
「リボ払いはやばい・怖い」といった声を聞いたことがある人も少なくないでしょう。なぜリボ払いはこのようなマイナスなイメージを持たれているのでしょうか?

本記事では、リボ払いが「やばい・怖い」と言われる理由や、リボ払いを安全に利用する方法について解説していきます。
リボ払いの支払額をいっきに減免できる可能性がある「債務整理」にも言及しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
リボ払いがやばい・怖いと言われる理由とは?
リボ払いが「やばい・怖い」と言われる主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
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利息が高額になりやすい
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返済期間が長期化しやすい
-
元本の減りが分かりにくい
一つずつ見ていきましょう。
利息が高額になりやすい
リボ払いが「やばい・怖い」と言われる一番の理由は、利息が高額になりやすいことです。
リボ払いとは、簡単に言えば利用残高の変動に関係なく毎月ほぼ一定に保たれた金額を支払うクレジットカードの返済方法を指します。

するとどうなるでしょう?利用残高が高額になるほど、設定した支払額のうち利息にあてられる金額が高くなっていきます。
その結果、毎月一定金額を支払っていたとしても、実際は大半が利息に消えていて元本自体はほとんど減っていないといった状況が発生する恐れがあるのです。
返済期間が長期化しやすい
前述した通り、利用残高が増えるごとに計画的に支払額を調整しなければ、利息が高額になりやすくなります。
利息が高額になり元本の減りが遅くなれば当然その分支払期間も長くります。そして支払期間の長期化が原因で、でさらに利息と支払総額が膨れ上がっていくといった悪循環に陥る懸念があります。
元本の減りが分かりにくい
返済が滞っていなければ特に問題ないだろうと考え、利用明細を確認しない人もいるでしょう。

しかし、定期的に利用明細を確認する機会を作らなければ、元本がどれだけ減っているか分かりにくいのがリボ払いの怖いところです。
いざ利用明細を確認してみたところ、例えば月々の返済額20,000万円のうち18,000円が利息で、2000円しか元本を返済できていないといった状況が発生していたことを知るケースも決して珍しくありません。
当てはまるとやばい?リボ地獄に陥りやすい人の3つの特徴
「リボ地獄」に明確な定義はありませんが、利息が膨れ上がりリボ払いを完済できる気がしないと感じるようであれば「リボ地獄」に陥っていると言えるでしょう。

しかし、リボ払いの性質や効果的な利用方法を理解していなければ、リボ地獄に陥る可能性は十分に考えられます。
そこで本項では、リボ地獄に陥りやすい人の特徴を解説します。自身に当てはまる項目があるかチェックしてみてください。
- リボ払いの仕組みを理解していない
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毎月の返済額を少なめに設定している
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浪費癖がある
一つずつ見ていきましょう。
リボ払いの仕組みを理解していない
リボ払いの仕組みを理解していなければ「リボ地獄」に陥る可能性は高いです。
しかし、リボ払いの基本的な仕組みを知らず、利用額に応じて支払額や利息が適当な金額に調整されると勘違いしていれば、利用額が増えるに従い元本の減りが遅くなっていることに気が付けないかもしれません。
毎月の支払額を少なめに設定している
月々の支払いを無理なく継続できるよう、支払額を少なめに設定している人もいるでしょう。
返済計画を立てたうえで支払額を決めているなら問題はありません。ただし、毎月の支払額が少額であるほど利息負担は大きくなる傾向があることを留意しておく必要があります。
先に述べたように、基本的にリボ払いは利用残高が増えても一定の金額を支払い続けます。したがって、元本を着実に減らしていくには、利用残高が増えたタイミングで支払額も増やすことが重要なのです。
では、利用残高80万円(金利15%)を毎月1万円で返済した場合と、3万円で返済した場合、5万円で返済した場合の3パターンで、利息負担がどのくらい違うのか見てみましょう。
まず、次の計算式を用いて一月あたりの利息を算出します。
結果、一月あたり約9,863円(80万円×0.15÷365×30)の利息が発生することが分かりました。設定した支払額のうち約9,836円は利息の返済に回るということです。
では、設定した返済額から利息を差し引いた、毎月の元本返済額を見てみましょう。
設定した返済額 | 元本返済額 |
---|---|
10,000円 | 約164円 |
30,000円 | 約20,164円 |
50,000円 | 約40,164円 |
驚くべきことに、月々の返済額を10,000円に設定した場合、元本はたったの164円しか返済できていないことが分かりました。これでは、完済まで途方もない時間がかかることは明白です。
このように、設定した返済額によって元本の減り具合は大幅に変わってくるのです。

