みずほ銀行カードローンの返済方法・金利を解説!口コミも紹介
急な出費でお金が必要になったとき、給料日前でピンチのときなど、お金に困った際カードローンの利用を検討する方も多いのではないでしょうか。
お金を用意する選択肢はさまざまですが、大手銀行のカードローンはメリットが多いです。ただ、返済日が決められていたり審査に落ちることがあったりと、利用する上での注意点がいくつか存在します。
本記事では、大手銀行のひとつである「みずほ銀行カードローン」について詳しく紹介しているので、みずほ銀行カードローンの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
カードローン選びで悩んでいる方は、本記事で紹介しているみずほ銀行カードローンの金利や返済方法、引き落とし日などをチェックしておきましょう。
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目次
みずほ銀行カードローン4つの特徴
カードローンは多くの銀行が扱っており、なかなか独自のカラーを打ち出せているところは少ないでしょう。みずほ銀行の場合も「さすが大手銀行」言える便利な点が揃っています。※1
※1ここでご紹介する内容は、公式サイトの文言によります。
1WEBで申し込みが完結、24時間受付
みずほ銀行カードローンは、ネット上の操作のみで手続きを済ますことができます。消費者金融ローンだとネット完結を行っている業者もありますが、銀行ローンでネット完結はまだ少数派です。
WEB申し込みを使えば24時間いつでも申し込みが可能です。
2借入額は最大800万円
みずほ銀行カードローンで借りられるお金の上限額としては、10万円から最大800万円までとなっています。
カードローンの上限800万円というのは比較的業界でも高い方だと言えるでしょう。
3みずほ銀行キャッシュカードで利用可能
みずほ銀行カードローンは、基本的にみずほ銀行の口座とセットで運用されます。お金を借りるときは、セットになっている銀行口座のキャッシュカードを使ってATMなどからお金を引き出す仕組みです。
他行ではカードローン用に新しくカードの発行が必要など、余分な手続きが発生してしまうケースも少なくありません。
その点、みずほ銀行のカードローンは銀行キャッシュカードで利用できるためカードを増やす必要もありません。
財布の中身もすっきりさせることができますね。
4みずほ銀行口座がより便利に使える
カードローン利用者は、紐づいている銀行口座をより便利に使えます。時間外手数料や他行振込手数料などの優遇を受けられる場合もあるため、日中に銀行へ行けない方や振り込みを多く利用される方にはありがたいでしょう。
みずほマイレージクラブでは、ランクに応じて手数料無料などの優遇内容が決まっています。カードローン契約をした場合のランクは、再上位のSステージです。
Sステージになると、以下のように嬉しい特典が多数適用されます。
- 時間外手数料はいつでも無料
- みずほのネットバンキング「みずほダイレクト」からの他行振込手数料が月3回まで無料
みずほ銀行カードローンの金利・シミュレーション
ここからは、みずほ銀行カードローンの具体的な内容を解説していきます。これから申し込もうとしている方はぜひ、参考にしてみてください。
借入上限額・金利・審査時間
みずほ銀行カードローンの借り入れ内容や条件は、以下の通りです。
借入限度額
10~800万円の範囲での借入が可能です。
必ずしも自分の希望額が通るとは限らないことを理解しておきましょう。
金利
借入に適用される金利は、設定されている借入限度額によって以下のように異なります。
借入限度額 | 適用金利 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0%(13.5%) |
100万円以上200万円未満 | 年12.0%(11.5%) |
200万円以上300万円未満 | 年9.0%(8.5%) |
300万円以上400万円未満 | 年7.0%(6.5%) |
400万円以上500万円未満 | 年6.0%(5.5%) |
500万円以上600万円未満 | 年5.0%(4.5%) |
600万円以上800万円未満 | 年4.5%(4.5%) |
800万円 | 年2.0%(1.5%) |
100万円未満なら年13.5~14%、800万円借り入れると年1.5~2.0%となります。借入上限額が高くなるにつれて、適用金利は低くなっていきます。
なお、適用金利のカッコ書きは、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合の適用金利となります。
審査時間
