人気の終身保険おすすめ5選!比較ランキングや選び方・活用法

「終身死亡保険の選び方がわからない」と悩んでいませんか?自分にもしものことがあった場合に、終身死亡保険で備えておきたいと思っても、保険商品がたくさんあり、迷う人も多いでしょう。

そこで今回は、おすすめの終身死亡保険と保険料の安さ比較ランキングを紹介します。

選び方のポイントも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
  • おすすめの終身保険
  • 終身保険と定期保険の違い
  • 終身保険の4つの種類
  • 終身保険の選び方
  • 終身保険のメリット・デメリット
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おすすめの終身保険(死亡保険)5選

オリックス生命 終身死亡保険「RISE(ライズ)」

オリックス生命 終身死亡保険「RISE(ライズ)」

終身死亡保険「RISE(ライズ)」の特徴
  • 低解約返戻型なので返戻率が高い
  • 払込期間の選択肢が多い
  • 保険金額を200万円から5,000万円まで設定可能

    終身保険RISEは、保険金額を200万円から5,000万円まで100万円単位で設定できます。

     払込方法を終身払いか、10・15・20年、50~80歳(5年ごと)の11タイプから選択できる点も、大きな強みです。

    低解約返戻型を採用しているため、他の終身保険に比べて保険料は安く設定されています。

    一定期間を超えると返戻率は高くなり約110%の返戻金を受け取れるので、老後資金や教育資金の備えにも向いている終身保険です。
    設定可能保険金額 200万円〜5,000万円(100万円単位)
    加入年齢 15歳〜75歳
    返戻率目安(30歳男性・200万円・20年払で解約した場合) 111.6%
    保険料目安(30歳男性・500万円・終身払) 6,405円

    出典:公式サイト

    アクサダイレクト 「アクサダイレクトの終身保険」

    アクサダイレクト 「アクサダイレクトの終身保険」

    アクサダイレクトの終身保険の特徴
    • 保険金額は200万円から4,000万円まで設定可能
    • 必要な保障に絞ってあり、保険料が安い
    • 24時間の電話健康相談サービスを受けられる

    アクサダイレクトの終身保険は無料のリビングニーズしか付加できる特約がなく、シンプルで分かりやすい商品である点が強みです。

     契約可能年数は満20歳~満69歳で、払込は終身払いのみ対応しています。

    保険金の支払いは書類受理日から平均2.25日と早く、葬儀費用や手続きに必要な費用の準備もスムーズに対応可能です。

    医師や看護師への健康相談やセカンドオピニオン先の紹介など、治療に必要な情報を提供してくれるサービスも無料で利用できます。
    設定可能保険金額 200万円〜4,000万円(100万円単位)
    加入年齢 満20歳~満69歳
    返戻率目安(30歳男性・500万円・65歳払で解約した場合) 69.2%
    保険料目安(30歳男性・500万円・終身払) 7,310円

    アフラック 「かしこく備える終身保険」

    アフラック 「かしこく備える終身保険」

    アフラック「かしこく備える終身保険」の特徴
    • 低解約返戻型
    • ノンスモーカー割引あり
    • 健康状態に不安があっても加入可能
    • 払込期間は終身払いのみ
    アフラックの「かしこく備える終身保険」は低解約返戻金型なので、通常の終身保険より保険料は割安です。
     ノンスモーカー割引特約があるので喫煙者でなければお得に加入できますし、持病があっても割増された保険料を支払うと加入できます。
    また3大疾病にかかった際の保険料払込特約や、不慮の事故・感染症への保障を受けられる災害死亡割増特約も付加可能です。(90歳満期)

    保険金額は100万円から2,000万円まで設定可能ですし、どんなニーズにも対応している終身保険だといえます。
    設定可能保険金額 100万円〜2,000万円(100万円単位)
    加入年齢 0歳~満85歳
    返戻率目安 不明(契約時の年齢、保険料の払込年数などに応じて所定の解約払戻金が支払われる)
    保険料目安(30歳男性・500万円・終身払・ノンスモーカー割引特約適用) 7,540円

    出典:公式サイト

    東京海上日動 「終身保険(無配当)」

    東京海上日動 「終身保険(無配当)」

    東京海上日動 「終身保険(無配当)」の特徴
    • 払込期間を選択できる
    • 年金払い形式にも対応している
    • 保険金額は100万円から7億円まで設定可能

