クレジットカード

個人事業主クレジットカードおすすめ9選!審査が通りやすいのは?

個人事業主におすすめクレジットカード
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

近頃、個人事業主やフリーランスとして仕事を請け負う人が増えています。個人事業主になると、確定申告のために経費の計算が必要になります。

個人事業主の方には、法人のクレジットカードがおすすめです。支払い明細を会計ソフトと連携でき、経費の計算が簡単になりますよ。

個人用と法人用のクレジットカードを使い分けると、いくつかメリットもあります。そこで本記事では以下の項目をご紹介します。

年会費無料のクレジットカード初めて法人カードを持つ方にもぴったりのクレカをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

監修者情報
新井智美

監修者
新井智美


トータルマネーコンサルタント

公式HP:

https://marron-financial.com/

コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。

本記事で紹介している商品は全て金融庁の貸金業者登録一覧に記載ある事業者のもので、かつ、経済産業省のクレジットカード番号等取扱契約締結事業者として登録されています。詳しくは「おすすめクレジットカード情報一覧」をご覧ください。当サイトに掲載されている商品・サービスの一部は、提携先企業からの広告報酬を受けています。 当サイトでは、広告報酬を受けている商品の掲載を優先する場合がありますが、広告報酬が商品・サービスの評価に一切の影響しないことをお約束し、当サイトのアンケート調査結果及びクレジットカード評価基準に基づいて中立的な立場から商品を紹介します。詳しくは、コンテンツ制作・運営ポリシー広告掲載ポリシーをご覧ください。

【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
金融商品取引法
金融商品取引法における広告等規制について
広告等に関するガイドライン

個人事業主におすすめの法人カード9選

※おすすめ一覧は、当サイトが独自に調査したアンケート及び口コミ投稿フォームcrowdworks.jpの口コミ募集ページより寄せられた利用者の声をもとに基準を作成し、客観的・多角的な評価をした上で選定しています。ランキングを決定づける基準や得点は、ランキングの根拠をご参照ください。

※三井住友カードビジネスオーナーズ ゴールド:金融機関サイトで口座振替設定が完了しなかった場合、書面によるお手続きが必要です。書面の場合は1ヵ月程度お時間がかかります。※新規入会者の3-5ヶ月目の利用金額50万円以上
※三井住友カードビジネスオーナーズのキャンペーン:新規入会者の3-5ヶ月目の利用金額30万円以上
※1 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※2 2023年12月1日~2024年3月31日

三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナズ

おすすめポイント
  • 年会費永年無料!
  • かんたん決済でスムーズにお支払い可能!

三井住友カード ビジネスオーナーズは法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)方向けに発行されたビジネスを支えるカードで、年会費が永年無料なのが特徴です。

ポイント
Visaのタッチ決済を搭載しているので、タッチするだけでお支払いができる便利なかんたん決済サービスが付帯しており、サインや暗証番号などの手間が省けます。

さらに、三井住友カード ビジネスオーナーズカードと、対象の三井住友カードを2枚持ちをすることでカード毎にお得なポイント還元サービスが付くので、プライベートとビジネスで2つのカードを使い分けてお得に利用することもできます。

年会費(初年度)無料
年会費(次年度以降)無料
国際ブランドVisa、Mastercard
ポイントの種類Vポイント
ショッピング還元率(通常)0.5%
特典
  • 年会費永年無料
  • ETCカード年会費無料
    初年度無料
    ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料
  • JR東海エクスプレス予約サービス
  • 海外旅行傷害保険
  • かんたんタッチ決済
申込条件満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方

※入会翌年度以降、前年度に一度もご利用がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要

※出典:公式サイト

JCB CARD Biz 一般

JCB CARD Biz 一般

おすすめポイント
  • 法人の本人確認書類不要で簡単に申し込みができる
  • 最大20000円分プレゼントキャンペーン実施中!
  • 利用できる電子決済方法が豊富