浪費癖がある
浪費癖とは、家計状況を考慮せずに必要以上に物やサービスなどにお金を投資してしまう癖のことを言います。
欲しいモノがあった時に現金の持ち合わせがなければ、クレジットカードに頼ることもあるでしょう。

支払方法が利息の嵩みやすいリボ払いであれば、なおさらです。
自らの欲求を満たすために衝動的な買い物を続けた挙句、リボ払いの利用残高が膨れ上がり全く手が付けられなくなるといった末路を辿る可能性も否めません。
そもそもリボ払いとは?
ここまで、リボ払いが「怖い・やばい」と言われる理由や、「リボ地獄」に陥りやすい人の特徴について解説してきました。
ここで改めてリボ払いの支払方式について言及します。リボ払とは何か、一言で言えば「利用額に関係なく、毎月ほとんど一定の支払額を返済する支払方法」のことです。
リボ払いには、主に以下のような3つの種類があります。
定額方式 | 利用額が変化しても毎月一定の金額を支払う |
---|---|
残高スライド方式 | 利用額に応じて毎月の支払額が変動する |
定率方式 | 利用額に対して固定された一定の割合をもとに月々の支払額を算出する |
厳密に言えば、上記はさらに細分化されますが、この3種類がリボ払いの基本的な支払方式と言えます。

リボ払いが怖いと感じたら?安全に利用する3つの方法
リボ払いには前述したようなネガティブな側面もありますが、安全に利用する方法も存在します。
具体的には、以下のような方法が考えられます。
-
リボ払いの利用期間や利用目的を決める
-
利用に応じて返済額を見直す
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リボ払いのかわりに短期分割払いを利用する
順番に見ていきましょう。
リボ払いの利用条件や利用目的を決める
リボ払いを安全に利用するには、利用条件や利用目的を事前に決めておくのがおすすめです。
例えば、「一度リボ払いしたら完済するまでリボ払いは利用しない」「○○円以上の商品を購入する時のみリボ払いを利用する」など。

利用に応じて支払額を見直す
リボ払いを利用して支払総額が増えれば利息も高くなるため、それに応じて支払額を見直すのがおすすめです。
また、利用限度額と同じ金額まで支払額を上げるのも手です。利用限度額が15万円であれば、支払額も15万円まで上げるということです。

リボ払いのかわりに短期分割払いを利用する
どうしても欲しい商品があるけれど、現金一括払いはできないといった状況に直面した際には、リボ払いのかわりに短期分割払いを利用することも検討してみましょう。
分割払いとは、購入した商品の代金を指定した支払回数に基づいて返済していく方法を指します。そして、少ない支払回数で分割払いを行うのが短期分割払いです。
基本的には分割払いも手数料を支払う必要がありますが、2回払いであれば手数料が発生しないケースが多いのです。
現金一括払いをする金銭的な余裕がなくても、2回払いであれば支払えるケースもあるでしょう。

