
クレジットカードを発行する際には、カード会社が行う審査をクリアしなければいけません。中には審査に関してナーバスになってしまう人もいるでしょう。
そこで、今回はクレジットカードの審査について詳しく解説します。また、即日審査に対応したおすすめのクレジットカード6枚紹介していますので、カード選びの参考にしてください。
目次
クレジットカード審査なし・審査甘いカードは存在する?
クレジットカードを作る際は、カード会社の審査は必須です。
クレジットカードの仕組みとして、カード会社は利用者の支払いを一時的に立替えています。そのため、利用者に貸し倒れのリスクがないか、カード発行前に審査をする必要があるのです。
もし審査なしでクレジットカードを持ちたい場合は、クレジットカードと似た機能を持つ下記のカードの発行がおすすめです。
デビットカード
デビットカードとは、利用金額が口座から即時に引き落とされるカードのことを言います。口座残高分の金額までしか利用できないため、お金の使い過ぎを防ぐメリットがあります。
支払い方法はクレジットカードと同じなので、お店やネットショッピングでも問題なく使うことができます。
プリペイドカード
プリペイドカードとは、あらかじめカードにチャージする前払い式のカードです。チャージ分のみ利用できますので、使い過ぎを防ぐことができます。
その他、年会費がかからないなどのメリットがあります。
クレジットカードの審査では何がチェックされる?
クレジットカードを作るには、カード会社による審査に通過する必要があります。
しかし、申し込み条件などから、どのような情報をチェックされるかはある程度予測することができます。クレジットカードの審査で重視される点は、以下の通りです。
- 信用情報
- 他社の借り入れ
- 返済能力の有無
信用情報
カード会社は、申し込み者の信用情報を、CICなどの信用情報機関で確認することができます。信用情報機関では、申し込み者の過去数年間の滞納の記録をさかのぼって見ることができます。
申し込み者が過去の借り入れ時に期日までに返済しているかどうか、借り入れのトラブルがないかは、審査の上で大切な情報です。これらの情報をもとに、カード会社は、申し込み者に貸し出れのリスクがないかを判断します。
他社の借り入れ
信用情報を見れば、現在申し込み者が、他社にどの程度借り入れをしているか見ることができます。借り入れがあるからといって、クレジットカードを作れないわけではありません。
他社の借入額が多い方は、事前に減らしておくなどの対応をしておくと審査でも安心です。
返済能力の有無
返済能力とは、申し込み者が支払いを滞納せずに利用できるかどうかの能力です。ここでは特に、継続的に安定した収入があるかを見られます。主なチェック項目は、以下の通りです。
- 職業
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年収
- 居住年数
- 家族構成
転職して間もない方や、収入が不安定な方は返済能力がないと判断される可能性があります。また、雇用形態で一番有利であるのは正社員ですが、派遣やアルバイト・パートでも収入があれば申し込みは可能です。
無職の場合には、安定した収入がないことからクレジットカードの審査に通過するのはかなり難しくなってしまいます。どうしてもカードが必要な方は、パートやアルバイトでも良いので働き口を見つけるようにしましょう。
主婦や学生でもクレジットカード持つためにすべきこととは?
主婦や学生でもクレジットカードを作ることはできますが、無職の場合は審査に通らないことがあります。そのため、審査に通りやすいカードを選ぶ必要があります。
どうしても審査に通らない場合は、家族カードを持つこともおすすめです。
家族カードは本会員の信用に基づいて発行されるため、審査が不要です。
付帯機能は本会員とほとんど同様(一部対象外のものも有り)であるにも関わらず、格安の年会費で利用することができます。
即日審査対応可能!おすすめクレジットカード
1JCB一般カード
- 公式HPからの申し込みで最短即日発行&翌日郵送でお届けが可能
- ネットからの申し込みで初年度の年会費が無料
- 年間利用額50万円以上&Web明細登録で2年目以降の年会費が無料
JCB一般カードは、JCBの公式HPからの申し込みで最短即日発行が可能です。カード発行後、翌日郵送でお届けが可能なので、素早くカードを手にすることができます。
また、ネットからの申し込みは初年度の年会費が無料になるため、おすすめです。その他、海外・国内旅行保険が付帯されていることも魅力のひとつです。
年会費 | 初年度無料(2年目以降1,375円※条件付き無料) |
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国際ブランド | JCB |
ポイントの種類 | Oki Doki ポイント |
ショッピング還元率 | 0.50〜10.00% |
スマホ決済(還元率) | d払い(1%) |
電子マネー(還元率) | モバイルSuica(0%) nanaco(0%) 楽天Edy(0%) QUICPay(1%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 満18歳以上 |
2ACマスターカード
- 最短30分で審査が完了
- 自動契約機からでも、カードの最短即日発行が可能
- 毎月の利用額から0.25%が自動キャッシュバック
三菱UFJフィナンシャル・グループのアコムが発行するACマスターカードは、最短30分で審査が完了します。全国に設置されている自動契約機からでもカードの最短即日発行が可能なので、急いでいる時も安心です。