JCB CARD Biz 一般は、特に出張や外泊が多い個人事業主フリーランスの方におすすめの法人カードです。

QUICPayやApple Payなどのキャッシュレス決済に対応している点も魅力。忙しい個人事業主の方でも、スマートに決済可能です。

ETCカードが1枚無料で付帯しますので、車をよく使う方にもおすすめです。

年会費(初年度)
  • 無料
  • ETCカード1枚無料
年会費(次年度以降)
  • 1,375円(税込)
  • ETCカード1枚無料
国際ブランドJCB
ポイントの種類Oki Dokiポイント
ショッピング還元率(通常)0.3%〜
特典
  • 弥生やfreeeなど会計ソフトのデータ連携
  • 法人向け出張サービス(国内航空券の予約や変更ができる)
  • JCS限定プラン(宿泊予約サイト「じゃらんnet」で提供している法人限定の安価なシークレットプラン)
  • 分割払い対応
  • 旅行傷害保険
申込条件
  • 法人代表者または個人事業主
  • カード使用者は20歳以上の方が対象

※出典:公式サイト

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

三井住友カードビジネスオーナーズゴールド

おすすめポイント
  • 年間100万円の利用で翌年以降年会費永年無料、条件達成ごとに毎年10,000ポイント還元!
    ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
  • 国内空港ラウンジサービスが無料!
  • 海外、国内共に最高2,000万円の旅行損害保険が利用付帯!

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは三井住友カードの中でもステータスの高く、サポートが充実しているカードです。

さらに、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、条件達成で毎年10,000ポイント還元されます。お得に登録できるこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

年会費(初年度)5,500円(税込)
年会費(次年度以降)

通常5,500円(税込)

・年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

国際ブランドVisa、Mastercard
ポイントの種類Vポイント
ショッピング還元率(通常)0.5%
特典
  • 年会費永年無料
    ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
    ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
  • ETCカード年会費無料
    初年度無料
    ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料

  • JR東海エクスプレス予約サービス
  • 海外旅行傷害保険
  • かんたんタッチ決算
  • 国内、ハワイホノルルの空港内ラウンジサービス無料
申込条件満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方

※入会翌年度以降、前年度に一度もご利用がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要

※出典:公式サイト

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックスビジネスゴールド

おすすめポイント
  • 経理処理が楽になる
  • 付帯サービスが豊富に備わっている
  • 溜まったポイントはマイルに移行できる!

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ビジネスに嬉しい特典が豊富な法人カードです。

年会費は高めですがその分サービスが手厚いので、出張が多く空港をよく利用する場合などに特におすすめです。

ポイント
ポイント還元率が1.0%と高いのも特徴のひとつです。たまったポイントはマイルやアイテムに交換できるだけでなく、支払いにも充当できます。

持っているとステータスにもなるおすすめの法人カードです。

年会費(初年度)
  • 本会員36,300円(税込)
  • 追加カード13,200円(税込)
年会費(次年度以降)
  • 本会員36,300円(税込)
  • 追加カード13,200円(税込)
国際ブランドAmerican Express
ポイントの種類ポイント
ショッピング還元率(通常)1.0%
特典
  • クラウド会計ソフト freeeへのデータ連携
  • 一律の限度のない利用限度枠
  • 国内外旅行傷害保険など出張サポートが手厚い
  • リボ払いサービス
申込条件法人代表者または個人事業主

※出典:公式サイト

マネーフォワードビジネスVISAカード

マネーフォワードビジネスVISAカード

おすすめポイント
  • 年会費・初期費用無料!最短即日発行可能!
  • 与信審査不要だから後払いができる
  • 経費精算や購買目的別で何枚でもカードを発行できる!

