
仮想通貨はハッキングに狙われやすく、過去にも資産が盗まれた事件があったのを覚えている人も多いでしょう。しかし、セキュリティの高い「ウォレット」を使えば、仮想通貨は安全に管理できます。
仮想通貨ウォレットとはどういう仕組みなのか、種類によってなにがちがうのかなど、わかりにくいですよね。そこで今回は、仮想通貨のおすすめウォレットとウォレットの種類について解説します。
- おすすめ仮想通貨(暗号資産)ウォレット
- 仮想通貨(暗号資産)ウォレットの仕組み
- 仮想通貨(暗号資産)ウォレットの種類
- 仮想通貨(暗号資産)ウォレットの送金方法
- 仮想通貨(暗号資産)ウォレットの作り方・選び方
目次
- 1 作り方も簡単!おすすめ仮想通貨(暗号資産)取引所ウォレット3選
- 2 仮想通貨(暗号資産)のウォレットとは?仕組みを解説
- 3 おすすめはどっち?仮想通貨(暗号資産)の取引所とウォレットの違いとは
- 4 仮想通貨(暗号資産)ウォレットは大きく2種類に分かれる
- 5 仮想通貨(暗号資産)の3つのホットウォレット
- 6 仮想通貨(暗号資産)の2つのコールドウォレット
- 7 アプリで簡単!おすすめのモバイルウォレット2つ
- 8 おすすめのハードウェアウォレット2つ
- 9 おすすめのデスクトップウォレットをご紹介
- 10 仮想通貨(暗号資産)ウォレットおすすめの作り方
- 11 ウォレットに移動するおすすめな方法、送金方法を解説
- 12 仮想通貨ウォレットのおすすめの選び方
- 13 仮想通貨(暗号資産)ウォレットに関するよくある質問
- 14 まとめ
- 15 関連記事
作り方も簡単!おすすめ仮想通貨(暗号資産)取引所ウォレット3選
ウォレットだけに特化したアプリやWEBサービスもありますが、仮想通貨取引所にもウォレット機能は備わっています。
セキュリティ技術も年々上昇しており、ネットから遮断して保管している取引所も多いので、まずは取引所の専用ウォレットを利用するとよいでしょう。
コインチェック
- 国内仮想通貨取引所アプリのダウンロード数No.1※
- 取扱通貨数最多の17種類
- ホットウォレットとコールドウォレットを採用
コインチェックは仮想通貨の取扱いが国内最多の17種類。マネックスグループが運営しており、ウォレットのセキュリティレベルが高いのが特徴です。
「ホットウォレットとコールドウォレット」の2種類で通貨を保管しており、「取引の速さ・柔軟性」と「セキュリティの高さ」の両方を兼ね揃えている取引所となっています。
アプリのダウンロード数は国内取引所アプリNo.1。シンプルながら機能の充実度が人気です。
取扱通貨 | 17種類
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レバレッジ | 不可 |
取引所手数料 | 無料 |
入出金手数料 | ・銀行振込:無料(振込手数料の負担あり) ・コンビニ:770円(税込・3万円未満時) ・クイック入金:770円(税込・3万円未満時) |
出金手数料 | 407円(税込) |
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)
出典:コインチェック (2021年12月時点)
DMM Bitcoin
- レバレッジ取引の通貨ペアが国内最多
- 顧客資産の95%以上はコールドウォレットで保管
- 資金の移動や出金は複数部署、複数人で承認作業を行っている
DMM Bitcoinはレバレッジ取引の取扱が国内最多の24銘柄、各種取引手数料が無料で初心者におすすめの取引所です。※BitMatch取引手数料を除く
顧客資産の95%以上はコールドウォレットで保管しており、ホットウォレットで保有している顧客資産に関しても同額だけDMM Bitcoinの資産でコールドウォレットで保管しています。
資金の移動や出金は複数部署、複数人で承認作業を行っているので、安心です。
取扱通貨 ※レバレッジ取引 |
24種類
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対応OS | iOS、Android |
レバレッジ | 2倍 |
取引所手数料 | ー |
入出金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:DMM Bitcoin (2021年12月時点)
GMOコイン
- 取扱通貨数は20種類
- 仮想通貨はコールドウォレットで管理
- 最短10分で取引開始
