おすすめネット銀行ランキング！初心者にも人気の銀行を比較

ネット上で手続きや取引が完結するネット銀行。店舗を構えるメガバンクと比較して金利が高めなので、貯金目的で口座開設する人も増えているようです。

人気が上昇していることもあり、新たなネット銀行も次々に登場しています。そうなると、実際に口座開設するときに「どのネット銀行がおすすめなのか」が判断しづらいですよね。

そこで、この記事では初心者にもおすすめのネット銀行をいくつか紹介します。金利や手数料を比較して、自分にあったネット銀行を見つけてみてください！

監修者情報
	監修者 新井智美 トータルマネーコンサルタント 公式HP： https://marron-financial.com/
コンサルタントとしての個人向け相談や、資産運用などにまつわるセミナー講師のほか、大手金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間300本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績 は2,500本を超える。

人気のネット銀行おすすめ13選

ネット銀行はWEBで簡単に取引ができるだけではなく、対面型の銀行よりも手数料が抑えられたり、預金金利が高いなどたくさんのメリットがあります。

ここからは、「どんなネット銀行があるんだろう…」「ネット銀行を比較したい」という方向けに、おすすめなネット銀行13選をご紹介します。

おすすめ ネット銀行	三井住友銀行 Olive	新生銀行	UI銀行	みんなの銀行	東京スター銀行	オリックス銀行 「eダイレクト預金」
提携ATM出金手数料 （税込）	三井住友銀行本支店ATM：無料※ 三菱UFJ銀行店舗外ATM：無料※ コンビニATM：特典や条件により無料、それ以外220円～	110円	●きらぼし銀行ATM（京王駅ATMを除く） 　　　　　〈平日〉・8:45〜18:00：無料 〈土日祝〉・8:00〜21:00：無料 ●きらぼし銀行京王駅ATM 〈平日〉・8:45〜18:00：無料 〈土日祝〉・7:00〜21:00：無料	●25歳以下：①月3回まで無料。その後は110円/回（プレミアム会員以外の方）②月13回まで無料。その後は110円/回（プレミアム会員） ●26歳以上：①110円/回（プレミアム会員以外の方）②月10回まで無料。その後は110円/回（プレミアム会員）	スターワン口座のキャッシュカードがある場合：月に最大8回まで無料（通常110円※1）	-
振込手数料 （税込）	三井住友銀行 同一店・支店あて：無料～ SMBC信託銀行あて：無料～ 他行あて：165円～※条件により無料	プラチナステージ：105円 ゴールドステージ：210円 スタンダードステージ：314円	当行間：無料 きらぼし銀行宛て：無料 他行宛て：86円	●自行宛：無料 ●他行宛： ・25歳以下：①月3回まで無料。その後は200円/回（プレミアム会員以外の方）②月13回まで無料。その後は200円/回（プレミアム会員） ・26歳以上：①200円/回（プレミアム会員以外の方）②月10回まで無料。その後は200円/回（プレミアム会員）	提携ATMに振込：金額に応じて110円または330円 他の金融機関に振込：金額に応じて220円・440円・660円	オリックス銀行あて：0円（オリックス銀行内の資金移動） 他の金融機関：月2回までは無料・3回目から1回220円
普通預金金利 （実質年率）	0.001％	-	0.10％	0.001%	0.001％～0.100％	0.01％
定期預金金利 （実質年率）	0.002％	0.03%〜1.0%	年0.25% （1年、2年） 年0.35% （3年）	‐	0.002%	２週間：0.07%（最低預入金額50万円以上1円単位）　６ヵ月：0.10% １年：0.2％　　　　　　　２年：0.15% 3年：0.35％　　　　　　　5年：0.40％ 7年：0.45%　　　　　　　（最低預入金額100万円以上1円単位）※2024年4月1日現在。年率、税引き前。
HP	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

ネット銀行選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

三井住友銀行 Olive

三井住友銀行のOliveは、さまざまなサービスをひとつのアプリで管理できるデジタル口座です。三井住友銀行の口座からクレジットカード、デビットカード、Vポイント支払いの4つの機能を1枚に集約。