マネーフォワードビジネスVISAカードは、年会費・初期費用無料で発行できるビジネスカードです。最短即時発行可能で、カードは最短1週間程度で届きます。

ポイント
与信審査不要のビジネスカードのため、与信審査必須の後払いが利用可能になります。請求管理業務の負担を減らせたり、代金の未収を未然に防ぐメリットもあります。

マネーフォワードでは、経費精算や購買目的別仕分けルールを設定でき、で何枚でもカードを発行できるのも大きなメリットです。

従業員50名以下の企業なら無料で使ってみることができますよ。

年会費(初年度)
  • 無料
  • 追加カード無料
  • ETCカード550円(税込)
年会費(次年度以降)
  • 1375円税込
  • 追加カード1,375円(税込)
  • ETCカード(税込)
国際ブランドVisa
ポイントの種類ポイント
ショッピング還元率(通常)1%〜3%
特典
  • 個人事業主に限り、分割払い・リボ払いなど複数対応
  • 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
  • レンタカーなどビジネスシーンで役立つサポートが充実
申込条件
  • 満20歳以上の個人事業主もしくは法人代表者の方

出典:公式サイト

NTTファイナンス Biz レギュラーカード

NTTファイナンス Biz レギュラーカード

おすすめポイント
  • 年会費が無料!
  • 利用明細の細分化ができるので経費精算に便利
  • ポイント還元率が高い!

NTTファイナンス Biz レギュラーカードは、年会費が永年無料のリーズナブルな法人カードです。追加カードも無料なので、複数の従業員に配布したい場合でも手軽に発行できます。

利用明細はWeb上で確認でき、経費管理に便利です。

また、ポイント還元率が1.0%と法人カードの中では高く、たまったポイントは1ポイント1円として利用できるため、経費の削減にも役立ちます。

年会費(初年度)
  • 本会員無料
  • 追加カード無料
  • ETCカード550円(税込)
年会費(次年度以降)
  • 本会員無料
  • 追加カード無料
  • ETCカード550円(税込)
国際ブランドVisa
ポイントの種類ポイント
ショッピング還元率(通常)1.0%
特典
  • 個人事業主に限り、分割払い・リボ払いなど複数対応
  • 海外・国内旅行傷害保険
  • 国内・国外の有名パッケージツアーが優待価格(最大8%OFF)
  • Amazon Business
  • カード盗難保険などセキュリティに関する保険が充実
申込条件
  • 法人もしくは個人事業主
  • カード使用者は、満20歳以上
  • 法人は、連帯保証人が必要

※出典:公式サイト

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

おすすめポイント
  • 年会費に対して特典が充実!
  • 最高限度額が500万円
  • 特定加盟店ではポイント4倍

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主やフリーランスに向けた特典が豊富で、年会費も低価格の法人カードです。

ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、アマゾンウェブサービスなど、ビジネスでよく利用される店舗やサイトが優待されています。

ポイント
特定のサービスを利用すると永久不滅ポイントが通常の4倍(1,000円ごとに4ポイント)貯まるのも魅力的です。

また、追加カードは4枚まで無料で作成でき、ETCカードも無料で作れます。

申し込み時に必要な書類は本人確認書類のみなので、開業したばかりでも申し込みができる点もおすすめのポイントです。

年会費(初年度)
  • 本会員無料
  • 追加カード4枚まで無料
  • ETCカード無料
年会費(次年度以降)
  • 本会員1,100円(税込)
  • 追加カード4枚まで無料
  • ETCカード無料
国際ブランドAmerica Express
ポイントの種類永久不滅ポイント
ショッピング還元率(通常)0.5%
※ご利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(約5円相当)付与されます。
※交換商品によっては、1Pの価値は5円未満になります。
特典
  • エックスサーバー初期設定費用無料
  • かんたんクラウド(MJS)月額利用料3か月分無料
  • 申し込み時に登記謄本・決算書は不要
申込条件
  • 学生・未成年を除くご連絡が可能な方
  • 提携する金融機関に決済口座がある方