GMOコインは、取扱通貨数が合計20種類と豊富な仮想通貨取引所です。入金手数料や出金手数料、レバレッジ手数料が無料なので、コストを抑えて取引したい人にも向いています。
口座開設は最短10分で手続き完了になるため、今すぐに仮想通貨取引をしたい人にぴったりです。
取扱通貨 | 20種類
|
---|---|
対応OS | iOS、Android |
レバレッジ | 2倍 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
入出金手数料 |
|
出金手数料 | 無料 |
出典:GMOコイン (2021年12月時点)
仮想通貨(暗号資産)のウォレットとは?仕組みを解説
仮想通貨のウォレットとは仮想通貨専用の電子財布のこと。ウォレットに仮想通貨を保管しておけば、外部からハッキングがあったときにも、被害を最小限に抑えられます。
ウォレットでは『秘密鍵』という暗号システムを使用しています。
仮想通貨の送金のやりとりは「ブロックチェーン」を使用しており、ユーザーで分散して管理しています。たとえば、日本円は日本銀行という「中央」が管理していますが、仮想通貨には中央での管理はありません。
トランザクション情報(通貨のやりとり)が誰でも確認できる透明性がある一方で、すべての資産に誰でもアクセスできる可能性があります。第三者からのアクセスを防ぎ、個人の資産を守るのが「秘密鍵」です。
おすすめはどっち?仮想通貨(暗号資産)の取引所とウォレットの違いとは
取引所とウォレットの大きな違いは秘密鍵の管理の仕方にあります。取引所では、秘密鍵を取引所の運営会社が管理していますが、ウォレットは秘密鍵を自分で管理します。
過去にはビットコイン取引を行っていたマウントゴックス社のサーバーがハッキングされ、ビットコインが流出した「Mt.Gox事件」という事例もあります。
セキュリティ強化などの対策は進歩しているものの、このような過去の事例から取引所に秘密鍵を管理しておくのにはリスクがあると警戒されています。
仮想通貨(暗号資産)ウォレットは大きく2種類に分かれる
仮想通貨ウォレットは、大きく分けて2種類に分けられます。
- ホットウォレット
- コールドウォレット
2つのウォレットは仮想通貨を保有できる場所として利用できますが、使い方については完全に分かれています。
2つの意味をしっかり理解して、どちらのウォレットを利用していくことが望ましいのか、判断しておく必要があるでしょう。
ここからは、仮想通貨のウォレットについて詳しく説明します。
ホットウォレット
ホットウォレット:基本的にインターネットに繋がっているウォレットを指す
インターネットに接続していることで、取引などの環境を作り出すことが可能となっており、短期的な取引を実施する際に用いるケースがあります。
ホットウォレットは基本的に短期的な保有が主体となっており、すぐに取引等によって仮想通貨を手放す際に利用されるケースが多くなっています。
コールドウォレットでは取引できないため、取引用に移動させる必要がある場合はホットウォレットを利用してください。
ホットウォレットは一般的な仮想通貨取引所で導入されているウォレットでもあり、取引を頻繁に利用する際は仮想通貨を保有しておいたほうがいい場所です。
コールドウォレット
オールドウォレット:インターネットに接続されていないウォレットを指す
インターネットに接続しないことにより、ウォレットから外部へ放出されることがなくなり、基本的に仮想通貨は常に保有された状態となります。
ウォレットから出さないことによって、仮想通貨を長く保有できるメリットを持っています。
ホットウォレットはインターネットに接続していることでハッキング被害を受ける恐れを抱えていますが、コールドウォレットはネットから遮断されているため発生しません。
遮断しておくことのメリットは大きく、仮想通貨を勝手に流出される問題が起こらなくなっています。
コールドウォレットは長期的に保有することを決めている仮想通貨を預けておく場所と考えておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)の3つのホットウォレット
インターネットに接続して管理するウォレットである「ホットウォレット」には、以下の3種類があります。
- ウェブウォレット
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
1.ウェブウォレット
