家族カードおすすめ6選!夫婦・子供に最適なクレジットカードは?
クレジットカードには本会員が持つカードの他に、本会員の家族が発行できる「家族カード」もあります。家族カードは通常のクレジットカードよりも審査・発行が比較的簡単なうえ、引き落としを本会員の口座にまとめられるところがメリットです。
中には家族会員限定の特典を提供しているクレジットカードもあります。
そこで今回は、おすすめの家族カードに関する以下の項目を徹底解説します。
- 家族カードの使い方
- おすすめ家族カード6選
- 家族カードのメリット・デメリット
- 家族カード審査・発行の流れ
家族カードの利用を検討している方は是非参考にしてみてくださいね!
監修者情報 | |
監修者
公式HP: | |
コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。 |
本記事で紹介している商品は全て金融庁の貸金業者登録一覧に記載ある事業者のもので、かつ、経済産業省のクレジットカード番号等取扱契約締結事業者として登録されています。詳しくは「おすすめクレジットカード情報一覧」をご覧ください。当サイトに掲載されている商品・サービスの一部は、提携先企業からの広告報酬を受けています。 当サイトでは、広告報酬を受けている商品の掲載を優先する場合がありますが、広告報酬が商品・サービスの評価に一切の影響しないことをお約束し、当サイトのアンケート調査結果及びクレジットカード評価基準に基づいて中立的な立場から商品を紹介します。詳しくは、コンテンツ制作・運営ポリシーと広告掲載ポリシーをご覧ください。
【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】 |
目次
家族カードとは?
本会員(通常のクレジットカード) | 家族カード | |
---|---|---|
年会費 | 通常通り | 無料 or 本会員より割安 |
名義 | 本人 | 家族カード会員の名前 |
特典 | 通常通り | 家族会員相当 or 本会員と同等 |
引き落とし | 本人 | 原則、本会員の口座 |
審査 | あり | あり ※家族カード用の審査 |
家族カードは本会員の家族に対して発行できるクレジットカードです。
家族カードは通常のクレジットカードを発行よりも少ない年会費で発行できます。そのため、年会費有料・特典充実のクレジットカードでは特に家族カード利用のメリットが多いです。
また、家族カードには審査が設けられています。支払いはあくまで本会員が行うため通常のクレジットカードの審査とは異なるとされているものの、信用情報によっては審査に落ちたといったケースもあるようです。
カードが発行されるまでには少し時間が必要で、一般的なクレジットカード発行と同じ日数分だけ待たなければなりません。
家族カードの特徴
家族カードの特徴としては、以下の要素があります。
- 基本は本カードとほぼ同じ機能を持つ
- 返済は親カードを持っている人がすべて負担する
- 発行会社側が定める枚数までカードを発行できる
本カードとほぼ同じ機能を持つ
多くの家族カードは本カードと同じ機能を持ち合わせています。
決済に利用する利便性は通常のクレジットカードと変わりません。
返済は本カードを持っている人がすべて負担する
ほとんどの家族カードの利用金額引き落としは、全部まとめて本会員の方が負担します。
家族カードを持っている人は利用金額返済の必要がないため、安心して家族にクレジットカードを持たせることができるのです。
発行会社が定める枚数までカードを発行できる
家族カードは、発行会社が定める枚数まで発行できます。例えば本会員の妻、子供2人合計3枚を発行するといったことが可能です。
夫婦にも家族にもおすすめの家族カード6選
おすすめ クレジットカード | JCB CARD W | 楽天カード | 三井住友カード (NL) | 三菱UFJカード VIASOカード | Orico Card THE POINT | セブンカード・プラス |
申込条件 | 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 | 年齢18歳以上の方 (高校生は除く) | 満18歳以上 (高校生は除く) | 原則として18才以上で安定した収入のある方、または18才以上で学生の方(高校生を除く) ※未成年は親権者同意要 | 原則として年齢18歳以上の方 (高校生は除く) | 18歳以上 (高校生は除く) |
年会費 | 本会員:無料 家族会員:無料 | 本会員:永年無料 家族会員:永年無料 | 本会員:永年無料 家族会員:永年無料 | 本会員:無料 家族会員:無料 | 本会員:無料 家族会員:無料 | 本会員:無料 家族会員:無料 |
ポイント還元率 | 1.0% ※1 | 1.0% | 0.5%~7% ※2 | 0.5%~1.0% | 1.0% | 0.5% |
主な付帯保険 | 海外旅行傷害保険/海外ショッピングガード保険 | 海外旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険 | 海外旅行傷害保険/海外ショッピングガード保険 | 紛失・盗難保障 | 海外ショッピングガード保険 |
HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
多くのクレジットカードの中からおすすめの家族カードを6枚紹介します。どのカードも本会員・家族カードの年会費は無料で、ポイントもたまりやすいです。
※おすすめ一覧は、当サイトが独自に調査したアンケート及び口コミ投稿フォーム・crowdworks.jpの口コミ募集ページより寄せられた利用者の声をもとに基準を作成し、客観的・多角的な評価をした上で選定しています。ランキングを決定づける基準や得点は、ランキングの根拠をご参照ください。
※1:1,000円につき1ポイント付与、1ポイント=5円相当として何円相当のポイントが付与されるかを基に還元率を算出しております。
出典:公式サイト
※2:※ スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※ iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。(バナー内記載要)
※ 通常のポイントを含みます。
※ 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※ 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
JCB CARD W
- 年会費永年無料
- ポイントがいつでも2倍・パートナー店は最大11倍
- 家族カードが発行できる
JCB CARD Wは、WEB申し込み・申し込み年齢が18歳〜39歳限定のクレジットカードです。
家族カードは、本会員と生計をともにする配偶者と親、高校生を除く18歳以上の子供が発行対象になります。
また、家族会員の利用分は本会員と合算されるため、JCB STAR
MEMBERSへの近道となることもメリットです。
JCB STAR MEMBERSとは年間で一定額以上利用した方だけに特別に提供されるサービスで、メンバーになればポイント獲得率が上がるなどのメリットがあります。
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0%※1 |
国際ブランド | JCB |
主な付帯保険 |
|
※1 1,000円につき1ポイント付与、1ポイント=5円相当として何円相当のポイントが付与されるかを基に還元率を算出しております。
出典:公式サイト
楽天カード
- 本カード&家族カードの年会費が永年無料
- クレジットカード・電子マネー・デビットカードに対応
- ポイントアップの特典が豊富
- 新規入会&利用でもれなく5,000ポイント以上進呈
楽天カードはポイントのためやすさ、使いやすさが魅力の一枚です。年会費は本会員・家族会員ともに永年無料のため、コストをかけずにクレジットカードを持ちたい場合にも適しています。
新規入会&利用でもれなく5,000ポイント以上進呈されるので、初めてクレジットカードを持つ方にもぴったりでしょう。
本カードと家族カード間でポイントの移動もでき、利用明細もまとめられるので家計管理にも役立つでしょう。
4種類の主要な国際ブランドから選べるのも、メリットと言えます。
申し込み条件 | 年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB・American Express |
主な付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
締め日・引き落とし日 | 毎月月末・翌月27日支払い |
キャッシング | 可能 |
出典:公式サイト
三井住友カード (NL)
- 年会費永年無料
- 貯めたポイントが会員全員にまとめて付与
- ナンバーレスで安心安全のデザイン
三井住友カード(NL)はナンバーレスな券面であるため、カード番号を知られる心配がありません。家族カードを使い、貯めたポイントは、本会員にまとめて付与されます。
家族カードの申し込みはオンラインで簡単に手続きできます。1回の申し込みで1枚の発行手続きになるので、複数枚の家族カードを申し込む場合には、都度手続きする必要があります。
支払いもまとめて本会員宛に送られるので、家計管理もしやすいです。
申し込み条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~7% |
国際ブランド | Visa・Mastercard |
主な付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
締め日・引き落とし日 |
|
キャッシング | 可能 |
※2:※ スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※ iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。(バナー内記載要)
※ 通常のポイントを含みます。
※ 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※ 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
三菱UFJカード VIASOカード
- 年会費永年無料
- 貯めたポイントは自動還元