※出典:公式サイト

freee VISAカード

freee VISA

おすすめポイント
  • 年会費無料!
  • 申し込みはWEB完結で最短4日で届く!
  • 電子マネー・モバイル決済ができる

会計ソフトを利用する予定であれば、freee VISAカードがおすすめです。登記簿謄本・決算書不要で設立後まもない時期から発行できます。

ポイント
追加カードを最大999枚まで発行できるため、事業規模が大きくなっても引き続き使いやすいカードです。

カードで支払ったお金は、クラウド会計ソフト「freee」に自動で同期されます。入力する時間を削減でき、ビジネス効率を高めてくれます。

年会費(初年度)無料
年会費(次年度以降)

1,375円(税込)

※条件を満たせば2年目以降も無料。

国際ブランドVisa
ポイントの種類
ショッピング還元率(通常)
特典
  • クラウド会計ソフト freeeへのデータ連携が簡単
  • 創業間もない時期から発行可能
  • 2年目以降も年会費無料で利用できる可能性あり
申込条件法人代表者または個人事業主

※出典:公式サイト

EX Gold for Biz S

オリコ EX Gold for Biz M

おすすめポイント
  • ポイント還元率が1.1%!
  • 年会費2,200円の格安料金
  • 法人向けサービスが充実

オリコが発行するEX Gold for Biz Sには、MasterCardビシネスアシストもしくはVisaビジネスオファーが付帯しています。

ポイント
どちらも福利厚生プログラムや経理システムなど、ビジネスで重宝するサービスが充実しています。

毎月の利用額が明細で一目瞭然になるため、会計処理にかかる時間が軽減されるのもメリットです。年会費は初年度無料、2年目以降も税込2,200円とリーズナブルな設定になっています。

年会費(初年度)無料
年会費(次年度以降)2,200円(税込)
国際ブランドMasterCard
ポイントの種類暮らスマイル
ショッピング還元率(通常)0.50%
特典
  • 空港ラウンジ無料サービス
  • タッチ決済対応
  • インターネットショッピングでもポイントが貯まる
申込条件法人代表者または個人事業主

※出典:公式サイト

個人事業主向けクレジットカードおすすめの選び方

個人事業主がクレジットカードを選ぶときのポイントは3つあります。

選び方のポイント
  1. 年会費のコスパ
  2. ポイント還元率
  3. 利用限度額

1年会費のコスパ

出張や決済利用が少ない個人事業主の方であれば、年会費が無料または低価格のものがおすすめです。

ポイント
年会費の元が取れなければ、無駄なコストとなってしまいます。

法人カードの中には、特典を利用した分で経費削減できるケースも多いです。クレジットカードの利用シーンや利用金額をイメージのうえ、法人カードを導入すべきか考えてみましょう。

年会費の価格だけでなく、特典なども考慮に入れてコスパが良い法人カードを選ぶと良いでしょう。

2ポイント還元率

年会費が高くても、ポイント還元率が高ければポイントと相殺できる場合があります。ポイントを利用して商品やマイルに交換すれば、年会費以上の還元によって経費の削減にもつながります。

よく利用するサービスや店舗が優待されていればポイントが貯まりやすく、よりお得に法人カードを利用できます。

3利用限度額

高額な決済に利用する場合、利用限度額が大きいクレジットカードなら安心です。

また、法人カードによっては事前に申請すれば一時的に利用限度額を増額できる種類もあります。

事業の大きさや扱う金額にもよりますが、利用限度額には余裕を持たせておくと良いでしょう。

個人事業主向けクレジットカードでも審査は必須

原則的には、審査なしで申し込める法人カードはありません。法人カードの申し込みに審査を必要とする大きな理由は、クレジットカード会社の貸し倒れリスクを防ぐためです。

注意点
個人事業主が返済をしてくれなければ、クレジットカード会社がお金を立て替えている状態となります。結果的に貸し倒れにつながってしまうかもしれません。

よって、申込者の返済能力を確認するためにも審査は欠かすことができないのです。

開業前・開業したばかりの個人事業主でもクレジットカードの審査に通る?