ウェブウォレットは、オンライン上で保管するウォレットのこと。iCloudやGoogleドライブのようにクラウド上に保管しておくイメージをすると分かりやすいでしょう。
取引所のウェブウォレットや、事業者のウェブウォレット、MetaMaskのようなブラウザ拡張機能として使えるウェブウォレットなどがあります。
2.モバイルウォレット
モバイルウォレットは、スマホやタブレットなどにアプリをインストールして使用するウォレットです。
ウェブウォレットのように、取引所のモバイルウォレットや、ウォレット専用にサービスを展開している事業者のモバイルウォレットがあります。
ただし、スマホの紛失や故障したときに、利用できなくなるデメリットがあります。他の機種でも利用できるよう復元コードが発行されるので、使用前に紙にメモしておくようにしましょう。
3.デスクトップウォレット
デスクトップウォレットはPCの中に入れるインストール型のウォレットです。
一旦PCに取り込めば、インターネット接続をOFFにしていても資産の確認や保管ができるので、オフラインとオンラインの中間型のウォレットとも言えるでしょう。
また、PC自体がウイルスに感染していると、インターネットにつながった段階で勝手に送金をしたり、不具合が起こる可能性があるので注意が必要です。
仮想通貨(暗号資産)の2つのコールドウォレット
インターネットから遮断して資産を管理する「コールドウォレット」には、以下の2種があります。
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
1.ハードウェアウォレット
ハードウォレットは外付けHDDやUSBメモリーカードのような、ハードデバイスで仮想通貨を保管するウォレットです。デバイスにお金がかかりますが、ハッキングのリスクを抑えられるのは大きなメリットです。
ハードウェアウォレットを使う際には、必ず公式サイトから新品を購入してください。ハードウォレットの性質上、中古品を購入すると、仮想通貨が盗まれてしまう可能性が高いです。
2.ペーパーウォレット
ペーパーウォレットは秘密鍵を紙で保管しておくウォレットです。紙に番号を書いておいたり、QRコード化して紙に保管しておく方法があります。
アプリで簡単!おすすめのモバイルウォレット2つ
ここではホットウォレットの中でも利便性の高いモバイルウォレットのおすすめを2つ紹介します。
- Ginco
- coinomi
Ginco
- 1分で口座登録が完了
- 決済、送金手数料が不要
- クライアント型方式でハッキングリスクを最小化
- 高機能ポートフォリア
- UIがシンプルで使いやすい
「お金は銀行、仮想通貨はGinco」をテーマに、モバイルウォレットの王道とも言える事業者サービスです。
口座登録は1分で完了し、ビットコイン・イーサリアム・リップル・ライトコインなど、多くの主要コインに対応しているので、手持ちの資産を移してすぐに利用できるでしょう。
UIもシンプルで一目で操作が分かるので、初心者でも簡単に利用できるでしょう。
coinomi
- 1,770以上の仮想通貨を管理可能
- 最も古いマルチチェーンウォレットで今までハッキング被害なし※
- 取引の送受信にかかる手数料0円
- ウォレット内で両替が可能(手数料あり)
coinomiは2014年に設立された事業者で、現在利用可能なマルチチェーンウォレットでは最も古いものです。リリースされてから今までハッキング被害を受けたことがなく確かなセキュリティ技術を持っています。(2021年12月23日現在)
ウォレット内で他の通貨に両替することもできるので、特定の取引所を仲介する必要がありません。
おすすめのハードウェアウォレット2つ
ここではコールドウォレットの中でも安全性の高いハードウェアウォレットのおすすめを2つ紹介します。
- Ledger Nano S
- SafePal S1
Ledger Nano S
- Chromeアプリケーションが動作できるコンピューターならUSB接続可能
- ビルトインディスプレイの採用
- 高さはわずか98mmで持ち運びに便利
Ledger Nano SはUSB型のハードウェアウォレット。Chromeアプリケーションが動作できるコンピューターはすべて接続可能なので、多くのユーザーに使用されています。
手作業で認証ができるので、不正アクセスやマルウェアなどからも仮想通貨を守ることができるようになっています。
名前 | LEDGER NANO S |
価格 | 8,990円(税込) |
対応仮想通貨 | 1,100以上 |
バッテリー | なし |
※出典:Ledger Nano S
