債務整理をする人はクズではない!メリット・デメリットも詳しく解説

借金問題を解決するにあたり、自身でどうしようもない状況に陥った場合は弁護士等に相談し、債務整理に進むケースは少なくありません。いわば、最終手段と言ってもおかしくないでしょう。

しかし、債務整理は人生において少なからず支障をきたす手続きと言っても大袈裟ではないです。では、債務整理はしない方が良いのか、果たして手続きに進むとクズなのか気になるところ。

そこで今回は、債務整理をする人はクズではないことを解説します。また、債務整理の依頼をするうえで、おすすめの弁護士・司法書士事務所3選も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

債務整理のメリット・デメリットにも触れていくため、あわせてチェックしておきましょう。

債務整理をする人はクズではない!

電卓とお金

債務整理は、自身では返済できなくなった借金問題を解決するための最終手段と言えます。そのため、手続きに進むとクズと認識されがちです。

しかし、債務整理をすることは決してクズではないです。その理由として主に以下が挙げられるため、ぜひ参考にしてみてください。

債務整理がクズではない理由
  • 借金問題解決の意思があるため
  • 法律に則った手続きであるため
  • 元金を返す手段もあるため

借金問題を解決する意思があることの表れ

債務整理の手続きに進むということは、つまり借金問題を解決する意思があることの表れです。そのままにしておこうとする人は、そもそも債務整理をするという考え自体が頭にないと言えます。

 デメリットを背負ってまで手続きを進めることに、前向きな意思を感じます。放置を選ぶ人と違い解決に向かおうとしているため、決してクズではありません。

債務整理は自身に良い影響を与えない部分があるうえ、手続きも複雑で面倒なものです。また、それなりに時間を要することも懸念点として挙げられます。

自身で手続きを進めることは困難を極めるため、弁護士・司法書士に依頼をするケースは少なくありません。

これだけの問題のなか解決に向かっている人を、誰もクズとは言えないでしょう。

法律に則った手続きであるためクズではない

メモを取る人

債務整理は、法律に則った手続きです。法律を犯す手段で借金をうやむやにするのであれば大問題ですが、法的な処理となるため決してクズではありません。

 また、債務整理は今ある借金問題を良い状況へ変えるための手続きであり人生再建が図れるものです。返済をして立ち直ろうとしている人を、クズとは呼ばないでしょう。

お金の問題に関わらず、きちんと法律を守り改善・解決することは人として立派と言えます。

これからの人生を明るく前向きに生きるため、更生しようとする表れでもあるのです。

元金を返す手段もある

債務整理には、主に任意整理・個人再生・自己破産といった手続きがあります。例えば、任意整理は将来利息をカットし元金のみを返済するものです。

 つまり、元々の借り入れしていたお金は返済することになるため、クズ呼ばわりされることではありません。あくまで、利息をカットする手続きです。

また、個人再生についても借金がなくなる訳ではありません。自己破産は借金はなくなるものの、それなりのペナルティが課せられます。

返済義務が残ることを踏まえると、債務整理は何も借金から逃げるための手続きではありません。しっかりと完済を目指すための手段となるため、実行する人は決してクズではないのです。

そもそも債務整理とは?

メガネと書類

債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産といった手続きがあります。では、それぞれどういった解決方法となるか、概要を解説していくため参考にしてください。

任意整理

任意整理とは、まず取り引きを開始したときに遡り、利息制限法の上限金利である15%~20%に金利を引き下げて再計算をします。つまり、抱えている借金を減額するのです。