クレジットカードはカード番号や口座情報が記載されていないナンバーレスタイプで、一般ランクからプラチナプリファードランクまで選択できます。

また、Oliveアカウントを所有すると毎月200円相当のVポイントが付与されたり、振込手数料が無料になったりとさまざまな特典を受けられます。

アプリの操作も分かりやすく、機能を簡単に切り替えられるので、初めてナンバーレスタイプを使用する人にも向いているでしょう。

※Oliveアカウントを契約している場合または、SMBCポイントパックで所定の条件を満たしている場合
出典：三井住友銀行 Olive

新生銀行

新生銀行は、ポイント制度や優遇サービスが豊富な銀行で、定期預金では比較的低金利で利用することができる点が特徴です。

毎月のエントリー・サービス利用でVポイント・nanacoポイント・dポイントが貯まるので、計画的な利用で毎日の買い物がお得になります。

ステージが上がるごとに、金利や各種ローン手数料が安くなったり、キャッシュバックが受けられようになります。

また、口座開設月を含む3ヶ月目までの限定商品として「スタートアップ円定期預金」が用意され、3ヶ月もの金利年1.0%、1年もの金利0,3％で利用できます。

新規講座開設限定で最大3,000円プレゼントの「ウェルカムキャンペーン」が開催されています。※

新規講座開設&エントリーで1,000円、1回3万円以上の入金で2,000円がプレゼントされます。

出典：公式サイト

UI銀行

おすすめポイント

• 口座開設や預金管理が24時間アプリで可能
• ステージに応じて手数料が優遇される「UIプラス」

• 対面でのサポート＆コンサルティング

UI銀行は「株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ」が2022年1月に開業したばかりのネット銀行です。

UI銀行の「UI」は、「あなた（U=You）と私（I）＝わたしたち）」のことを指し、人と人とのつながりを大切にし、思いをつないでいきたいとの意味が込められています。

みんなの銀行

みんなの銀行はスマホ完結で利用可能なデジタルバンクです。以下の6つのサービスを提供しており、すべてスマホだけで利用することができます。

ウォレットが普通預金、ボックスが貯蓄預金となっています。ボックスの中には「プレゼント用」「貯金用」などお金をフォルダのように分けることが可能なので、シンプル・簡単に貯金ができるようになります。

また、みんなの銀行ではデビットカードを利用することもできます。このデビットカードは利用金額の0.2%（プレミアム会員は1%）がキャッシュバックされるので、現金払いよりもお得にお買いものが可能です。

デビットカードは口座残高から直接引き落とされるカードなので、使いすぎも防ぐことができます。

デビットカードの利用や口座引き落としの際に、口座残高が足りずに支払いができなかった！という心配も不要です。みんなの銀行の「カバー」というサービスは口座残高が足りなかった場合に5万円までお金を立替えてくれます。※

万が一スマホを紛失してしまった場合も24時間受付中のみんなの銀行喪失届受付センターに連絡をすれば、みんなの銀行のアプリの利用停止手続きを行ってくれます。

セキュリティ面でも安心して利用可能なサービスとなっています。

東京スター銀行

東京スター銀行では、スターワン口座のキャッシュカードを持っていれば、コンビニ等を含む全国の提携ATMで月8回まで無料で利用できます。また、ネットで他行宛に振り込む場合は月3回まで0円です。

給与振込先と年金受取口座を東京スター銀行に指定することで、普通預金金利が通常の100倍となる実質年率0.1％にアップします。ぜひ、お得に預金するためにもご利用ください。

