
近頃、個人事業主やフリーランスとして仕事を請け負う人が増えています。個人事業主になると、確定申告のために経費の計算が必要になります。
個人用と法人用のクレジットカードを使い分けると、いくつかメリットもあります。そこで本記事では以下の項目をご紹介します。
- 個人事業主におすすめの法人カード8選
- おすすめの選び方
- 個人カード・法人カードを分ける?分けない?
- 法人カードを持つメリット・デメリット
年会費無料のクレジットカードや初めて法人カードを持つ方にもぴったりのクレカをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
個人事業主におすすめの法人カード比較ランキング
永年無料
キャンペーン
タッチ決済により
タッチするだけでお支払い可能!
もれなく最大
30,000円分の Amazonギフト券プレゼント!
最大10,000円相当のVポイント
プレゼント!
30,000ポイント獲得可能!
法人代表者
個人事業主の方
カード使用者は20歳以上の方が対象
個人事業主の方
または個人事業主
年会費無料のカードも!個人事業主におすすめの法人カード9選
まずは、個人事業主におすすめのクレジットカードを8つ厳選してご紹介しましょう。年会費が無料のものから、特典が豊富なものまで幅広くピックアップしています。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
- 年会費永年無料!
- かんたん決済でスムーズにお支払い可能!
- 対象の三井住友カードと2枚持ちで加盟店(ETCなど)でポイント還元最大1.5%還元!※具体的な加盟店の詳細は公式ページへ
年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(次年度以降) | 無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | Vポイント |
ショッピング還元率(通常) | 0.5% |
特典 |
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申込条件 | 満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方 |
※入会翌年度以降、前年度に一度もご利用がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要
JCB CARD Biz 一般
- 法人の本人確認書類不要で簡単に申し込みができる
- 最大20000円分プレゼントキャンペーン実施中!
- 利用できる電子決済方法が豊富
JCB CARD Biz 一般は、特に出張や外泊が多い個人事業主やフリーランスの方におすすめの法人カードです。
QUICPayやApple Payなどのキャッシュレス決済に対応している点も魅力。忙しい個人事業主の方でも、スマートに決済可能です。
年会費(初年度) |
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年会費(次年度以降) |
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国際ブランド | JCB |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
ショッピング還元率(通常) | 0.3%〜 |
特典 |
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申込条件 |
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三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
- 年間100万円の利用で翌年以降年会費永年無料、条件達成ごとに毎年10,000ポイント還元!
- 国内空港ラウンジサービスが無料!
- 海外、国内共に最高2,000万円の旅行損害保険が付帯!
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは三井住友カードの中でもステータスの高く、サポートが充実しているカードです。
さらに、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になり、条件達成で毎年10,000ポイント還元されます。お得に登録できるこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
年会費(初年度) | 5,500円(税込) |
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年会費(次年度以降) | 通常5,500円(税込)
・年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | Vポイント |
ショッピング還元率(通常) | 0.5% |
特典 |
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申込条件 | 満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方 |
※入会翌年度以降、前年度に一度もご利用がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要
マネーフォワードビジネスVISAカード
- 年会費・初期費用無料!最短即日発行可能!
- 与信審査不要だから後払いができる
- 経費精算や購買目的別で何枚でもカードを発行できる!
マネーフォワードビジネスVISAカードは、年会費・初期費用無料で発行できるビジネスカードです。最短即時発行可能で、カードは最短1週間程度で届きます。
マネーフォワードでは、経費精算や購買目的別仕分けルールを設定でき、で何枚でもカードを発行できるのも大きなメリットです。
年会費(初年度) |
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年会費(次年度以降) |
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国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | ポイント |
ショッピング還元率(通常) | 1%〜3% |
特典 |
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申込条件 |
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出典:公式サイト
NTTファイナンス Biz レギュラーカード
- 年会費が無料!
- 利用明細の細分化ができるので経費精算に便利
- ポイント還元率が高い!
NTTファイナンス Biz レギュラーカードは、年会費が永年無料のリーズナブルな法人カードです。追加カードも無料なので、複数の従業員に配布したい場合でも手軽に発行できます。
また、ポイント還元率が1.0%と法人カードの中では高く、たまったポイントは1ポイント1円として利用できるため、経費の削減にも役立ちます。
年会費(初年度) |
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年会費(次年度以降) |
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国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | ポイント |
ショッピング還元率(通常) | 1.0% |
特典 |
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申込条件 |
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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- 経理処理が楽になる
- 付帯サービスが豊富に備わっている
- 溜まったポイントはマイルに移行できる!
