかかります。1週間程度は借入までに見ておくといいでしょう。また、借入方法は振込融資とATMによる借入が主体となりますが、ATMは対応していない業者もあるため気をつけてください。
急な出費にカードローンを利用する注意点
急な出費が発生した時にカードローンを利用する際は、以下のポイントに気をつけましょう。
- 金利面などを確認しておく
- 返済金額を正しく設定する
- 事前にカードを持っているか確認する
審査を終えていなければカードローンを利用する方法は用意されていませんので、審査ができていない人は審査を受けておきましょう。
また、返済などの情報をしっかり見ておくことは重要となりますので、しっかり返済できる状況を作り上げておくことが重要になります。
ここからは、急な出費にカードローンを利用する際の注意点を詳しく説明します。
金利面などを確認しておく
カードローンは返済しなければなりませんが、返済時に利息の負担があります。
返済時の利息については、金利によって決められることになりますので、金利の確認はしっかりしておいたほうがいいでしょう。
できれば低金利で借りられるカードローンを利用したほうがいいものの、消費者金融のカードローンでは低金利は難しくなります。
低金利が難しいと感じられているサービスでは、利用する金額を抑えるなどして利息をあまり出さないようにしておきましょう。
返済金額を正しく設定する
返済金額はできる限り余裕を持って返せるような金額に設定しておきましょう。
返済金額が多すぎて返済できないような状況を作らないようにしておくことが大事で、自分の収入に合わせてしっかり返済できる金額にしておきましょう。
また、返済額が少ない状態になっているのも危険な状態を作りやすくなります。
返済額が足りていない場合、毎月の返済では全くお金を返せていない状態となっており、返済がいつまでも終わらない状態になってしまいます。
事前にカードを持っているか確認する
事前にカードを契約しているのかしっかり見ておくことが重要になります。
急な出費でカードローンを利用することになったとしても、カードローンと契約していない状態では借りられる状況が作られないのです。
できる限り既に契約しているカードローンを利用するようにしましょう。
契約していない場合は消費者金融以外の選択肢が取れなくなってしまいますので、利息面では不利な状況に置かれてしまうこととなります。
急な出費に備えられる!おすすめカードローン3選
急な出費にはカードローンの利用がおすすめです。最短即日で融資を受けられるものもありますので、すぐに手元にお金がほしい!という方も便利に使えるでしょう。
また、借り入れから一定期間は利息が0円のカードローンもあります。期間内に返してしまえば、利息0円で利用可能ですのでぜひチェックしてみましょう!
プロミス
- 最短15秒の事前審査!※
- 申し込みから借入までをアプリで完結できる
- 女性専用のレディースキャッシングを完備
プロミスは、大手消費者金融「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」が運営するカードローンです。主婦や学生でも、アルバイトなどによる安定した収入があれば応募できることが特徴です。
利息は利用日数分だけしかかからないので、給料日前の数日だけ借りてすぐに返済したい場合も無駄なく利用できるでしょう。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
金利(実質年利) | 4.50%〜17.80% |
借入限度額 | 500万円 |
審査時間 | 最短25分 |
融資スピード | 最短即日 |
借入方法 |
|
WEB完結 | 融資まで |
取引手数料 | 不要 |
申し込み年齢 | 18歳以上74歳以下※ |
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
※出典:公式サイト
SMBCモビット
- 最短即日融資に対応している
- 返済するたびにTポイントが貯まる
- 提携ATMは全国に約120,000台※1と豊富
SMBCモビットは、WEBからの申し込みであればカードレスのキャッシングも可能なカードローンです。審査は最短30分※2で完了し、入会メールが来たらすぐに融資を受けられます。
金利(実質年利) | 3.0〜18.0% |
借入限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
融資スピード | 最短即日※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
借入方法 |
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WEB完結 | 融資まで |
取引手数料 | 不要 |
申し込み年齢 | 20歳以上74歳以下※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
※出典:公式サイト
アイフル
- 融資可能かどうかを1秒で簡易表示
- 画面共有サポートでWEB操作が苦手な人も安心
- 職場への在籍確認の電話は原則なし
アイフルは、申し込み時に職場や自宅への在籍確認の電話がなく、プライバシー面にも配慮されていることが特徴のカードローンです。
金利(実質年利) | 3.00%〜18.00% |
借入限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短20分※ |
融資スピード | 最短即日 |
借入方法 |
|
WEB完結 | 融資まで |
取引手数料 | 不要 |
申し込み年齢 | 20歳〜69歳 |
※:お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
よくある質問
まとめ
この記事では、急な出費の事例や理由、対処法などを解説してきました。急な出費はケガや入院による医療費や、友達や親戚の結婚・出産祝いなどさまざまです。
急な出費に備えるためには、コツコツと貯蓄をしたり、本業とは別の収入を確保しその分を貯蓄に回すなど、工夫が必要です。
自分だけでお金を用意できない場合は「公的融資制度を利用する」「カードローンを利用する」など、頼れるものがないか確認しましょう。
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