なお、給与振込についてはパート・アルバイトの方も対象です。

下記4種類の中から、自分に合うものを選択できます。

スタッフにお金の悩みや不安を相談して、それをもとに未来と現状の差を知ることができるのです。そして、一人ひとりに合った具体的な解決策を提案してくれます。

将来のお金に不安を抱えている方は、ぜひ相談してみてください。

なお、Webまたは電話で来店予約が可能です。

出典：公式サイト　※1平日8:45～18:00、土曜9:00～14:00は無料

オリックス銀行「eダイレクト預金」

「eダイレクト預金」はオリックス銀行が運営するネット銀行です。預入期間は2週間から7年の間で自由に選ぶことができるので、様々な利用用途に対応しています。

次の金融機関を決めるまでの繋ぎの期間に使うなど、短期間の預入が可能なのはメリットが多いといえるでしょう。

また、スマートフォン認証サービスを行っていますのでセキュリティ面でも安心できます。

PayPay銀行

PayPayをお得に使える銀行というキャッチフレーズの通り、残高への入出金が何回でも無料※など魅力的なサービスを提供している点が特徴です。

PayPay銀行では、申し込みをしてから最短当日で口座開設が完了します。スピーディーな対応は魅力的です。

本人確認資料や証明写真はスマートフォンで撮影してアップロードできるため、便利です。

3万円以上の入出金取引の場合、下記の提携ATMでは何回でも手数料0円で利用できます。

無駄なコストを軽減するためにも、ぜひ上記の提携ATMを積極的に利用しましょう。

出典：公式サイト　※利用金額が3万円以上の場合

楽天銀行

2021年3月時点で、1,000万口座開設を突破しており※多くの方に選ばれています。口座開設は最短3分で申し込みが完了し、最短7日でキャッシュカードが届くため、すぐに利用を開始したい方にもおすすめです。

ハッピープログラムとは、楽天銀行の利用者が優遇を受けられるサービスです。エントリーをするだけで、取引ごとに楽天ポイントが貯まります。

エントリーは楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を連携させる「楽天会員リンク登録（無料）」を行うだけで完了です。

なお、優遇内容はステージにより異なりますが、エントリーするだけで楽天ポイントの獲得倍率が最大3倍になるため、ぜひご利用ください。

なお、会員ステージについては下記の期間の数値により決定します。

公式ホームページではステージアップのコツを紹介しているため、ぜひチェックしておきましょう。

出典：公式サイト

セブン銀行

セブン銀行では、「Myセブン銀行アプリ」を使うと最短10分で口座開設ができます。口座開設は、下記の簡単3STEPで手続きが完了します。

なお、Myセブン銀行アプリはiPhone・Androidともに無料でダウンロード可能です。キャッシュカードについては口座開設後、約1週間～2週間で届きます。

Myセブン銀行アプリの推奨環境は、iPhoneの場合はOS11以降・AndroidはOS6以降となるためチェックしておいてください。

全国展開をしているコンビニチェーン「セブンイレブン」にある提携ATMを気軽に利用できる点は、大きな特徴です。提携ATMの機能は新たに改良されて、より使い勝手が良くなったため今後も目が離せません。

出典：公式サイト

イオン銀行

イオン銀行ATMは全国に6,000台以上設置されており、24時間365日いつでも手数料0円で利用できます。なお、主な設置店舗は下記です。

「イオン銀行ATM・店舗検索アプリ」をダウンロードすると、最寄りのイオン銀行ATMや店舗を簡単に検索できます。

公式アプリはApp StoreまたはGoogle Playからダウンロード可能です。

来店することなく、自宅で簡単に相談できるオンライン相談を提供しています。相談費用は無料で、口座開設や各種ローンなどさまざまな内容を尋ねることが可能です。

イオン銀行Myステージが高くなるにつれて、普通預金金利アップや他行の提携ATM利用手数料が無料になるなど特典が受けられます。

例えば、Myステージに対する普通預金の適用金利は下記の通りです。

また、ステージが高くなると、提携ATM入出金利用手数料・他行への振込手数料が月に最大5回まで無料になる特典も適用されます。

公式ホームページにて、取引に対して獲得できるイオン銀行スコアが案内されているため、チェックしておいてください。

なお、ステージはインターネットバンキングにログインをすると確認できます。

出典：公式サイト　※1通常料金は各提携ATMの画面またはイオン銀行ATMの公式サイトから確認

住信SBIネット銀行

オンラインからの申し込みで、最短翌日に口座を開設できます。申し込みはWeb上で完結できますが、15～17歳の方はWeb上の申し込み手続きとは別に既定の書類を郵送する必要があります。

公式サイトから申し込みフォームに従って進めていきましょう。

提携ATMでの入出金をアプリで完結できることや、大事な情報を守る強固なセキュリティなど、使い勝手の良さと安心が魅力のネット銀行です。

iPhone・Androidともに無料でダウンロードできる、公式アプリを提供しています。主な機能は下記です。

より、住信SBIネット銀行が使いやすくなるため、ぜひダウンロードして活用しましょう。

出典：公式サイト　※1スマプロランクが適用される場合は無料回数が設定されます。

ローソン銀行

そんな外貨預金は為替レートによって損をしてしまう可能性も高いため安定した利益を出すには、まず挙げられるのが為替コストを抑えることです。

また、ソニー銀行では、会員ステージによっても為替コストが変動し、シルバー・ゴールド・プラチナ会員へ加入できます。キャッシュバック率も最大4倍になったり、為替コストが4銭になるなど、よりお得になる優遇サービスが充実しています。