- 最短翌営業日発行
三菱UFJカード VIASOカードは、三菱東京UFJニコス株式会社が発行しているクレジットカードです。券面にカード番号が印字されていないので、セキュリティ性も高いカードと言えます。
家族カードも無料で発行でき、海外旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯サービスも手厚いので、安心してカードを所持できるのもメリットです。
ポイント還元率は0.5%と平均的ですが、携帯電話やインターネット、ETCのご利用でポイント2倍※、POINT名人.comを経由すれば最大25倍と、お得に活用する方法があります。
※1 携帯電話・PHSのご利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル) 注:ご利用内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※2 インターネットプロバイダーのご利用料金(Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net) 注:ご契約内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※3 ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金
申し込み条件 | 原則として18才以上で安定した収入のある方、または18才以上で学生の方(高校生を除く) ※未成年は親権者同意要 |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | VIASOポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
主な付帯保険 |
|
締め日・引き落とし日 | 毎月15日締め、翌月10日払い |
キャッシング | 可能 |
※出典:公式サイト
Orico Card THE POINT
- 年会費無料
- 還元率は常に1.0%で100円につき1オリコポイント
- 入会後6ヶ月は還元率2,0%に
Orico Card THE POINTは、年会費が無料なだけでなく、入会をしてからの6ヶ月間は還元率2.0%にアップします。コスパに優れた一枚で、家族で所持すると生活が豊かになるでしょう。
家族利用分のポイントは本会員にまとめられるので、家族みんなで利用したほうが効率よくためられます。
有効期限は獲得月を含めて12ヶ月後の月末までとなるため、協力して貯めて各種ポイントやギフト券などに交換しましょう。
申し込み条件 | 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | オリコポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard・JCB |
主な付帯保険 | 紛失・盗難保障 |
締め日・引き落とし日 | 毎月末日締め翌月27日払い |
キャッシング | 可能 |
出典:公式サイト
セブンカード・プラス
- 年会費永年無料
- nanacoが一体化したカード
- 毎月8の付く日はイトーヨーカドー全品5%引きで買い物できる
セブンカード・プラスはnanacoポイントがためられるクレジットカードです。電子マネー「nanaco」が一体となっているため、nanacoカードを発行する必要がありません。
クレジットチャージでたまったポイントもnanacoポイントとして利用できます。普段からセブン-イレブンを利用するなら、ポイントがためやすいので持っておくと便利な一枚でしょう。
毎月8のつく日は、イトーヨーカドーにてほとんど全品5%オフで買い物ができます。
申し込み条件 | 18歳以上(高校生は除く) |
---|---|
年会費 |
|
ポイント | nanacoポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa・JCB |
主な付帯保険 | 海外ショッピングガード保険 |
締め日・引き落とし日 | 毎月15日締め翌月10日払い |
キャッシング | 可能 |
出典:公式サイト
夫婦や家族におすすめ家族カード基本還元率ランキング
本記事内で紹介した家族カードの中から、基本還元率の高いものを上位にランキングで紹介します。どのカードにしようか迷ったら、還元率の高さで選ぶのもおすすめです。
※ポイント還元率が同率の場合は最大還元率を比較しています。
1Orico Card THE POINT:1.0%(オリコモール利用で最大16.5%)
- 入会後6ヶ月間は還元率2.0%
- 家族カードは年会費無料で3枚まで発行できる
- 保険は本会員と同様の保障内容
2JCB CARD W:1.0%(Oki Dokiランド利用で最大10.0%)
- 基本還元率がJCB一般カードの2倍
- 家族カード専用のキャンペーンが用意されている
- 保険内容は本会員と同じ
3楽天カード:1.0%(楽天市場利用で3倍)
- ポイントが貯めやすく使いやすい
- 家族カードは5枚まで発行できる
- 楽天関連のサービス利用で還元率アップ
- 新規入会&利用でもれなく5,000ポイント以上進呈
家族カードの審査は?