みずほ銀行カードローンの申し込みから審査の結果が出るまでにかかる時間は、申し込み方法により異なります。
申し込み方法 | 審査結果が出るタイミング |
---|---|
WEB申し込み | 申し込みの翌営業日以降 |
店頭での申し込み | 申し込みの翌々営業日以降 |
郵送による申し込み | 申し込み到着後、翌々営業日以降 |
電話による申し込み | 電話受付後、翌々営業日以降 |
審査結果が出るまでの時間としては、WEBからの申し込みが一番短くなります。少しでも早く使いたい場合は、WEB申し込みがおすすめです。
なお、本ローンを利用するためにはみずほ銀行に口座を持っている必要があります。
みずほ銀行に口座を持っていない場合
口座を開いていない場合は、まず口座開設の手続きを行わなければなりません。したがって、口座をすでに持っている状態での申し込みと比べて審査結果が出るのが遅くなるようです。
また、審査のステップの一つに在籍確認があります。在籍確認をクリアしないと結果も出ないため、連絡を取れる状態にしておくことがスムーズな審査につながります。
なお、在籍確認の際、カードローンの申し込みと明かされるケースは多くはありません。
申込者以外の人が電話を取る可能性がある場合は、対応をお願いしておくと安心ですね。
ローンシミュレーションサービスを利用しよう
みずほ銀行では、ローンでお金を借りたと仮定して、返済までどのくらいかかるかのシミュレーションができます。※2
※2公式サイト
限度額、借入額、金利を入力すると、完済まで何年何か月かかるか、毎月の返済額はどのくらいかといったシミュレーションが可能です。
面倒な金利計算なども瞬時に行って結果表示してくれますので、どう借りてどう返していくかをイメージしやすくなります。
借入上限額をいくらで申し込むか悩んでいる方は、こちらでシミュレーションをしてみましょう。
完済までの道のりをイメージしてから決めるのも一つの手です。
みずほ銀行カードローンの返済方法・返済額・引き落とし日
続いては、みずほ銀行カードローンを無事に契約でき、借入をした場合の返済についてです。毎月決められた日に返済していく場合と、お金に余裕ができて一括で返済する場合について順番に説明します。
月々返済していく場合
借入の翌月より、返済が始まります。返済金額や引き落とし時間は以下の通りです。
返済金額
毎月の返済額は借入残高によって異なります。具体的には次の通りになります。
前月10日時点の借入残高 | 毎月の返済金額 |
---|---|
2,000円未満 | 借入残高全額 |
2,000円以上~200,000円以下 | 2,000円 |
200,000円超~400,000円以下 | 4,000円 |
400,000円超 | 借入残高が200,000円増すごとに2,000円を追加 |
なお、借入残高は毎月10日の時点でそれまでの借入額に利息を組み入れた金額となります。
引き落とし対象となる銀行
返済は基本的に、カードローンと紐づいているみずほ銀行口座からの引き落としという形で行われます。特に手続きなどは必要なく、毎月10日に自動的に引き落とされます。
「今月はいつもより多めに返済できる」という場合は、ATMやみずほ銀行のインターネットバンキング・みずほダイレクトからも任意のタイミングでの返済が可能です。
引き落としの時間
みずほ銀行口座からの引き落としによる返済の場合、引き落とし日は10日と決まっています。
引き落としの時間帯については公式ホームページでのアナウンスはなく、「前日までの入金をお願いします」という記載のみとなっています。
余裕を持って当日の18時頃までには入金を済ませておくのが安心でしょう。
一括返済する場合
月々の返済、もしくは少し余裕ができて繰り上げ返済する場合の返済方法は前項の通りです。しかし、借入残高をすべて一括で返済する場合は返済手続きが変わります。
なぜなら、一括返済する時点での利息を計算した上で最終的に返済する金額が決まるからです。よって、一括返済することを決めたら、みずほ銀行の店舗でその旨を伝えて、返済金額を計算してもらいましょう。
その際、借り入れ状況や支払い状況が分かる書類の提出を求められる場合があります。スムーズに手続きを進めるためにも、事前に必要書類を確認しておくと良いでしょう。
みずほ銀行カードローンの残高・金利はサイトへのログインで確認できる
現在借入残高としていくら残っているか、あとどのくらい借り入れ可能かといったデータは、みずほ銀行のインターネットバンキング「みずほダイレクト」にていつでも確認できます。
また、みずほダイレクトの他にみずほ銀行ATMや電話でも確認可能です。
みずほ銀行ATMの場合は、カードローンメニューから確認できます。電話の場合は、みずほ銀行カードローン専用ダイヤルに電話をかけると各種問い合わせが可能です。