    東京海上日動の「終身保険(無配当)」は、払込方法を終身払いと短期払いから選択できます。

     払込終了後は保険金を一時金による支払いに変えて年金支払に移行できるので、老後の生活費に備えたいという方にもおすすめです。

    保険金額は100万円~7億円まで10万円単位で設定可能と、さまざまなニーズに対応しています。

    災害割増特約や障害特約などを付加して、保障を手厚くできる点も強みのひとつです。
    設定可能保険金額 100万円~7億円(10万円単位)
    加入年齢 0歳~85歳
    返戻率目安 不明(保険種類・契約年齢・性別・保険期間・保険料払込期間・経過年月数により異なる)
    保険料目安(30歳男性・1,000万円・60歳払) 27,200円

    出典:公式サイト

    メットライフ生命 「つづけトク終身」

    メットライフ生命 「つづけトク終身」

    メットライフ生命 「つづけトク終身」の特徴
    • 対面販売のみ手続き可能
    • 保険金額を4つ種類から選択可能
    • 払込期間を3つ種類から選択可能

    メットライフ生命の「つづけトク終身」は対面販売でのみ加入でき、保険金額は200万円・300万円・500万円・1,000万円の4タイプから選択可能です。

     払込期間は60歳・70歳・90歳と3つの歳満了タイプから選び、解約返戻金は一括受取か年金方式での受け取りになります。

    積立利率は年0.60%の最低保証があるので、貯蓄性も期待できる終身保険です。

    リビングニーズ特約や保険料払込特約など、万が一の際の保障も充実しています。
    設定可能保険金額 200万円・300万円・500万円・1,000万円
    加入年齢 0歳~50歳
    返戻率目安 不明(保険料払込期間中に解約された場合の解約返戻金は低い水準に設定されている)

    ※積立利率は年0.60%が最低保障

    保険料目安(30歳男性・500万円・60歳払) 15,975円

    出典:公式サイト

    終身保険の保険料比較ランキング

    今回紹介した5つの終身保険のなかから、以下の条件で保険料を比較しました。

    保険料比較の条件
    • 30歳男性
    • 保険金額:500万円
    • 終身払い
    終身払いに対応していない商品や、シミュレーションができない商品は比較対象外としています。

    第1位:オリックス生命 終身死亡保険「RISE(ライズ)」 6,405円/月

    オリックス生命 終身死亡保険「RISE(ライズ)」

    終身死亡保険「RISE(ライズ)」の特徴
    • 低解約返戻型なので返戻率が高い
    • 払込期間の選択肢が多い
    • 保険金額を200万円から5,000万円まで設定可能

      第2位:アクサダイレクト 「アクサダイレクトの終身保険」 7,310円/月

      アクサダイレクト 「アクサダイレクトの終身保険」

      アクサダイレクトの終身保険の特徴
      • 保険金額は200万円から最大4,000万円まで設定可能
      • 必要な保障に絞ってあり保険料が安い
      • 24時間の電話健康相談サービスを受けられる

      第3位:アフラック 「かしこく備える終身保険」 8,315円/月

      アフラック 「かしこく備える終身保険」

      アフラック「かしこく備える終身保険」の特徴
      • 低解約返戻型
      • ノンスモーカー割引あり
      • 健康状態に不安があっても加入可能
      • 払込期間は終身払いのみ

      終身保険とは|終身保険と定期保険の違い

      終身保険とは|4種類の終身保険

      終身保険とは死亡保障が一生涯続き、解約時に返戻金が返ってくる貯蓄型の死亡保険です。

       万が一に備えながら、いざという時の出費にも対応できる点が特徴になります。

      保険期間の更新が無いので、保険料が一生涯変わらないのも魅力です。なお、同じ死亡保険である定期保険との違いは以下のとおりとなります。

      終身保険 定期保険(掛け捨て)
      解約返戻金 あり なし(あっても少額)
      保険料 割高だが一生涯変わらない 割安だが更新で上がる
      更新 なし あり

      このように終身保険と定期保険は同じ保障内容でも、保険料や返戻金などの特徴が大きく異なります。

      終身保険

      メリット デメリット
      • 保障が一生涯受けられる
      • 契約から期間が増加すると解約返戻金も増加
      • 貯蓄の代わりとして活用できる
      • 同じ保険金額の定期保険と比較すると保険料が高い
      • 終身払の場合保険料を一生涯支払う必要がある