家族カードは家族のために発行しているクレジットカードですが、実は審査が行われています。審査を実施することにより、本当に発行してもいいのか判断しています。
審査によって落とされてしまった場合、基本的に無料で発行できる家族カードは発行できなくなってしまいます。
家族カードも一般的なクレジットカードと同じように審査を行っていますが、審査の基準は異なります。
具体的にはカードを保有している本人が本当に信用できるのか判断して、家族に対してカードを発行するような方針を採用しているのです。家族の収入等は勘案されていません。
家族に関連する審査を行っているのではなく、カードを保有している本人に対して本当に大丈夫なのか判断するのが家族カードの審査です。
家族カードの審査項目
審査では以下の項目をチェックしています。
- 現時点でカードを利用している本人のカード利用状況
- 過去のカード利用状況に問題がないか
収入等のチェックは既に終わっているため、基本的に現時点でのカード利用状況と過去の利用状況が影響していくこととなります。
現時点でカードを利用している状況が良ければ問題なくカードを発行できますし、過去の利用状況にも問題がなければ審査に影響はありません。
審査を行った結果、問題がなければ無事に家族カードが発行されるようになります。
家族カードは希望している枚数だけ発行できますが、上限が設定されている点に気をつけてください。
カードの発行上限を超えている場合、どのような事情があってもカードは発行されません。
家族カードの審査に落とされてしまう原因
家族カードの審査に落とされてしまう人もいますが、原因としては以下の要因があります。
- クレヒスの内容が悪すぎてカード発行ができない
- カードの返済遅延等が確認されている
- カードの紛失が複数回確認されている
基本的にクレヒスの情報が悪ければ家族カードは発行できないと判断されます。クレヒスの内容が悪い人にカードを発行させるほど業者側は甘い判断をしていないためです。
クレヒスの内容に問題があれば、家族カードは手に入れられないものと判断しておきましょう。
他にも現在利用しているカードの情報によって審査落ちの可能性があります。
カードの返済遅延が確認されている場合は審査に落とされますし、紛失等によってカード会社に迷惑をかけている回数が多い人は、信用できないと判断されて審査に落とされる傾向があります。
夫婦や子供が家族カードを作るメリットは?
「家族カードでなくても、別々のクレジットカードを作成すれば良いのでは?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。しかし、夫婦や子供が家族カードを作るメリットは大きいです。
家族カードを作成するメリットは、主に以下の4点が挙げられます。
- 家計管理がしやすい
- ポイントを効率よくためられる
- 家族カードの審査は主に本契約者が対象
- 本会員と同じ特典サービスを受けられる
1家計管理がしやすい
家族カードを利用すると、請求は本契約者にされます。別々のカードを夫婦や家族で利用していると、引き落とし日や口座がバラバラのため、全体を把握しにくいです。
しかし、家族カードなら引き落とし日も口座も本契約者と同じものなので、毎月の利用金額が明確になります。明細が家計簿のような役割を果たしてくれるため、家計管理も楽になるでしょう。
2ポイントを効率よくためられる
家族カードを利用すると、ポイントがたまります。家族カードを利用してたまったポイントは本会員のものと合算されるケースがほとんどのため、ひとりでためるよりも効率よくポイントをためられます。
たまったポイントは、キャッシュバックできたり商品と交換できたりするので、家計の助けになるでしょう。
3家族カードの審査は主に本契約者が対象
家族カードの申し込みの際にも審査がありますが、審査対象は主に本契約者になります。本契約者は一度クレジットカードの審査に通っているので、家族カードもスムーズに発行される場合がほとんどです。
家族カードは通常のクレジットカードとほぼ同じことができるので、クレジットカードの審査に落ちてしまう家族のために家族カードを発行するのも良いでしょう。
本契約者が滞納を繰り返していたり、家族カードを契約したい家族の信用情報に傷がついている場合には、審査に通らない可能性もあるので注意が必要です。
4本会員と同じ特典サービスを受けられる
家族カード会員も、本会員と同様の特典サービスを受けられます。そのため、年会費が有料でも特典が手厚いクレジットカードを選べば、結果的に非常にお得に活用できる可能性があります。
年会費の有無だけで判断せず、付帯サービスが充実しているかどうかもクレジットカードを作成する際に着目しておくと良いでしょう。
夫婦や子供が家族カードを作成するデメリットは?