電話では本人確認のステップがあり、普通預金通帳またはみずほダイレクト利用カードが必要になります。
みずほ銀行カードローンの審査は金利がカギ
みずほ銀行は大手銀行であり資金力も安定しているため、誰にでもお金を貸してくれるだろう、と考える方もいるかもしれません。
しかし、実は消費者金融よりも銀行のカードローンのほうが基本的に審査は厳しい傾向にあります。みずほ銀行も例外ではなく、審査は厳しい方だと言われています。
理由としては金利の低さ(上限・下限)が挙げられます。消費者金融の上限金利は一般的に大体年17.0%~18.0%であるのに対し、銀行のカードローンは年14.0%~15.0%程度となっています。
これは、銀行カードローンの特徴の一つとも言えますよ。
みずほ銀行カードローンへの借り換え
みずほ銀行カードローンは比較的低い金利での借り入れが可能のため、他からの借り換えを検討される方もいらっしゃるでしょう。
もともとの借入額がそこまで大きくない場合、みずほ銀行カードローンへ借り換えるのも良い選択肢と言えます。
ただし、すでに他で限度額ギリギリまで借入を行っている場合は、みずほ銀行カードローンへの借り換えができない場合があるため注意が必要です。
もともとの借入額と新たにみずほ銀行へ申し込む借入額の合計が年収の3分の1を超える場合、申し込んでも審査に通らない可能性があります。
よって、借り換え予定の申し込みでも借入額に関する審査が厳しくなる傾向にあると考えられます。
他行・消費者金融から借り換えたい場合
他行またはほかの消費者金融からみずほ銀行への借り換えを考える場合は、多目的ローンの利用がおすすめです。
多目的ローンは限度額300万円でさまざまな用途に利用できる金融商品です。用途はみずほ銀行に確認されますが、借り換え目的であれば十分利用できる可能性があります。
申し込み条件や返済方法、金利などはみずほ銀行の公式ページを参照してください。
金利は年5.875%〜6.55%です。借り換えのメリットがさらに大きくなりますね。
みずほ銀行カードローンで増額する方法
みずほ銀行カードローンで限度額を増額するためには、最低限度とされる以下の条件を満たす必要があります。
- みずほ銀行カードローンを利用する
- 収入を増やす
- 信用情報を改善する
1度もカードを利用しないで増額する、または収入が増えていないのに増額審査を受けるというのは、審査落ちにつながる恐れがあるため利用しないほうがいいでしょう。
増額審査は落とされる可能性がある他、増額ではなく減額措置を取られる恐れもあります。減額措置を取られるとカードローンの利用が難しくなります。
最低でも1度は利用して、増額審査を使える状態にしましょう。
増額審査を受ける方法
増額審査を受ける方法は、みずほ銀行カードローン側が2つの手段を用意しています。
- カードローンへ再度申込む
- 電話で増額申込を行う
みずほ銀行カードローンでは、マイページによる増額審査の依頼が出せないため、増額審査を受けるためには再度申込をしなければなりません。
カードローンを保有している状態でもう1度申込を行ったことで、最終的に審査を受けて増額できるか決められます。
みずほ銀行カードローンの増額審査は時間がかかります。短時間での増額は基本的に認められないものと判断してください。
面倒ではありますが、増額審査のためには再度申込が必要です。
増額審査では収入証明書が必要な場合も
みずほ銀行カードローンでは、一定の限度額までであれば収入証明書を提示しなくてもいい場合があります。
50万円以下の限度額に設定される場合、収入証明書を出さなくても契約できるケースが多く、手間がかからないメリットを得られます。
収入の信頼性は非常に重要視されており、収入証明書は大きな役割を果たしています。
審査を通過するためや収入が増えていることをしっかり示すためにも、増額審査時は収入証明書を準備するようにしましょう。
消費者金融と同様に、限度額による審査緩和は行われています。
みずほ銀行カードローンの評判・口コミ【審査結果別】
実際にみずほ銀行カードローンに申し込んだ方、利用した方の声を紹介します。
審査に通り、利用している方の声
このように、基本的に良い口コミが多い印象でした。審査も早く、サービスの質としても良いほうで不満のない方が多いようです。
マイナスな評価の口コミも少なく、さらなる要望としての口コミがいくつか挙がっていた程度でした。
審査に通らなかった方の声
上記のように、「他で借りているので審査に通らなかった」という声が目立ちました。
銀行は消費者金融より審査が厳しいと言われていますが、実際に申し込んだ方もそのような印象を持った方が多いようです。
ただし、既に他行や他の消費者金融で借り入れがある方でも、少額のみであればみずほ銀行カードローンの審査に通った方もいました。