      終身保険は、被保険者が亡くなった場合、または所定の高度障害状態になった場合に保険金が支払われる死亡保険です。被保険者の一生涯にわたり保障が継続する点が特徴です。

       同じ保険金額の定期保険と比較すると保険料が高く設定されているため、大きな保障を準備する場合には保険料が高額になる可能性があるため注意が必要です。

      「終身払」と「有期払」の2種類があり、「終身払」は1回ごとの保険料が「有期払」よりも安くなります。その一方で保険料は一生涯支払わなければなりません。

      「有期払」は1回ごとの保険料は「終身払」よりも高くなってしまいますが、保険料払込期間が終了すると保険料の負担がなくなる点が特徴です。

      定期保険

      メリット デメリット
      • 終身保険よ比較すると保険料が安い
      • 保険期間が選べる
      • 保険の見直しがしやすい
      • 保険料が掛け捨てになる
      • 一定期間で保障が終了する

      定期保険は、被保険者が亡くなった場合もしくは所定の高度障害状態になった場合に保険金が支払われる死亡保険です。保険期間は一定で、基本的に保険料は掛け捨てとなります。

      歳満了」と「年満了」の2種類があり、「歳満了」は年齢で保障期間を定め、更新がないのが特徴です。「年満了」では年数で保険期間の契約し、保険期間の満了を迎えると更新ができます。

      家族構成やライフステージに合わせてどちらを選択すべきなのかは異なるため、心配な方は保険相談窓口で相談してみましょう。

      終身保険とは|4種類の終身保険

      終身保険は、通常の終身保険以外に4種類あります

      1.低解約返戻金型終身保険

      終身保険とは|4種類の終身保険低解約返戻金型終身保険は、解約返戻金の少ない期間を設定してある終身保険です。

      低解約返戻金期間中の解約返戻金は、従来の終身保険の解約返戻金の約70%前後となります。

      一般的な終身保険より、保険料が割安な点もメリットです。

      2.利率変動型積立終身保険

      利率変動型積立終身保険は、積立利率が市場金利に反映される終身保険です。貯蓄機能のある主契約以外に、死亡保障や医療保障を組み合わせて契約します。

       積立(貯蓄)部分を活用して、契約後の保障の見直しや払い込む保険料の調整ができる点が特徴的です。

      保険料払込満了時に積立金の全部または一部を活用して、所定の金額まで終身保険や年金保険に変更できる商品もあります。

      3.変額終身保険

      終身保険とは|4種類の終身保険

      変額終身保険は、特別勘定の運用実績に応じて解約返戻金や保険金額が変動する終身保険です。

      運用実績によって解約返戻金は元本割れの可能性がありますが、保険金額は一定額以上が保障されています。

      多少のリスクは背負ってでも、保険金額や解約返戻金の増額を期待したい人におすすめの商品です。

      4.外貨建て終身保険

      外貨建て終身保険は、米ドルやユーロなどの外貨で保険料を支払うタイプの終身保険です。

       日本円より比較的高い金利で運用されるので、円資産より大きな成長を期待できます。

      ただし為替変動によって保険料が毎月変動するため、元本割れする可能性がある点には注意が必要です。

      終身保険の選び方5つ

      終身保険の選び方5つ

      終身保険を選ぶ際は、5つのポイントを重視して検討すると大きな失敗を防げるでしょう。

      終身保険の選び方
      1. 必要性を判断する
      2. 保険料の設定
      3. 保険期間の設定
      4. 保障内容
      5. 払込期間の設定

      1.必要性を判断する

      まずは死亡保険の必要性を判断しましょう。死亡保険は自分に万が一のことがあった際に、生活を共にする人が困る場合にのみ加入するのがおすすめです。したがって、以下に該当する場合には、死亡保険は不要だといえます。

      死亡保険が不要な人

      家庭を持たないひとり暮らしの人で、十分な預貯金がある

      家庭を持たない人でも、自分の死亡時に周りの家族や知人が葬儀費用を負担しないように、200万円程度の貯金があると安心です。

      それ以上の資産を所有していれば、死亡保険に加入するとメリットはないでしょう。

      2.保険料の設定

      終身保険の選び方5つ

      死亡保険への加入を検討している場合は、最初に保険料の予算を決めましょう。負担できる金額によって、保険期間や保障内容が変わってくるからです。

       また生命保険で貯蓄するのか、保険とは別枠で貯蓄するのかによっても保険料の設定金額は異なります。

      まずは、「長期間解約せずにすむ、最大の金額」を割り出してみましょう。

      その金額をすべてを保険に掛けるのかどうかは、ライフステージや契約できる保障内容・保険期間によって決めます。

      3.保険期間の設定

      毎月負担できる保険料と解約返戻金の使い道を検討した上で、定期型(掛け捨て)か終身型のどちらに加入するか決めましょう

       終身保険は貯蓄性も兼ね備えているので、掛け捨て型に比べて保険料は割高です。

      ここでは定期型が向いている人と、終身保険が向いている人の特徴をまとめます。

      定期型が向いている人

      終身保険の選び方5つ

      以下に該当する方は、掛け捨て型を選ぶと良いでしょう。

      定期型が向いている人

      生活費・子供の教育費にお金がかかる人

      子どもがいれば、生活費や教育費など非常にお金がかかります。日本政策金融公庫の調査によると、高校入学から大学卒業までにかかる子ども1人当たりの教育費用(入在学費用)は 939.1万円です。

