
「海外取引所でいろんな暗号資産を取引したいと考えている」「海外取引所の通貨ペアで利用されているテザー(USDT)がどんな通貨なのか分からない」とお悩みの方は多いでしょう。
そこでこの記事では、暗号資産USDTの特徴や購入方法を解説。また、USDTは危険な通貨であるのか、保有するメリット・デメリットなどについても解説します。
USDTは多くの海外取引所で基本通貨として扱われているため、海外取引所を利用するなら避けては通れません。そのため、この機会に理解しておくことをおすすめします。

- 世界で人気上昇中の海外仮想通貨取引所!
- 国内取引所から送金&交換をせず、直接テザー(USDT)を購入できる
- コピートレードが利用できる
- 世界4カ国で金融ライセンスを取得済み
取扱仮想通貨(暗号資産) | 600種類※2023年2月27日現在
など |
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レバレッジ | 最大125倍 |
先物手数料 | メイカー0.02% テイカー0.06% (マネープロの招待リンク・招待コードで登録したユーザは30%OFF、日本の公式サイト経由で登録したユーザーだと15%OFF) |
現物手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ネットワークで異なる |
目次
テザー(USDT)とは?
テザー(USDT)は、Tether社が2015年2月に発行した通貨で米ドルと連動した暗号資産です。
ブロックチェーン技術を使った暗号資産ですが、米ドルに連動しているため等価交換が可能であり、他の暗号資産のように極端な高騰・暴落が起こるような事はありません。
なお、他にもユーロと連動したユーロテザー(EURT)などもあります。
通貨名 | テザー |
通貨単位 | USDT |
時価総額 | ¥10,163,372,243,231 |
時価総額ランキング | 3位 |
発行上限枚数 | なし |
現在の価格 | ¥146.20 |
扱っている取引所 | Binance、Bybitなど |
出典:Tether -CoinMarketCap
※2022年11月時点
テザー(USDT)の特徴
テザー(USDT)は大きく以下2つの特徴があります。
- ドルと連動したペッグのため投資対象にはならない
- 多くの取引所で基軸通貨として採用されている
ドルと連動したペッグ通貨のため投資対象にはならない
USDTは『Tether Limited社』が運営するペッグ通貨です。
USDTは米ドルと連動しており、ほぼ「1USDT:1USD」の関係であるため、暗号資産の価格変動の影響を受けにくく価値が安定しやすい特徴があります。
そのため、価格暴落時や自己資金の避難先として活用するのが一般的で、暗号資産の投資対象にはなりません。
多くの取引所で基軸通貨として採用されている
前述したように、USDTは価格が変動しにくく安定しているため、様々な取引所で基軸通貨(ステーブルコイン)として取り扱われています。なお、基軸通貨とは取引で基準として採用されている通貨のことです。
実際にBinance、KuCoin、Huobi Global、Kraken、Coinbase、Bitifinex、Bybitなど有名な取引所のほとんどで、USDTが基軸通貨として使用されています。
【2022年】テザー(USDT)の最新ニュース
2022年テザーに関する最新ニュースは主に以下の3つです。
- ルガーノ市のマクドナルドでUSDT決済が可能に
- エルサルバドルとスイスのルガーノ市とMOUを締結
- ブラジルのATMでUSDT提供
ルガーノ市のマクドナルドでUSDT決済が可能に
ルガーノ市とテザーの共同イニシアチブ『Plan B Foundation(プランB財団)』が、2022年10月4日『GoCrypto』とのコラボレーションを発表しています。
また、上記3銘柄の決済は今後も拡大させていく予定で、2023年末までには2,500以上の店舗で導入される予定です。
エルサルバドルとスイスのルガーノ市とMOUを締結
2022年10月28日、ルガーノ市で開催されたビットコインカンファレンス「プランBフォーラム」で、エルサルバドル及びスイスのルガーノ市と「経済協力に関する覚書(MOU)」を締結したことをテザー社が発表しました。
MOUの締結には、「教育や研究の協力強化」「エルサルバドルとルガーノの間の学生や才能の交流促進」「それぞれの地域での暗号資産の採用を促進するイニシアティブのサポート」などの目標が含まれています。
ブラジルのATMでUSDT提供
2022年10月20日、テザーとSmartPayが提携し、ブラジルの24,000台のATMでUSDTが使用できるようにすることをテザー社が発表しました。
ブラジル国民が希望するユースケースに最適な暗号資産を選択することができ、世界中どこでもUSDTの送金や受け取りができるようになることで、金融システムに参加する機会を提供することを目的としています。
出典: Tether USD₮ Available in Over 24,000 ATMs Across Brazil on 3 November -tether

- 世界で人気上昇中の海外仮想通貨取引所!