定番の米ドルやユーロから各国の通貨まで購入できるため、初めての外貨預金どいう方でも始めやすいです。

手続きは24時間いつでもネットで完結し、外貨預金の申し込みができますよ。

法人の方におすすめネット銀行

ネット銀行は個人利用だけではなく、法人の方でも利用できるネット銀行があります。

ネット銀行を利用すると振込手数料を削減できるため、大量の振込業務で発生するコスト大幅に削減できます。

ここからはコスト削減を目指す法人の方におすすめのネット銀行を紹介します。

GMOあおぞらネット銀行 法人口座

GMOあおぞらネット銀行 法人口座は、すぐに法人口座を作りたいという方におすすめなネット銀行です。口座開設は最短即日で完了し、申し込みはもちろんWEBで完結します。

月額500円で入会できる「振込料金とくとく会員」では、他行宛て振込み手数料一律135円で何回でも振込できます。

ポイント

振込件数が多ければ多いほどお得に利用できるサービスのため、他社銀行と比較すると約62万円の削減が可能と言われています。

さらに、最大9,999件の振込をまとめて手続きできる「総合振込」のサービスも提供されています。初期費用や月額料金は無料で利用できます。

「一括振込」も搭載され、一回の操作で最大99件までの振込が可能になります。申し込みの手続き不要で利用できるのも便利です。

追加料金が発生する機能は「振込料金とくとく会員」ですが、振込を大量に行う法人の方であれば、トータルで見てお得になっているケースがほとんどです。

ネット利用料	無料
同一銀行宛振込手数料	3万円未満：無料 3万円以上：無料
他行宛振込手数料※振込料金とくとく会員	3万円未満：135円 3万円以上：135円
提携ATM	セブン銀行 イオン銀行 ゆうちょ銀行
提携ATM手数料※振込料金とくとく会員	入金：110円 出金：月5回まで無料（6回目以降110円）
提携サービス	ビジネスサポートサービス freee入出金管理サービス 給与前払い

おすすめネット銀行上限金利比較ランキング

ここからは上限金利が高いネット銀行をランキング形式で紹介します。

上限金利が高ければ高いほど多く還元されるため、お得に利用することができます。

上限金利でネット銀行を探している方は必見です。

※本記事で紹介したネット銀行について、普通預金の上限金利を比較し、高いものを上位にしました。
※上限金利が同率の場合は、普通預金の下限金利を比較し、高いものを上位にしています。
※普通預金の下限金利も同率の場合は、定期預金の上限金利を比較し、高いものを上位にしています。
※情報は2021年7月8日時点のものです。最新情報とは異なる可能性があります。

1楽天銀行

おすすめポイント

• 普通預金金利：0.02%～0.100%（実質年率）
• 定期預金金利：0.02%（実質年率）
• ハッピープログラムでポイント還元率が最大3倍になる
• セキュリティ対策が充実している

2イオン銀行

おすすめポイント

• 普通預金金利：0.001%～0.100%（実質年率）
• 定期預金金利：0.010%（実質年率）
• イオン銀行ATMが全国に6,000台以上ある
• イオン銀行Myステージの特典で普通預金の金利アップが適用される

3東京スター銀行

おすすめポイント

• 普通預金金利：0.001%～0.100%（実質年率）
• 定期預金金利：0.002%（実質年率）
• 給与振込・年金受取口座の指定で適用金利がアップする
• お金の未来診断が体験できる

ネット銀行のおすすめの選び方

ネット銀行のおすすめの選び方は、以下のとおりです。

ネット銀行おすすめの選び方

• 金利の高さで選ぶ
• 手数料の安さで選ぶ
• 対応しているATMで選ぶ
• 証券口座との連携で選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金利の高さで選ぶ

多くのメガバンクでは普通預金の金利が年0.001%程度が一般的ですが、ネット銀行の場合はこの基準よりも高い金利に設定されていることが多いです。

そのため、金利の高さでネット銀行を選ぶのも一つの方法でしょう。今記事で紹介したネット銀行の普通預金金利は、以下のとおりです。

楽天銀行	0.02%～0.100%
イオン銀行	0.001%～0.100%
東京スター銀行	0.001%～0.100%
UI銀行	0.10％
三井住友銀行 Olive	0.001%
みんなの銀行	0.001%
PayPay銀行	0.001％
セブン銀行	0.001％