       子どもが独り立ちするまでの間は、保険料の安い掛け捨ての死亡保険に加入しておきましょう。

      毎月の保険料負担も少なく、万が一の際にも十分備えられるからです。終身保険で教育資金を準備する方法もありますが、途中で支払いが難しくなり解約してしまうと損をする可能性があります

      教育費は学資保険などを活用して、別枠で備えておいた方が安心です。

      https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_r01.pdf

      終身保険が向いている人

      終身保険の選び方5つ

      以下の方は、掛け捨てより終身保険をおすすめします。

      終身保険が向いている人
      • 保険料を負担できる安定した収入がある人
      • 保険の見直しが必要ない人

      安定した収入があれば、終身保険で貯蓄をする方法をおすすめします。早めに払込が完了すれば返戻率も上がり、将来の大きな備えを作っておけるからです。

       ライフステージの大きな変化が無いと予想できる人も、見直しが不要な終身保険が向いているでしょう。

      保険料が一生涯変わらないので、保険料払込総額は更新がある掛け捨て型より結果的に安くなる可能性もあります

      子供のいない夫婦や、子育てが終わった人は、ぜひ終身保険を検討してみてください。

      4.保障内容

      終身保険の選び方

      保険期間や保険料が決まったら、死亡保障の内容を決定しましょう。必要な保障は、貯金の有無やライフステージによって異なります。万が一の際に必要となる金額の目安は、以下のとおりです。

      死亡時に必要となる金額
      • 独身で家庭を持っていない人・子供のいない共働き夫婦:200万円
      • 子供がおらず、専業主婦(主夫)のいる家庭:500万円
      • 子供がいる家庭:1000万円以上

      独身で家庭を持っていなければ、周りに負担をかけないよう葬儀費用だけ準備しておきましょう。鎌倉新書によると、葬儀にかかる費用は約200万円前後です。

      また配偶者や子供がいる場合は遺族年金を受給できますが、生活に必ず余裕が出るとは限りません。

      標準報酬月額が25万円の場合、遺族厚生年金は月々10万円前後です。

      老後資金や、子供の教育費などの大きな支出も考えられるので、家族のために手厚く備えておく必要があります。

       貯金である程度準備できている場合は、上記の金額から貯蓄額を引いた分の保障をつけておくと安心です。

      https://www.kamakura-net.co.jp/newstopics/7269/

      5.払込期間の設定

      終身保険の選び方

      終身保険は、保険料の支払い方によって終身払いと短期払いに分けられます。

       短期払いには10・20年という払込期間が設定されている場合と、60歳・65歳までという歳満了型の場合があります。

      保険料を比較して、無理なく払えそうであれば短期払いを選びましょう。払込期間を短く設定すると月々の保険料は高くなりますが、保険料払込総額を抑えられるからです。

      早めに支払いを終えて利息期間に入るので、返戻率も上がるメリットもあります。

      早めに解約すると返戻金は少額しかもらえないので、損をしないように慎重に決めましょう。

      終身保険に加入するメリット・デメリット

      メリットとデメリット

      終身保険に加入するメリットとデメリットを、それぞれまとめます。

      メリット デメリット
      掛け捨てに比べて保険料を無駄にする可能性が低い 保険料が割高
      更新がないので、保障の見直しは基本不要 早い段階で解約すると、元本割れの可能性あり
      保険料が変わらない 保険を見直す機会が減る
      解約返戻金を活用できる
      生命保険料控除により、所得税・住民税を抑えられる

      メリットとしては、終身保険は契約返戻金が受け取れるため、掛け捨てに比べて保険料を無駄にする可能性が低い点があげられます。

       また、終身保険は保険料が変動せず一定なので、年齢があがると金額が増えることはありません。

      一方で、デメリットとしては保険料が割高であることや、早期に解約してしまうと損をしてしまう可能性があることが挙げられます。

      損をしないためには、解約返戻金が自分で払い込んだ保険料額を上回るまで契約を続ける必要があります。

      終身保険の解約返戻金とは?