SafePal S1
- 仮想通貨大手取引所『Binance』から出資
- 30,000個以上の仮想通貨の管理が可能
- その他のハードウェアウォレットに比べて安価
『SafePal S1』は海外大手取引所のBinanceが出資しているハードウェアウォレット。本体はクレジットカードほどの大きさで液晶画面がついており、SafePal S1にQRコードを表示させて仮想通貨を受け取れます。
セットアップは3分以内で完了するので、手軽に利用を始められるのも嬉しいポイントでしょう。
名前 | SafePal S1 |
価格 | 7,962円(税込)※公式サイトセール5,687円 |
対応仮想通貨 | 30,000以上 |
バッテリー | 400mAh(1日10分使用で20日持続可能) |
※出典:SafePal S1
おすすめのデスクトップウォレットをご紹介
デスクトップウォレットのおすすめは以下のサービスです。
- Bitcoin Core
- Bitpay
- Copay
公式が提供しているサービスもありますが、他の企業が提供しているサービスもあります。
デスクトップウォレットはパソコンで利用していくものですので、とにかく管理しやすく、そしてセキュリティ面での安心感を得られるサービスを中心にしておきましょう。
ここからは、おすすめのデスクトップウォレットを詳しく説明します。
Bitcoin Core
ビットコインの開発を担当している企業が提供している公式サービスです。全てのブロックチェーンを把握しているため、どのように取引されているか判断しやすくなっています。
新しい取引情報をしっかり把握できる点もいいところで、ビットコインの取引情報が把握できないという問題を避けられるようになります。新しい情報を常に手に入れることで、ビットコインの動向がわかりやすいのは良いところでしょう。
Bitpay
海外FXなどで決済サービスとして導入されているデスクトップウォレットです。
スマホでも利用可能となっており、利便性という部分では比較的高いサービスとなります。ビットコインを法定通貨に交換できる機能を持ち、ドルやユーロを手に入れたい時に便利です。
決済サービスとして既に導入された実績を踏まえると、他のデスクトップウォレットに比べて少し進んでいるサービスと言えるでしょう。今後広まりを見せるようなら、利用者の増加とさらなる機能向上も望みやすくなります。
Copay
Bitpayと同じく、デスクトップとスマホの両方で使えるサービスです。
決済サービスとして導入されている実績は無いものの、スマホで使えるという部分が評価されており、今後決済サービスとしていろいろなところで見る機会が増える可能性もあります。
スマホとデスクトップの両方で管理できる利便性を持っており、セキュリティ面でも比較的高いサービスです。ただ、片方だけで管理するとバックアップが取りづらいデメリットを持っています。
仮想通貨(暗号資産)ウォレットおすすめの作り方
PCやスマートフォンにウォレットを作成する場合
PCやスマートフォンにウォレットを作成する場合は、自分のPCやスマートフォンに仮想通貨のプログラムをインストールしましょう。
そのため、デバイスの容量を十分に確保しておきましょう。
必要最小限のデータをダウンロードする場合
仮想通貨の送金や受け入れを採掘せずに行いたい場合は、必要最小限のデータのみのダウンロードをすれば作成できます。
この場合、PCだけでなく、スマートフォンからも手軽に利用できます。
インターネット上にウォレットを作成する場合
自分のPCやスマートフォンは使わずに、インターネット上のサイトでウォレットを作成することもできます。
ただし、サイトがハッキングされた場合などのセキュリティ面でのリスクが考えられます。
ウォレットに移動するおすすめな方法、送金方法を解説
ウォレットに移動する際は、基本的にホットウォレットを活用し、アドレスを利用して送金させる方法が主体となります。
アドレスを活用して移動させることによって、高速で送金できるようになり、仮想通貨を安全に提供することができるようになります。
ウォレットから送金する方法の手順は以下の通りです。
- 取引所から出金を選択する
- 送金する銘柄を決定する
- 送金先ウォレットのアドレスを入力する
- 出金させる数を入力する
- 認証コードの入力
- 出金手続きが完了する
送金手続きの方法をしっかり理解して、確実に送金させられるようにしておきましょう。
ここからは、ウォレットから送金する際の手順を詳しく説明します。