現在の借入額に応じて、どこに申し込むかを検討してみると良いでしょう。
みずほ銀行カードローンと併せてチェックしたい銀行カードローン3選
メリットが多いみずほ銀行ですが、審査時間・融資されるまでに時間、金利などが気になっている方もいるでしょう。
銀行カードローンでも最短翌日融資を受けられるものや、金利を抑えやすいものがあります。
ここからはみずほ銀行カードローンと比較するのにおすすめな銀行カードローンを紹介します。
※おすすめ一覧は、当サイトが独自に調査したアンケート及び口コミ投稿フォーム・crowdworks.jpの口コミ募集ページより寄せられた利用者の声をもとに基準を作成し、客観的・多角的な評価をした上で選定しています。ランキングを決定づける基準や得点は、ランキングの根拠をご参照ください。
三菱UFJ銀行バンクイック
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安心性の高さで銀行カードローンを選びたいという方は、三菱UFJ銀行バンクイックがおすすめです。三菱UFJ銀行が提供するカードローンのため安心感をもって利用できます。
三菱UFJ銀行口座を持っていない方でも金利や利用金額に関係なく、WEBから24時間好きなタイミングで申し込みが可能です。
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返済期日前にEメールで返済の連絡がくるため、返済日をうっかり忘れてしまった場合でも安心できますね。
借入金利(年) | 1.8%~14.6% |
---|---|
利用限度額 | 500万円 |
融資スピード | 最短翌営業日 |
Web申込み | 可能 |
申込み対象 | 満20歳以上65歳未満 |
出典:公式サイト
楽天銀行スーパーローン
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楽天会員なら審査が優遇され、最短翌日の融資も可能です。楽天会員には最短5分で登録できるので、これから登録するという方でもすぐに融資を受けることができます。※公式サイト
借入の申し込みもWEBから簡単に手続きが完了するため、いつでも好きなタイミングでも申し込みができます。
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借入金利(年) | 1.9~14.5% |
---|---|
利用限度額 | 800万円 |
融資スピード | 最短翌日 |
Web申込み | 可能 |
申込み対象 | 満20歳以上62歳以下 |
出典:公式サイト
横浜銀行カードローン
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- 審査結果は最短即日にお知らせ
- 契約と同時に融資を受けられる!
横浜銀行カードローンは、条件に当てはまれば横浜在住でなくても、横浜銀行口座を持っていなくても利用できるカードローンです。
返済も月々2,000円からと計画的に返済しやすい設定に待っているのも嬉しいポイントです。
リボ払いや他のローンともおまとめできるため、借入が多い方でも利用しやすいですね。
借入金利(年) | 年1.5%~14.6%(変動金利) |
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利用限度額 | 10~1,000万円(10万円単位) |
融資スピード | 最短即日 |
Web申込み | 可能 |
申込み対象 | 次の条件をすべて満たす方 ①ご契約時満20歳以上69歳以下の方 |
出典:公式サイト
みずほ銀行カードローンに関するよくある質問
まとめ
本記事ではみずほ銀行のカードローンについて、金利や審査、引き落とし日、返済方法などをご紹介しました。また、みずほ銀行カードローンに寄せられた口コミからわかる評判もご紹介しました。
みずほ銀行カードローンには「大手銀行ならではのサービスの良さ」「キャッシュカード1枚で借り入れから返済まで可能」など、数多くのメリットがあります。
すでに他社のカードローンで借り入れがある方のなかには、みずほ銀行カードローン利用が難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、初めてカードローンを利用する方にはおすすめのカードローンです。
カードローンの審査には数日~10日ほどかかると言われています。必要なときにしっかりと融資を受けられるよう、余裕を持って早めに申し込むと良いでしょう。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。