 そして、減額したうえで原則として利息をカットし、元本のみを3年程度に分割し返済することを、貸金業者をはじめ債権者と和解を結び完済を目指す手続きとなります。

なお、任意整理は誰でも手続きに進める訳ではありません。以下に該当する人が対象となるため、ぜひ把握しておいてください。

任意整理の主な対象者
  • 減額後の借金を3年程度で返済可能な人
  • 継続して収入が見込める人

任意整理でカットできるのは、基本的には利息となります。

債権者との話し合いのもと元本はしっかりと返済しなければいけないケースが多いため、基本的には借金がなくなる訳ではないと理解しておきましょう。

個人再生

書類に記入する人

個人再生は、住宅をはじめとする価値ある財産を残しつつ、大幅に減額された借金を原則3年程度で分割し返済する手続きです。

 減額された借金を完済すると、再生計画の対象となったものは原則として法律上返済義務が免除されます。

個人再生は大幅な借金減額が期待できるため、人生の再建に向け再スタートを切れる手続きと言っても過言ではありません。なお、以下に該当する人が個人再生を利用可能です。

個人再生の主な対象者
  • 借金総額が住宅ローンを除き5,000万円以下の人
  • 返済不能となる恐れがある人
  • 継続して収入を得る見込みがある人

おおよその目安として、借金は5分の1程度に減額されます。かつ財産は処分されず資格制限もないため、自己破産のリスクを避けつつ借金問題に解決に向かえます。

自己破産

自己破産とは、借金の返済見込みがないことを裁判所に認めてもらい、原則として法律上において返済義務が免除される手続きです。つまり、抱えている借金が帳消しになります。

そのため、人生再建に向けて進める法に則った手続きと言えます。なお、自己破産を利用できる人として以下が挙げられるため、ぜひ把握しておいてください。

自己破産の主な対象者
  • 支払い不能であると認められる人
  • 高額な財産がない人
  • 過去7年以内に免責を受けたことがない人

自己破産は法的に抱えている借金がなくなりますが、住宅や車などの高価な財産を処分される、職業制限があるなどのリスクが伴います。

債務整理をする5つのメリット

本を読む

借金を減額できる可能性がある

債務整理をすると、借金を減額できる可能性があります。法的な手続きに則り減額でき、生活の再建が図れるのです。

 任意整理・個人再生・自己破産と、それぞれで減額できる可能性がある金額は異なるため、事前に各手続きの特徴を把握・理解しておきましょう。

ただし、必ず減額できるとは限らないという点には注意しなければいけません。きちんと手続きを踏み、「債権者と和解をする」「裁判所に認めてもらう」などが求められます。

返済に猶予を持たせられる

海外紙幣

債務整理をすることで、返済に猶予が持たせられます。例えば、任意整理であれば原則金利をカットし、元本のみを3年程度の分割で返済していきます。

個人再生の場合も、大幅に減額された借金を原則3年間で分割して返済する手続きです。一定期間の猶予を持たせられることで、完済を目指しやすくなります。

 無理な返済計画に追われるという状態が、延滞・滞納を発生させると言っても過言ではありません。安定して返済できる土台を作れる点も、債務整理のメリットです。

なお、自己破産に関しては法的に借金がなくなるため、返済に猶予を持たせられるという点には該当しません。

返済期間が延長されることで、計画的に完済できますね。

督促が止まる

借金を抱えている人の悩みとして、貸金業者等からの督促が止まらない点が挙げられます。債務整理をすると債権者に対し受任通知が送られ、その時点で取り立てはできなくなるのです。

 毎日の電話により、返済しなければいけないことはわかっていても重圧を感じるケースは少なくありません。また、電話が鳴るたびに恐怖すら覚えることもあるでしょう。

督促が止まることで、いくらかプレッシャーは軽減される可能性があります。受任通知による取り立てストップは法律に則っているため、債権者も無闇に手を出せません。

一括請求・差し押さえを回避できる

紙幣

債務整理をすることで、一括請求や差し押さえを回避できます。一括請求前に無理のない返済計画を立てることで、借金完済を目指せる可能性が高まるでしょう。

 抱えている借金の返済が遅れる、あるいは滞るという状態を繰り返していると、債権者から一括請求や差し押さえを受ける場合があります。

その場合は、債権者の移行に従わなければいけない可能性は否定できません。たとえ一括で支払えない状況であろうとも、返済を止めていた自身に責任があるのです。

現実的ではない要求を避けられる点は、債務整理をするメリットと言えるでしょう。

借金のストレスが軽減される

債務整理をすることで、借金が減額される・返済に猶予を持たせられるなどから、ストレスの軽減に繋がります。返済に追われている状態は、メンタル面への負担が大きいでしょう。