1取引所から出金を選択する
仮想通貨取引所のメニューから出金を選択します。
出金に関連しているメニューは取引所によって異なりますが、基本的に出金や送金に関連するページが準備されているため安心して利用できます。
2送金する銘柄を決定する
送金させる銘柄を決定します。
どの仮想通貨を送金するかによって次からの作業が変わっていくこととなりますので、送金させる仮想通貨は早い段階で決めるようにしてください。
3送金先ウォレットのアドレスを入力する
送金先のウォレットに必要なアドレスを入力していきます。
アドレスは送金先ウォレットによって変更されますし、仮想通貨の種類によっても変更されるようになりますので、アドレスがすべて同じものと判断しないようにしておきましょう。
4出金させる数を入力する
出金させる仮想通貨の量を入力していきます。
仮想通貨の数量を入力することによって、仮想通貨がウォレットに送金できる準備が整うようになり、送金させる準備を完了させることができます。
5認証コードの入力
送金させるためには2段階の認証コードを入力しなければなりません。
認証コードを入力して送金できる体制を整えておかないと、いつまでも仮想通貨はウォレットから外部に送金されません。
6出金手続きが完了する
すべての手続が完了すると、出金手続きが終了してアドレス先に仮想通貨が移動しています。
移動するための時間は相当短くなっていますので、短時間で送金を完了させ、相手に仮想通貨を提供することが可能です。
仮想通貨ウォレットのおすすめの選び方
仮想通貨ウォレットの選び方は、以下の情報を参考にしてみましょう。
- セキュリティ
- 外部デバイスの存在
- 利便性
- 対応している通貨の種類
仮想通貨ウォレットは様々な媒体で提供されていますが、とにかくセキュリティ面の妥協は許されません。
最悪の場合、持っている仮想通貨が流出するなどのトラブルに巻き込まれてしまいます。他にも利便性などを追求した選び方が求められるでしょう。
ここからは、仮想通貨ウォレットの選び方を詳しく説明します。
セキュリティ
最も重要なのはセキュリティです。セキュリティに問題が発生しているウォレットは利用できません。また、セキュリティが弱く、何らかの形で流出する危険を持っているものは十分注意する必要があるでしょう。
ホットウォレットとコールドウォレットの違いを十分理解しておく必要があります。
ホットウォレットはネットに接続するためセキュリティが更に重要視されますが、コールドウォレットはネットに接続しないため流出等のリスクを大幅に抑えられるメリットがあります。
外部デバイスの存在
管理する際に外部デバイスを必要とするかどうかも判断材料になります。外部デバイスに該当するのは具体的に以下のものです。
- USBなどのハードウェア
- スマホに管理するモバイル系
- 紙に管理するペーパーウォレット
こうした外部デバイスを必要とするかどうかも判断材料になります。ハードウェアの場合は導入費用が高くなる恐れもあります。スマホは普段から利用しているため使いやすいものの、流出等のリスクが上昇します。
利便性
最後に考えるのは利便性です。利便性の高い仮想通貨ウォレットを保有しておけば、いつでも仮想通貨のやり取りができる他、使いたい時に仮想通貨を利用できるメリットを得られます。
一方で使い勝手の悪いものを選ぶと、仮想通貨をただ管理しているだけになります。
利便性の高いウォレットを持っていることで、保有している仮想通貨を利用できる機会は増えていきます。ただウォレットとして管理するのではなく、将来的に使っていける環境をしっかり整えられるかどうかも判断材料に含めておきましょう。
対応している通貨の種類
仮想通貨は種類豊富なので、目的によってどの仮想通貨を利用するかは人によって変わってくるでしょう。
ウォレットによって取り扱いのある仮想通貨の種類や数が異なるので、選ぶ際には取引したい仮想通貨の対応があるかを確認する必要があります。
仮想通貨(暗号資産)ウォレットに関するよくある質問
まとめ
今回の記事では、仮想通貨のウォレットのおすすめや種類について解説しました。ホットウォレットとコールドウォレットを兼ね揃えている取引所も多いので、積極的な活用がおすすめです。
仮想通貨で大きい資産を持っている場合は、インターネットから遮断して管理する「コールドウォレット」が良いでしょう。その中でもセキュリティが高い「ハードウェアウォレット」の利用が安心です。
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