開業したばかりでも審査に通る可能性はあります。審査基準は各カード会社の機密事項のため、確かなことは言えません。

しかし、審査に必要な書類が本人確認書類だけの場合も多いため、審査で重要なのは経営者の信用情報である可能性が高いです。

ポイント
開業して年数が経っていると、運営歴が長いと判断され、審査に通りやすい場合もあります。

業績も赤字より黒字の方が有利です。

個人カード・法人カードは分ける?分けない?違いを比較!

法人カードと個人カードは、クレジットカードの発行対象が個人か、法人または個人事業主かという違いだけでなく、様々な違いがあります。

法人カードと個人カードには共通点も多いので、個人事業主はプライベート用のクレジットカードを事業でも併用しようと考えている方もいるかもしれません。

ポイント
実際に比較すると、個人事業主にとっても法人カードを作成するメリットがあることが分かります。

以下、法人カードと個人カードの主な違いを一覧にまとめました。ぜひ、法人向けクレジットカード選びの参考にしてみてください。

法人カード個人カード
利用限度額が大きい利用限度額が低い
特典がビジネスに特化特典は個人向け
年会費がかかる年会費は無料なことが多い
ポイント還元率が低いことがあるポイント還元率が高いことがある
支払い口座は法人名義や屋号名義支払い口座は個人名義
一括払いのみが多い一括払いだけでなく、分割やリボ払いにも対応している

法人カードは利用限度額が大きいですが、還元率がそれほど高くない年会費がかかるなどのデメリットがあります。

一方個人カードは年会費無料かつ還元率が高いカードもありますが、利用限度額が少ない傾向にあります。

両者の違いを把握して、どちらが良いか自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

個人事業主がクレジットカードを利用するメリット

個人事業主がクレジットカードを使うメリットは以下の通りです。

個人事業主向け法人クレジットカードのメリット
  • 経費管理が簡単になる
  • ポイント還元で経費を軽減できる
  • カードの付帯特典サービスを使える

決済している情報を確認しやすい点が大きなメリットと言えます。また、一般カードとは異なり、事業者用のカードにはビジネス用の特典が用意されています。

ここからは、個人事業主がクレジットカードを利用するメリットを詳しく説明します。

経費管理が簡単になる

クレジットカードで決済した場合、支出カード明細で確認できます。これまでに利用している支出などをカードで確認し、今月の支出がかなり多いと判断できれば少し抑えるなどの対応を取れるようになります。

法人カードは青色申告のための仕訳も簡単になります。

個人事業主は確定申告等も必要となりますので、支出の確認は絶対必要なことです。明細によって大半の支出が確認できるようになれば、肝心なタイミングで支出の確認ができないという問題は発生しないでしょう。

ポイント還元で経費を軽減できる

事業者用に提供されているクレジットカードを使えば、一般カードと同じようにポイントを貯められます。

ポイント
一部のカードは、利用するサービス次第でポイントアップが期待できるなど、よりポイントを稼ぎやすくしている点も評価できます。法人カードは特定のサービス利用でポイントアップのチャンスがあります。

ポイントを貯めて色々な買い物をしたい、将来的に事業で使える商品と交換したいと考えているなら、まずはポイントを貯めやすくしているカードを探すといいでしょう。

事業用のカードでもそれなりにポイント還元率の高いカードは用意されています。

カードの付帯特典サービスを使える

事業者用のカードには、一部のサービス無料で使えるようにしている特典が付与されます。ネットで利用できるサービスが主体となりますが、これまで有料でしか使えなかったサービスが無料で使えるのは大きなメリットです。