      お金

      終身保険の特徴の1つとして解約返戻金があります。

       解約返戻金とは、途中で解約した際に支払われるお金のことを言います。

      万が一終身保険の支払いあが難しくなった場合、解約すると返戻金が支払われます。終身保険の契約期間が長期間であるほど解約返戻金は多くなり、短期間であるほど金額は少なくなります。

      そのため、終身保険を短期間で解約してしまうと損になります。

      多くの解約返戻金が欲しい場合はなるべく終身保険の解約は途中でしない方がいいでしょう。

      終身保険の上手な活用方法3つ

      終身保険の上手な活用方法3つ

      終身保険は万が一のリスクに対する保障だけでなく、方法次第で上手く利用できる生命保険です。終身保険が不要と感じる場合にも、以下の方法で活用できないか検討してみてください。

      生命保険の上手な3つの活用法
      1. 返戻金を老後資金に充てる
      2. 遺産を渡したい人に渡せる
      3. 相続税対策に使う

      1.返戻金を老後資金に充てる

      終身保険の解約返戻金を、老後資金に充てる目的で加入するのもおすすめです。急な出費があれば貯蓄は減りますが、終身保険の返戻金は解約しない限り無くなりません。

       個人年金保険でも、同様に老後資金を貯蓄できます。

      外貨建てや変額保険に加入すれば、払込保険料以上の保険金を受け取れる可能性も考えられるでしょう。

      低解約返戻型の終身保険に加入すれば、保険料を安く抑えられて返戻率も上がります。

      2.遺産を渡したい人に渡せる

      終身保険の上手な活用方法3つ

      終身保険に加入すれば被保険者の死亡時に保険金を受け取る人を指定できるので、家族間での相続時の争いごとを減らせる可能性があります。

      もしも保険に加入せず預金や投資しか財産がない場合、財産分与で揉める可能性も否定できません。相続問題は弁護士に依頼したり裁判になったりと、手間や時間のかかるトラブルです。

      遺された家族が少しでもスムーズに手続きできるように、預金が十分でも終身保険で備えておく方法を検討してみてください。

      3.相続税対策に使う

      被相続人が死亡すると、不動産や預金、株式などの財産を受け継ぐ際に相続税が発生します。相続税には基礎控除などの非課税枠が設定されていますが、枠を超えた際は生命保険の非課税枠の活用が可能です。

      生命保険の受取時にかかる相続税の非課税枠

      500万円×法定相続人の人数

      たとえば父親が死亡し、法定相続人(民法上相続人としての権利がある人)が母と子1人であれば500×2=1,000万円までが非課税対象です。

      財産を預金や投資だけでなく、保険金でも準備しておくと遺された家族が助かります。

      終身保険加入の手順を解説

      終身保険加入の手順

      保険に加入するまでの手順は、事前に把握しておきましょう。ここでは、終身保険加入の手順について解説します。

      終身保険加入の手順
      1. 保険会社に相談・資料請求
      2. 確認書・申込書の提出
      3. 告知・調査
      4. 契約の成立
      5. 保険料の払込み

      1.保険会社に相談・資料請求

       保険会社によって、提供しているプランや保険商品が異なります。

      自身のニーズに合ったプランや保険商品を提供している保険会社を探しましょう。

      まずは、保険会社に相談したり、資料請求をしたりして、プランや商品について理解を深めることをおすすめします。

      実際にかかる費用が気になる人は、保険会社に見積りを依頼しましょう。

      2.確認書・申込書の提出

      確認書・申込書の提出

       保険に加入する前に、契約概要や注意喚起情報、ご契約のしおり・約款を確認します。

      不明点があれば、保険会社に問い合わせをして、確認しましょう。

      契約内容を確認したら、意向確認書と申込書の記入をします。契約者と被保険者がそれぞれ署名や押印をします。

      保険会社は、意向確認書をもとに契約者のニーズと商品内容が一致しているか確認することが課されています。

      申込書の記入や押印は、契約者と被保険者本人が署名や押印をする必要があります。保険会社によっては、スマートフォンで申し込める場合もあります。

      3.告知・調査

       保険の加入を進める前に、契約者や被保険者の重要事項の告知、または調査が行われます。

      告知書へ記入をする場合や、医師への質問に回答する調査を行う場合など、保険会社によって対応は異なります。

      告知や調査は、保険料の負担を公平に保つために行われます。告知や調査を行うことで、もともと健康状態が悪い人や事故や危険度の高い職業の人を無条件に契約するのを防げます。

      告知書や医師の質問には、事実を伝える告知義務があります。

      4.保険料の払込み

      保険料の払込み

      第1回保険料充当金を払込みます。告知・調査の結果、加入ができる場合は第1回保険料に充てられます。告知・調査の結果、加入ができなかった場合は、払い込んだ料金が返金されます。