また、ACマスターカードはポイントの代わりに、毎月の利用額から0.25%が自動キャッシュバックされる制度を導入しています。シンプルにクレジットカードを持ちたい方におすすめです。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | Mastercard |
ポイントの種類 | – |
ショッピング還元率 | – |
スマホ決済(還元率) | – |
電子マネー(還元率) | – |
モバイル決済 | – |
申込条件 | 満20歳以上69歳以下 |
3三菱UFJカード VIASOカード
- 来店不要で最短翌営業日発行
- 貯まったポイントは自動で現金還元
- 最高2,000万円の海外旅行保険が付帯
三菱UFJカードVIASOカードは、来店不要で最短翌営業日発行が可能です。最大の特徴としては、貯まったポイントが自動で現金還元されることが挙げられます。
オートキャッシュバック機能がついたクレジットカードは、三菱UFJカードVIASOカードの他にほとんどありません。ポイントを交換する手間が省けるため、スマートにカードを使いたい方におすすめです。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | Mastercard |
ポイントの種類 | VIASOポイント |
ショッピング還元率 | 0.50%〜 |
スマホ決済(還元率) | 楽天ペイ(0.50%) Pay Pay(0.50%) d払い(0.50%) au Pay(0.50%) |
電子マネー(還元率) | モバイルSuica(0%) nanaco(0%) 楽天Edy(0%) QUICPay(0.50%) |
モバイル決済 | Apple Pay |
申込条件 |
原則として18才以上で安定した収入のある方、または18才以上で学生の方(高校生を除く) ※未成年は親権者同意要 |
4エポスカード
- 最短即日発行&カウンターで即日受取が可能
- 新規入会で2,000円相当のポイントプレゼント
- 年間利用額50万円以上でエポスゴールドのインビテーション制度
エポスカードは、公式HPもしくはアプリからの申し込みで、最短即時発行が可能です。カード発行後、マルイなどの店頭での受け取りを選択すれば、即日カードを手にすることができます。
エポスゴールドカードは、インビテーションからの発行の場合、年会費は永年無料で利用できます。将来、維持費をかけずにゴールドカードを持ちたいと考えている方にも、おすすめです。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | VISA |
ポイントの種類 | エポスポイント |
ショッピング還元率 | 0.50〜10.00% |
スマホ決済(還元率) | 楽天ペイ(0.50%) Pay Pay(0.50%) d払い(0.50%) au Pay(0.50%) |
電子マネー(還元率) | モバイルSuica(0.50%) 楽天Edy(0.50%) QUICPay(0.50%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 18歳以上 |
5セゾンカードインターナショナル
- 最短即日発行&カウンターで即日受取が可能
- デジタルカードなら最短5分で発行可能
- 有効期限のない永久不滅ポイント
セゾンカード インターナショナルは、インターネットもしくはカウンターからの申し込みで、即日発行が可能です。カード発行後、カウンター受取を選択すれば、即日カードを手にすることができます。
また、利用額に応じて貯まるポイントは、有効期限のない永久不滅ポイントなので、コツコツポイントを貯めた方にもおすすめです。
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
ポイントの種類 | 永久不滅ポイント |
ショッピング還元率 | 0.5%〜15.0% |
スマホ決済(還元率) | – |
電子マネー(還元率) | iD(0%) QUICPay(0%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 満18歳以上 |
6三井住友カード
- 最短5分で即時発行
- 不正利用が防止できる顔写真入りカードが発行可能
- 新規入会後、VPassアプリ利用で利用金額の20%還元
三井住友カードは、最短翌日の発行に対応しています。発行後、すぐにカード番号を教えてもらえるので、カードが手元に届くのを待つことなく、ショッピングに利用することができます。
券面に顔写真が入れられるのは数あるクレジットカードの中でも三井住友カードだけなので、万全なセキュリティ対策を求める方にもおすすめです。
年会費 | 1,375円(初年度無料) |
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国際ブランド | VISA/Mastercard |
ポイントの種類 | Vポイント |
ショッピング還元率 | 0.50〜2.50% |
スマホ決済(還元率) | 楽天ペイ(0.50%) Pay Pay(0.50%) d払い(0.50%) au Pay(0.50%) |
電子マネー(還元率) | モバイルSuica(0%) nanaco(0%) 楽天Edy(0%) iD(0.50%) |
モバイル決済 | Apple Pay、Google Pay |
申込条件 | 18歳以上 |
こんな人は審査に通らない!クレジットカード審査の注意点!