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、ビジネスに嬉しい特典が豊富な法人カードです。
年会費は高めですがその分サービスが手厚いので、出張が多く空港をよく利用する場合などに特におすすめです。
持っているとステータスにもなるおすすめの法人カードです。
年会費(初年度) |
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年会費(次年度以降) |
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国際ブランド | American Express |
ポイントの種類 | ポイント |
ショッピング還元率(通常) | 1.0% |
特典 |
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申込条件 | 法人代表者または個人事業主 |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費に対して特典が充実!
- 最高限度額が500万円
- 特定加盟店ではポイント4倍
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主やフリーランスに向けた特典が豊富で、年会費も低価格の法人カードです。
ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、アマゾンウェブサービスなど、ビジネスでよく利用される店舗やサイトが優待されています。
また、追加カードは4枚まで無料で作成でき、ETCカードも無料で作れます。
年会費(初年度) |
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年会費(次年度以降) |
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国際ブランド | America Express |
ポイントの種類 | 永久不滅ポイント |
ショッピング還元率(通常) | 0.5% |
特典 |
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申込条件 |
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freee VISAカード
- 年会費無料!
- 申し込みはWEB完結で最短4日で届く!
- 電子マネー・モバイル決済ができる
会計ソフトを利用する予定であれば、freee VISAカードがおすすめです。登記簿謄本・決算書不要で設立後まもない時期から発行できます。
カードで支払ったお金は、クラウド会計ソフト「freee」に自動で同期されます。入力する時間を削減でき、ビジネス効率を高めてくれます。
年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(次年度以降) | 1,375円(税込)
※条件を満たせば2年目以降も無料。 |
国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | – |
ショッピング還元率(通常) | – |
特典 |
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申込条件 | 法人代表者または個人事業主 |
EX Gold for Biz S
- ポイント還元率が1.1%!
- 年会費2,200円の格安料金
- 法人向けサービスが充実
オリコが発行するEX Gold for Biz Sには、MasterCardビシネスアシストもしくはVisaビジネスオファーが付帯しています。
毎月の利用額が明細で一目瞭然になるため、会計処理にかかる時間が軽減されるのもメリットです。年会費は初年度無料、2年目以降も税込2,200円とリーズナブルな設定になっています。
年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(次年度以降) | 2,200円(税込) |
国際ブランド | MasterCard |
ポイントの種類 | 暮らスマイル |
ショッピング還元率(通常) | 0.50% |
特典 |
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申込条件 | 法人代表者または個人事業主 |
個人事業主向けの法人カードの選び方のポイント
個人事業主がクレジットカードを選ぶときのポイントは、大きく3つあります。
- 年会費のコスパ
- ポイント還元率
- 利用限度額
年会費が高くても、ポイント還元率が高かったり、お得な特典があったりすると結果的に経費削減に繋がるケースも少なくありません。またいざという時のために、利用限度額が高いと安心です。
1年会費のコスパ
出張が少ない個人事業主の方であれば、年会費が無料または低価格のものがおすすめです。
法人カードの中には、特典を利用した分で経費削減できるケースも多いです。シミュレーションを行い、法人カードを導入すべきか考えてみましょう。
2ポイント還元率
年会費が高くても、ポイント還元率が高ければポイントと相殺できる場合があります。ポイントを利用して商品やマイルに交換すれば、経費の削減にもつながります。
3利用限度額
高価な機材を購入する場合などに使いたい場合、利用限度額が大きい法人カードでないと対応できません。いつ必要になるか分からないため、利用限度額は大きい方が安心です。
法人カードによっては、事前に申請すれば一時的に利用限度額を高く設定できるものもあります。
審査なしの個人事業主向けクレジットカードはない
原則的には、審査なしで申し込める法人カードはありません。法人カードの申し込みに審査を必要とする大きな理由は、クレジットカード会社の貸し倒れリスクを防ぐためです。
よって、申込者の返済能力を確認するためにも審査は欠かすことができないのです。
開業前・開業したばかりの個人事業主でもクレジットカードの審査に通る?
開業したばかりでも審査に通る可能性はあります。審査基準は各カード会社の機密事項のため、確かなことは言えません。
しかし、審査に必要な書類が本人確認書類だけの場合も多いため、審査で重要なのは経営者の信用情報である可能性が高いです。
個人カード・法人カードは分ける?分けない?違いを比較!