リボ地獄から抜け出す4つの方法
もし、「リボ地獄」と呼ばれる状態に陥っても抜け出す方法はあります。具体的には以下のような方法が考えられます。
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繰り上げ返済を利用する
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毎月の支払額を増やす
-
クレジットカードの利用を辞める
-
債務整理を実施する
一つずつ、見ていきましょう。
繰り上げ返済を利用する
繰り上げ返済とは、通常の支払いとは別に借入額の一部あるいは全部を返済する手段を指します。繰り上げ返済は利息を軽減するのに非常に効果的です。
元本のみを返済し、将来的に発生する利息を少なくすることができます。
毎月の支払額を増やす
利息が高額になっている場合には、できるだけ毎月の支払額を増やすのがおすすめです。電話やカード会員専用のWebページから支払額を変更できるのが一般的です。
クレジットカードの利用を辞める
支払額を増やしてもリボ払いを辞めなければ、当然ながら利用残高は増えそれに伴い利息も高くなります。
どうしてもリボ払いが終わらない場合には、きっぱりクレジットカードの利用を辞めるのがおすすめです。
カードを使いたくても利用可能額が足りなければ自粛せざるを得ないでしょう。
債務整理を実施する
支払総額が増えすぎてしまい完済の目途が全く立たない場合には、債務整理を検討してみてください。債務整理とは、債権者との交渉や裁判上の手続きによって借金の減免を図る手続きです。

債務整理には、主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類が存在します。
それぞれの特徴は以下の通りです。
任意整理 |
・裁判所を介さずに債権者と直接交渉して借金減額を図る ・手続き期間が短く、費用面の負担も少ない ・元本が減額されるケースは少ない |
---|---|
個人再生 |
・裁判所の認可を得て借金を減額してもらう ・借金を大幅に減額できる可能性がある ・借金を減額しても債務履行できる見込みが無ければ手続きは認可されない |
自己破産 |
・裁判所の認可を得て借金支払義務を全て免除してもらう ・価値のある財産は原則的に処分され債権者に分配される ・生活必需品などは手元に残しておける |
短期間で利息のみ減額したい場合は「任意整理」、裁判によって大幅な減額を望むなら「個人再生」、リボ払いから完全に開放されたい場合には「自己破産」を検討しましょう。
ただし、債務整理を実施すると信用情報に傷がつき、任意整理なら約5年間、個人再生・自己破産なら約5~10年間、クレジットカードの利用やローン契約ができなくなることを認識しておかなくてはなりません。
出典:債務整理で信用情報に事故情報はいつ載っていつ消える? – くすの木総合法務事務所
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着手金・報酬金:無料 過払い金報酬:返還額の22% |
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所在地 | 東京都台東区東上野1丁目13番2号成田第二ビル2階 | ||
主な対応業務 | 債務整理・交通事故・労働問題・債権回収・相続問題・不動産トラブル |
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着手金:0円 報酬金:0円~ 成功報酬:回収金の22%(訴訟は27.5%)+実費 |
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着手金:33万円〜 報酬金:22万円〜 |
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個人再生の費用 |
着手金:33万円〜 報酬金:33万円〜※住宅なし:22万円〜 |
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過払い金の費用 |
着手金:無料 解決報酬金:22,000円 過払報酬金:返還額の22%(訴訟:27.5%) |
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所在地(西新宿オフィス) | 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階 | ||
主な対応業務 | 債務整理・交通事故・相続・離婚 |
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個人再生の着手金 | 715,000円~※住宅ローンなし:605,000円~ | ||
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着手金:無料 報酬金:返還額の22%※訴訟の場合は27.5% |
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所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階 | ||
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リボ払いに関するよくある質問
まとめ
リボ払いが「やばい・怖い」と言われる最大の理由は、高額な利息が発生しやすいことです。
利用額にかかわらず毎月ほぼ一定の金額を支払うのがリボ払いの基本的な仕組みであるため、リボ払いを利用する機会が増えれば、どうしても利息負担は大きくなってしまいます。
リボ払いの支払額が膨れ上がり完済の目途が全く立たない「リボ地獄」に陥った場合には、債務整理を検討しましょう。
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執筆者情報 債務スタート編集部 |
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