クレジットカードの審査に通るためには、いくつか注意点があります。クレジットカードの審査に落ちてしまうのはどのような場合があるのか、紹介します。
申し込み内容に虚偽の情報がある
カードを申し込む人の中には、「虚偽」の情報で申し込みをする方がいます。当然ですが、申し込み内容は噓偽りなく記入する必要があります。カード会社の情報網は広いので、虚偽の申告はすぐに見破られてしまいます。
スムーズに手続きするためにも、申し込みの際には、事実を正確に記入しましょう。
申し込み条件に当てはまっていない
クレジットカードごとに、申し込み条件が決められています。よくある条件としては「満18歳以上69歳以下で安定した収入があること」です。
また、カードによっては年齢制限が39歳までのものや、在学中の学生専用のものもあります。
そもそも条件を満たしていないのに申し込みをすれば、無駄な時間を過ごすだけではなく、信用情報に審査に落ちた記録も残ってしまいます。申し込み条件は必ずチェックしてから申し込むようにしましょう。
現在滞納をしている
現在利用しているクレジットカードやキャッシングに滞納がある方は、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
また、過去に何度も滞納を繰り返しているような場合も審査の通過難易度は上がってしまいます。意外に見落としがちなのは、携帯電話の支払いです。
クレジットカード以外にもローンが組みにくくなるなどさまざまなデメリットがあるので、日ごろから支払いはきちんとしておきましょう。
クレジットカードを頻繁に作っている
同時に複数のクレジットカードを申し込んでしまうと、カード会社からお金に困っていると判断されて審査に通過しにくくなります。
クレジットカードは各社魅力的なキャンペーンを行っているので、思わず申し込みたくなる内容のものもあるでしょう。しかし、審査のことを考えると、必要以上にカードを作ることはあまりおすすめできません。
クレジットカードの審査に落ちたらするべきこととは?
クレジットカードに申し込みを行った履歴は、CICなどの信用情報機関に半年間残ってしまいます。
そのため、この期間内に別のカードに申し込みを行うと、審査に落ちたことがばれてしまうので、審査に落ちる可能性が高いです。
また、クレジットカードの審査に落ちるには、何が原因があることが考えられます。一般的に勤続年数が浅い方や、信用情報機関に滞納の記録がある方は、審査に落ちる可能性が高いと言われています。
次の申し込みの間までに原因を突き止めて、滞納している支払いは完済するなど、可能な限り改善しておきましょう。
審査が不安な方におすすめのクレジットカードの選び方
審査に不安を感じている方は、以下のポイントでクレジットカードを選ぶといいでしょう。
- 年会費
- カードのグレード
- 発行している会社
審査に影響している項目をしっかり確認し、安心してカードが発行できる状況を作り出すといいでしょう。ポイント還元率などもチェックしたいところですが、まずは審査を通過するという部分に重点を置くことが何よりも大事です。
ここからは、審査に不安を感じている人がクレジットカードを選ぶポイントを詳しく説明します。
年会費
年会費は審査に影響しているポイントです。年会費を支払うことになるカードは、全体的に保険などの項目がしっかり整えられており、審査基準が厳しくなっています。
まずは年会費無料のカードを選ぶことで、審査基準を緩和できるか考えていきましょう。
審査の厳しいカードは年会費の高いカードと判断しておくといいでしょう。また、一般カードでも年会費を請求しているカードは、審査基準が年会費無料に比べて厳しい傾向があります。
カードのグレード
カードのグレードは審査に大きく影響しています。一般カードよりゴールドカードやプラチナカードは審査基準がかなり厳しくなっています。審査に不安を抱えている人は、ゴールドカードやプラチナカードの審査を受けないほうが無難です。
高いグレードのクレジットカードは、保険が充実していることに加えて、カードの特典が多数用意されています。
利用する人の信頼性などを細かいところでチェックしているため、審査基準が一般カードに比べてかなり厳しくなってしまうのです。
発行している会社
発行している会社によって、審査基準が変わってきます。
JCBカードのように、クレジットカードブランドが発行しているプロパーカードの場合、審査は厳しくなってしまいます。一方で提携カードの中には、審査基準を厳しくしていないものも多数あります。
基本的に審査に不安を抱えている人は、提携カードを中心に検討してください。また、提携カードの中でも、多くの人が審査を通過している有名な会社を選ぶと発行しやすくなります。
よくある質問
まとめ
クレジットカードの審査について詳しく解説しました。また、即日審査が対応可能なクレジットカードランキングで紹介したカードは、発行までのスピードが早いものばかりです。
そのため、すぐにカードを使いたい方は参考にしてください。審査と聞くと難しそうに思えますが、仕組みを知っておけば、不安になることもありません。
この記事を参考に、自分にぴったりのクレジットカードを見つけましょう。