夫婦や子供に家族カードを与えることはメリットでもありますが、デメリットもあります。
- 保有しているクレジットカードの利用可能枠が勝手に使われる
- 家族分の支払い管理が難しい
- カードの紛失等が起こりやすい
一番の問題として、クレジットカードを発行しているユーザーに対して与えられるデメリットが大きいという問題があります。
特に家族カードの利用状況によって、自分が保有しているクレジットカードの利用可能枠が勝手に縮小している状態となるのが厳しいところです。
知らないところで利用可能枠が減っているような感覚が起きてしまいます。
ここからは、夫婦や子供に家族カードを与えるデメリットを詳しく説明します。
保有しているクレジットカードの利用可能枠が勝手に使われる
家族カードは、保有している利用可能枠を全員で利用していく形になります。
家族カードを利用されたことで、クレジットカードを保有している人の利用可能枠が勝手に使えなくなっていき、支払いに利用しようと思ったら利用できないという事例があります。
家族に優先的にクレジットカードを利用させていることで、本来なら使えるはずだったクレジットカードが使えなくなってしまう問題があります。
デメリットとしては一番大きなもので、できる限り避けるように心がけたほうがいいでしょう。
家族分の支払い管理が難しい
家族カードの支払い分については、明細を見なければわからない部分があります。利用明細に記載されている情報を元にして、誰がどれだけの金額を利用しているのか判断しなければならないのが家族カードのデメリットでもあります。
利用明細を見ていない人は、勝手にカードを利用されていることによって、より多くの支払いをいつの間にか実施される可能性が高くなってしまいます。
支払額が明らかに多いと判断されている場合には、おかしいと判断して利用明細をしっかり見るようにしましょう。
カードの紛失等が起こりやすい
家族にカードを与えていることによって、紛失のリスクが高くなってしまいます。
カードを保有している人だけが利用している状況であれば、本人だけが気にしていればいい状態となりますが、家族カードを与えると家族の状況も気にしなければなりません。
家族のカードのために色々な場所に連絡していくのは面倒に感じてしまうポイントとなりますので、結果的には手間がかかる恐れも大きくなっていくのです。
紛失しないように常に管理を徹底するなどの対応が必要になっていくでしょう。
家族カードのおすすめの選び方
家族カードの選び方としては、以下のポイントを考慮しましょう。
- 家族に対していい特典を得られるもの
- 利用可能枠が安定して大きいもの
- 発行できるカードの枚数が多いもの
家族カードには発行枚数の制限が設けられているため、発行できる枚数が多くなっているものを選んでおけば安定して家族カードを発行できます。
また、使い勝手のいいクレジットカードを選択しておくことにより、家族も安定してカードを使えるようになるのがいいところです。
安心してカードを使えるようにする取り組みを重要視しましょう。
ここからは、家族カードのおすすめの選び方について詳しく説明します。
家族に対していい特典を得られるもの
家族カードには特典が用意されているものもあります。家族カードを発行したユーザーに対して、限定的な特典が提供される場合もあり、発行したユーザーに対して恩恵を与えてくれる場合があります。
家族カードを発行した時に特典を得られるようにしているのであれば、何も特典が得られないカードに比べて、安定してカードを利用できるようになるでしょう。
特典を持っていることで家族に対してもプラスの恩恵を与えてくれます。まずは特典の有無をチェックしておきましょう。
利用可能枠が安定して大きいもの
家族カードの利用可能枠は、クレジットカードを発行しているユーザーの利用可能枠に合わせて提供されます。
利用可能枠が小さいカードを利用してしまうと、家族カードの利用可能枠も狭くなってしまい、大きな買い物を利用するとカードを使えない状況が起こりやすくなります。
利用可能枠が少しでも大きなカードを選んでおくことにより、クレジットカードの利便性が大幅に向上するほか、家族も安心してカードを利用できるようになります。
家族カードの利用可能枠が広がっていることは、家族によってカードを使いやすいことを意味しています。
発行できるカードの枚数が多いもの
家族カードの発行枚数は制限されています。発行枚数の制限をしている理由としては、枚数を大量に発行したことにより、ユーザー側がカードの不適切な利用をする可能性があるのを防ぐためです。
発行枚数の多いカードを狙っておくことによって、家族カードを家族全員に提供できる状態を作れるようになるため、家族が1枚のクレジットカードによって管理できるようになります。
家族の管理をするためには家族カードを大量に発行できるカードを選んでおくことが重要で、カードの発行枚数を増やして対応するようにしましょう。
夫婦や家族の方向け!家族カードの発行の流れ