      加入が確定したら、保険証券が届きます。保険証券が届いたら、申込書と保険証券の内容が一致しているか確認が必要です。

      内容に不備があったら、早急に保険会社に問い合わせましょう。

      5.契約の成立

      申し込みが承諾されたら、保険証券が届きます。

      申込書の記入内容と保険証券に記載内容が一致しているか確認します。内容に不備があったり、誤りがあったりした場合、保険会社に問い合わせしましょう。

      保険証券は、PDFやコピーを保管しておくと、後々困ることがありません。

      終身保険に加入する際の注意点を解説

      終身保険に加入する際の注意点

      気をつけるべき点は、保険に加入する前に把握しましょう。ここでは、終身保険に加入する際の注意点について解説します。

      終身保険に加入する際の注意点
      • 目的を明確にしてから加入する
      • 月々の払込み料金を確認する
      • 予定利率と返戻率を確認する

      目的を明確にしてから加入する

      終身保険はメリットがある反面、リスクもあります

       リスクを回避するためにも、加入前になぜ保険に加入するのか目的を定めることが重要です。

      例えば、「自分が亡くなった後に、家族にお金を残したい」「保険でお金を貯蓄したい」「相続税の対策をしたい」など、目的を明確にしましょう。

      独身者や既婚者かによっても、必要な資金は異なります。

      独身者であれば葬儀費用と死後整理金、既婚者であれば配偶者や子どもが生活していくための費用が必要です。加入前に目的を決めることで、目的に沿った保険に加入することが可能です。

      月々の払込み料金を確認する

      月々の払込み料金を確認する

       終身保険を検討する際は、月々払込む保険料の金額を把握しておくことが重要です。

      終身保険は、原則解約をしない限り一生涯保障が続きます

      掛け捨ての保険と比較すると、終身保険の保険料は割高であるという傾向があります。

      保険料が割高である分、保障が手厚い商品も多いです。

      予定利率と返戻率を確認する

      終身保険は、契約時の利率をもとに保険料が確定します。保険商品は、時代の変化とともに内容も変わります。金利情勢に合わせて予定利率や保険料が改訂されることが多いです。

       契約時の予定利率と返戻率の確認は必須です。

      「積立利率変動型」と呼ばれる終身保険であれば、積立利率が毎月見直されるため、インフレリスクが回避できます。

      積立利率変動型は、物価の上昇や通貨価値の下落に合わせて積立金が増減する保険です。

      終身保険の加入前に必ずすること

      終身保険の加入前に必ずすること

      終身保険の加入前にはまず、保険相談窓口に相談しましょう。保険相談窓口では、終身保険を検討する際に、お金のプロであるファイナンシャル・プランナーが無料で保険の相談乗ってくれます。

      終身保険は保険期間の更新が無く、保険料が一生涯変わらないため、慎重に選ぶ必要があります。加入する際に失敗しないためにも、一度保険相談窓口で相談しておくことをおすすめします。

      終身保険の選び方

      終身保険は保険会社によって金額やサービスが異なります。自分に合った条件の終身保険を選ぶには以下に注目してみると良いでしょう。

      終身保険を選ぶ際のポイント
      • 解約返金率が高いかどうか
      • 保障内容は充実しているか
      • 保険料の支払い期間の確認
      • 保険料は払い続けられる金額か

      保険は契約内容や申込が複雑なことも多いため、一人で検討するのに手間がかかることも多いでしょう。そんな時に役立つのが保険相談窓口です。

      保険相談窓口を利用するメリット

      保険窓口を利用するメリットは主に以下の6つがあります。

      保険窓口を利用するメリット
      • プロから専門的なアドバイスがもらえる
      • 各会社の保険を比較してもらえる
      • 申し込み手続きから契約後のサポートまで充実
      • 何回でも無料で相談可能
      • 全国に750以上の店舗数
      • オンライン相談も可能
      保険会社は多数存在しており、会社によって終身保険の特徴も異なるので、プロと相談することで自分に合った保険を見つけることが出来るでしょう。

      専門家の力を借りることで自分の作業負担も減るので、保険の加入を検討中の方は是非利用しましょう。

      おすすめ保険相談窓口3選|終身保険の加入に迷ったら

      ほけんのぜんぶ

      ほけんのぜんぶ
      おすすめポイント
      • お金のプロであるファイナンシャル・プランナーが200人以上在籍!
      • 相談実績は15万件以上!
      • 相談は24時間365日受け付けているので、忙しくてもOK!
      • 今なら無料相談をするともれなく豪華なプレゼントゲット!
      ほけんのぜんぶはお金のプロフェッショナルに気軽に相談ができる相談窓口です。保険の見直しだけでなく、住宅ローンなど、お金の悩み全般を相談できるので、心強いですね。
       忙しくて時間が取れない方でも、相談は24時間365日受け付けていますし、近くのカフェや自宅まで訪問してくれる出張相談も対応していますので、利用しやすいでしょう。
      今までの相談実績は累計15万件以上。取り扱っている保険会社は40社になります。
      資産に不安がある高齢者や、子育て資金への悩みが多い子育て世代からも支持を得ています!

