暗号資産ポルカドット(DOT)とは?今後の価格予想や将来性も解説
「暗号資産ポルカドット(DOT)に投資しようか迷っているけど、将来性はあるんだろうか?」「そもそもポルカドットはどんな通貨で、どこで購入できるのかを知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
2020年に誕生したDOTは、わずか1年で10倍以上高騰した実績のある通貨で、時価総額も常に15位以内に入っている人気の通貨です。
そこでこの記事では、ポルカドット(DOT)の特徴と将来性について解説。DOTを取り扱っているおすすめ仮想通貨取引所を紹介します。
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目次
暗号資産(仮想通貨)のポルカドット(DOT)とは?
『ポルカドット』は、イーサリアムプロジェクトの最高技術責任者だったGavin Wood氏を中心に作られたプロジェクト、およびプラットフォームです。
ユーザーが主権を持つWEB3.0の世界実現を目指すために、2016年10月にホワイトペーパーが発表されました。
ポルカドットのプラットフォーム内で使用する暗号資産をDOTと呼び、2020年5月にメインネットとして稼働を開始しました。
通貨名 | ドット/ポルカドット |
通貨単位 | DOT |
現在の価格 | ¥1,048.49 |
時価総額 | ¥1,034,970,190,274 |
時価総額ランキング | 11位 |
発行上限枚数 | 10億7,000万枚 |
取り扱い取引所 | bitFlyer、BitPoint、GMOコインなど |
暗号資産(仮想通貨)のポルカドット(DOT)の5つの特徴
暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)は、大きく以下5つの特徴を持っています。
- インターオペラビリティ実現が目的のプロジェクト
- パラチェーン採用で処理速度が速い
- ステーキングサービスがある
- セキュリティが高い
- オープンガバナンス体制
インターオペラビリティ実現が目的のプロジェクト
ポルカドットは『インターオペラビリティ』実現を目的として作られたプロジェクトです。
たとえば、今まではビットコインとイーサリアム間で送金することはできませんでした。ビットコインはビットコインの、イーサリアムにはイーサリアムのブロックチェーンがあり、仕様が異なるからです。
しかしインターオペラビリティはこれらの異なる仕様を接続し、相互でやりとりをできるようにします。
パラチェーン採用で処理速度が速い
ポルカドット2つ目の特徴は、中心にある『リレーチェーン』と、その周りに並列に円を描いて存在する『パラチェーン』と呼ばれるシャドーチェーンの2つで構成されていることです。
ポルカドットはリレーチェーン以外にシャドーチェーンでトランザクションを並行処理するため、処理速度が速くスケーラビリティ問題を解消しているのです。
近年ビットコインやイーサリアムでは取引件数が増え、スケーラビリティ問題が起こっていますが、ポルカドットは処理速度が速くこれらの問題を解消しました。
ステーキングサービスがある
ポルカドットには、『ステーキングサービス』があります。
ポルカドットを一定期間預け入れれば、数%〜数十%のステーキング報酬が得られることもあるので、非常に魅力的です。
報酬がもらえるのでDOTの枚数は増えますが、満期時に暴落していた場合は損失となる可能性もあります。
セキュリティが高い
またポルカドットはセキュリティが高いのが特徴です。これまでのブロックチェーンは、外部からの攻撃を守るためのリソースが足りないことが課題でした。
というのも外部からの攻撃を守るためには、相応のリソースを割く必要がありますが、小さいものから大きなものまで、数多あるブロックチェーンのすべてのセキュリティを強固にするのは現実的に難しいからです。
そこでポルカドットでは『Pooled Security』という技術を採用しています。これは特定のブロックチェーンで利用しているセキュリティをプールして、他のブロックチェーンに使い回せる技術です。
ひとつの強固なセキュリティを小さいブロックチェーンにも使い回せるので、全体のセキュリティの高さを維持できているのです。
オープンガバナンス体制
はじめに述べたようにポルカドットはユーザーが主権を持つWEB3.0を目指しています。そのため、開発に関しても運営が主導して進めるのではなく、運営とユーザーどちらもが主役となり協働して作り上げていく『オープンガバナンス体制』をとっています。