元々金利が高く設定されている銀行を選べば、無条件にお得です。また、条件を満たすことで金利がアップするネット銀行も増えています。

例えば、楽天銀行ではマネーブリッジを設定するだけで普通預金金利が0.02%から0.10%にアップします。各ネット銀行の金利や条件を比較して、自身の用途に合ったものを選ぶとよいでしょう。

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三井住友銀行 Olive
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手数料の安さで選ぶ

手数料の安さでネット銀行を選ぶのもおすすめです。ネット銀行を利用する際に発生する主な手数料は以下のとおりです。

ネット銀行の主な手数料

• ATM入金手数料
• ATM引き出し手数料
• 他行宛振込手数料

ネット銀行は店舗がなく人件費もかからないため、元々の手数料がメガバンクと比較して安い傾向にあります。これらの手数料は1回につき100円〜300円程度のものが多いでしょう。

注意点

ただし、少額でも月に何度もこれらの手続きを行う場合、年間で見るとかなりの金額になります。そのため、手数料はできるだけ安いネット銀行を選ぶ方が賢明です。

なお、ネット銀行の中には特定の条件を満たすことで「他行宛振込手数料が数回無料」や「ATM利用が数回無料」など、お得なサービスを提供している会社もあります。

これらのサービスを提供している会社を選べば、さらに手数料を節約できますよ。

対応しているATMで選ぶ

ネット銀行を選ぶ際は、対応しているATMも確認しておきましょう。ネット銀行は店舗を構えていないため、他行のATMやスーパー・コンビニにあるATMを利用することになります。

注意点

しかしネット銀行によっては、あなたが普段使っているコンビニや店舗のATMに対応していない場合もあるので注意が必要です。

例えば、イオン銀行のキャッシュカードはセブン銀行のATMでは使用できません。ミニストップ・ファミリーマート・ローソンなどに設置されているATMは使用できるものの、セブンイレブンをよく利用する方にとってはやや不便でしょう。

もしコンビニATMに一切対応していないネット銀行を選んでしまうと、利用可能な時間が限られるのでますます不便です。そのため、できるだけ自分の行動範囲にあるATMに対応しているネット銀行を選ぶと良いでしょう。

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証券口座との連携で選ぶ

ネット銀行と証券口座をセットにすることで、優遇サービスを受けられるネット銀行を選ぶのもおすすめです。

もし資産運用や投資を行っているのであれば、同じ系列の銀行と証券会社の口座を連携させることで、普通預金の金利がアップする場合があります。

ポイント

他にもATM手数料や振込手数料の優遇が受けられるなど、さまざまなメリットが存在します。

例えば、楽天銀行と楽天証券を連携させる「マネーブリッジ」に申し込むと、普通預金の金利が年0.02%から年0.10%にアップします。

また「ハッピープログラム」にエントリーすれば、楽天証券の取引に対して楽天ポイントが獲得できるようになるので、よりお得に利用できるでしょう。

すでに証券口座を持っている場合は、同じ系列のネット銀行を利用するのがおすすめです。

ネット銀行を利用するメリット

ほとんどがオンラインで完結する現代において、お金の管理もオンラインで済ませたいと感じる方は多いでしょう。ネット銀行利用のメリットは以下があげられます。

ネット銀行利用のメリット

• ネット上ですべてが完結
• メガバンクに比べると金利がかなり高め
• ATMへ赴く手間が省ける

それぞれ詳しく説明していきます。

ネット上ですべてが完結

口座開設は基本的に店舗へ行かないと手続きできませんが、ネット銀行なら、オンライン上ですべてが完結します。忙しくて店舗へ行く暇がない方や、お目当ての銀行店舗が近くにない場合など、メリットは大きいです。

コロナ禍において、非接触で口座開設できるというのも、大きなメリットでしょう。

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メガバンクに比べると金利がかなり高め

メガバンクでは口座にお金を預けてもほとんど利子がつかないのが現状です。しかしネット銀行である楽天銀行では、定期預金の金利が0.12%とかなり高めの金利設定であることがわかります。