法人カードと個人カードは、クレジットカードの発行対象が個人か、法人または個人事業主かという違いだけでなく、様々な違いがあります。
法人カードと個人カードには共通点も多いので、個人事業主はプライベート用のクレジットカードを事業でも併用しようと考えている方もいるかもしれません。
以下、法人カードと個人カードの主な違いを一覧にまとめました。ぜひ、法人向けクレジットカード選びの参考にしてみてください。
法人カード | 個人カード |
利用限度額が大きい | 利用限度額が低い |
特典がビジネスに特化 | 特典は個人向け |
年会費がかかる | 年会費は無料なことが多い |
ポイント還元率が低いことがある | ポイント還元率が高いことがある |
支払い口座は法人名義や屋号名義 | 支払い口座は個人名義 |
一括払いのみが多い | 一括払いだけでなく、分割やリボ払いにも対応している |
法人カードは利用限度額が大きいですが、還元率がそれほど高くない、年会費がかかるなどのデメリットがあります。
一方個人カードは年会費無料かつ還元率が高いカードもありますが、利用限度額が少ない傾向にあります。
法人カードと個人カードを分けないと青色申告が面倒?
法人カードは青色申告をする際に仕訳がしやすいのも特徴のひとつです。
ですが、法人カードの場合には、引き落とされた日が支払日になるので、仕訳が簡素化されます。仕訳は少しの手間ですが、積み重なると大きなタスクになってしまいます。
個人事業主がクレジットカードを利用するメリット
個人事業主がクレジットカードを使うメリットは以下の通りです。
- 支出をカード明細で確認できる
- 事業者用のカードを利用してポイントを稼げる
- カードの特典で使えるサービスが増える
決済している情報を確認しやすい点が大きなメリットと言えます。また、一般カードとは異なり、事業者用のカードにはビジネス用の特典が用意されています。
ここからは、個人事業主がクレジットカードを利用するメリットを詳しく説明します。
支出をカード明細で確認できる
クレジットカードで決済した場合、支出はカード明細で確認できます。これまでに利用している支出などをカードで確認し、今月の支出がかなり多いと判断できれば少し抑えるなどの対応を取れるようになります。
個人事業主は確定申告等も必要となりますので、支出の確認は絶対必要なことです。明細によって大半の支出が確認できるようになれば、肝心なタイミングで支出の確認ができないという問題は発生しないでしょう。
事業者用のカードを利用してポイントを稼げる
事業者用に提供されているクレジットカードを使えば、一般カードと同じようにポイントを貯められます。
ポイントを貯めて色々な買い物をしたい、将来的に事業で使える商品と交換したいと考えているなら、まずはポイントを貯めやすくしているカードを探すといいでしょう。
カードの特典で使えるサービスが増える
事業者用のカードには、一部のサービスが無料で使えるようにしている特典が付与されます。ネットで利用できるサービスが主体となりますが、これまで有料でしか使えなかったサービスが無料で使えるのは大きなメリットです。
用意されている特典は高いランクのカードほど多くなっています。事業用の一般カードよりもゴールドカード、プラチナカードのほうが多くの特典を付与しています。
個人事業主が法人カードを持つデメリット
メリットが大きい法人カードですが、法人カードには個人カードにはないデメリットが2つあります。
- 年会費がかかる
- 支払いは一括のみの場合が多い
1年会費がかかる
法人カードはほとんどの場合、年会費がかかります。1,000円程度のものから数万円かかるものもあり、その分手厚いビジネスサポートが受けられます。
ポイント還元率が高ければ年会費が高くても相殺可能です。
2支払方法は一括払いのみの場合が多い
法人カードの中には、分割払いやリボ払いに対応していないものもあります。よって、まとまったお金を用意できなければ購入が難しい場合もあるかもしれません。
よくある質問
まとめ
本記事では、個人事業主におすすめのクレジットカードを5枚紹介しました。個人事業主向けカードもありますが、場合によっては法人カードの方がメリットが大きいこともあります。
個人カードと事業用カードを分けるべきか悩んでいる方も多いでしょう。法人カードは個人カードよりも利用限度額が大きいので、高価な機材を購入する時などに便利です。
法人カードは、出張サポートや会計ソフトとの連携サービスなど特典が豊富で、キャッシュフローがシンプルになったり経費の削減になったりします。
還元率が高い法人カードなら、貯まったポイントでマイルや商品と交換でき、年会費と相殺できる場合もあります。プライベート用と分けられるのでお金の流れが明確になるのもメリットです。