たとえばネットワークの手数料の決定やアップデートの実行などにも携わることができるのです。
ポルカドット(DOT)の現在価格と過去の値動き
ポルカドット(DOT)の過去の値動き
DOTの過去の値動きは上記のようになっています。2020年5月に誕生したDOTは、当初は400円前後を推移していました。しかし2020年後半頃〜2021年にかけてDeFiを中心とした暗号資産ブームがあり、いろんな暗号資産の価格が上昇。
DOTも他と通貨の同様に価格上昇しており、2021年5月には5,000円を超えました。半年程度で10倍以上の価格まで上昇しており、ポルカドットの期待の高さがうかがえます。
2021年5月まで順調に価格上昇していたDOTですが、中国でのビットコインのマイニングの禁止や、テスラのCEOイーロン・マスク氏がビットコイン決済の停止を発表したことにより、暗号資産は暴落。DOTも同様に暴落してしまいました。
2022年以降は下落傾向を止められず、一時は600円前後まで価格を落としており、ポルカドット(DOT)の価格は落ち着く結果になっています。
2023年に入ってからも500円~1,000円の価格を安定しながら推移しており、2023年の10月ごろから大きく上昇を始めています。
ポルカドット(DOT)の現在価格
ポルカドット(DOT)の現在価格は2024年3月26日時点で9.83ドルとなっており、2023年の10月ごろからじわじわ価格を上げてきています。
しかし最高値である42.80ドルには遠く及ばず、なかなか大きく価格を伸ばせていないのが現状と言えるでしょう。
2024年に入ってからは大きく価格は上げずとも、上昇トレンドを継続しているためどこまで価格を伸ばせるかに注目すると良いです。
またポルカドット(DOT)はステーブルコインであり、ビットコインなどのように大きな価格変動はあまりないということを忘れずに投資しましょう。
ポルカドット(DOT)の将来性
ポルカドット(DOT)についてここまで詳しく解説してきましたが、将来性はあるのかどうか気になる方は多いですよね。
ここではポルカドット(DOT)の将来性に関わることをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- パラチェーンの接続枠が埋まる可能性
- DeFi市場での需要が増える
- 国内取引所での取り扱いが増える
パラチェーンの接続枠が埋まる可能性
ポルカドット(DOT)のシャードチェーンであるパラチェーンの接続スロットは100枠用意されていますが、まだまだ埋まっていません。
2024年3月時点で「Acala Network」や「Parallel Finance」を含む19枠までとなっているので今後枠が埋まればエコシステムはさらに拡大していくでしょう。
DeFi市場での需要が増える
ポルカドット(DOT)は2022年5月のアップデートにより、エコシステムがさらに改善され、アプリケーションの相互運用ができるようになりました。
パラチェーン間でトークンやNFTなどの移動が簡単になり、DeFi市場がさらに活発化する可能性があります。
またマルチチェーンへの対応がさらに進んでいくことで、より使いやすいプラットフォームとして使われる可能性が高くなるので、今後のアップデート情報には注目しておきましょう。
国内取引所での取り扱いが増える
人気の国内仮想通貨取引所であるBITPOINTは、ポルカドット(DOT)のステーキングを2024年3月22日に開始しました。
このようにステーブルコインとして需要の高いポルカドット(DOT)の取り扱いが国内でも増えていく可能性があるので、注目しておきましょう。
またステーキングするメリットなどを理解する投資家が増えると、ポルカドット(DOT)のみならず他のステーブルコインも活発になるので相乗効果が生まれるでしょう。
ポルカドット(DOT)に投資するメリット
ポルカドットに投資するメリットとしては、以下の内容があります。
- ポルカドットのレート上昇で利益が得られる
- ポルカドットのプロジェクトに必要な費用を提供できる
- 将来的に開発されたシステムで利用可能になる
ポルカドットは実用化を目指している仮想通貨として登場しており、投資するメリットとしてはレートの上昇以外にも存在しています。
プロジェクトの開発に必要な金額を提供していくだけではなく、将来的にはより進んだ技術を体験できる可能性が充分あるのです。