ちなみにみずほ銀行の定期預金金利は0.010%なので、楽天銀行はその10倍以上ということになります。

ATMへ行く手間が省ける

残高照会・振り込み・振替などわざわざATMに行かないとできなかった手続きがネット銀行なら手元のスマホで完結します。ATMに行く暇がなくて振込期限ギリギリになってしまった…といった事態も避けることができますね。

また給料日直後などATMが混んでいるときでも並ばずに手続きができますよ。

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ネット銀行を利用するデメリット

大きなメリットの一方でネット銀行にはいくつかのデメリットがあります。以下が主なデメリットです。

ネット銀行利用のデメリット

• 店舗がないので、カスタマーサポートが受けづらい
• パスワードなど個人情報は自分で管理
• デバイスが故障してしまったら使えなくなる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

店舗がないので、カスタマーサポートが受けづらい

ネット銀行を利用している最中になにかトラブルに見舞われても、店舗がないのでスタッフに直接相談することはできません。

しかし、ほとんどのネット銀行が電話でのカスタマーサポートを受け付けていますので、なにかわからないことがあったら電話ですぐに聞くようにしましょう。

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パスワードなど個人情報は自分で管理

ネット銀行はオンライン上で完結する銀行なので、デバイスがウィルスに感染してしまったり、フィッシング詐欺にあってしまった場合に個人情報が盗まれる場合があります。

注意点

定期的にパスワードは必ず更新し、パスワードが盗まれることがないように気をつけましょう。

メガバンクは強固なセキュリティで個人情報が守られていますがネット銀行はある程度自分で管理しなければいけないので、デメリットといえるでしょう。

ウィルス対策ソフトを導入するなど、万が一の場合に備えておきましょう。

デバイスが故障してしまったら使えなくなる

実店舗がないので、デバイスが故障してしまったら振込などの操作が行えなくなります。故障だけでなく、デバイスの紛失もネット銀行の利用に影響します。

注意点

あらかじめパソコンとスマホ、など2つ以上のデバイスで利用できるようにしておいて、例えばスマホをなくししまった場合にはパソコンからパスワードの変更を行うなどの対策をしておきましょう。

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ネット銀行は危険！？ネット銀行の注意点

インターネットで完結するネット銀行ですが、利用するデバイスのセキュリティ・ウィルス対策に普段から注意していれば、安全性は問題ないと言えるでしょう。

ネット銀行を利用する時に注意しておきたい項目は以下の2つです。

ネット銀行の注意点

• ショートメールでのフィッシング詐欺に気をつける
• ウィルス対策を万全にしておく

それぞれ解説していきましょう。

ショートメールでのフィッシング詐欺に気をつける

ネット銀行を開設したら、ほとんどの方がスマホで残高照会などを行うと思います。そこで注意したいのが、近年増えているショートメールでのフィッシング詐欺です。

ショートメールのフィッシング詐欺とは

スマホのSMS機能を使って、宅配業者などを装い不正URLのクリックに誘導する詐欺のこと。

このフィッシング詐欺に引っかかり、URLを開いてしまうとネット銀行のIDやパスワードなど個人情報が盗まれてしまいます。最近はフィッシング詐欺の手口も巧妙になっているため、より厳重な注意が必要です。

身に覚えのないメッセージのURLは絶対に開かないことを徹底しましょう。

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ウィルス対策を万全にしておく

スマホやパソコンでネット銀行を利用する際は、ウィルス対策を万全にしておきましょう。

注意点

利用しているデバイスがウィルスに感染してしまうと、勝手にソフトが開いたり、デバイスに保存していた個人情報が盗まれる可能性があります。

ウィルスソフトを入れるなどの対策を行うともし感染してしまっても被害を最小限に抑えることができます。

ソフトをいれるのはハードルが高いと感じる方も多いかもしれませんが、パソコンのカスタマーサポートなどで行ってくれる場合もあるのでぜひ利用して、ソフトを入れておきましょう。

よくある質問

まとめ

本記事では、おすすめのネット銀行を紹介し、上限金利を比較したランキングを発表しました。

適用される金利により預けたお金がどれだけ増えていくかは大きく左右されるため、随時チェックして最新の数値を知っておくことが大切です。

また、口座開設先を選ぶ際には提携ATMの多さや利用手数料なども比較し、いかにコストをかけずに利用できるかどうかも確認しましょう。

今回解説した内容を参考に、利用しやすいネット銀行を見つけてみてください。