
仮想通貨のTRON/TRX(トロン)は、2021年の3月に国内ではじめてBITOPOINに上場し、一時3倍以上の価格がついた仮想通貨です。注目されているトロンに投資したいけど、どんな通貨か分からないと迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、トロンの特徴や過去のチャート、将来性について解説します。日本でトロンが売買できる取引所も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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取引仮想通貨(暗号資産) | 12種類
・ビットコイン(BTC) |
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販売所手数料 | 無料 |
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目次
仮想通貨(暗号資産)TRON/TRX(トロン)とは?特徴を解説
トロンはジャスティン・サン氏率いる『トロン財団』によって開発された、ブロックチェーンを使用した分散型プラットフォーム。このプラットフォームで使用される通貨がTRXで、以下のような特徴があります。
- デジタルコンテンツが配信・所有できる分散型プラットフォーム
- dApps開発ができる
- ロードマップを公開している
- 個人で仮想通貨の発行が可能(ICOが可能)
- 処理速度が速い
- 有名企業と多数提携している
通貨名 | トロン |
通貨単位 | TRON/TRX |
時価総額 | ¥924,564,939,948 |
時価総額ランキング | 24位 |
発行上限枚数 | 1,000億枚 |
現在の値段 | ¥9.10 |
国内で扱える取引所 | BITPOINT、Huobi Japan |
※2021年12月現在
デジタルコンテンツが配信・所有できる分散型プラットフォーム
トロンは、ブロックチェーンを使用した分散型のプラットフォームです。最大の特徴が、プラットフォーム上でデジタルコンテンツを配信できることです。
日本ではYouTubeをイメージすると分かりやすいでしょう。ただYouTubeは、Googleが中央で管理している中央集権のプラットフォームです。
しかしトロンなら、ブロックチェーンを使用してユーザー同士が分散して管理をするので、クリエイターとユーザーがダイレクトに繋がれます。広告主義の脱却、コンテンツの質の向上が実現可能です。

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dApps開発ができる
トロンのプラットフォームではdAppsの開発が可能です。
例えばゲームアプリを作って動かしたり、分散型金融のアプリケーションDeFiサービスの作成が可能です。最近流行している『NFT』をブロックチェーン上に保存しておくサービスもあります。
韓国のSamsungアプリストア『Galaxy Store』でもトロンのブロックチェーンを利用したdAppsを取り扱っています。
ロードマップを公開している
トロンは今後どのように開発をしていき、進化を遂げるのかのロードマップをホワイトペーパーにて公開しております。以下、第一段階『Exodus(旅立ち)』から、第六段階『Eternity(永遠)』までを予定しています。
Exodus(旅立ち)2017年8月〜2018年12月 | P2P・分散ストレージにアップロード、保存、および配布ができる。 |
Odyssey(冒険)2019年1月〜2020年6月 | 報酬システムの構築期。クリエイターがインセンティブを得られるメカニズムの導入。 |
Great Voyage(大航海)2020年7月〜2021年7月 | コンセンサスアルゴリズム「TPoS」、クロスチェーンのプロトコルや企業向けソリューションなど導入。 |
Apollo(アポロ)2021年8月〜2023年3月 | クリエイターが独自トークンを発行できる仕組みの構築。 |
Star Trek(スタートレック)2023年4月〜2025年9月 | オンラインゲームプラットフォーム作成が可能に。ゲーム開発の資金集め、投資家のゲーム開発への投資ができるようにします。 |
Eternity(永遠)2025年9月〜2027年9月 | オンラインゲームのプラットフォームを実用化。ゲーム開発のためのクラウドファンディングなどもできるように。 |
出典:COINPOST
2021年12月現在は4段階目の『Apollo(アポロ)』であり、まだ成長途中です。
個人で仮想通貨の発行が可能(ICOが可能)
トロンは4段階目の『Apollo(アポロ)』で、個人で独自トークンの発行が可能になります。独自トークンを発行して資金調達を行うICOも利用できるようになるので、クリエイターはコンテンツ制作費の資金調達もできるでしょう。
処理速度が速い
処理速度が高速なのもトロンの特徴です。ビットコインやイーサリアムなどの通貨は、処理速度に時間がかかる『スケーラビリティ問題』を抱えています。
しかし、トロンは毎秒2,000件の処理が可能です。非常に速い処理速度を有しています。