ここからは、ポルカドットに投資するメリットを詳しく説明します。
ポルカドットのレート上昇で利益が得られる
ポルカドットのレートが上昇していくことで、投資している金額以上の利益を出すことが可能となります。
利益を大量に出したいと思っている人は、ポルカドットを大量に保有しておくという方法も期待できますし、少しだけ保有してレートの上昇に期待して待つという手段もあります。
レート上昇が発生し、ポルカドットの価値が倍近くにまで到達していくようになれば、投資している金額以上の恩恵を受けられるようになるでしょう。
ポルカドットのプロジェクトに必要な費用を提供できる
プロジェクトの進行を加速させるためには、費用を提供する必要があります。
ポルカドットの場合も同じ状態となっており、プロジェクトの開発に必要とされている費用を提供していかなければなりません。保有していくことによって、プロジェクトに必要な金額を提供できます。
将来的にプロジェクトを成功させるためには、プロジェクトに携わっている人が頑張ってくれるという以外にも、費用面でサポートする方法があります。
将来的に開発されたシステムで利用可能になる
将来的にポルカドットを活用することによって、開発されたシステムで色々なことができるようになるメリットを持ちます。
ただ保有しているだけの仮想通貨ではなく、実用化されていることによって色々なところへ使えるようになり、恩恵を受けられるようになるのです。
WEB3.0を始めとしたサービスを実現できるかどうか、今後の状況次第では未来を変えることができるサービスに必要な手段を手に入れることが可能です。
ポルカドット(DOT)の買い時はいつ?
ポルカドットの買い時については以下のポイントを狙ってみましょう。
- ポルカドットに関連するニュースが発表された直後
- ポルカドットのレートが急激に下がっている時
- ビットコインのレートが急上昇しているタイミング
ポルカドットの買い時は基本的に良いニュースが発表されている時です。ニュースによってレートが急激に変動する仮想通貨にとって、少しでもいいニュースを早く見つけるのは重要な要素です。
少しでも早くニュースに関する情報は見つけておくといいでしょう。
ここからは、ポルカドットの買い時について詳しく説明します。
ポルカドットに関連するニュースが発表された直後
ポルカドットに関連しているニュースが発表されているタイミングでは、レートが上昇する傾向が強まります。
いいニュースが発表されている時は、ポルカドットに期待できると判断して、レートが上昇する傾向がかなり強まるのです。ニュース発表直後は狙い目と言えるでしょう。
関連しているニュースをしっかり整理して、いいニュースと悪いニュースに分けて対応していくのがいい方法です。
いいニュースの時は購入に踏み切り、悪いニュースの時は購入を控える、または現時点で保有しているポルカドットを売却するなどの対応を取るようにしましょう。
ポルカドットのレートが急激に下がっている時
ポルカドットのレートが急激に下がってしまい、底をついているような状況になった時点でチャンスが訪れます。
将来的な反発を予想して購入する方法が使えるようになりますので、ポルカドットのレートが明らかに下がっている時は購入するチャンスと考えましょう。
暴落するタイミングは仮想通貨では起こりやすくなっていますので、暴落する状況を常に見ておくなどの対応が必要です。
タイミング次第では暴落が終わっているところをしっかり確認できるようになり、最終的に稼げるチャンスを掴める可能性があります。
ビットコインのレートが急上昇しているタイミング
ポルカドットだけを見ていると、稼げるかどうか判断しづらい傾向があります。1つの通貨だけを見ていると、将来的にレートが上昇するか判断しづらい状況が起こりやすいためです。
ビットコインのレートは他の仮想通貨に影響している要素もありますので、仮想通貨のレートが上昇している状況を知るためにもビットコインには注目してください。
ビットコインが急上昇しているタイミングであれば、ポルカドットのレートも上昇してくる可能性が十分あります。
ポルカドット(DOT)が購入できる国内取引所
※おすすめ一覧は、当サイトが独自に調査したアンケート及び口コミ投稿フォーム・crowdworks.jpの口コミ募集ページより寄せられた利用者の声をもとに基準を作成し、客観的・多角的な評価をした上で選定しています。ランキングを決定づける基準や得点は、ランキングの根拠をご参照ください。
BITPOINT
- DOT以外にもJMY・DEPなど珍しい通貨を取り扱い