 返済日が迫るたびに、極度のストレスを抱えるケースは決して珍しくありません。債務整理により、日々の焦りは少なからず軽減されると考えられます。

ただし、手続きによっては返済がなくなった訳ではありません。あくまで通常時よりも余裕が生まれたという理解のもと、しっかりとルールを守り完済を目指してください。

債務整理をする4つのデメリット

紙幣を数える

債務整理をすることで、借金の減額や一括請求・差し押さえの回避など、さまざまなメリットがあります。しかし、一方でデメリットもあるため押さえておきましょう。

信用情報にキズが付く

債務整理をすることで、金融事故を起こしたことになります。そのため、個人信用情報機関に登録され、いわゆるブラックリスト状態となるのです。

 ブラックリストに登録されると社会的信用を著しく欠いてしまうため、各種ローンやクレジットカード等、お金に関する審査の通過は難しくなります。

借金減額や猶予を持たせられるなどのメリットがある反面、いわば債務整理は「返済できないためどうにかしてほしい」というお願いを聞いてもらう手続きです。

そのため、それなりのペナルティを受けざるを得ないと理解しておきましょう。

保証人に請求がいく場合がある

お金

融資を受けるサービスでは、保証人を付けなければいけないケースがあります。仮に保証人付きのサービスを利用していて債務整理をした場合、返済義務は保証人に移行しかねません。

 債務整理の手続きをした本人への請求は止まるものの、その代わりに保証人に対して取り立てが始める可能性があるのです。

保証人になっている人が債務整理の手続きについて把握しておらず、いきなり督促が届きその事実を知った際は、人間関係にひびが生じる可能性は否めません。

周囲に知られる可能性はゼロではない

債務整理をすると、周囲にその事実を知られる可能性があります。例えば、自身で手続きを進めている場合、債権者とのやり取りの電話を聞かれるといった恐れがあるでしょう。

 弁護士等に依頼をした場合、守秘義務があるため漏れはしません。しかし、個人再生や自己破産をすると官報に掲載されるため、知られる可能性はゼロではないのです。

官報とは、政府や各府省が国民に知らせるために発行する新聞のようなものです。そこには、債務整理をした人の情報が掲載されます。

官報を読んでいる人は多くないため事実を知られることはゼロに近いかもしれませんが、リスクはあると理解しておきましょう。

人生に支障をきたす

頭を抱える男性

債務整理をすることで、各種ローンやクレジットカードの審査に通らないといった事態に陥ります。つまり、お金に関するサービスの利用や融資を受けることが難しくなるのです。

 そのため、人生においてさまざまな支障をきたしかねません。マイホーム・マイカーの購入を考えている場合。理想の実現は限りなく厳しくなるでしょう。

また、自己破産の場合は職業制限や価値ある財産が処分されるなどの問題もあります。

自分自身だけでなく家族にも支障をきたす可能性があることを理解しておいてください。

債務整理をするべき人の特徴

書類に記入する人

債務整理をするべき人の特徴として、主に以下が挙げられます。

手続きを進めるべき人
  • 長期的に返済しなければいけない人
  • 多重債務・自転車操業に陥っている人
  • 完済の見込みが立たない人

返済が長期に渡る場合、少しでも借金を軽減することで返済期間を短くできます。その分、日々のストレスが軽減されることに繋がるでしょう。

 各社から借り入れをしており多重債務に陥っている場合、返済見込みが立ちにくいです。また、自転車操業に陥っている場合も、そのままでは解決の可能性は低いでしょう。

債務整理をすることで抱えている借金を整理できるため、完済への目処が立ちやすいです。収入と支出のバランスが悪く、完済できない状況の人も手続きに踏み切る必要性があります。

債務整理の相談におすすめな弁護士・司法書士事務所3選

サンク総合法律事務所

サンク総合法律事務所

おすすめポイント
  • 問い合わせ相談実績月600件以上
  • 何度でも相談無料
  • 最短即日での催促ストップが可能

サンク総合法律事務所は、ひと月の相談実績が600件以上となっており、今までの蓄積によりノウハウが豊富です。借金問題についてわかりやすく説明してくれるため、まずは相談しましょう。

 サンク総合法律事務所では、何度でも相談無料となっています。電話相談が可能なため、事務所が近くなく遠方に住んでいる人でも安心です。

また、依頼をしてから最短即日で催促をストップできるスピーディーな対応も魅力。借金問題を抱えている人にとって、債権者からの連絡が止まることはストレスの軽減に繋がります。