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有名企業と多数提携している
トロンは世界中のたくさんの大手企業と多数提携をしています。
韓国の電子製品メーカー『Samsung』や、ウェブブラウザを開発している『Opera』、中国の音楽配信サービス『Peiwo』、アメリカのソフトウェア開発会社『BitTorrent』などが挙げられます。
仮想通貨(暗号資産)TRON/TRXのニュース
2021年の下半期、仮想通貨トロンに関するニュースは以下の3つがありました。
- 創設者ジャスティン・サン氏がリーダーとしてトロンに携わるのをやめる発表
- BITPOINTでTRX保有者に対するAPENFTのエアドロップ配布を発表
- Huobi JapanにTRXが上場
創設者ジャスティン・サン氏がリーダーとしてトロンに携わるのをやめる発表
2021年の12月17日にトロンの創設者であるジャスティン・サン氏がカリブ海の島国グレナダの世界貿易機構常駐代表に任命されたことを発表。
トロンに関してはリーダーとして積極的に携わるのはやめる意向を示し、2022年7月にはトロン財団を解散することも伝えています。
出典:COINPOST
BITPOINTでTRX保有者に対するAPENFTのエアドロップ配布を発表
TRX保有者にNFTトークン『APENFT』のエアドロップ配布を行っており、BITPOINTでも対応することが発表されました。
2023年6月10日まで毎月10日の21時にスナップショットが実施され、100TRX以上の保有で付与の対象となります。
出典:BITPOINT
Huobi JapanにTRXが上場
2021年9月14日より、仮想通貨取引所のHuobi JapanにてTRXの取扱いが開始しました。Huobi Japanは世界170ヵ国、数千万人のユーザーにサービスを提供しているHuobi Groupの日本法人。
世界最高水準のセキュリティを誇り、国内取扱い銘柄ペア数No.1でもあります。(2021年9月現在)
出典:Huobi

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仮想通貨(暗号資産)TRON/TRXの現在の価格と過去チャート
こちらは、「TRX/JPY」の、2021年12月18日時点でのチャートです。7月頃は約6円だったTRXですが、7月末頃から右肩上がりに上昇し、11月15日には14.57円と2倍以上の価格となりました。
しかしそのあとは下降トレンドに突入。12月4日にあった仮想通貨全体の下落にも巻き込まれ、現在は9.10円まで下がっています。
TRXの過去のチャートと高騰事例
TRXの価格高騰は大きく2回あります。
1度目が2018年の1月で、約34円まで上昇しました。また1月10日に創設者のジャスティン・サン氏が、「BAOFengとの提携」をTwitterにて発表し、トロンが大きく盛り上がりを見せていました。
その後は、5円を超えることなく2年以上は大きな値動きは見られませんでしたが、2021年に入り再び上昇。4月16日には約18円まで高騰しました。

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今後どうなる?TRON/TRXの将来性を予想
仮想通貨TRON/TRXの将来性はあるといえるでしょう。それはデジタルコンテンツを配信する分散型プラットフォームとしての価値が、将来的に認められる可能性が高いからです。
現在SamsungやOperaなど大手と提携していますが、今後他の企業が参入しトロンのプラットフォームが活用されることで、高騰の機会も増えるでしょう。
そのため、短期ではなく年単位での長期投資が必要になります。

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トロンのおすすめの買い時を解説
トロンの買い時は以下の状況が見られる時を狙いましょう。
- ビットコインが高騰している
- トロンのいいニュースが確認できた
- トロンが暴落している
レートが低い状態で購入するのは当然の狙い目ですが、仮想通貨はニュースの有無が非常に重要視されます。ニュースが多く発信されている時は購入を積極的に検討してもいいでしょう。この他に仮想通貨の影響を受けるパターンに注目です。
ここからは、トロンの買い時を詳しく説明します。
ビットコインが高騰している
ビットコインが高騰しているタイミングは、トロンも上昇する可能性が高くなっています。最大の理由は、ビットコインが他の仮想通貨を引っ張る役割を果たしており、レートが上昇していくと他の仮想通貨も連動して上昇する傾向があります。
トロンもビットコインの影響を受けやすい仮想通貨で、ビットコインが上昇しているタイミングでは高騰しやすくなります。
明らかにビットコインが上昇しているタイミングや、上昇する気配が見えている時は、積極的にトロンを購入してもいいでしょう。
トロンのいいニュースが確認できた
トロンは仮想通貨ですが、実用化に向けた動きも加速しています。実用化の情報が確認されている、またはニュースでトロンにプラスとなる情報が確認できた段階で、トロンを購入するのもいいでしょう。
レートの上昇が発生する要因として、今後さらに高い価値をつける可能性が見られるためです。
トロンの実用化に向けた動きはもちろんのこと、いいニュースによってトロンがいい仮想通貨と判断されれば、購入したいと考えるユーザーが増加します。
トロンが暴落している
明らかにトロンの価値が低くなっており、この価値で購入すれば利益を出しやすいと判断した場合は、購入してもいいでしょう。通常のレートよりも明らかに暴落し、その月や年の最安値を更新している状態なら購入するのも1つの方法です。
暴落している時に購入し、上昇するのを待つのが仮想通貨の戦法となります。
利益を出したいと考えているなら、価格面で明らかに安いと判断されるタイミングまで待ち、これ以上暴落しないだろうと判断できるポイントで購入に踏み切るといいでしょう。