      今なら無料相談をするともれなくプレゼントゲット!

      現在ほけんのぜんぶでは、無料相談の面接をした方全員に食品やグッズをプレゼントするキャンペーンを行っています。プレゼントは自分で自由に一つ選択できます。
      プレゼントの種類
      A:北海道産 ゆめぴりか 2kg B:ウェルチ100% 果汁ギフト(9本セット) C:い・ろ・は・す 天然水 C:有機 エキストラヴァージン オリーブオイル D:アンパンマン 砂場セット E:ごっつん防止 リュック
      取り扱い保険商品 40社
      受付時間 24時間365日
      店舗数 無し(訪問型)
      キッズルーム 無し
      オンライン面談 可能
      出典:公式サイトより

      マネードクター

      マネードクター
      おすすめポイント
      • 1,200人以上のFP(お金のプロフェッショナル)が在籍!
      • 利用者の状況へのヒアリングを丁寧に行うので、アドバイスが的確!
      • 相談は何回しても無料!
      • 今なら無料相談予約で食品や日用品をプレゼント!
      マネードクターは保険・家計の見直し・資産運用の相談ができる窓口です。FPが1,200人以上在籍しているので、利用者一人ひとりに丁寧に向き合ってくれます。
      相談は何回しても無料なので、納得がいくまでじっくり相談することができます。
      マネードクターの保険の見直しでは、利用者の生活状況・家計バランス・将来設計を丁寧にヒアリングを行います。そのため、的確なアドバイス自分にぴったりの保険商品を紹介してもらえます。

      無料相談を予約いただいた方はもれなくプレゼントゲット!

      マネードクターでは、無料保険相談を予約した方に限定で食品や日用品をプレゼントするキャンペーンを行っています。プレゼントは自分で自由に一つ選択できます。
      プレゼントの種類
      A:野菜生活100 B:丸の内タニタ食堂減塩みそ C:ノーズトリマー D:バスタオル E:arau. 泡ボディソープ
      取り扱い保険商品 29社
      受付時間 [平日]9:00~20:00 [土日祝]9:00~18:00
      店舗数 100拠点以上
      キッズルーム あり
      オンライン面談 可能
      出典:公式サイトより

      保険無料相談.com

      保険無料相談.com
      おすすめポイント
      • お客様満足度97.6%!
      • 担当者の希望を出せる!
      • 紹介した商品への加入の強要は一切なし!
      • 今なら面談&アンケート回答で豪華なプレゼントゲット!
      保険無料相談.comはオンラインでの相談も可能な相談窓口です。「デリケートなお金の話だからできれば同性の人に相談したい...」といった担当者の希望を出すことができますよ。
       オンライン面談は一部地域に対応していない場合があります。利用の前に対応地域をご確認ください。
      保険無料相談.comを利用した方の口コミの中には、保険の相談をして、いくつか商品を紹介されたが、あくまでも紹介で、加入を強要されるようなことはなかった、という評価がされています。
      まずは話を聞きたい!という方におすすめの窓口です。お客様満足度の高さも魅力の一つですね。

      今なら面談&アンケートでプレゼントキャンペーン実施中!

      保険無料相談.comでは現在、6月30日までの限定で、面談とアンケートに回答した方を対象にプレゼントを送っています。プレゼントは自分で自由に一つ選択できます。
      プレゼントの種類
      • 丸大ハム 煌彩セット
      • 新潟県産コシヒカリ 2kg
      • アサヒスーパードライ ギフト 8本
      • 利久の牛タン 真空パック 110g 〈塩味〉
      • 仙台銘菓 萩の月6個入り
      • ダロワイヨ マカロンラスク詰め合わせ12枚
      • セレブコレクションバームクーヘン
      • ムーミンレンジ容器6点セット
      • 手作り鮭とばソフト170g
      • 日本赤十字社への寄付(1,000円)
      取り扱い保険商品 34社
      受付時間 10時~20時(GW・夏季休業・年末年始以外)
      店舗数 無し(訪問型)
      キッズルーム 無し
      オンライン面談 可能(一部地域)