ここでは、家族カード発行の流れを紹介します。
- 本会員が家族カードの申込ページで登録
- 必要事項の入力
- 審査
- 発行
1. 本会員が家族カードの申込ページで登録
クレジットカードを新規で発行する方は、クレジットカードの登録と同時に家族カードを申し込むことができます。一回の登録で済むので気軽に登録してみましょう。
なお、クレジットカードを既に登録している方は、専用のアプリや個人ページなどから申し込みをすることができます。
2. 必要事項の入力
申し込み手続きを進め、必要事項を入力します。記入漏れやミスがあると審査に通らないことがあるため、慎重に記入しましょう。
- 家族の氏名・続柄
- 生年月日
- 暗証番号
- 家族情報 など
3. 審査
家族カードの審査対象は本会員なので、本会員の情報に基づいて発行されます。そのため基本的には本会員が問題なければ審査に落ちることはないでしょう。
家族カードの審査に落ちてしまう原因としては主に以下が考えられます。
- 本会員の利用・支払い状況に問題がある
本会員が過去に問題を起こしている
- 申込内容に不備がある
- 申し込み条件を満たしていない
- 本会員がカード会社のブラックリストに入っている
審査に落ちてしまった方や審査に通過するか不安な方は、「信用情報機関」に問い合わせて本会員のクレヒスを確認することをおすすめします。
4. 発行
無事審査に通過すると、カード会社からカードが発行されます。
郵送の場合やカード会社によって一か月ほどかかることもあるので、発行期間はあらかじめ確認しておきましょう。
最短で家族カードを発行したい場合はオンラインで登録することをおすすめします。
家族カードを作る際に気をつけたい注意点
家族カードを作る際は、以下の注意点を確認してから実施しましょう。
- 年会費
- 未成年には渡せない
- カード利用状況の確認
- 家族カードの名義人
こうした注意点をしっかり確認してください。
基本的に本会員の負担が大きくなる家族カードは、発行しても大丈夫なのか判断した上で作成してもらうこととなります。安心して利用できる状況なのか十分に検討してください。
ここからは、家族カードを作る際の注意点を詳しく説明します。
年会費
年会費は家族カードによっては負担するように求められる場合があります。
年会費が永年無料のカードであれば無料とされていますが、年会費が発生するカードは1枚につき数百円程度の負担を求められてしまいます。
ゴールドカード以上の場合、基本的に家族カードの年会費はほぼ発生します。
ただ、1枚だけ家族カードは無料としている場合もあるため、1人のためにカードを発行するのであれば負担が発生しない場合もあると判断し、何枚カードを発行するべきか判断しておきましょう。
未成年には渡せない
家族カードという名目で提供されているものの、未成年にクレジットカードを渡してはいけません。
未成年はクレカが利用できないルールとなっていますので、勝手に渡して買い物をさせてはいけないのです。
間違っても未成年へのカード付与は避けましょう。
年齢を偽るなどしてカードを提供していた場合、本会員が処分されてしまいます。
処分はカードの利用停止や解約といったものが中心であり、解約されてしまうと利用金額を即時で支払うように求められるなど、厳しい状況に置かれてしまいます。
カード利用状況の確認
カードの利用状況については、定期的に利用明細等を確認して把握してください。
利用明細を見ていなかった場合、家族カードで大きな買い物をされてしまい、自分が持っている限度額が不足している可能性もあります。
いつの間にかカードが使えなくなる恐れもあります。
先程も説明したとおり、家族カードの限度額は本会員と共有する形で提供されています。
限度額や支払いの負担なども考慮し、家族カードの利用明細はしっかり確認したほうがいいでしょう。家族に対してもできる限り利用した情報を伝えるように求めるなどの対応が必要です。
家族カードの名義人
家族カードの名義人は、家族カードの利用者本人です。それぞれのカードごとに設定されます。クレジットカードを利用できるのは名義人のみなので別途個人名義が必要になります。
その際は別途審査を受ける必要があるので注意しましょう。
よくある質問
まとめ
この記事では、夫婦におすすめの家族カードについて解説しました。支払いは本会員の口座にまとめられるため、家計を管理しやすくなり、ポイントもひとりでためるよりもたまりやすいというメリットがあります。
また、家族カードの審査対象は本会員のため、審査に通りにくい主婦(夫)でも家族カードなら所持できる可能性があります。
ポイント還元率の高いおすすめのクレジットカードも紹介しました。どのカードにしようか迷ったら、ぜひ参考にしてください。
キャッシュレス決済が進んでいる今だからこそ、家族カードを賢く活用しましょう。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。