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トロン以外のおすすめ銘柄を解説
トロン以外におすすめできる銘柄は以下の3つです。
- ビットコイン
- ネム
- AXS
定番とされる銘柄を狙っていくのもいいですが、これから上昇する可能性を秘めているもの、期待値の高い銘柄を狙っていくのもいい方法です。特にゲーム関連の銘柄は上昇する可能性が非常に高いと期待されています。
ここからは、トロン以外におすすめできる銘柄を詳しく説明します。
ビットコイン
仮想通貨の中でも最もおすすめできる銘柄です。レートの上下動が非常に激しく、狙うタイミングによっては相当な利益を叩き出します。また、既に実用化されている部分があり、ビットコインを実際の買い物等に利用していくことも可能です。
レートが急激に上昇すれば、これまで得られなかったような利益も手に入ります。一方でハイリスクの仮想通貨の代表格でもあり、失敗すると多額の損失を発生させる恐れもあります。
ネム
ネムは一時暴落していた仮想通貨の1つですが、最近上昇傾向が見られるようになりました。流出事件後は厳しい仮想通貨の代表格と言われていたものの、他の仮想通貨の上昇に加え、ネムの実用性という部分も踏まえて価値が高くなっています。
現時点でそこまで高い価格で販売されていないのが大きなメリットとなります。
既に高い販売価格がつけられているビットコインやイーサリアムと異なり、必要な予算を節約できるメリットを持っています。少しでも安く仮想通貨に手を出したい人におすすめです。
AXS
最近登場しているゲーム関連の銘柄です。GameFiと呼ばれる仮想通貨は、ゲーム内で利用する資金として購入する必要があり、価値が高騰する傾向にあります。
また、ゲーム関連の銘柄は広がりが早く、多くのプレイヤーを抱えると価値が上昇しやすくなります。
AXSもゲーム関連の銘柄としては資産価値が高く、多くのユーザーが保有して利用しています。既にゲームで使われている実績も考慮され、今後の上昇に期待できる銘柄となります。
日本国内でTRON/TRXが購入できる仮想通貨(暗号資産)取引所
BITPOINT
- 取扱通貨数は12種類
- ほぼすべての手数料が無料
- 最短10分で取引がスタートできる
- TRX・ADA・JMY・LNKの取引が可能
BITPOINTは株式会社ビットポイントジャパンが運営する取引所。販売手数料・取引手数料・入出金手数料など、ほぼすべての手数料が無料なので初心者にも使いやすい取引所です。(※スプレッドはかかります)
貸して増やすレンディングサービスやレバレッジにも対応しており、さまざまなニーズに答えてくれる取引所です。
BITPOINTの基本情報
取扱仮想通貨(暗号資産) | 12種類
・ビットコイン(BTC) |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:BITPOINT
Huobi Japan
- 取扱通貨数は14種類
- 通貨ペア数は国内最多の35銘柄
- 2円から取引が可能
- TRXコインやHTコインの取引が可能
Huobi Japanは、世界170ヶ国、数千万人のユーザーを持つHuobiグループが運営する国内取引所です。円建て以外にもBTC建て、ETH建て、HT建てなどが可能で、国内最多の35ペアを扱っています。
Huobi Japanのレバレッジ取引はBTCのみしか対応していないので、トロンでレバレッジをしたい人には不向きですが、様々なコインを現物で購入したい人におすすめです。
Huobi Japanの基本情報
取扱仮想通貨(暗号資産) | 14種類
|
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 0.000%〜0.200%(コインにより異なる) |
入金手数料 | クイック入金:無料(ペイジー入金を除く) 振込入金/ペイジー入金/コンビニ入金:振込手数料お客様負担 |
出金手数料 | 330円(税込) |
出典:Huobi Japan
よくある質問
ブロックチェーンを使用した分散型プラットフォーム『トロン』で使用されている通貨がTRXです。ジャスティン・サン氏率いる『トロン財団』によって開発されました。
まとめ
今回は、仮想通貨TRON/TRX(トロン)の特徴や将来性について、最新のニュースや過去のチャートを交えてくわしく解説しました。トロンはビットコインの400倍の処理速度を有し、将来性がある通貨といえます。
他の仮想通貨と違い、デジタルコンテンツのプラットフォームとしての役割を持っている点も注目です。今後が非常に期待されている通貨のひとつに挙げられます。
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