      保険市場

      保険市場
      おすすめポイント
      • 全国に714店舗あるので、全国どこからでも相談可能!
      • 訪問相談もできるので、自宅や近くのカフェ・ファミレスに来てもらえる!
      • 取り扱っている保険会社は91社!ニーズに合わせてご紹介
      • 今ならギフトカードなどがもらえる期間限定のキャンペーン実施中!
      保険市場は株式会社アドバンスクリエイトが運営する保険のコンサルティングサービスです。 全国に714店舗展開しており、近くの店舗に相談へ行くこともできますし、訪問相談を利用し、自宅や近所のカフェに来てもらうこともできます。
       オンラインでの相談も可能ですので、コロナ禍で外出を控えたいという方にもおすすめです。
      取り扱っている保険会社は業界最大級の91社です。選択肢が多いので、自分にぴったりの保険が見つかるでしょう。

      保険市場の期間限定キャンペーン

      保険市場では、現在4つのキャンペーンが実施されています。それぞれ締切日が異なるので注意してください。
      保険の種類 キャンペーン内容 締切日
      がん保険 「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)(がん治療費用総合保険)」に新規契約した方全員「選べるギフトカード1,000円相当(1枚)」をプレゼント。 2022年9月30日
      自動車保険 「SBI損保の自動車保険(個人総合自動車保険)」に新規契約した方に「10種類から選べる 1,500円相当のギフトクーポン」をプレゼント。(※年間保険料が10,000円以上のご契約が対象です。 )さらに抽選で豪華賞品をプレゼント。 2022年6月30日
      生命保険 SBI生命の対象保険商品を契約の方にもれなく、ローソンで交換する「【お持ち帰り限定】ウチカフェ プレミアムロールケーキ 無料引換券」を1つプレゼント。 2022年6月30日
      自動車保険 バイク保険 アクサダイレクトの対象保険商品を新規ご成約の方全員に「デジタルクーポン(無料引換券)」を1つプレゼント。さらに新規ご成約の方から抽選で「ドライブレコーダー」をプレゼント。 2022年7月31日
      取り扱い保険商品 91社
      受付時間 9時~21時(年末年始以外)
      店舗数 714店舗
      キッズルーム 有り
      オンライン面談 可能
      出典:公式サイトより

      よくある質問

      おすすめの終身保険を教えてください。
      アフラックの「かしこく備える終身保険」は、ノンスモーカー割引によって健康な人がお得になりますが、持病があっても保険料を割増して加入可能です。保険金額は100万円から設定でき、どんな人でも加入しやすい終身保険なのでおすすめします。
      保険料の安い終身保険を教えてください
      今回紹介した終身保険の中では、30歳男性、保険金額500万円の場合、オリックス生命の終身死亡保険「RISE(ライズ)」が最安で月々6,405円です。
      終身保険と定期保険の違いは?
      終身保険は貯蓄性があるので、定期保険に比べて保険料はやや高めだといえます。ただし定期保険のような更新がないので、保険料は加入時から一生涯変わることはありません。
      終身保険の選び方のポイントを教えてください。
      毎月払える保険料の目安を知り、そこから保障内容を決定しましょう。貯金が全くない状態でありれば、家庭を持たない独身の方は200万円、子供がいる方は1,000万円以上に設定すると安心です。
      終身保険に加入するメリットは?
      万が一に備えながら貯蓄ができる点です。解約を前提として教育資金や老後資金に備えることもできます。また保険金の受取人を指定すると、相続手続きがスムーズになったり相続税を減額できたりするメリットもあります。
      終身保険に加入するデメリットは?
      早い段階で解約すると、保険料の払い込み総額より解約返戻金が下回る可能性がある点です。負担できる保険料の目安を算出し、長期的に加入できる場合のみ終身保険を検討しましょう。
      どの終身保険に加入すればよいか分かりません。
      保険相談窓口の利用を検討してみてください。収入や貯蓄、ライフステージに合わせて必要な終身保険を紹介してくれます。無料で相談できますし、保険の加入を強要されることもありません。

      まとめ

      今回はおすすめの終身死亡保険と、保険料の比較ランキングをご紹介しました。終身保険には貯蓄性があり、老後資金を準備する目的で加入する人もいます。

      しかし定期死亡保険に比べて、終身保険の保険料は割高で、途中で解約すると元本割れしてしまうおそれがあります。

      毎月の生活の中で負担できる金額であるか計算して、終身保険の加入を検討しましょう。
      ・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
      ・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
      ・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
      ・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
      ・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
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