- 国内取引所から送金&交換をせず、直接テザー(USDT)を購入できる
- コピートレードが利用できる
- 世界4カ国で金融ライセンスを取得済み
取扱仮想通貨(暗号資産) | 600種類※2023年2月27日現在
など |
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レバレッジ | 最大125倍 |
先物手数料 | メイカー0.02% テイカー0.06% (マネープロの招待リンク・招待コードで登録したユーザは30%OFF、日本の公式サイト経由で登録したユーザーだと15%OFF) |
現物手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ネットワークで異なる |
テザー(USDT)の現在価格と過去の値動き
USDTの過去の値動きは上記画像のように変動しています。前述したように、USDTは米ドルの価格と連動したステーブルコインであるため、基本的には米ドルと変わらず、大きな変動もありません。
なお、米長期金利の低下や日銀によるドル売り・円買いにより、10月21日以降はドル高円安の動きは一段落しており、ドル安円高が進んでいる状況です。
テザー(USDT)は危ない?|保有するメリット・デメリット
テザー(USDT)を保有するメリット
- 価格変動がほとんどない
- 様々な取引所で基軸通貨として採用されている
- 取引可能な通貨ペアが多い
USDTを保有するメリットは、価格変動がほとんどない点でしょう。先に述べたように米ドルと連動しているため、価値が安定しています。そのため、他の暗号資産で利確したいときは、USDTを利用するのが一般的です。
実際にほとんどの通貨ペアはUSDTを基準としているので、USDTを保有していれば色んな通貨の購入が可能であることは魅力的に感じるかもしれません。

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取扱仮想通貨(暗号資産) | 600種類※2023年2月27日現在
など |
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レバレッジ | 最大125倍 |
先物手数料 | メイカー0.02% テイカー0.06% (マネープロの招待リンク・招待コードで登録したユーザは30%OFF、日本の公式サイト経由で登録したユーザーだと15%OFF) |
現物手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ネットワークで異なる |
テザー(USDT)を保有するデメリット
- 投資対象にはならない
- カウンターパーティー・リスクがある
USDTは価格変動がないため投資対象にはなりません。また、『Tether Limited社』が発行している通貨であるため、価値は企業に依存している状態です。
なお、取引先の破綻などにより契約不履行となるリスクをカウンターパーティー・リスクと呼びます。
テザー(USDT)を購入する手順
それでは実際にUSDTを購入しましょう。以下の手順で進めてください。
- 国内取引所で暗号資産を購入する(海外取引所で直接購入の場合、省く)
- 購入した暗号資産を海外取引所に送金する(海外取引所で直接購入の場合、省く)
- 海外取引所でテザー(USDT)を購入する
1国内取引所で暗号資産を購入する
USDTは2022年11月現在、国内取引所での取り扱いはありません。海外取引所で購入する必要がありますが、そのためには国内取引所で暗号資産を購入し、海外取引所に送金する必要があります。
まずは国内取引所で口座開設を行いましょう。国内取引所は取り扱い通貨数が多く、アプリも使いやすいCoincheckがおすすめです。そして、口座開設ができたら暗号資産を購入してください。
最近では、「国内取引所で暗号資産購入→送金&交換」の流れを飛ばして、海外の仮想通貨取引所で直接購入ができるところもあります。

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取扱仮想通貨(暗号資産) | 600種類※2023年2月27日現在
など |
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レバレッジ | 最大125倍 |
先物手数料 | メイカー0.02% テイカー0.06% (マネープロの招待リンク・招待コードで登録したユーザは30%OFF、日本の公式サイト経由で登録したユーザーだと15%OFF) |
現物手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ネットワークで異なる |
2購入した暗号資産を海外取引所に送金する
次に海外取引所で口座開設を行いましょう。USDTはほとんどの有名取引所で取り扱っていますが、世界中で利用されており、日本でも利用者の多いBinanceの利用がおすすめです。
Binanceで口座開設ができたら、「ウォレット」より「フィアットと現物」を選択、XRPを選んで「入金」をクリックしましょう。
次にCoincheckに戻り、「XRP」「送金」を選択します。「宛先」に先程コピーした「アドレス」を、「宛先タグ」に「MEMO」を貼り付けましょう。
そして、SMS認証を行い、送金額を入力して「申込みを確定する」をクリックすれば完了です。しばらくするとBinanceにXRPが着金します。
3海外取引所でテザー(USDT)を購入する
BinanceにXRPが着金できたら、「ウォレット」より「フィアットと現物」を選択、XRPを選んで「コンバート」をクリックしましょう。「from(振替元)」をXRP、「to(振替先)」をUSDTにして換金する金額を入力してください。
「コンバージョンプレビュー」をクリックすれば換金が行われて、USDTの購入が完了です。なお、コンバートは手数料無料ですが、その時点でのレートで換金を行うため、わずかなスプレッドが発生します。
テザー(USDT)を購入するならBitgetがおすすめ
- デリバティブ取引の取引高ランキングで世界第4位の海外仮想通貨取引所※
- 国内取引所では直接購入できないアルトコインも購入できる!