ポイント
カードごとに用意されている特典を使えば、事業の安定や方針転換も狙いやすくなります。

用意されている特典は高いランクのカードほど多くなっています。事業用の一般カードよりもゴールドカードプラチナカードのほうが多くの特典を付与しています。

色々な特典を体験したい、よりお得な状況を作りたいと考えているなら、高いランクのカードも狙ってみましょう。

個人事業主が法人カードを持つデメリット

メリットが大きい法人カードですが、法人カードには個人カードにはないデメリットが2つあります。

法人カードの主なデメリット
  1. 年会費がかかる
  2. 支払いは一括のみの場合が多い

選ぶカードによってはこれらのデメリットがないものもあります。いくつか比較しながらじっくりと検討していきましょう。

1年会費がかかる

法人カードはほとんどの場合、年会費がかかります。1,000円程度のものから数万円かかるものもあり、その分手厚いビジネスサポートが受けられます。

ポイント還元率が高ければ年会費が高くても相殺可能です。

利用するおよその年額と還元されるポイントを計算してみてから加入を検討しても良いでしょう。

2支払方法は一括払いのみの場合が多い

法人カードの中には、分割払いやリボ払いに対応していないものもあります。よって、まとまったお金を用意できなければ購入が難しい場合もあるかもしれません。

利用するおよその年額と還元されるポイントを計算してみてから加入を検討しても良いでしょう。

よくある質問

個人事業主が発行できないクレジットカードもありますか?
事業者用のクレジットカードでは、法人限定としているカードもあります。法人限定カードは発行できないため、申込みは避けてください。個人事業主も発行できると記載されたカードを検討したほうがいいでしょう。
赤字決算でもクレジットカードは発行できますか?
発行できる場合もありますが、大半の場合は収入面の問題が多いと判断され、クレジットカードは発行されません。最低でも黒字を達成したほうが、安定して審査を通過できるでしょう。不安があるようなら事前に相談するのもいい方法です。
法人用のカードは分割払いにほぼ対応していません。なぜですか?
分割払いにするリスクが高いためです。個人であれば様々な決済方法を利用しても、ほぼ返済されるものと判断されます。一方で法人用のカードは、分割払いによる返済ですら信用等が重要になりますので、基本的に対応しない方向性を取っています。
法人カードで審査に落とされた場合はどうすればいいですか?
個人向けのカードを発行する方法があります。法人用のカードで落とされている場合、事業者としての信頼性が不足している可能性もあります。落とされてしまったのであれば、他の法人カードを狙うより個人向けのカードを考えたほうがいいでしょう。
年会費無料の法人カードはありますか?
初年度のみ年会費無料としているカードはありますが、永年無料のカードはほぼありません。法人用はビジネス関連での特典を付与するために、年会費を徴収しなければなりません。その影響もあり、年会費は安いものでも1,000円程度は必要になってしまいます。
法人カードは個人事業主を辞めた場合は返却しなければなりませんか?
個人事業主という条件が失われますので、基本的に法人カードは解約しなければなりません。事前に解約する連絡を済ませ、手続きを進めるといいでしょう。なお、返済しなければならない残高が残っている場合は、先に返済しなければ解約できません。
ポイント還元率の高い法人カードはありますか?
大半のカードが0.5%程度となりますので、あまりポイント還元率の高いカードは見られません。NTTファイナンス Biz レギュラーカードのように、ゴールドカード以外でも1.0%の還元率を持つカードはあるので、検討するといいでしょう。

まとめ

今回は個人事業主におすすめのクレジットカードを9枚紹介しました。個人事業主は経費精算を個人で行う必要がある以上、法人カードを別で作成するのがおすすめです。

個人事業主が使うクレジットカードは、年会費や特典などで選ぶのが良いでしょう。コストがかかりにくく、仕事で便利な特典があるクレジットカードなら効率よく使いこなせます。

個人カードと法人カードを使い分けることで、経費精算にかける時間がぐっと減るはずです。この記事をきっかけに、ぜひクレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。