24時間・土日祝日でも受け付けているため、日々忙しい人でも問い合わせがしやすいです。

主な対応業務

・債務整理

・離婚・相続・遺言

・刑事事件

・不動産取引

・事業再編

・企業の倒産処理

無料相談
料金例(税込)

【任意整理】

着手金:55,000円~

報酬金:債権者1件につき11,000円~

減額報酬:11%

過払い金報酬:過払い金回収額の22%(訴訟による場合は27.5%)

【完済過払い請求】

着手金:0円

報酬金:債権者1件につき22,000円

過払い金報酬:過払い金回収額の22%(訴訟による場合は27.5%)

所在地

〒104-0032

東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階

出典:サンク総合法律事務所

東京ロータス法律事務所

東京ロータス法律事務所

おすすめポイント
  • 債務整理の受任実績7,000件以上
  • 相談は何度でも無料
  • 費用の分割可能

東京ロータス法律事務所は、債務整理の受任実績が7,000件以上もあります。数多くの事案を手掛けていることにより、経験と実績に基づいた解決方法の提案が可能です。

 相談は何度でも無料となるため、気兼ねなく利用できます。電話はもちろん、苦手な人はメールでの問い合わせにも対応しているため安心です。

そして、費用については分割も可能となるため、経済的に厳しく依頼が困難な人でも希望が持てます。見積もりも含め、まずは相談から始めてみましょう。

依頼者に合わせ、土日や全国からの問い合わせにも最大限対応してくれます。

主な対応業務

・債務整理

・交通事故

・労働問題

・債権回収

・離婚相談

・相続問題

・不動産トラブル

無料相談
料金例(税込)

【任意整理】

着手金:22,000円/件

報酬金:22,000円/件

減額報酬:11%

過払い金報酬:回収額の22%

【個人再生】

着手金:330,000円

報酬金:330,000円

【自己破産】

着手金:220,000円

報酬金:220,000円

所在地

〒110-0015

東京都台東区東上野1丁目13番2号成田第二ビル2階

出典:東京ロータス法律事務所

はたの法務事務所

はたの法務事務所

おすすめポイント
  • 司法書士歴27年の実績
  • 債務整理の相談実績20万件以上
  • 依頼者の満足は95.2%※公式サイトより

はたの法務事務所は、司法書士歴27年という豊富な実績があります。そのため、さまざまな事案解決に際して得たノウハウを活かし、解決へのアドバイス・サポートをしてくれるでしょう。

 債務整理の相談実績は20万件以上となります。相談料・着手金が無料など、コスト面でも安心感を与えてくれる内容です。

また、公式サイトによると依頼者の満足度は95.2%となり、高い数値を記録しています。人に言いづらいお金にまつわる悩み解決を得意とするため、ぜひ相談から始めてみてください。

全国どこでも出張無料となるため、事務所が近くにない人でも依頼可能です。

主な対応業務

・債務整理

・過払い金請求

・登記業務

無料相談
料金例(税込)

【任意整理】

基本報酬:22,000円~/社

減額報酬:減額できた債務金額の11%

【個人再生】

報酬:385,000円~(再生委員に支払う費用として+220,000円~)

【自己破産】

報酬:330,000円~(少額管財事件は+220,000円~)

所在地

【東京本店】

〒167-0051

東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階(受付)・6階

【大阪支店】

〒532-0011

大阪府大阪市淀川区西中島4-11-21 新大阪コパービル303

出典:はたの法務事務所

まとめ

この記事では、債務整理をする人はクズではないことを解説し、債務整理の依頼をするうえで、おすすめの法律・法務事務所3選も紹介しました。

債務整理を検討している時点で、借金問題をそのままにせず解決しようとする意志が伺えます。つまりは、決してクズではないと言えるでしょう。

債務整理をして借金問題を解決するには、依頼実績が豊富で数々の事案を手掛けてきた弁護士・司法書士事務所への相談がおすすめです。法に則ってきちんと借金を整理し、完済を目指しましょう。

相談無料となる法律・法務事務所は少なくないため、まずは気軽に問い合わせることから始めてみてください。

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