- コピートレードで初心者でも気軽に仮想通貨を始められる
- 世界4カ国で金融ライセンスを取得している
- セキュリティが高い
- レバレッジは最大125倍まで対応できるから少額投資でも満足の行くリターンが期待できる!
- ゼロカットシステムで追加証拠金追証がない!
Bitgetは、デリバティブ取引の取引高ランキングで世界第4位の海外仮想通貨取引所※です。
大きな特徴は、コピートレードが利用可能で、仮想通貨や投資が初めての方でも簡単に始めることができる点です。
またアメリカ・カナダ・オーストラリア・シンガポールの金融ライセンスを取得済みで、各国の認可をクリアしている点は一つの安心材料となるでしょう。
※出典:2022年度年間報告書
取扱仮想通貨(暗号資産) | 600種類※2023年2月27日現在
など |
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レバレッジ | 最大125倍 |
先物手数料 | メイカー0.02% テイカー0.06% (マネープロの招待リンク・招待コードで登録したユーザは30%OFF、日本の公式サイト経由で登録したユーザーだと15%OFF) |
現物手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | ネットワークで異なる |
出典:公式サイト
テザー(USDT)を入手するための通貨購入ならCoincheckがおすすめ
現在テザー(USDT)を取り扱う国内取引所はありません。そのためテザーの入手には取引速度の早いリップルを国内取引所から海外取引所に送金し、購入する必要があります。
リップルの購入には送金手数料の安いCoincheckがおすすめです。
Coincheck
- マネックスグループが主要株主の安心感
- 500円からビットコインが購入可能
- アプリのダウンロード数は国内No.1※1
『Coincheck』は、マネックスグループが主要株主の国内取引所。BTCやETHなどのメジャー通貨はもちろん、ENJやSANDなどメタバース通貨を含む21種類の暗号資産を取り扱っています。
また、アプリがシンプルで使いやすいことも特徴であり、ダウンロード数国内No.1の実績があります。
取扱仮想通貨(暗号資産) | 21種類
|
販売所手数料 | 取引手数料:無料 手数料相当額:0.1〜5.0%(カバー先又はCoincheck取引所の価格に対して) ※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合あり。 |
取引所手数料 | 無料 ※BTCの場合 |
出金手数料 | 407円 |
取引ツール | PC・タブレット・スマホ |
出典:Coincheck
※1 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak
テザー(USDT)を購入するならBinanceがおすすめ
- 世界トップクラス※1の暗号資産取引所
- 取り扱い通貨数は350種類以上
- 手数料の支払いにBNBを使用すれば手数料が割引
『Binance』は、2017年に中国で設立された世界トップクラスの暗号資産取引所。USDTはもちろん、アルトコインや草コインなど350種類以上の暗号資産を取り扱っています。
また、BNBを保有していれば取引手数料の割引が受けられるメリットもあります。
取扱仮想通貨(暗号資産) | 350種類以上
|
販売所手数料 | – |
取引所手数料 | 0.1% |
出金手数料 | 0ドル〜 |
取引ツール | PC・タブレット・スマホ |
出典:Binance
※1 公式サイトより
よくある質問
・多くの取引所で基軸通貨として採用されている
といった点が特徴です。ペッグとは、米ドルや日本円など法定通貨、または特定の通貨と連動させて同等の価値を持つ通貨のことです。
・様々な取引所で基軸通貨として採用されている
・取引可能な通貨ペアが多い
・購入した暗号資産を海外取引所に送金する(海外取引所で直接購入の場合、省く)
・海外取引所でテザー(USDT)を購入する
・海外取引所でBTC建ての取引→保有通過を売却して、日本の取引所にBTCを送る。
・日本の取引所でBTCを売却して日本を確保
・日本の取引所から銀行振り込み依頼をする
まとめ
今回の記事は、暗号資産USDTの特徴や購入方法・保有するメリット・デメリットについて解説しました。
USDTは価格変動がほとんどないので、利確や資産の避難として使用される暗号資産であることは特徴の1つです。
また、様々な取引所で基軸通貨として採用されており、取引可能な通貨ペアも多いため、海外取引所を利用するなら覚えておいて損はないでしょう。