- 各種手数料が無料
- 2021年日本初暗号資産取扱数No.1※1
BITPOINTは、販売所手数料、取引所手数料、入出金手数料など各種手数料が無料で利用できる暗号資産取引所。BTCやETH、DOTなど王道の通貨から、JMY・ADA・DEPなど国内では珍しい通貨も取扱っています。
豊富な取引方法を取り揃えており、レンディングサービス『貸して増やす』ならDOTをBITPOINTに貸し出しして賃借料を受け取ることも可能です。
取扱暗号資産(仮想通貨) | 12種類
|
レバレッジ | 現在停止中 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:BITPOINT
※1 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」をもとにBITPOINTが調査
GMOコイン
- オリコン顧客満足度2年連続No.1※1
- 取扱銘柄数国内No.1※2
- DOTのつみたて暗号資産が可能
GMOコインは、オリコン顧客満足度2年連続No.1の実績を持つ暗号資産取引所。取扱銘柄数は22種類と国内最多で、FORやDOGEなども取り扱っています。
またつみたて暗号資産サービスも提供しており、毎日または毎月ワンコインから自動で購入が可能なので、DOTのつみたてを考えている方にもおすすめです。
取扱暗号資産(仮想通貨) | 22種類
|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05%(BTC,ETH,XRP) Maker:-0.03% Taker:0.09%(その他) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:GMOコイン
※1:おすすめの暗号資産取引所 現物取引(仮想通貨)ランキング・比較 -オリコン顧客満足度
※2:JVCEA 「取扱暗号資産及び暗号資産概要説明書」をもとにGMOコインが算出
bitFlyer
- DOT、BTC、ETHなど21種類の暗号資産を1円から売買
- ビットコイン取引量は6年連続No.1※1
- Vポイントをビットコインに交換可能
『bitFlyer』は、ビットコイン取引量の年間出来高が6年連続No.1※の暗号資産取引所。7年以上ハッキングは0で、セキュリティの信頼性が高いのが特徴です。
日本初となる、Vポイントをビットコインに交換して投資ができるので、まずは現金を使わずに投資してみたいという方にもおすすめです。
取扱暗号資産(仮想通貨) | 21種類 ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・シンボル(XYM)・チェーンリンク(LINK)・ポルカドット(DOT)・テゾス(XTZ)・ステラルーメン(XLM)・ネム(XEM)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・イーサリアムクラシック(ETC)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・リスク(LSK)・ポリゴン(MATIC)・メイカー(MKR)・ジパングコイン(ZPG)・フレア(FLR)・シバイヌ(SHIB)・パレットトークン(PLT) |
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料(別途スプレッドあり) |
取引所手数料 | 0.01〜0.15% |
入金手数料 |
|
出金手数料 | 220円〜770円(税込) |
出典:bitFlyer
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
よくある質問
まとめ
今回の記事では、ポルカドット(DOT)の特徴と将来性について解説しました。ポルカドットは、異なるブロックチェーンを接続しインターオペラビリティ実現を目的とするブロックチェーンの欠点を補うプロジェクトです。
また今までの中央集権管理から脱却し、ユーザーが分散して管理を行うWEB3.0の実現を目指しています。WEB3.0は今の時代にもとてもマッチしているので、DOTの将来性にも期待できるでしょう。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
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